鳥取の雨滝は滝百景！絶景スポットとして人気！周辺のおいしい豆腐もご紹介！

みなさん、鳥取県にある雨滝（あめだき）というパワースポットをご存知ですか？地元の人を中心に、鳥取を訪れた人にも絶景ポイント＆避暑地として人気のスポットなんです。この記事では、そんな雨滝へのアクセスや楽しみ方と共に、雨滝の近くにあるグルメ豆腐が食べられるお店も一緒にご紹介します。

雨滝は、平成2年に日本の滝100選に選ばれているほか、平成22年10月には、雨滝を含む一帯が「山陰海岸ジオパーク」としてユネスコによる「世界ジオパークネットワーク」に登録されました。日本でも世界でも認められた自然スポットなんですね。

駐車場からのアクセスがやさしいので、お年寄りにも子供さんにも安心の避暑地として人気を集めていますし、古くから霊場として大切にされてきたのでパワースポットとしても注目を集めています。自然も美しく、初夏の新緑、秋の紅葉を中心に大人気です。

住所：鳥取県鳥取市国府町雨滝
電話番号：0857-39-0560（鳥取市国府町総合支所 産業建設課）

雨滝へのアクセスは基本は車で行くことになります。JRの鳥取駅から出発すると約40～50分のドライブになります。雨滝があるのは標高約500メートルの地点にあるので、山道を運転することになりますが、鳥取駅からのアクセスは道もきちんと整備されているので運転も安心ですよ。鳥取と言えばの鳥取砂丘からもほど近い場所にあるので、鳥取砂丘と雨滝を組み合わせて1日で見て回るというプランも可能です。鳥取の大自然を満喫しちゃいましょう！

車がない場合はバスでもアクセスをすることが可能です。ただ、最寄りのバス停からは徒歩で30分以上歩くことになるので、体力に自信がある場合や時間に余裕のある場合に限られてしまいますね。バスはJR鳥取駅から日ノ丸バスの雨滝行きに乗ってください。所要時間は約60分です。

車で雨滝へと行く場合は、雨滝のすぐ近くに無料の駐車場があるのでそこにとめることになります。駐車場の空くそばに「熊に注意！」の看板が出ているほど、すでに自然たっぷりの環境です。気分が盛り上がっていきますね。

駐車場からは、滝へと続く階段を下りていくことになります。この階段も両側に雄大な自然が広がり、すでにマイナスイオンを感じますよ！きちんと整備された歩道を歩いていくと遠くから滝の音が聞こえてきます。そして見えてくるのが雨滝…ではなく、その前にある布引きの滝です。この一帯には、合計48もの滝があるんです。ブナの原生林で生まれた水がいかに豊富かがよく分かりますね。

この布引きの滝は落差が30メートルほどです。雨滝ばかりが注目されがちですが、こちらの布引きの滝も繊細な感じがしてぜひ立ち寄ってほしいスポットです。上からシルクの布を垂らしたような美しい水の流れが特徴的で、雨滝が「男滝」と呼ばれることがあるのに対して「女滝」とも呼ばれます。雨滝とはまた違ったタイプの絶景ですね。

ちなみに、駐車場から布引きの滝までは徒歩で5分くらいの距離です。遠すぎず近すぎずちょうどいい距離ですね。整備された歩道が続いていますので、普通の靴でもちろん大丈夫です。子供さん連れでも安心ですよ！

布引きの滝を過ぎて更に5分ほど歩くと、遠くから轟轟という迫力のある音と共に、霧雨が降ってきます。そして見えてくるのが雨滝です。高さがある上に、水がまっすぐに落ちてくるので水しぶきが豪快に舞い散り、近寄るとまるでシャワーを浴びているよう。マイナスイオンが出ているのがよく分かりますね。夏でも10分ほどで体がよく冷えてきます。

この雨滝は、扇ノ山（おおぎのせん）から流れ出している袋川にある滝で、落差は約40メートル、幅は約4メートルの大きさです。大きさ自体はそこまで大きくないのですが、水の勢いがあるので実際の落差以上の迫力を感じます。

滝の右手には、不動明王が祀ってあります。古代から霊場として信仰や修行の場として多くの人が訪れてきました。不動明王に祈願すると精神病が治ったり、商売が繁盛したりすると言い伝えられています。

また、雨滝の水は皮膚を守ってくれ、美人になれると言われています。肌荒れなどで悩んでいる人は水を浴びてみるのはいかがでしょう？このように古来から多くの人を惹きつけてきた雨滝。どことなく霊気のようなものを感じるのも納得ですし、パワースポットとして多くの人が集まるのもよく分かりますね！

雨滝は、滝自体を眺めたり滝に打たれたりするのも楽しいですが、滝から少し離れると浅瀬になっている所があるので、子供さんが水遊びをするのにも向いています。バケツやスコップなどを持っていくといいかもしれませんね。季節によってはヤマメなどの魚も見ることができますよ。

少し深くなったところでは、真夏になると泳いでる人も見かけます。水がとっても冷たいので絶景の中で気持ちよく泳げそうです。また、木のテーブルもありますので、お弁当を広げて食べてもいいですね。自然の中にあるので、どうしても蚊が多く発生することがありますので、虫よけ対策は万全にしたほうがよさそうです。

また、パーキングから雨滝までの合計10分ほどの道も人気の秘密です。両側に広がる大自然の中を、遠くから聞こえる滝の音をBGMにして歩いているとそれだけで癒されますね。マイナスイオンもたっぷり感じることができますし、時々聞こえる野鳥のさえずりも耳に心地が良いです。

雨滝では、毎年5月に滝開きが行われます。これは、冬の間閉ざされていた雨滝に再び神様をお迎えし、豊かな雪解け水がいつまでも枯れることがないようにと願う伝統のお祭りです。

そしてぜひ注目してもらいたいのが「因幡の傘踊り」です。この地方に伝わる伝統芸能の一つで、由来は大変古く、江戸時代に干ばつで苦しんでいた時に花笠を持って踊りながら雨ごいをしたというのが原型とされています。滝の音が響き渡る中で見る伝統の踊りは大変見ごたえがありますよ。

雨滝へ向かう途中にある豆腐料理の有名店「豆腐料理 あめだき」というお店では、グルメ豆腐料理が食べられると大人気です。人によっては、ここでグルメ豆腐料理を食べるのが一番の目的で、雨滝の観賞はそのついでに…と言い切る人も！それぐらい美味しいグルメ豆腐料理ってどんな感じなのでしょう？

「豆腐料理 あめだき」の店舗は、雨滝の少し手前にあります。周りに何もないところで「こんなところにレストランなんてありそうにない」と思うかもしれませんがご安心を。急に車のたくさん止まった駐車場が見えてきますよ。お店はログハウス風の造りで、店内もウッディな感じです。周りの自然とうまく調和しています。

お店の入り口のドアには鳥取市から認定された「地元のものが食べられる地産地消の店」という看板が。これは期待が出来そうですね！そして雨滝の湧き水が大きなジャーに入って置かれています。これがまたよく冷えていてとっても美味しいんです。店内でもセルフサービスで飲めるようになっていますよ。ちなみにこちらのお店では、豆腐を作る時はもちろん、大豆を洗うときや冷やすときなど、すべての工程でこの雨滝の湧き水を使用しています。

メニューはもちろん豆腐尽くし！デザートも揃っていますよ。ぜひ食べてもらいたいのが「できたて豆腐」で540円です。まだほんのり温かい豆腐は、ふわふわほわほわで今まで食べていた豆腐の概念を覆されるような新鮮な豆腐です。使われているのは鳥取産のサチユタカという大豆100％！まさにグルメ豆腐ですね。

そして一番人気のメニューは「できたて豆腐御膳」で1,350円です。先に紹介したできたて豆腐に加えて、豆乳茶碗蒸し、豆腐ちくわ、湯葉しゅうまい、玉子焼き、ご飯にお吸い物がついてきます。豆腐がメインと聞くと、ボリュームが少ないかな？と思いがちですが、そんなことは全くありません！お腹いっぱいになりますよ。

デザートも充実しているのがうれしいところで、ふあふあの「豆腐ドーナツ」は5個で400円。豆腐で出来ているのでドーナツでも罪悪感なく食べられますね。他にも杏仁豆腐や豆乳プリンなどがあります。夏場に人気なのは、先に紹介した雨滝の湧き水を使ったかき氷！ぜひお試しを。

住所：鳥取県鳥取市国府町雨滝510
電話番号：0857-58-0231

自然豊かな絶景が楽しめるパワースポットの雨滝。元気に歩いてマイナスイオンで癒されたあとは、ヘルシー＆グルメ豆腐料理を楽しみましょう！もしチャンスがあれば伝統の「因幡の傘踊り」もチェックしてみてください。