宮浜温泉は宮島に一番近い温泉郷！日帰り入浴はもちろん、観光拠点にも！

広島県廿日市にある宮浜温泉についてご紹介します。宮浜温泉は穏やかな瀬戸内海と日本三景宮島を望む風光明媚な温泉です。海の幸も豊富で瀬戸内海で養殖れた牡蠣や穴子が美味しいことでも知られている温泉です。広島市内から日帰りで楽しめる温泉郷なので宮島観光と日帰り入浴そして海の幸に舌づつみをする観光にでかけてみませんか。

広島市内から宮浜温泉に行く場合、広島駅からJR山陽本線または広島電鉄(通称広電)宮島線を利用し宮島口駅で下車します。JRを利用した場合広島駅から山陽本線(岩国行)で30分,路面電車は60分で宮島口に到着します。路面電車はスローで各駅停車のため時間がかかりますが風情があっておもしろいです。

路面電車の醍醐味は瀬戸内海の海岸線を走ることです。宮島口が近くなると目の前に真っ青な瀬戸内海が広がり牡蠣の養殖風景が見えてきます。さすがは牡蠣の一大生産地だけあって納得です。お天気が良い日には遠く宮島の赤い鳥居も見えてきます。まるで絵葉書でも見ているかの気分です。

広電宮島口駅に到着するとすぐ目の前に宮島行きのフェリーターミナルがあり、その周辺には広島名物もみじまんじゅうの本店”もみじ本陣,穴子のかば焼きのお店その他コンビニ,郵便局などなんでもあります。宮島口から宮浜温泉まで向かう途中には焼き牡蠣の食べ放題のお店島田水産、丸亀製麺、ガストなどのファミレスもあります。

宮浜温泉に来たら焼き牡蠣と穴子のかば焼き丼は絶対はずせません。宮島口駅前にある「あなごめしうえの」は巷で一番有名な穴子飯の老舗です。穴子と言えばあの握り寿司にのっているイメージしかない人でもうえのの穴子を食べたらその美味しさに絶句です。

住所:広島県廿日市市宮島口1-5-11 電話番号:0829-56-0006

「あなごめしうえの」はJR宮島口の地下道をくぐり地上にでるとすぐ目の前にあります。看板メニューは穴子の白焼きです。食べてみると脂ののりといい身のフワフワ感といいジューシーで今まで食べたことのない穴子の味に驚くでしょう。ジューシーな穴子とあつあつごはんの絶妙なバランスに感動します。

宮浜温泉には穴子のお店がいっぱいありほとんどのお店で穴子弁当を販売しています。穴子のタレがごはんにしみわたりさめてもおいしいです。お土産でもいいですがお天気の良い日は海を眺めながら屋外で食べるのもグーですよ。

広電宮島口駅のすぐ目の前がフェリーターミナルです。そこからフェリーに乗り10分程で宮島到着です。お天気に恵まれた日には厳島神社の大鳥居と社殿の朱塗りがいっそう映えて美しいです。

宮島に到着すると鹿があちこちに放し飼いにされております。パンフレットなどの紙類を持ってると鹿に目をつけられまとわりつかれますのでご注意を。また鹿にはえさをあげないでください。

平安時代後期、平清盛が建立した厳島神社は朱塗りの大鳥居と寝殿造りの社殿がとても荘厳です。お天気の良い日には青空に映えとても美しいです。丸いアーチ型の反り橋や平安時代に能を演じたという能舞台なども趣きがあり歴史の重みを感じます。

宮島には焼き牡蠣の出店がたくさんあります。どのお店もお皿に大きな殻つきの焼き牡蠣が2個ついて600円。身が大きくプリップリ。口の中にいれると牡蠣汁がジュワ～リ広がり本当に美味しいです。お好みでレモンの絞り汁やポン酢の入ったボトルがおいてありますが,ほんのり塩味がきいているので何もつけなくてもとっても美味しいです。

宮島の楽しみは参拝と食べ歩きだと思います。いろんな出店がある中で是非食べてもらいたいのが穴子まんです。宮島は穴子丼がおいしいですが穴子まんだって負けてはいないおいしさです。あつあつの皮の中に穴子をきざんだ餡がたっぷり入って400円。

広島と言えばもみじ饅頭で有名ですが、これは普通のもみじまんじゅうに小麦粉をつけて油であげたもの。 衣のさくさく感と中のあんこのバンランスが最高です。油であげているので女子はこれ1個でも結構お腹いっぱいになると思います。あげもみじまんじゅう1個200円

宮島に来たら是非味わってもらいたいのが「宮島ビール」です。色は普通のビールよりも濃いめですが味はフルーティーなので女子にも飲みやすいです。焼き牡蠣といっしょにいかがですか。宮島ビールは宮浜温泉や駅のキオスクなどでも売ってます。宮島ビール 500円

宮島の対岸にある宮浜温泉は穏やかな瀬戸内海を望める温泉です。宮島温泉のほとんどのホテル・旅館では宿泊客だけではなく日帰りの温泉入浴も楽しむことができます。また宮浜温泉には広島東洋カープ2軍のキャンプ場と保養施設があるので2軍の選手達は練習が終わると温泉で疲れた体を癒しているそうです。宮島観光帰りに宮浜温泉の日帰り入浴を満喫してみませんか。

宮浜温泉・安芸グランドホテルには一般の大浴場2つと有料の貸切露天風呂が3つあります。大浴場には露店風呂がないのでそちらに入浴したい場合は別途料金を支払う必要があります。

住所:広島県廿日市市宮島町南町364 電話番号:0829-44-2411

館内には瀬戸内海の大海原が望めるティーラウンジのほか和食・洋食・お好み焼きレストランがあります。屋外デッキ・シーサイドテラスでは7/1～9/19の期間中 夏期限定でビアガーデンを開放しています。宮島と穏やかな瀬戸内海を望みながら広島産牡蠣のオードブルそしてビアジョッキ片手にくつろぐのも素敵です。

ホテルに宿泊したお客様は無料で宮島ナイトクルージングに参加できます。ホテルには専用の桟橋がありそこから出発して約40分のナイトクルージングです。時期にもよりますが昼間の厳島神社は潮がひいていることが多いですが夜は満潮になり海に浮かんでいるような大鳥居を見ることができます。夜の厳島神社はライトアップされとても幻想的です。

天然温泉べにまんさくの湯には露天風呂・檜風呂・ジェット風呂・泡風呂・足湯など全部で9つの温泉があります。種類の多さもそうですがどのお風呂からも瀬戸内海を一望できる贅沢な温泉です。

住所:広島県廿日市市宮浜温泉2丁目2-1 電話番号:0829-50-0808　

べにまんさくの湯2Fには展望デッキとレストランがあります。湯上りにお友達やご家族とくつろげる素敵な場所です。瀬戸内海を望みながら湯上りにいただくビールは最高です。

展望デッキとなりにあるレストランはメニューが充実しておりお値段もリーズナブル。山賊焼き・牡蠣のゆず胡椒・牡蠣の天ぷらはこのレストランの名物です。海鮮料理のほか、ピザの鉄板焼き・とりのから揚げなど子供さんに喜ばれるメニューも盛沢山なのでファミリー向けです。

べにまんさくの湯1Fのお土産コーナーでは牡蠣を使った商品が豊富です。おすすめは牡蠣醤油(560円)と牡蠣のオリーブオイル漬け(1290円)そして牡蠣のガーリックオイル漬け(1080円)です。牡蠣醤油はたまごかけご飯やパスタ料理にオイル漬けはワインにとっても合います。宮浜温泉のお土産にどうぞ。

宮浜グランドホテルには大浴場のほか岩造りの露天風呂と屋上露天風呂があります。特に屋上露天風呂「マルミエロテン」から望む壮大な瀬戸内海は圧巻です。ホテルまでのアクセスはJR山陽本線大野浦駅からタクシーで5分位です。駅からシャトルバスが運行しておりますが宿泊者のみの利用となります。

所在地:広島県廿日市宮浜温泉2-5-4 電話番号:0829-55-2255

宮浜温泉にある島田水産では1時間の「牡蠣の食べ放題」をやっております。水あげされたばかりの新鮮な牡蠣をすぐ目の前の牡蠣小屋で炭火で焼いて食べます。その日の天候で営業していない日もあるのでお出かけになる前に電話を忘れずに!

住所:広島県廿日市市宮島口西1丁目2-6 電話番号:0829-56-6356

宮浜温泉に行った帰りにおすすめしたいのはJR広島駅正面にある"お好み村"です。2Fの全フロアーにはたくさんのお好み焼き屋さんがびっしりと軒を連ねております。営業時間は午後12時から午後10時まで。行列の長いお店は待ち時間40分から50分は覚悟してください。

広島のお好み焼きは焼きそば入っているのが特徴ですごいボリュームです。お好み焼きにチーズがトッピングされていたり、キムチ入り、シーフード入りなどさすがは広島のお好み焼きはレパートリー豊富。別注文で牡蠣の鉄板焼きやシーフードの鉄板焼きもあるので是非堪能してください。

住所:広島県広島市中区新天地5-13 新天地プラザ2F 電話番号:082-241-2210

日帰りで楽しめる宮浜温泉の観光スポットを紹介してきましたがいかがでしたか。宮浜温泉は瀬戸内海の大絶景と海の幸をいっしょに堪能できる贅沢な温泉です。広島市内を観光したあと立ち寄るもよし,日帰入浴もよし,またJR宮島口からちょっと足をのばし,しまなみ海道と運河が美しいレモンのふる里、尾道まで旅をしてみるのも素敵です。