イギリスの電圧とコンセント/プラグを調査!
イギリスへのご旅行を計画中ですか?電化製品やモバイルの充電をホテルでどうするかや、日本とは異なるプラグの形状や電圧について気になっている方も多いと思います。イギリスに日本のものを持ち込み、そのまま使えるとありがたいのですが、残念ながらできないんです。今回は、イギリスの電圧やプラグについて調査しました。
世界の電圧とコンセント/プラグの形状
イギリスのコンセントの電圧について
まず、日本のプラグの電圧は100Vが一般的です。携帯用やモバイルの電気製品の電圧はたいてい100Vです。最近は、家庭用エアコンなども電気を消費するので、一般家庭の中にも100Vと200Vに切り替える装置をつけているところがあるそうです。そして、世界では、どの国でも電圧が同じ100Vや200Vなら簡単なのですが、国や地域、ホテルで異なります。
たとえば、アメリカの電圧は110/120V(ボルト)ですし、フランスは220Vです。そして、イギリスは、220-230Vとなっています。このように海外では220-240Vといった国が多いです。そして国の中でも地域やホテルによって異なります。そのため、海外でモバイルを使うためには、モバイルの充電器のプラグの電圧に変圧(器)が必要になります。
香港・マカオの電圧、コンセント、プラグ、変圧器事情 https://t.co/JwzTnYxdur #旅行 #海外 pic.twitter.com/pF8KQ6kKPS
— All About(オールアバウト) (@allabout_news) June 2, 2017
なぜ、国と地域によって様々になるのでしょうか。理由は、電気が交流で使われ始めた頃に会社や国がそれぞれで電圧を決めたからだそうです。たとえば1882年、アメリカではエジソンが電機会社を作ったときに、115~120Vだったそうです。特に、ヨーロッパ、アジアのコンセントは高い電圧となっているようです。
現在、電圧が100Vなのは日本のみで最も低いです。そのため、海外のコンセントでは変圧が必要です。もし、そのまま電気製品を使うと壊れるかもしれません。そこで、モバイル用変圧器を持っていく人が多いのですが、その他の方法としては、ホテルで変圧器を借りたり、世界対応のモバイル携帯や世界対応の電気製品を購入する方法がございます。
イギリスのコンセント/プラグの形状について
また、海外のプラグの形は、A・B・BF・B3・C・SE・Oタイプなどと多様です。日本はAタイプ、イギリスはBFタイプです。BFタイプを使用する国にはマレーシアやシンガポールがあります。イギリスと日本のプラグは形状も異なり、ホテルなどでは変換コンセント/プラグが必要です。
これは、どの国に行っても必要になりますが、意外と忘れる人が多い準備物です。1つでよいので、先に用意しておくと安心です。また、電圧や形状に間違いがないかも確認しておいてくださいね。間違って使用すると非常に危険です。分からない場合はお店の人に聞いてみましょう。
手持ちの電気製品の電圧やコンセント/プラグの形状の調べ方
日本とオーストラリアの電圧は異なります。ただコンセントの形状を変えるものだけで使ってしまうと、最悪の場合、新品で買った高いパソコンがバチーンと煙を上げ、一瞬で壊れます。←僕の友達がやらかしました(笑)【電圧と変換プラグ】⇒https://t.co/Nhw0mv2opz
— オーストラリア◆ワーホリ経験者◆ (@Australian_yN) July 16, 2017
製品のがイギリスの電圧やコンセントに対応するかを調べる方法は、持ち込みたいモバイル携帯の充電器などの規格表示(シール)やプラグの形状を見て確認ができます。お手持ちの製品に「入力AC 100-240V、INPUT 100V-240V」などと表示してあります。表示や形状を見ても、変圧器やプラグが必要か判断できない場合は、誰かに聞きましょう。
某案件でコンセントの種類を調べていたら。和む。 pic.twitter.com/L3CAPKtvx8
— 同志社映画サークルF.B. (@viqyxifumeb) August 26, 2017
表示のシールにはない場合、プラグやプラグの先端の金属付近などにも書いてあります。イギリスの電圧は220-230Vなので、電気製品の表示が「入力AC220V、INPUT 220V」以上であれば、電圧が海外対応になっているという事で、変圧器はなくてもそのまま問題なく使用できます。製品の電圧が100Vなら日本国内でしか使えず、イギリスで変圧が必要です。
電圧や周波数、プラグの形状がイギリスに対応しなければ、しっかり確認して変圧器やプラグを準備しておきましょう。わざわざモバイルを持って行って、使えなければ残念です。さらに、故障したり危険な使い方をする前に、忘れずに対策するのが賢明です。また、買うのではなく、レンタルする方法もありますよ。
イギリスの「電圧」への対応方法は?
電圧の変換には、モバイル変圧器を購入する方法が一般的です。または、ホテルで、家庭用の大きなトランスを借りられる場合もありますが、ホテルに寄りますので、自分用に持っている方が安心でしょう。そして、変圧器は、220V以上に対応する変圧器を選びましょう。ただ、変圧器は数千円します。
ただ、格安の変圧器の場合、「ワット数」にも注意が必要だといいます。ワット数が少ない変圧器だと、不足することもあるようです。最近は、ワット数の高い変圧器もありますが、やはり数千円しますので、現地で調達できればするか、海外対応の商品のレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。
日本のヘアアイロンはイギリスの電圧に合わない
コンセントはそのまま刺せない!プラグはBFタイプ!変換プラグを電気屋で買うんだ!数百円だ!香港の電圧は220Vだ!日本と電圧が違う!だが今時代のスマホや家電は変圧器など要らん!ドライヤー以外ならほぼ無問題!変換プラグだけあれば良し! https://t.co/PZfaTMD8M8 pic.twitter.com/Bn2pOtENrE
— SION@9/3巣鴨獅子王 (@RR_SION) July 8, 2017
海外で使えない機器として、日本のヘアアイロンがあります。電圧100Vの日本のヘアアイロンをイギリスに持ち込みたい場合、変圧器を使っても壊れてしまいます。変圧器の取扱説明書に「温度調節つまみのあるヘアアイロンは使えません」といった注意書きが書いてあることもあります。
日本のヘアアイロンが使えない理由は、ヘアアイロンの温度調節機能には対応できないからだそうです。これは、しくみとしては電圧を上げ下げしています。しかし、変圧器は電圧を変えるのではなく電気の波形を変えて対応しているんだそうです。そのため、変圧器を使っても壊れます。ドライヤーは温度調節がない電圧が合えばで大丈夫です。
イギリスのコンセント/プラグ:「電圧対応は変圧器が便利」
イギリスと日本は電圧が異なるので、電気製品によっては変圧しなければなりません。そこで、変圧器が便利なんです。もしくは、ヘアアイロンも含めて、全世界対応のものや、電圧が220-230Vに対応しているものがイギリスでそのまま使用できます。まずは、ご自身で表示を調べてみてください。
イギリスのコンセント/プラグ:「形状対応は変換プラグが便利」
コンセント詰んだ…
— ぷりもう《貝の人》 (@irohiza) August 22, 2017
持って来た変換プラグどれとも合わん( ; ; ) pic.twitter.com/7JDq5iuDEp
プラグに対応するためには、変換プラグを使いましょう。その際、イギリス対応のBFタイプを選びましょう。旅行用なら1つで大丈夫です。値段も数百円からと、高くありません。中には、全世界で使えるとして、1つで全プラグが兼用になっているものなどがあります。そして、変圧器とプラグが一体のものもあります。
イギリスのおすすめ「海外Wi-Fi使い放題」ご紹介
中国のコンセントは日本やアメリカのプラグもそのまま差さる。電圧は違うが、いまどきの機器はほぼ「100-240V対応」なので使える。
— 茂田カツノリ@9月連休は深圳で会おう! (@shigezo) April 14, 2017
しかし香港を通って深圳に行く場合、香港はプラグ形状が異なるのでこいつ持ってないとたまに詰む。香港の夜店でも120円くらいで買える。 pic.twitter.com/rdWXM3Tt0J
海外wi-fi最大手の「ユーロデータ」がおすすめです。海外でwi-fiが使い放題になるうえ、携帯会社の「海外使い放題」よりも格安でパケットし放題です。SNS、地図検索などにも便利で人気です。さらに、10台まで同時に接続できるため、複数で使う事もでき、全員使い放題です。保険もついていますし、受け取り・返却が宅配でできて、安心です。
iPhoneはイギリスの電圧にも対応!変換コンセント/プラグが必要
9月12日。Apple reportedly holding iPhone event on September 12th https://t.co/Ts0cd90ync @Vergeさんから
— 石川 温 (@iskw226) August 28, 2017
iPhoneは、世界94カ国以上で販売されていて、iPhoneやアップル製品は世界仕様です。電波が届くのであれば世界中どの場所でもほぼ使用できます。また、iPhone の純正充電器(Apple 5W USB電源アダプタ)ならば、100-240V 50-60Hz対応なので、イギリスでも問題なく使用できます。
iphoneは、アメリカの企業が販売していますし、iPhoneの電源アダプタの裏には「100-240V 50-60Hz」という表示もあります。イギリスの220-230Vの電圧で使えます。イギリスでは、変換プラグのみ必要です。その他のモバイル携帯電話やスマホ、パソコンも、最近は220Vで対応できるものも増えています。
イギリスのおすすめ「充電スポット」ご紹介
イギリスでおすすめの充電スポットですが、空港に、パソコンやモバイル充電スポットがあります。さたに、特別高速鉄道内でも、パソコンや携帯電話の充電器のイラストが描かれているコンセントに限り充電してもいいということです。カフェでは、スターバックスのiPhone専用充電システムや普通のカフェでも多くの人がコンセントで充電しています。
充電の際に注意すべきこと
電圧を間違えると、火災や事故の原因になります。ドライヤーなどは、火が出て髪がちりぢりになったりすることもあるそうです。また、イギリスのコンセントにはスイッチがついていますが、オフにしてからコンセントやプラグを抜きましょう。さらに、空港や街中で充電スポットを利用する際は、盗難に気を付けてくださいね。
旅行で変圧器は必要か?
日本とイギリスは電圧もプラグの形状も異なり、イギリスの電圧は日本よりも高いので、忘れず対策しましょう。過電圧になると事故につながります。スマホの充電スポットについては、空港やカフェでできますし、ドライヤーなどは海外仕様や世界仕様の製品を買ったり、変圧器はレンタルする方法もございます。ぜひ、楽しいイギリス旅行を!
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