カンタベリー大聖堂見どころ！イギリス観光で外せない！周辺スポットもご紹介！

首都ロンドンから、南東へバスで約2時間程行った所に「カンタベリー」の街は有ります。それ程大きな街では有りませんが、中世の街並みがそのまま残されています。中世からの石畳や建築物から、古都カンタベリーの歴史を感じる事が出来ます。そんな「カンタベリー」の街から「カンタベリー大聖堂」や周辺の観光地をご紹介したいと思います。

カンタベリーの街に大きくそびえ立つのは、世界遺産に認定されている「カンタベリー大聖堂」です。英国国教会の総本山でもあり、一年中多くの礼拝者や観光客が訪れています。素晴しいステンドグラスや、イギリスで初のゴシック様式の建築など素晴らしい見どころ一杯の教会です。カンタベリーでは、絶対見逃す事の出来ない見どころいっぱいのスポットです。

古都カンタベリーの街は、ロンドンから100㎞も離れていないので、観光にはとても便利です。長距離バスや列車でのアクセスをご紹介します。ロンドンのヴィクトリア・コーチステーションから約2時間で着く事が出来ます。列車でのアクセスは、ロンドン・ヴィクトリア駅からカンタベリー・ウエスト行きに乗車し約1時間半で到着します。

「カンタベリー大聖堂」の見どころは、何と言ってもゴシック建築の繊細な美しさと壮大さではないでしょうか。「カンタベリー大聖堂」の外観そのものが物語るゴシック建築の美しさは、観る人々の心を魅了します。繊細にすらりと伸びた縦の線の重なりは、美しいとしか形容出来ません。内部に多く見られる尖頭アーチの形も、ゴシック建築の特徴の一つです。

「カンタベリー大聖堂」の見どころの一つとして、天井の美しさが有ります。本堂中央のベルハリー・タワーの天井は、扇形のデザインの中にも繊細な彫刻が施されています。見る人に感動を与える素晴しい芸術です。ベルハリ―・タワーの高さは80ｍあり、「カンタベリー大聖堂」のシンボルそして「カンタベリー」の街のシンボルとなっています。

そして何といっても、このすばらしいステンドグラスは大きな見どころと言えるでしょう。「カンタベリー大聖堂」と言えばステンドグラス、と言う位これを見たさに訪れる観光客も少なく無いでしょう。ずっと高い所にまで施されていて、このステンドグラスには物語が描かれているのです。ステンドグラスは至る所に施されていてとても見応えがあります。

「カンタベリー大聖堂」に入ると直ぐにこの「回廊」が出迎えてくれます。天井の美しいアーチは、重い天井を補強する意味でもこのアーチが必要だった様です。それにしても、美しく流れる様な曲線ですね。ここだけを見ても、どれ程の年月をかけてこの繊細なゴシック建築を造り上げたのか、想像しただけでも気が遠くなりそうです。

カンタベリーのあるケント州は、「英国の庭」と言う愛称を持つ程美しい処です。その中に堂々と建つ「カンタベリー大聖堂」の庭も又美しいのです。大聖堂を巡っている内に、いつの間にか広い芝生の中庭に出ていると言った事も有る様です。「カンタベリー大聖堂」を取り囲む塀は無く、辺りの住宅と自然に馴染んで建っているのが素晴しいなと思います。

こちらもカンタベリーの街で世界遺産に認定されている、「聖オーガスティン修道院」です。現在は壁が残っているだけで、裏側は跡地になっています。カンタベリーの街がキリスト教の聖地となり、「カンタベリー大聖堂」が出来るきっかけになった場所だとも言われています。中世に建てられた貴重な建造物の跡地は、見る価値が有ります。

裏へ回って見ると祭壇として使われていた跡や、鐘が吊るされていた跡などを見る事が出来ます。1538年にヘンリー8世による、イングランドに在る修道院解散の命によって「聖オーガスティン修道院」も閉鎖されてしまったのです。この古い跡地を眺めていると、イギリスの古都「カンタベリー」の歴史を見る様ですね。

「カンタベリー大聖堂」や「聖オーガスティン修道院」と共に、是非訪れて欲しいのが「聖マーティン教会」です。現在でも現役で使われている教区教会としてはイングランド地方で、最も古い教会となっています。こちらの「聖マーティン教会」も世界遺産ですが、カンタベリーの街の3つの世界遺産の中で一番歴史のある建造物となっています。

「聖マーティン教会」の営業時間は、11時から15じまで、日曜日は9時50分から10時20分までの30分間です。この中で一般公開は、火曜、木曜、土曜と日曜日の30分間のみとなっています。月曜、水曜、金曜日はクローズされています。この様に歴史のある教会が今でも使われているなんて、さすがにイギリスの古都「カンタベリー」の教会だなと思います。

「カンタベリー大聖堂」から徒歩約10分の所にあって、街中の喧騒から離れた静かな所にあります。元々病院として使われていた建物で、この建物自体が博物館の展示物だと言える中世の趣を感じる素晴らしい建物です。「ヘリテージ・博物館」では、古都カンタベリーの石器時代から現代までの事が分かる内容と展示物になっています。前庭の美しさも必見です。

「リトルベニス」と呼ばれる古都カンタベリーの水辺を、ボートで巡るツアーがいくつも有ります。コースの中には、中世から現存している遺跡「ウエストゲート」を眺める事が出来る物も有ります。歩いて回っても良いのですが、のんびり楽々でボートから古都の風景を眺めるのも風情があってお勧めです。特に裏側からの風景は普段見れない景色なので面白いです。

リトルベニス観光には、30分から1時間のコースが有ります。オールの音をBGMにして、思いを中世に馳せてみるのもいいものです。ぜひ、「リトルベニス」とも呼ばれる、古都「カンタベリー」をボートの上から楽しんでみて下さい。イタリアのベニスにも負けない、イギリスの「リトルベニス」を感じる事でしょう。

カンタベリーの世界遺産や「リトルベニス」を観光した後は、美味しい料理を食べさせてくれるレストランに行きたくなりますね。ヨーロッパ料理や、イギリスの郷土料理を食べさせてくれる「Cafe du Soleil」がお勧めです。店内には自慢の窯がどっしりと構えています。ビーガンやベジタリアン料理の提供もしています。

お店の雰囲気も良く、スタッフも親切だと評判のおすすめのレストランです。テラス席では川も眺められてとても雰囲気がいいそうです。営業時間は12時から22時までとなっています。お子様用の椅子や個室も用意されていますし、予約も出来るそうです。WIFIが無料で利用出来るのもお勧めポイントです。

住所:4-5Pound Lane,Canterbury CT1 2BZ,England 電話番号:+44-1227-479999

「KITCH」はお料理もケーキも美味しいと評判のレストランです。古都カンタベリー「リトルベニス」を観光されたら是非立ち寄ってみて下さいね。旅は景色と料理と人情といいますね。こちらのスタッフはとてもフレンドリーで親切だそうですからお勧めです。

「KITCH」の営業時間は、月曜から金曜までが8時30分から17時まで、土、日が9時から17時となっています。テラス席も有りますし、テイクアウトも出来るレストランとなっています。こちらもWIFIが無料で使用出来ますので便利ですね。

住所:4St.Peters Street,Canterbury CT1 2AT.England

中世の趣きが今なお色濃く残る、古都「カンタベリー」の観光スポットをご紹介して来ました。世界遺産やカンタベリーの街を走る川の支流をボートで巡る「リトルベニス」観光など、魅力たっぷりの街です。ロンドンからのアクセスも良いので、ぜひ一度行かれてみてイギリスの美しさと歴史を感じてみて欲しいと思います。