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グリニッジ天文台の観光見どころまとめ!子午線・経度0°の場所は?行き方も!

グリニッジ天文台の観光見どころまとめ!子午線・経度0°の場所は?行き方も!
投稿日: 2017年7月15日最終更新日: 2020年10月7日

イギリス・ロンドン郊外の街にあるグリニッジは、グリニッジ標準時の名でも知られる地名で、世界遺産や有名な観光スポット「グリニッジ天文台」もある場所です。グリニッジ天文台にて、グリニッジ基準時間を表す時計やグリニッジ子午線など見どころをご紹介いたします。

グリニッジ天文台とは見出し

グリニッジ天文台(Royal Observatory, Greenwich)は、ロンドン郊外のグリニッジ地区にある天文台です。ロンドン市街地からは東に約5キロメートル離れており、ロンドンと海をつなぐテムズ川の畔にある「グリニッジパーク」の敷地内にあります。世界遺産「マリタイム・グリニッジ」(海事都市グリニッジ)にも含まれる、グリニッジ天文台についてご紹介いたします。

グリニッジ天文台へのアクセス1「水上バス」見出し

ロンドンからグリニッジへ向かう交通手段は3通りあります。1つは水上バスです。別名リバーボートとも呼ばれ、テムズ川の水路を水上バスで移動できます。ボートの種類は2種類あり、市民が公共交通機関として利用するコミューターサービスと、観光用のレジャーサービスがあります。

ゆっくり観光スポットを水上から眺めたい方は観光用の水上バスがおすすめです。テムズ川の水路を使って、早くロンドンからグリニッジを移動したい方は、コミューターサービスがおすすめです。ロンドンの大観覧車「ロンドン・アイ(London Eye)」や何度も橋を架けては落ちる橋として知られる「ロンドン橋(London Bridge)」などの場所付近が駅となっており、見どころでもあります。

グリニッジ天文台へのアクセス2「電車」見出し

2つ目のグリニッジへの行き方は、地下鉄と無人運転電車を利用する方法です。グリニッジ観光で日本人が利用したとの声が多いのは、無人運転電車ドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway)、通称DLRです。ロンドンの金融街「カナリーワーフ」(Canary Wharf)を通るため、高層ビルが建ち並ぶ街並みの景色が見どころです。

まず最初に地下鉄の、日本語に意訳すると銀行駅という名の「バンク駅(bank)」、またはロンドンの金融街「カナリーワーフ駅」から乗車します。ルイシャム駅(Lewisham)で下りて、DLRに乗り換えます。グリニッジ天文台に近い駅は、カティー・サーク駅(Cutty Sark)なので、カティー・サーク駅で下車します。

グリニッジ天文台へのアクセス3「バス」見出し

ロンドンからグリニッジへ向かう際に、ロンドン市街地の街並みを楽しみたい方にぴったりなのが、2階建てのバスです。大英博物館のあるラッセル・スクエア(Russell Square)から出ているバスの「ルート188」を利用し、国立海洋博物館(National Maritime Museum)で下車します。

バスを利用するとロンドン中心街から1時間以上かかるので、ゆっくり時間が掛かってもよいのでロンドン市街の見どころを肌で感じたい方におすすめです。オルドウィッチ(Aldwych)、ウォータールー駅(Waterloo)の前からもバス乗車が可能です。国立海洋博物館で下車後は、徒歩約10分ほどの場所にグリニッジ天文台があります。

グリニッジ天文台の見どころ1「グリニッジ天文台」見出し

グリニッジ天文台は現在天文台としての役目は終えており、国立海洋博物館の一部となっています。そのため、グリニッジ天文台の中は、グリニッジ基準時間を刻んでいた頃の望遠鏡や時計などが展示されています。長い間、航海に出た船の経過時間を計測するために、天体観測で時刻を計っていた頃の天文学的な道具や航海術に関する展示物、基準時間を導き出す開発に関する展示も見どころです。

丘の上にあるグリニッジ天文台からの眺めは、天気が良いとグリニッチロイヤルパークをはじめ、美しいロンドンの景色を楽しめます。その他、45億年前に落ちてきた貴重な隕石に触れることもでき、歴史を感じられる場所でもあります。グリニッジ天文台の建物自体も美しく建物も見どころです。

グリニッジ天文台は、天文台としての機能を1954年に停止しております。理由は、空気汚染や鉄道から出る磁気の発生によって、観測が難しくなったことでした。その後は、イングランド南東部サセックスや中東部ケンブリッジに移転をしましたが、国内では完全に閉鎖しており、現在、カナリ-諸島にて基準時間のベースになる観測データが収集されているようです。

入場料が必要で、大人9.50ポンド、子供5ポンド、シニア7.50ポンドです。カティサーク号との共通入場券もあり、カティサーク号を見る場合は、共通入場券がお得です。営業時間は10時から17時で、最終入場は16時30分です。休業日はクリスマス時期の12月24日から12月26日までです。

詳細情報

住所:Blackheath Ave, London SE10 8XJ 電話番号:020-8858-4422

グリニッジ天文台の見どころ2「グリニッジ子午線」見出し

グリニッジ天文台で記念撮影する場所といえば、グリニッジ子午線、つまり経度0線です。グリニッジ子午線のあるフォトスポットでは、東半球と西半球をまたがり写真撮影する人が多く、多い時は行列に約20分ほど並んでやっと撮影ができるようです。世界の基準時間を決めていた場所、また経度0度であると考えると写真を1枚は撮影しておきたい場所です。

グリニッジ子午線のプレートには、Tokyoも表示されていますので、場所を探してみるのもおすすめです。天文台へ入らなくても子午線をまたいで写真撮影できるスポットが、敷地付近の壁にあります。経度0の表示もあるので、特にこだわりない方で行列に並びたくない方におすすめです。

思いの他、記念スポットに行列が並んでいて、せっかくグリニッジ天文台まで訪れたのに、時間がなくて写真撮影を諦めたという方の声もあります。しっかりと子午線を東半球と西半球の境目をまたいだナイスフォトを撮影したい場合は、グリニッジ観光のルートを計画し、もしくはおすすめコースの地図を購入し、時間に余裕をもってグリニッジ観光で基準時間などのルートをたどるのがおすすめです。

グリニッジ天文台の見どころ3「プラネタリウム」見出し

グリニッジ天文台の敷地内には、ロンドンで唯一と言われるプラネタリウム「ピーター・ハリソン・プラネタリウム」もあります。地下1階、地上2階の3フロアの建物で、1階には惑星や天体について解説をしてくれるパネルなどもあり、天文学などに興味のある方におすすめのスポットです。

ヨーロッパ初のデジタルレザープラネタリウムのプロジェクターも導入されており、時間によって地下1階でプラネタリウムショーが約30分ほど開催されます。実際に宇宙探査機や望遠鏡から撮影された画像とコンピューターで処理された画像が絶妙に合成され迫力のある映像がプラネタリウムで楽しめると好評です。

グリニッジ天文台の見どころ4「時の球」見出し

グリニッジ天文台の中央辺りにある「フラムスティード・ハウス」の上には赤い球が串に刺したような状態で置いてあります。これは、「時の球」と呼ばれている時刻を知らせる装置です。1833年に設置されたもので、テムズ川を渡る船の中にある時計を合わせるために利用されていたものです。

12時55分ごろに球が串の真ん中あたりまで上がり、12時58分頃に頂点に達します。13時ちょうどに玉が下へ落ちることで時刻を知らせる仕組みとなっています。現在も時間さえ合えば、時の球が今でも時報を知らせる様子を見ることができるので、歴史のある時報を聞ける場所としておすすめです。

グリニッジ天文台の見どころ5「24時間時計」見出し

グリニッジ天文台の入口の壁にある24時間時計「シェパード・ゲート・クロック」も見どころです。普通は1から12の数字で長針が午前と午後2回周る時計が一般的ですが、24時間時計は、1から24の数字が円盤に書かれており、少し不思議な感覚になるかもしれません。1852年に造られたもので0.5秒単位で秒針が動いているので、しばらく眺めて見るのもオススメです。

グリニッジ天文台へ行こう見出し

ロンドン郊外のグリニッジにある「グリニッジ天文台」についてご紹介しました。世界の基準時間となっていた場所と考えると感慨深い場所と感じる人も多いと思います。グリニッジ天文台の見どころである時計や「時の球」、またグリニッジ子午線をまたいで、東半球と西半球にそれぞれ片足を置いて記念写真を撮るなど、グリニッジ天文台へ実際に足を運んで、基準時間となっていた歴史ある場所を感じ取ってみてください。

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投稿日: 2017年7月15日最終更新日: 2020年10月7日

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