ハワイ火山国立公園は必見！キラウエア火山に行く時の服装は？閉鎖道も多い？

ハワイ火山国立公園の一帯は溶岩流の跡や熱帯雨林や溶岩洞窟など自然の多様性が評価され、1987年に世界遺産に登録されました。キラウエア火山だけでなく、国立公園には魅力的な観光スポットが沢山あります。今回はそんなハワイ国立公園のおすすめスポットをご紹介いたします。

ハワイ火山国立公園の面積は約135平方キロあります。マウナロア火山からキラウェア火山とその火口が含まれています。キラウエア火山は地球上で最も活発な火山と言われ、今なお噴火を続け、大地の形成と破壊を繰り返し続ける大変神秘的な様子を観光できる数少ない観光スポットです。道路や最悪な場合公園が閉鎖されることもありますので、必ずネットで確認をしていくか、またツアーに参加すると安心です。

入園料は車一台に対して25ドルで7日間有効です。また1人に対し12ドル、こちらも7日間有効です。年間パスがなんと一台に対して30ドルと格安なので、もしお友達や知り合いがいれば、まずは現地の人に連れて行ってもらえないか聞いてみると良いですよ。ローカルの人はだいたい周りに年間パスを持っている人がいるものです。世界遺産だと思えばお値段はリーズナブルでしょう。

ハワイ国立公園内はレンタカー禁止エリアもあり、運転はおすすめできません。というのもハワイ火山国立公園周辺の道は非常にくねっているので、夜の運転は難しい上、土地がら突然ものすごい雨が降ることもあり、そんな中の運転は現地の人でも大変です。また道路の閉鎖情報などもわかりにくいので、観光客の初めての運転観光はおすすめできません。ツアーが沢山ありますから、ツアーに参加しましょう!

服装は昼間の日がある時は非常に暑いのですが、日が落ちたり、曇ったりするとそこそこ寒くなって来ます。またヒロ周辺は突然1日に1回は雨が降ることが多いので、半袖の服装で昼間は良いのですが、雨用のパーカーや女性はトレーナーなどの暖かい服も1枚持っていきましょう。調整できる服装がおすすめです。また携帯アプリ等でも良いですが懐中電灯などあると便利です。

また飲み物や食事やスナックを購入できるところがあまりありません。1日いるなら一人2本ほどの飲み物を持参してくださいね。また食事や甘いものも持参しましょう。初めからずっと1日ハイキングは特に初心者にはおすすめできません。車内に荷物を置いていけるので、車で行くのが初めての方にはおすすめです。

ハワイ火山国立公園に行く途中にあるのがここ、プナルウ黒砂海岸(Punalu'u Black Sand Beach)です。このビーチはなんと砂が真っ黒。溶岩が砕けて細くなり、砂になったため砂が黒いのです!黒砂は非常に珍しい為是非写真に収めてくださいね。火山国立公園に行く途中にありますし、ツアーでここまで連れて来てくれるオプションもあるようです。

そしてこのビーチにはハワイ島の守り神のタートル、ホヌが沢山くることでも有名です。ビーチが綺麗だからでしょうか。でもカメさんのためにもホヌを見つけたら、必ず少し距離を置いて撮影しましょうね。またハワイでは火山の石や砂を持ち帰るのは大変バッドラックと言われていますし、禁止されてますので気をつけてくださいね。

ツアーではなく、自力で世界遺産、ハワイ火山国立公園を回るという方はまずはここに行きましょう。道路の閉鎖情報や、おすすめコースなど、情報が集められます。レンジャーがガイドするツアーも予約できますよ。またトイレもありますので、休憩スポットとしても覚えておくと良いでしょう。

まずハワイ火山国立公園でおすすめのスポットはここ、ホレイシーアーチ(Holei Sea Arch)です。波の力で溶岩が侵食されできた自然が作り出した芸術作品です。チェーンオブクレーターズロードの方角です。だいたい車が停車しているのと、お手洗いがあるので、近づくとすぐわかると思いますよ。

あまり車が多い時は諦めて、少し遠くに停車して歩いた方が良いでしょう。せっかく上まで行って、停めるところがないとまた戻らないといけなくなります。またトイレはありますが、清潔さは求めてはいけませんよ。夕日も綺麗なので、夕方にくるのもおすすめです。火山活動状況によって閉鎖されることもあるようです。

世界遺産キラウエアハワイ火山国立公園の同じくチェーンオブクレーターズロードの方角にあるおすすめスポットはここ、プアロアペトログリフ(Pu'u Loa Petroglyphs)です。出発地点には小さな案内板しかありませんから少し分かりにくいかもしれません。ホーレイパリを下り、道が海に沿って左にカーブする少し手前にあります。

岩面に描かれたペトログリフ(岩絵)は古代のハワイアンが描いたもの。ハワイはキラウエア火山等、その地形上柔らかい溶岩が多く、古代人が描きやすい溶岩が豊富であったため、ハワイ火山国立公園ではペトログリフを多く見ることができます。古代人の描いた岩絵から多くの歴史を感じ取れる場所です。

ハワイ火山国立公園を少し回って歩いた後は昼間だと大変暑くなります。涼しいところで休憩したい時におすすめがここ、サーストンラバチューブ(Thurston Lava Tube)です。自然の涼しさに疲れが取れます。500年前に作られた溶岩でできたトンネルです。トンネル周辺は熱帯雨林のような林で、美しい野鳥を見ることができますよ。野鳥を裸眼で見るには日中をおすすめします。

この洞窟、自分のオーラを見ることができるようです。見た方はすごく感動するようで、もし行かれた際は是非見れるか確かめてみてくださいね。夕方行かれる際は洞窟内がかなり冷えていることがありますから、調節ができる洋服を持ち込むなど、服装に気をつけてくださいね。

キラウエア火山のカルデラであるここハレマウマウ火口(Halemaumau Crater)はマストゴーのスポットです。火山の女神ペレが住むと言われていて1967年には溶岩でいっぱいだったそうですが、その後徐々に流れて行ったそうです。大変神聖な場所ですよ。また夜はかなり冷えますので、トレーナーなどを着て風邪をひかないよう、服装には気をつけましょう。

ジャガーミュージアム前は絶好の写真撮影スポットで、ここでキラウエア火山の写真を撮るのが一般的です。トーマスA.ジャガーは、キラウエアの火山研究者です。迫力のある写真が展示されていますので、キラウエア火山の写真をとったら是非ミュージアムにも行ってみてくださいね。カレンダーなどのお土産も購入できますよ。

運が良ければ、流れる溶岩が見れるここ、プウオオベント(Pu'u O'o Vent)もおすすめスポットです。近くで見たい場合はハイキングコースがありますので、ツアーに参加することをおすすめします。かなり歩きますので、覚悟が必要かもしれません。また道路がよく閉鎖されるところでもありますので、あらかじめ確認していきましょう。

もしハイキングはちょっと苦手という方にはヘリコプターというチョイスもあります。空の上から眺めるキラウエア火山もまた違った雰囲気でおすすめですよ。ただし、世界遺産と言っても、キラウエア火山は自然な生き物なので、溶岩がよく見える時もあればそうでない時もあります。運次第ですね。ヘリツアーはいくつかありますので、お気に入りを探してみてくださいね。

いかがでしたか。世界遺産であるハワイ火山国立公園には魅力のある観光スポットが沢山ありますが、その中でも比較的観光しやすいスポットを中心に紹介しました。初めての方は行きたいところが絞れたら、そこまで連れて行ってくれるツアーを探すことをおすすめします。慣れてくれば、レンターカーなど自分でゆっくり回るのも楽しいですよ。個人で行かれる際は必ず閉鎖箇所をチェックしましょう!