日本橋「そばよし」のメニューは？鰹節の出汁が自慢でランチには行列！

「そばよし」は東京の中心・日本橋の三越前にある立ち食い蕎麦のお店です。鰹節問屋直営の蕎麦屋というだけあって、鰹節の出汁にこだわっています。クオリティの高い料理を立ち食いならではの低価格で提供しています。行列をしてまで食べたい秘密と人気のメニューをご紹介します。

立ち食い蕎麦屋さんとはいいながら、ランチ時ともなれば連日周辺のサラリーマンが長い行列を作ります。立ち食い蕎麦でランチする理由は安い・早いではないでしょうか。対食い蕎麦「そばよし」ではそれだけではないようです。行列してまで食べたい秘密に迫ります。

鰹節問屋の直営店という特徴があります。枕崎産の鰹節をふんだんに使って丹念に煮出した出汁が人気の秘密です。お店に近づくと独特の鰹節と醤油の香りが漂います。香りに誘われてつい蕎麦屋さんに入ったことがあると思います。行列を見ると美味しさを確信します。

黄金色をした出汁から作る蕎麦つゆは、お店を訪れる客のほとんどが綺麗に飲み干して帰ります。暖かい蕎麦や冷たい蕎麦のめんつゆはもちろん、全てのメニューに秘伝の鰹節出汁が使われています。その出汁の魅了されてリピーターとなるお客が増えています。

もうひとつの秘密が、鰹節のふりかけ「粉かつお」です。ランチ時の行列は遅いときは午後3時まで続きます。ランチでご飯を食べるとき、ご飯ものを食べるときにも「粉かつお」が付いてきます。かけ放題のサービス品にしては天然素材100％の人気者なんです。

人気振りを証明する出来事が起こりました。美味しいからでしょうか、粉かつおを持ち帰る人がいるそうです。行列してまで食べたい粉かつお、粉かつおがあるから行列が出来る、そんなお客の気持ちは？いつまでもサービスを続けていただくためにもルールとマナーを守って欲しいですね。

このお店では行列に並ぶ時のコツがあります。少しでも早く食べるとっておきをご紹介します。店先に行列が出来ていても臆せずに店内へ！次に店内の食券機でお目当てのメニューを見つけて食券を購入。そこで大事なのは食券をカウンターに出して注文します。最後に行列に並びます。

鰹節出汁で人気の「そばよし」ですが、もちろん料理そのものも美味しいですよ。出汁の美味しさだけでは行列は出来ませんよね。注文の前に食券を購入しますが、食券機にはどれにしようか迷ってしまいそうな多くのメニューが並んでいます。そんな中から人気のメニューをご紹介します。

「そばよし」ではご飯ものを注文すると、もれなく「粉かつお」が付いてきます。かけ放題のふりかけです。ご飯が食べたいからではなく、粉かつををかけたいからご飯を注文するという人もいるほどの人気です。ランチでは蕎麦と一緒にご飯を注文する人が多いです。

粉かつおのふりかけの楽しみ方は、粉かつおをタップリかけた卵かけご飯でも同じです。最強のご飯といえる卵かけご飯と100％自然素材のふりかけがタッグを組めばこれ以上のご飯はないでしょう。かつお風味と旨みが増幅した卵かけご飯を、ぜひ食べに行ってみませんか。

ランチの蕎麦の定番は、やっぱりもり蕎麦です。ちょっと濃い目のそばつゆは鰹節の出汁がしっかりと利いています。少し細めでのど越しの良い蕎麦です。蕎麦の先を少しだけそばつゆに付けるのが江戸っ子らしいですが、「そばよし」のもり蕎麦はどっぷりと漬けるのがおすすめです。

お蕎麦屋さんのカレーは独特の旨みがありますよね。出汁の利いたそばつゆを使っているからではないでしょうか。「そばよし」でもカレーライスは人気のメニューです。何の変哲もない黄色いカレーライス！鰹出汁の利いた蕎麦屋のカレーライスがおすすめです。

鰹出汁の利いたカレーをかけた蕎麦やうどんも美味しいに決まっています。洋服に黄色い染みを作りながら、ツルツルとすするカレーうどんは蕎麦屋さんの風物詩ですね。そばつゆを使って作るカレーだからこそ、蕎麦やうどんとベストマッチなんでしょうね。

「そばよし」には海草がトッピングされた蕎麦がいくつかあります。わかめ蕎麦もそのひとつです。三陸産の南部若布が丼の中の麺が見えなくらいに、覆われています。潮の香りと鰹節の出汁の相性がすばらしい！シャキとしてツルッとした食感はたまりませんね。

海草蕎麦のもうひとつは、生のりそばです。蕎麦以外でもなかなか食べる機会の少ない生海苔をいただけます。丼から立ち上る湯気の中から、おつゆで温められた生海苔の風味が立ち上ります。今までにない経験です。いつもの乾燥した海苔とは違って、生ならではの風味と食感をぜひどうぞ！

さらにもうひとつは、めかぶ蕎麦です。三陸産のめかぶとわかめのコラボ蕎麦はココだけの味かもしれませんね。期間限定のメニューになりますが、めかぶから染みですネバネバは夏にピッタリの食べ物です。元気が出そうですね。暑い夏にはおすすめの一品です。

こちらも立ち食い蕎麦では外せない定番の掻き揚げ蕎麦です。厚めに揚げられた掻き揚げはサクサクの歯ごたえが食欲をそそります。ネギや小エビなど具が多いのもいいですね。卵やわかめなど追加トッピングしているお客もいます。鰹出汁の利いたおつゆが染み頃も味わい時です。

そばよしのきつね蕎麦は、大きな一枚の油揚げがそのまま乗っています。油揚げに出汁の利いたおつゆをタップリと染みこませれば準備OKです。大きいまま豪快にかぶりつきましょう。冷たいきつね蕎麦もありますが、こちらは暑い夏におすすめのメニューです。

とろろ蕎麦？いいえ、長芋そばです。長芋や大和芋を摩り下ろしたとろろ蕎麦はよく眼にしますが、「そなよし」では細く刻んだ長芋をトッピングしています。シャキシャキとした食感が涼味を感じさせてくれます。ドロッとしたとろろは苦手！という方も、ぜひ試してみてください。

大量の納豆がトッピングされた蕎麦です。匂いの強い納豆が入ることで、自慢の出汁の風味が損なわれるのでは？との心配も無用です。納豆に負けない出汁の風味がしっかりと活きています。ネバネバ成分で暑い夏でも乗り切れそうな気がします。冷やし納豆そばもありますよ。

ムジナとはアナグマのことですが、むじな蕎麦とは？揚げ玉（たぬき）と細切りの油揚げ（きつね）それにカリカリに揚げた大量の小エビがトッピングされています。何故むじな蕎麦かなど考えないで食べてみましょう。美味しければいいのです。食感と風味が絶妙です。

蕎麦も食べたいけれどうどんも食べたい！そんな人におすすめなのが、「もり合わせ」です。蕎麦とうどんが半分ずつ盛られている、うれしいメニューです。こんなのが食べたかったと人気のメニューです。うどんをきしめんに変えたりとレパートリーもありますのでお試しください。

最後は天婦羅蕎麦です。大きくカットされた野菜の天婦羅が選べます。茄子やピーマン・サツマイモ・ごぼうなどいろいろな野菜の天婦羅があります。追加トッピングで好きなものを選んでもいいですね。三つも乗せれば麺が見えなくなるほど大きいので選び過ぎないように注意してください。

昼休みのランチで「そばよし」に行ってみたい！でも日本橋までは遠い！というサラリーマンの方もいるかと思います。都心にも支店がありますのでご紹介します。メニューやクオリティは同じです。もちろん自慢の鰹節の出汁もそのままです。近くのお店を選んでランチしましょう。

一時閉店していた京橋店が復活しました。八重洲周辺のサラリーマンが待ちきれずに行列を作っています。閉店前と変わらないしっかりとした味を堪能したお客が、満足そうにお店を出てきます。立ち食いという気軽さと、人気店の復活で京橋のランチ風景も変わるかもしれませんね。

こちらも都心の支店・神谷町店です。新橋のサラリーマンの新しいランチスポットの誕生です。日本橋「そばよし」の鰹出汁とサービスシステムで、お昼時には行列が出来るお店になっています。ランチ事情に詳しい新橋のサラリーマンも満足させれれるクオリティですよ。

東京を離れて千葉の酒々井にある視点です。順天堂大学の前にお店を構えています。場所柄か学生や周辺の住民の方の利用が多いようです。千葉で日本橋「そばよし」の本格的な蕎麦が食べられるとして、人気になっています。立ち食いの気軽さと安さが学生に受けているようです。

行列が出来る立ち食いの人気店ですが、待っても食べたくなるのが「そばよし」ですね。鰹出汁の風味は癖になります。料理の豊富さとクオリティの高さには定評があります。そして、何よりうれしいのが安いことです。ランチだけでなく飲んだ後の締めにも利用してはいかがでしょうか。