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花園(深谷市)にアウトレットが計画されているのは本当?予定地はどこ?

花園(深谷市)にアウトレットが計画されているのは本当?予定地はどこ?
投稿日: 2017年3月20日最終更新日: 2020年10月7日

埼玉県深谷市に花園プレミアムアウトレットが2018年にオープンする予定があるのはご存知でしょうか?近年住みやすい町としても人気上昇中の埼玉にまた新しい商業施設が予定されいます。今回は花園プレミアムアウトレットの詳細情報などをご紹介します。

深谷市・花園に新アウトレットがオープン予定見出し

近年住みたい街、日帰りで行きたい街として人気上昇中の埼玉県に新しいアウトレットが計画されています。深谷市では以前から関越自動車道の花園IC近くに大型商業施設の誘致を進めていましたが、2015年に具体的な計画案が上がり、2018年のオープンに向け計画は徐々に進められています。

現在様々な面で人気上昇中の埼玉県。そんな中で深谷市では住みやすい街づくりや観光客の呼び込みに力をいれており、ゆるキャラなども登場しています。アウトレット以外にも多くの見所が誕生するのでしょうか。楽しみですね。

仮名称は「花園プレミアムアウトレット」見出し

そんな埼玉県深谷市が長年計画し、建設するアウトレットの名称は「花園プレミアムアウトレット」です。今回の予定地が花園町であることから、その名が付けられました。まだ正式な確定発表はありませんが、おそらくこちらの名前で決定されるだろうと言われています。

プレミアムアウトレットとは見出し

こちらは有名な御殿場プレミアムアウトレット。「プレミアムアウトレット」とは、著名ブランドが直接プロデュースする、アメリカで完成された本格的アウトレット専業のショッピングセンターです。施設はアメリカの街並みをイメージして作られており、非日常的でかつ開放感あふれる空間に造られています。

現在日本国内にあるプレミアムアウトレットは、御殿場を始めとし、御殿場・りんくう・佐野・鳥栖・土岐・神戸三田・仙台泉・あみ・酒々井の全9か所です。花園プレミアムアウトレットがオープンすれば10か所目となります。

またそれぞれ海外のどこかの地をイメージして作られているので、花園プレミアムアウトレットがどんなイメージで造られるのかも楽しみの一つですね。

花園プレミアムアウトレットの経営会社見出し

今回埼玉・花園プレミアムアウトレットの計画を任されたのが、三菱地所・サイモンです。こちらの会社は多くのアウトレットを手掛けており、日本のプレミアムアウトレットの全てをこちらの会社が経営しています。

今回の花園プレミアムアウトレット計画では、深谷市はもちろんの事、三菱地所・サイモンも力を入れており、日本最大級のアウトレットになる見込みです。また単なる商業施設としてではなく、観光型集客施設として国内外から観光客を呼び込むアウトレットにする方針です。

花園プレミアムアウトレットの予定規模見出し

現在の予定では日本最大級のプレミアムアウトレット・御殿場プレミアムアウトレットに比例する規模を建設予定です。予定敷地面積は約176,100平方メートル。広さでは御殿場が上回りますが、出店予定店舗数は200店舗以上を予定しています。

全国に9か所あるプレミアムアウトレットですが、200店舗以上入っているアウトレットは3か所のみ。計画通りに完成すれば日本で上位を争うプレミアムアウトレットになること間違え無しです。また埼玉県北西部の魅力を首都圏・世界にアピールすることを目指しており、埼玉県の誇れるアウトレットになるのではないでしょうか。

花園プレミアムアウトレットのオープン予定地見出し

花園プレミアムアウトレットの予定地は、埼玉県深谷市黒田及び永田地内。関越自動車道・花園インターから車で5分程度、秩父鉄道「永田駅」から約1km、徒歩10分程度の場所の予定です。すでに予定地とされている土地は確保されており、着々と準備も進んでいます。予定地からすぐ近くに自動車道、そして鉄道が通っていることから立地としては申し分ありません。多少の交通整備は必要ですが、将来多くの方が足を運びやすいアウトレットになることでしょう。

花園プレミアムアウトレットの為の新駅設置予定見出し

現在のオープン予定地から最寄り駅までは約徒歩10分かかります。そのため花園プレミアムアウトレット計画に伴い、埼玉・深谷市では秩父鉄道永田駅と小前田駅間に新駅の設置を予定しているそうです。駅直結の商業施設となれば、より集客が見込まれ、埼玉県内でも有数の一大商業施設になりそうです。

花園プレミアムアウトレットは2018年オープン予定見出し

花園プレミアムアウトレットのオープン予定は翌年の2018年です。具体的にアウトレットを誘致することが決まった2015年に、深谷市が進める「花園IC拠点整備プロジェクト」のコア施設として3年後の2018年オープン予定と発表されていました。

ただし、完成予定図や具体的なコンセプトなどはまだ発表されておらず、2018年のオープンを不安視する声が多く上がっています。また建設にかかわりいくつか問題が発生しているのも正式表明が遅れている原因と考えられます。いくつかの問題点をご紹介します。

深谷市民が開発計画に反対運動見出し

巨大商業施設の建設予定に伴い、当然必要になってくるのが莫大な費用です。深谷市では当初予定していた予算36億円から50億円への大きく予算を増やす決定をしました。これらの費用は税金から賄われるため、多くの深谷市民が不満を抱き、反対活動を行っています。

反対する市民の方々が市民団体を発足し、その動向が注目されています。賛成派と反対派の両者の意見を取り上げ、事実を検証するテレビ番組も放送されました。

反対派の主張としては「民間企業のアウトレットに一世帯辺り10万円払う必要があるのか」、住民投票で是非と問うべきというものです。反対派の市民団体はm約1万3000人分の署名を深谷市議会に提出が、反対多数で否決されました。しかし今日でもこの問題が解決したとは言えず、オープンまでの道のりにはまだまだ不安が残ります。

オープンに伴い周辺環境の変化見出し

花園プレミアムアウトレットの予定地とされている、関越自動車道・花園インター付近。利用客が足を運びやすいなどの理由より予定地として決定されました。しかし関越自動車道といえば、頻繁に大渋滞が起こるなどの問題点が多々あります。さらにアウトレットがオープンすれば休日の渋滞は必至と言えるでしょう。

埼玉県、深谷市としてはこうした対策として新駅設置などを挙げていますが、周辺道路などの改善も必須課題と言えるのではないでしょうか。これらの問題点から2018年度のオープンは難しいのではないかとの見方が強まっています。

アウトレットオープンによる経済効果見出し

いくつかの深谷市が抱える問題を挙げてきましたが、アウトレットがオープンすることにより生じる多くの利点があることは言うまでもありません。前例を見てみると土岐・佐野・りんくうアウトレット周辺地域では、利用客数の増加に伴って観光客数が増加していたり、雇用率が上がったりと多くの経済面での効果をもたらしています。

特にりんくうアウトレットではレジャー施設としての面も持ち、特に若者に人気のスポットとなりました。また国内外からの観光客数が増加しています。もちろん各地域市民の税金は値上がりしましたが、その分もしくはそれ以上の経済効果がそれぞれの地域で見られます。

今日、アウトレット人気が高まっており、アウトレットへ行く為にわざわざ遠方から来る方も少なくない為、日本最大級の花園プレミアムアウトレットがオープンした際の経済効果は大きく期待できると思われます。またそれに伴い、交通設備が整えばより地域の活性化に役立つのではないでしょうか。

外国人利用客を呼び込むために見出し

花園プレミアムアウトレットでは外国人を多く呼び込むことを目標の1つとしています。そのためにはいくつかの対策を取る必要があります。一番重要なのはやはり交通の便です。直行便があればわかりやすく外国人のみならず、車を持っていない方でも気軽に行くことが出来ます。

すでに外国人の呼び込みに成功しているのが酒々井アウトレットです。対策として、空港からのシャトルバスの運行、フードコードで日本各地の名産品を販売、世界4種類の外貨両替が可能、そしてスーツケースなど大型荷物の預かりサービスなどを実施し、その結果、日本のアウトレット内で外国人利用者数一位となりました。

深谷市ではこのような具体的な案が市民に発表されてないこともあり、不安が募っているのだと思います。具体的なイメージや対策案などを公開していただき、誰もがイメージしやすく期待できるようにしていただければと願います。

花園プレミアムアウトレットの誘致で変化する深谷市見出し

今回は現在予定されている花園プレミアムアウトレットの詳細とそれに伴う問題点を幾つがご紹介しました。新たな商業施設が出来ることにより、埼玉県への観光客が増え、経済面での効果はもちろん期待されます。これらの問題が解決され、無事2018年、日本最大級のプレミアムアウトレットがオープンすることを期待します。

投稿日: 2017年3月20日最終更新日: 2020年10月7日

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