樽前山で登山を楽しむ方法!初心者向けの登山ルートは?服装などの準備は?

樽前山で登山を楽しむ方法!初心者向けの登山ルートは?服装などの準備は?

樽前山は初心者でも比較的簡単に登ることができる山。登山入門にはうってつけです。しかし入門とはいえ、その一方では本格的な登山を楽しむことができ、多くの人々が訪れる景勝地となっています。今回は樽前山の5つ登山ルートと登山の服装を確認します。

記事の目次

  1. 1.樽前山とは?
  2. 2.樽前山5つの登山ルート
  3. 3.樽前山登山の服装
  4. 4.樽前山の登山に必要な持ち物は?登山の必需品!
  5. 5.初心者も、家族連れも登山なら樽前山に!

樽前山とは?

苫小牧市の誇る自然景勝地である樽前山は、支笏湖(しこつこ)の南に位置し、およそ9000年前に形成されたカルデラ活火山です。標高は1041m。樽前山の山開きは苫小牧観光協会が毎年行っている恒例の行事であり、外輪山にある樽前山神社奥宮で行われます。

樽前山の特徴はダイナミックな景色であり、山頂には天然記念物に指定されている溶岩ドームがあります。立ち入り禁止区域に指定されているエリアもあるため、樽前山の活動状況については適宜確認する必要があります。

また、樽前山は子供や初心者でも登りやすい山でありながら、本格的な登山が楽しめます。快晴であれば、樽前山の頂上からは太平洋と支笏湖、苫小牧市の市街地を一望することができます。

樽前山5つの登山ルート

樽前山の登山ルートは全部で5つあります。「東山コース」「西山コース」「外輪山西コース」「932峰コース」「北東お花畑コース」です。この中で最も登山初心者向けのルートは「東山コース」です。

「東山コース」

「東山コース」は最も登りやすいルートであり、初心者の方や子供を連れた方には最適の登山ルートです。「東山コース」は7合目ヒュッテからスタートし、見晴らし台、森林限界点、外輪山取付を通って東山に到達します。この登山ルートを選んだ場合、ピークまでの所要時間は1時間弱となります。全体の所要時間は約100分です。

「東山コース」が始まる7合目には7合目駐車場があり、無料で約70台収容できます。しかし、週末を中心に早い時間帯から樽前山を訪れる車で満車になることが多いので注意が必要です。7時少し前でもすでに混んでおり満車に近い状態です。

「西山コース」

「西山コース」は外輪山取付から樽前山神社奥宮を通過し、西山頂上へとすすむ登山ルートです。樽前山神社奥宮は毎年山開きが行われる場所です。山開きは毎年6月上旬に行われ、「町の発展、人々の祥福、山の平穏、登山者の安泰」を祈願します。以前は苫小牧市民を対象に「山開き会」が開催されていたのですが、現在は関係者のみで山開きを行っています。天気に恵まれた日には西山の頂上から支笏湖や太平洋、苫小牧市街や樽前山の溶岩ドームの眺望を堪能できます。

「外輪山西コース」

「外輪山西コース」は西山から932m峰への道と、東山への道との分岐点までのルートです。地盤がしっかりしていて、他のルートより歩きやすいです。

「932m峰コース」

「932m峰コース」は932m峰コースと東山コースとの分岐点から出発し、分岐点から932mコースへと続く道を経て932m峰を通り、風不死岳分岐点へと到達するルートです。

「北東お花畑コース」

「北東お花畑コース」は植物を見ながら、7号目への道の分岐点から、森林限界を通り、7合目へ向かうルートです。歩き終わるのに1時間ほどかかります。

樽前山登山の服装

樽前山を登山する場合は、一般の日帰り登山装備で十分対応できます。登山の「三種の神器」である靴・雨具・ザックに加え、地図やエナジーフードを持って行くと安心です。

靴については、登山道自体が比較的整備されているので、樽前山をスニーカーで登山することも可能です。しかしスニーカーだとスリップダウンの要因になり、靴の中に石ころが入り込むこともあるので、スニーカーより快適に登山できるトレッキングシューズをおすすめします。雨具は、ポンチョや傘でと強風の時に使えないので登山用の上下セパレート型レインウエア(透湿機能付き)がおすすめです。登山出発まえに防水スプレーをかけておけば万全です。

ザックにも防水スプレーをかけておきましょう。雨に濡れてしまわないよう、ザックカバーつきのものを選ぶと便利です。樽前山は日陰の部分がほとんど無いので紫外線を防ぐために、上着は化繊の長袖の服装が適切です。また、スリップダウンした場合に腕を守るためにも役立ちます。樽前山は天気が変わりやすく気温差が激しいので、フリースやセーターの上にダウンジャケットやウインドブレーカーを重ね着して防寒できる服装を目指すことが大事です。

ズボンはジーンズのような動きにくいものは避け、動きやすく伸縮性・速乾性に優れたものを選びましょう。服の下に着るものとしては、汗をかくと綿は冷たいので、スポーツ用下着がおすすめ。靴下は厚手の登山用靴下あるいは薄い靴下を2枚重ねて履くと良いでしょう。軍手はイボつきのものを用意し、汚れたり濡れたりした時のために予備を持っておくと安心です。ゲイター(スパッツ)は靴の汚れを防ぎ、草や小石が入り込むのを防いでくれるので、足場の悪い場所に行く際に便利。

また、樽前山の上の方は木が生えておらず、風を受けやすいので、ベビーキャリアで登る方はレインカバーで防風対策をしましょう。またウインドブレーカーや帽子も防風になります。紫外線を防ぎ、飛んでくる砂から目を守るためにもサングラスを用意するとなお良いでしょう。

樽前山の登山に必要な持ち物は?登山の必需品!

タオル、水筒、ストック、おやつ(チョコレートや梅昆布、カロリーメイト、一口羊羹などがおすすめ)、ゴミ袋、ウエットティッシュ、日焼け止め、絆創膏(靴擦れ対策)、虫よけスプレー、熊鈴(樽前山、風不死岳はヒグマの生息地なので必須です)、予備の着替え、健康保険証(またはコピー)を持って行きましょう。

初心者も、家族連れも登山なら樽前山に!

樽前山の登山は時間もそこまで掛からず、登山者にとってはやさしい山です。実際に家族連れを多く見かけます。北海道在住の方はもちろん、北海道に旅行予定のある方は苫小牧に寄って樽前山に登ってみてください。また、これから登山を趣味にしてみようと思っているのであれば、樽前山から始めてみると最初から登山を楽しめます。今年は樽前山で登山デビューをしてみましょう!

瀬尾愛里紗
ライター

瀬尾愛里紗

好きなことは散歩と食事と読書。その好奇心で知らない世界の魅力を伝えます。

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