大垣城の駐車場や入場料は？大垣城周辺の観光スポットも紹介！

岐阜県大垣市。大垣市のシンボルである大垣城は歴史的に有名なお城ですが、どんなところなの？って気になっている方はいませんか？今回はそんな大垣城の情報をまとめてみました。基本情報や入場料、駐車場など気になる情報をまとめています。また、大垣城周辺のおすすめ観光スポットもまとめていますので、ぜひご覧ください。

住所：岐阜県大垣市郭町2-52 TEL：0584-74-7875 開館時間：9：00～17：00 定休日：なし（12月29日～1月3日は休館、臨時休館日有）

最初に大垣城を構築したのは1500年で「牛屋城」と呼ばれていました。最盛期の規模は想像できないほど大きく、4重の水堀を巡らせたお城だったそうです。1586年に発生した天正地震により、お城は倒壊してしまいましたが、その後復興されたそうです。

そして1600年「関ケ原の戦い」となり、石田三成が本陣を構えることとなります。当初は大垣城にて徳川勢力に抵抗しようと考えていたそうですが、関ケ原へ主力部隊は移動します。その後、石田三成が敗走し、大垣城も徳川家へ開城されました。

徳川家康は大垣藩を作り、大垣城天守閣を3重4階に改築されましたが、1945年の大垣空襲で焼失してしまいます。1959年に大垣城天守を復元しており、見学できる天守閣はコンクリート製で窓も大きく作られています。

入場料（一般）：100円（団体20人以上は入場料半額） 郷土館との共通券（一般）：150円（団体20人以上は入場料半額） 郷土館、美術館、記念館との共通券（一般）：600円（団体20人以上は入場料半額） 高校生以下：無料

大垣城には専用の駐車場がありません。その為、大垣城周辺のコインパーキングを利用しなければなりません。大垣城周辺のコインパーキングはどの場所も30分100円、最大料金600円が相場です。少し離れた場所になるので歩いて大垣城へ向かわなければなりません。

大垣城の見どころの1つ目が「戸田氏鉄像」です。戸田氏鉄は関ケ原の戦いの後、家督を継いで大垣藩の藩主となった方であり、大垣藩の藩祖として有名な方です。大垣城の西側の公園に馬に乗った姿の銅像があり、この銅像と大垣城を一緒に見るのがポイントです。

大垣城の見どころの2つ目が「おあむの松」です。関ケ原の戦いで落城寸前の大垣城から脱出し、この戦いの様子を後世に語り伝えたとされる女性「おあむ」が、この松を使って脱出したと言われているそうです。これは「おあむ物語」にも出てくる場所なので、見どころです。

大垣城の見どころの3つ目が「大垣城東門」です。天守が復元されたときに、七口之門の1つである柳口門が移築されました。この周りは水堀になっていたところではありますが、柳口門が移築されていますので、大垣城の本来の姿を垣間見ることができます。

大垣城周辺のおすすめ観光スポット1つ目は「郷土館」です。大垣藩主戸田氏の入城350年を記念して開館されました。歴代藩主の遺品や肖像画、美術品の展示などが行われています。また、美しい日本庭園が広がっており、見ているだけでも癒されそうです。

住所：大垣市丸の内2丁目4番地 TEL：0584-75-1231 開館時間：9：00～17：00 定休日：火曜日、祝日の翌日、年末年始

入場料（一般）：100円（団体20人以上は入場料半額） （高校生以下無料、大垣城、美術館との共通券あり） 駐車場：なし

大垣城周辺のおすすめ観光スポット2つ目は「守屋多々志美術館」です。大垣市出身で文化勲章受章された、日本画家の守屋多々志の作品が展示されている美術館です。常設展示は行わず、2ヶ月ごとに展示作品を入れ替えており、新しい作品に出合うことができます。

住所：岐阜県大垣市郭町2-12 TEL：0584-81-0801 開館時間：9:00～17:00 定休日：火曜日、祝日の翌日、年末年始

入場料（一般）：300円（団体20人以上は入場料半額） （高校生以下無料、大垣城、郷土館との共通券あり） 駐車場：なし

大垣城周辺のおすすめ観光スポット3つ目は「奥の細道結びの地記念館」です。松尾芭蕉は約5ヶ月かけて「奥の細道」紀行をし、この大垣市で紀行を終えました。これを記念して2012年に開館された記念館には、「奥の細道」の解説や大垣市の歴史、観光情報などが展示されています。

住所：岐阜県大垣市船町2丁目26番地1 TEL：0584-84-8430 開館時間：9：00～17：00（観光、交流館：9：00～21：00） 定休日：年末年始

入場料（一般）：300円（団体20人以上は入場料半額） （高校生以下無料、大垣城、郷土館との共通券あり） 駐車場：あり（一般車無料）

大垣城周辺のおすすめ観光スポット4つ目は「大垣公園」です。大垣城を眺めながら遊ぶことのできる公園で、芝生の広場と土の広場、市内で一番大きいの大型の複合遊具があります。また、園内にはイルカの噴水もあり、夏場の水遊びにも最適です。

園内には30種類の約200本のサクラがあります。ソメイヨシノや、匂い桜の代表であるスルガダイニオイ、黄緑の花を咲かすギョイコウザクラやウコンザクラなどの色々なサクラが楽しめ、花見の期間も長く楽しめます。また、大垣城天守は夜にライトアップされるため、幻想的な大垣城を望むこともできます。

住所：大垣市郭町2丁目53番地 TEL：なし 営業時間：なし 駐車場：なし

大垣城周辺のおすすめ観光スポット5つ目は「墨俣一夜城」です。豊臣秀吉が一夜にして築いたと伝えられている墨俣一夜城。一夜城は砦のようなお城だったそうですが、平成3年に城郭天守の体裁を整えた墨俣一夜城を建設し、歴史資料館として開館されました。この資料館では墨俣築城と秀吉の歩んだ道を中心に展示されています。

住所：大垣市墨俣町墨俣1742-1 TEL：0584-62-3322 開館時間：9：00～17：00 休館日：月曜日、祝日の翌日、年末年始

入場料（一般）：200円（団体20人以上150円） （18歳未満無料） 駐車場：さい川さくら公園駐車場を利用（無料）

大垣城周辺のおすすめ観光スポット6つ目は「お茶屋屋敷」です。お茶屋屋敷は徳川家の専用宿泊施設として建設されたお屋敷で、170メートル四方の区画に、御殿や櫓も備えていたと推定されています。現在は空堀や土塁などが残っていて、県の史跡に指定されています。

夏には新緑のトンネル、秋には紅葉のトンネルを見ることができるなど、自然豊かな場所です。また、現在はお茶屋屋敷跡の一部に数多くの牡丹が植えられ、「赤坂牡丹園」を開園し、四月の下旬から五月初旬にかけて綺麗な牡丹の姿も見ることができるそうです。

住所：大垣市赤坂町 TEL：0584-81-4111 入場料：無料 駐車場：なし

大垣城周辺のおすすめ観光スポット7つ目は「槌谷（つちや）」です。創業1755年の老舗和菓子店です。岐阜県の特産の｢堂上蜂屋柿｣を使った「柿羊羹」は、コクのある自然な甘みと上品な味が非常に美味しいと人気の商品です。ぜひお土産に買って帰りたいですね。

また、こちらのお店には大変綺麗な「みずのいろ」という商品があります。様々な色に変わる水をお菓子に映してみたいという思いから作られたそうです。干錦玉(ほしきんぎょく)と呼ばれる伝統的な和菓子を極力薄くして、1枚づつ手作りされるそうなので、予約販売にはなりますが、一度食べてみたいですね。

住所：岐阜県大垣市俵町39番地 TEL：0584-78-2111 営業時間：8:30-19:30 定休日：元旦

大垣城周辺のおすすめ観光スポット8つ目は「水門川舟下り」です。市内中心部を流れる水門川はかつて大垣城の外堀でありました。水門川の川下りは毎年春に実施されていて、満開の桜を眺めながら、ゆっくりと下れるのでとても人気があるそうです。ただ期間限定のお祭りですので、開催時期を確認の上参加してください。

住所：岐阜県大垣市船町2丁目26番地1（奥の細道結びの地記念館） 開催時期：4月頃 開催時間：10：00～15：00

いかがでしたでしょうか？大垣城は歴史的にも有名なお城でありますが、とても見どころのあるお城でしたね。入場料や駐車場の有無などもわかりましたし、大垣城周辺にも数多くの観光スポットも紹介できました。ぜひこれを参考にして、観光プランを考えてみて下さい。