飛騨高山の観光おすすめスポット紹介！子供も楽しめる場所も！

子供と一緒に映画「君の名は」を見た方は多いのではないでしょうか。映画を見て、聖地めぐりをする観光客が増えています。飛騨高山もそのひとつです。映画は、東京に住む立花瀧と岐阜県の糸守町に住む宮水三葉が入れ替わるところからスタートします。飛騨高山との関わりをご紹介します。

映画「君の名は」では、飛騨高山は重要なポイントになっています。映画の主人公・瀧が、三葉が暮らす糸守町を探すために最初に降り立った駅が飛騨古川駅です。そこから糸守町を探すために、高山の町を歩き始めます。そして、そこには実在のスポットがあります。コレを知っていれば子供に自慢が出来ますよ。

飛騨高山を訪れた瀧が最初に降りた駅が飛騨古川駅です。ホームから架線端をアップで写したカットは有名ですね。改札口や売店などそのままではないですが、カットを良く見るとイメージが湧いてきます。瀧が駅前でタクシーの運転手に話を聞くカットでは、そっくりな駅前風景が出てきます。

瀧が糸守町についての聞き込みをしているシーンで登場します。聞き込みをする瀧の背景の石段は、気多若宮神社の本殿に通じる石段がモデルです。気多若宮神社は平安時代に建立された歴史のある神社で、国の重要無形民俗文化財にもなっている観光スポットです。毎年4月中旬に開催される古川祭りもいいですよ。

瀧が糸守町の隕石被害について調べていた図書館です。映画でも飛騨市立図書館の名前が出てきますので、間違いないですね。館内には君の名はコーナーがあって、ボードには訪れた人の書いたメモがたくさん張られています。ここで本を探してみると映画の中に入り込んだ気分になれるかも！

主人公たちが、古川から富山へ向かうためにバスを待つワンシーンです。そのバス停が、角川駅近くの宮川町落合のバス停です。上の写真で見比べてみてください。そっくりだと思いませんか？現在は使っていなくて、少し小さくなっているようですが、待合室には映画のポスターも張られています。

司と奥寺先輩が瀧を待つ間に古川名物の五平餅を食べているカットです。二人がベンチに腰をかけて五平餅を食べているバックが、味処古川の外観にそっくりです。こちらも写真で見比べて確認してくださいね。お店のメニューにも五平餅がありますよ。間違いないようです。

映画の中には他にも飛騨高山のスポットが出てきます。飛騨山王宮日枝神社の石段や灯篭、道端に置かれた郵便ポストなどなど。瀧の聞き込みの途中に登場する背景の中に、映画のカットにそっくりなスポットがたくさん見られます。子供と一緒に、映画のモデル探しをしてみてはいかがでしょうか。

映画「君の名は」に出てくるシーンをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。映画と見比べて確かめる旅もいいかも知れませんね。映画の感動がよみがえってきます。飛騨高山には、それ以外にもたくさんの見所スポットがあります。ご紹介しますので、君の名は探しと一緒に観光してみましょう。

飛騨高山は飛騨山脈のふもとにあることから、自然が豊かな観光スポットです。子供は大人がまったく気づかない感性を持っているように思えます。大人がつまらなくても子供は楽しく過ごしています。でも高山には、親子で楽しく見たり遊んだり出来るスポットがたくさんあります。

平成11年に開館した新しい美術館ですが、人気のスポットになっています。マヤ文明ヤインカ文明、そして日本の縄文時代の展示が中心にされています。外観もユニークでマヤ文明のティカル神殿のようです。海外と日本の古い文化を子供と一緒に体験してはいかがでしょうか。

ここには、世界中の蝶や昆虫が見られる昆虫館があります。リスと一緒に遊べるコーナー、茶の湯の森などがあります。子供が楽しめるスポット間違いなしです。ここにも、現代の飛騨の匠が作った屋台が収蔵されています。からくりの再現も行われていますよ。技術の伝承には感動します。

グループ旅行は楽しいですね。特に気のあった友達と行く女子会旅行は、ワイワイ・ガヤガヤ話が弾みます。飛騨高山の観光でも、女子会にうってつけののスポットがあります。少々にぎやかにしても迷惑にならない、かえってにぎやかなほうが喜ばれるスポットもあります。おすすめをご紹介します。

高山祭りを見逃しませんでしたか？高山祭屋台会館に行けば、高山祭りを体感できますよ。秋の高山祭で使われた11台の屋台を3月・7月・11月に4台づつ入れ替えます。屋台の曳きまわしの様子も再現されていて、実際の様子も実感できます。巫女さんのガイドに聞き入ってしまいます。

高山の人気スポットが朝市です。高山には宮川朝市と陣屋前朝市の二つの大きな朝市が開催されています。朝早くから地元の特産品や工芸品を並べる姿が見られます。まもなく近くの旅館から浴衣に下駄履きの観光客が姿を見せ始めます。お店のおばちゃんの大きな声と笑顔が忘れられません。

二人でデートならどこへいても楽しいものですね。でも高山には、おすすめのデートスポットがいっぱいです。高山の町で、見たり食べたり遊んだり日頃と一味違ったデートを楽しむことが出来るスポットをご紹介します。ふたりだけの時間を過ごして、そして絆も深めることが出来ますよ。

高山の一番の人気観光スポットではでしょうか。旧城下町の中心部、商人町の上街と下町が古い町並みとして今も残っています。古い家並みと水路が織り成す景観は、カップルにはおすすめのスポットです。店先で調理される和菓子の食べ歩きにお土産探し、そして二人で人力車も風情があります。

飛騨大鍾乳洞はサンゴなどの石灰分が溶け出して鍾乳洞が出来たと言われています。標高900mにサンゴ？ここが海だった証拠です。そんな神秘を感じながら、薄暗い照明に照らされた洞窟を進んでいると自然と手をつないでしまいます。明るい地上に出た頃はきっと絆も深まっていることでしょう。

歴史好きの女性が増えているようですね。歴女と呼ばれています。そんな歴女におすすめのスポットが飛騨高山にもありました。見るだけでなく、タイムスリップしてその場面に入り込んで体験できるスポットをご紹介します。まさに、歴女にとって行ってみたくなる観光地です。

高山駅から徒歩約10分ほどでの場所にあります。時代劇にも出てくる代官所が、元禄時代に立てられた姿で今も残っています。時代劇に出てくるお白州もあり、吟味部屋には責め道具の展示もされています。少々生々しいですが、時代劇ファンには見逃せないスポットです。

合掌造りや榑葺きのなどの古民家が30数棟が立ち並ぶ民家の博物館です。里山の生活をそのまま今に残す風景は、数100年のときをタイムスリップしたように感じさせられます。山村の生活用具の展示やわら細工、さしこなどの実演を見ているだけで、長い歴史の重みが身にしみてきます。

子供やカップルなどにおすすめのスポットをご紹介してきましたが、飛騨高山には誰もが楽しめる観光スポットやイベントがまだまだたくさんありますよ。高山観光ではぜひとも見ておきたいイベントがあります。子供から大人まで、誰もが一度は行ってみたい、見ておきたいと思うイベントをおすすめします。

高山祭りは、春と秋の二回開催されているのをご存知でしたか？高山祭りと言えば、からくり人形で有名な重要文化財の屋台が市内を曳きまわされる歴史的伝統行事ですが、春と夏では主催する神社が違い屋台もそれぞれ独自のものだそうです。となれば両方の祭りを水にはいられませんね。

春の祭りは山王祭（さんのうまつり）と言われ、日枝神社（山王様）の例祭です。毎年4月14日・15日の日程で開催されます。山王祭だけに使われる屋台は12台です。からくりのある屋台は、石橋台（しゃっきょうたい）と龍神台（りゅうじんたい）の二台ですのでお見逃しなく！

秋の祭りは八幡祭（はちまんまつり）と言われ、桜山八幡宮（はちまんさま）の例祭です。毎年10月9日・10日の日程で開催されます。八幡祭だけに使われる屋台は11台です。 からくりのある屋台は、布袋台（ほていたい）の一台ですから屋台揃えや引き回しで探してくださいね。

観光の合間に食事を楽しむには、折角ですから郷土グルメを楽しみましょう。高山にはおいしい食材や郷土料理があります。ブランド牛として全国的に有名な飛騨牛や人気の高山ラーメンはぜひ食べておきたいですね。町のどこでも食べられる、代表的な高山グルメをご紹介します。

ブランド牛として全国区の知名度がある飛騨牛！高山に行ったら食べておきたいグルメのひとつです。ステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶは定番ですが、飛騨牛のふるさとでは高山ならではの食べ方もあります。市内のお店では、こんな料理にも！と驚く食べ方もあります。探してみましょう。

高山ラーメンは高山市民のソウルフードですが、今や全国からラーメン目当てでやってくるほどの人気ぶりです。鶏中心のスープが平打ちの細縮れ麺によく絡みます。スープとたれを一緒に寸胴で煮込むのも高山流です。麺屋しらかわ、高砂中華そば、麺屋伊吹、つづみそば、などが人気店です。

飛騨高山のおすすめ郷土料理は、ほう葉みそです。この地方では、火にかけても燃えにくい朴の葉が直火にかけて調理する器として使われてきました。凍った漬物をほうの葉で暖めて食べたのが始まりです。今では、味噌に野菜や肉などを混ぜて食べるようになっています。ほう葉味噌があれば後はアレンジしだいです。

映画「君の名は」で古川町の五平餅が一躍有名になりましたが、それだけではありません。飛騨高山にはおいしいランチが楽しめるおすすめのお店がたくさんあります。ランチだからと言って、飛騨牛を諦めないでください。リーズナブルなランチ価格で食べられることもありますよ。

映画「君の名は」で、主人公たちが聞き込み途中で五平餅を食べるシーンが出てきます。ぞのお店が、味処古川と言われています。お店の外観はそれらしく見えますよ。このお店では飛騨のブランド・飛騨牛の朴葉味噌が人気です。七輪の上で焼かれる飛騨牛と味噌の香ばしい香りはお腹が待ってくれません。

飛騨高山で本格的な江戸前寿司が食べられるお店です。えっ、山の中でお寿司？と思っていませんか。飛騨高山は金沢や富山と近いんです。日本海の新鮮な魚介類が毎日届きます。格安のランチメニューが用意されていますので、お試しください。ふっくらやわらかいアナゴはおすすめです。

観光の後に悩むのがお土産ですね。あげたい人の顔を思い浮かべながら、あれこれ考えてしまいます。高山にはうさぎグッズなどの小物から定番の和菓子、飛騨の匠の工芸品など、あげて喜ばれるお土産がいっぱいです。お土産選びは自分で欲しいものを選ぶのがコツかもしれませんよ。

いつも食べているわらび餅はなんだったんだろう、と思うほどのおいしさです。トロットロのわらび餅が大人気です。わらび餅のいわきは行列が出来る有名店です。早蕨（さわらび）はわらび餅にきのこと黒蜜がついて、一パック490円。冷やしてはいけないと言うのも衝撃ですね。

飛騨古川で有名な手作りの和ろうそくをお土産にいかがでしょうか。江戸時代から続く老舗の三嶋和ろうそく店で作る和ろうそくはススがでにくい、風が吹いても消えにくい、長持ちするという不思議なろうそくです。色もカラフルでインテリアとしても素敵なお土産になりますよ。

ユーモラスな名前の和菓子です。このお菓子は、名前だけでなく見た目もユーモラスです。 その名のとおり、合羽に三度笠の旅がらすの格好をした最中なんです。こんなお土産をもらったらうれしいと思いますよ。お土産が話題になって話も弾みます。あげる人ともらう人を取り持つお菓子です。

飛騨高山の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたか？ご紹介した観光スポットやイベント、グルメだけでなく、楽しさやおいしさがいっぱいです。お酒好きにはたまらない地酒もあります。そして、伝統ある温泉も！露天風呂で体を温めて、冷たい地酒を一杯、というものいいですね。