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安国寺のドウダンツツジの見頃は?兵庫県の紅葉の穴場をご紹介!

安国寺のドウダンツツジの見頃は?兵庫県の紅葉の穴場をご紹介!
投稿日: 2017年10月4日最終更新日: 2020年10月8日

紅葉の名所と言われるところはたくさんありますが、ご紹介する安国寺はまさに紅葉の穴場と言える、知る人ぞ知る名所と言えます。安国寺のドウダンツツジの見事さはまさに一幅の絵を見るかのようです。この安国寺へのアクセスや見頃について紹介します。

安国寺は紅葉の名所見出し

有名な紅葉スポットはたくさんありますが、日本には知る人ぞ知る、というような紅葉の名所がまだまだたくさんあります。ご紹介する安国寺もその一つで、アクセスも決してよくはなく、しかもこの季節しか一般拝観ができないといった、まさに穴場と言える名所です。安国寺の場所やアクセス、見どころについて調べてみました。

安国寺はどこにある?見出し

さて、「安国寺」というお寺は、日本国内、いや中国や台湾などにもたくさんあるお寺です。それぞれ宗派も違いますし、場所も宮城県から沖縄県と、まさに日本全国にあるお寺の名前なのです。なぜこれほど多いのかというと、足利尊氏、直義兄弟が各地に建立したからです。

南北朝時代、足利尊氏、直義兄弟は、夢窓疎石にすすめられて、後醍醐天皇以下戦没者を弔うために国ごとに寺と塔を建てることにしました。1345年、光厳院の院旨を得て、この寺を「安国寺」、塔を「利生塔」と名づけます。

しかし、室町幕府が没落するのに伴って、これらの寺塔も衰退し、現在では廃寺となっているお寺もあります。ですから、現在残る安国寺は、その衰退をくぐり抜けることができた寺であるということになります。ご紹介するのもそんな寺の一つです。

紅葉の名所として紹介するのは、但馬国に作られた「安国寺」で、別名安国禅寺とも言います。場所は兵庫県豊岡市但東町です。豊岡市は兵庫県の北部にあり、日本海に面した市です。兵庫県内で最も大きな面積を持つ市で、安国寺があるのはその中の但東地域となります。

この但東地域は、兵庫県の中で京都府に突き出した部分に当たり、周囲は山で囲まれている、典型的な山間地域です。丹後ちりめんの産地ではあるのですが、それだけに美しい山里の景色が今でもあり、安国寺に行く道すがらものどかな風景を作りだしています。

安国寺へのアクセス見出し

この安国寺ですが、あまりアクセスがいいとはいえません。電車やバスですぐ近くまでいけるというわけにはいかないのです。電車からバスを乗り換え、さらに最寄りバス停からも距離があります。

まず、公共交通機関を利用して行く場合のアクセスです。最寄り駅はJR山陰本線、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の豊岡駅になります。京都方面からは「きのさき」、大阪方面からは「こうのとり」の各特急が停車するので、これらを使ってまず豊岡駅に行きましょう。

豊岡駅に着いたら出石行のバスで「出石」まで行き、そこから乗り換えて「出合」まで行きます。さらに豊岡市コミュニティバス河野辺線に乗り換えて「小谷」バス停を降り、そこから徒歩で15分ほどかかるのです。ちなみに「出合」からは徒歩だと2キロほどあり、歩くと30分以上かかります。

そのため、乗り換え時間も含めると、相当の時間がかかることが予想されます。ですから、もし公共交通機関を利用するならば、出石からタクシーを利用するといいかもしれません。出石からタクシーで約20分です。

このようにアクセスがあまりよくないこともあり、ほとんどは車でのアクセスとなります。遠距離の場合は、豊岡駅前にレンタカー会社がいくつかあるので、そこを利用するといいでしょう。車でのアクセスの場合は舞鶴若狭自動車道の福知山ICが最寄りとなります。ここからは約40分です。

なお、安国寺は専用駐車場はありませんが、周辺の駐車場に停めることができます。駐車場は徒歩2分から3分程度のところから、徒歩10分ほどのところまでありますが、多少歩くことを覚悟すれば停められないということはないでしょう。周辺の紅葉を見つつ、安国寺に向かうのもいいのではないでしょうか。

安国寺はどういうお寺?見出し

前述したように、安国寺は全国にあり、それぞれ宗派なども違います。兵庫県豊岡市にある安国寺は臨済宗大徳寺派の寺院です。大徳寺派は京都の大徳寺を本山とする宗派で、室町時代に応仁の乱で荒廃しましたが、有名な一休宗純によって復興しました。

安国寺の由緒見出し

兵庫県豊岡市の安国寺ですが、前述したように、足利尊氏、直義兄弟が作った安国寺の一つです。正確に言うと、寺そのものは鎌倉時代後期に無本覚心(心地覚心、法灯国師)によって作られたものです。無本覚心は高野山で真言密教を学んだ後1249年に入宋、修業をした人物で、亀山上皇の帰依を受けました。この寺が1345年に安国寺と改称されたのです。

なお、当時の安国寺は、現在の安国寺公園(なつつばきの里)にあったと言われます。しかしこの寺は1717年、火災ですべて焼失してしまいました。そのため、現在の安国寺がある場所に移転し、現在に至っているとのことです。山号は太平山です。

安国寺はいつ拝観できる?見出し

さて、このように足利尊氏に由来する寺院である安国寺ですが、いつでも拝観に行くことができるというわけではありません。一般の観光客が安国寺の本堂を拝観できるのは、紅葉が見頃を迎える時期のみなのです。具体的には11月上旬から下旬が一般公開が行われる時期となります。

安国寺の紅葉の見頃見出し

本堂が公開される11月が紅葉の見頃ということになりますが、中でも特に見頃になるのは11月中旬ごろと言われます。紅葉の見頃の時期はその年の気候によって左右されるので、ずれが生じる場合もありますが、周辺の名所の情報なども参考にして、見頃の時期に行くように計画するといいでしょう。

安国寺のドウダンツツジ見出し

さて、この安国寺の紅葉ですが、特に名所として名高いのは本堂から見えるドウダンツツジです。1904年、安国寺の本堂が再建されたときに植樹されたものです。樹齢は約150年と言われ、高さ、幅は10メートルにもなります。ドウダンツツジは春に白い花をつけるのですが、真っ赤に紅葉するのでとても美しい植物です。

安国寺のドウダンツツジが名所と言われるのは、見頃の時期の真っ赤な色もさることながら、開け放った本堂横の座敷から一面の紅葉が見えることにあります。実はこのドウダンツツジは一本の木で、それが150年かけて四方に大きく成長して現在の姿となっているのです。

安国寺の紅葉の見どころ見出し

このように、安国寺のドウダンツツジは名所という名にふさわしい美しさであり、兵庫県の山間部にある寺にもかかわらず、本堂を拝観できる時期は多くの観光客でにぎわいます。しかも安国寺にはボランティアの方がついていて、美しい写真を撮影できるように配慮してくれるのです。

適当な時間になると、ボランティアの方が声をかけてくれます。そうすると、縁側などて撮影していた人も一定のところまで下がってくれるのです。こうすることで、人が写りこまない写真を撮るタイミングができるわけです。こうして撮影された写真は、まさに自然が描く美しい一枚の絵となります。

さらに、1時間に1回程度、ボランティアの方が声をかけてくれることで、座敷から出て、本堂の外からドウダンツツジを撮影する時間も設けられます。先ほど、このドウダンツツジが一本からなっていると紹介しましたが、それがわかるのは裏庭に回ることで裏側を見ることができるからなのです。

そのため、安国寺に行ったら、本堂の座敷に上がり、順番を待ちましょう。名所ということで混雑しがちですが、撮影する時間は確保できますし、その時には絵画のような美しいドウダンツツジの紅葉を存分に楽しむことができるはずです。ぜひ縁側まで行き、裏庭も見て、ドウダンツツジ全体の美しさをゆっくり味わいましょう。

ちなみに、紅葉が見頃を迎える時期には、日没から19時ごろまでライトアップも行われます。このライトアップの時期などは紅葉の進み具合によっても変わるため、10月下旬ごろに開始日が発表になります。安国寺の紅葉を見に行く計画があるのであれば、問い合わせをしてからにしたほうがいいかもしれません。ライトアップされたドウダンツツジは幽玄な世界を醸し出してくれます。

また、安国寺周辺はあまり観光スポットはないのですが、駐車場から安国寺まで移動する道ばたには、山里の紅葉がたっぷりとあります。小川のせせらぎを聞きながら、のんびりと紅葉を見て歩くというのは、まさに命の洗濯という気分が味わえます。いわゆる観光スポットにはない、紅葉散策もぜひ楽しんでみてください。

安国寺の紅葉の名所を楽しむ見出し

安国寺は兵庫県の中でも山間部にあり、決してアクセスはよくありません。しかし、苦労してアクセスしただけの感動を体験できる紅葉スポットと言えるでしょう。ぜひ燃えるようなドウダンツツジの美しさをのんびりと楽しんでください。

投稿日: 2017年10月4日最終更新日: 2020年10月8日

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