兵庫・豊岡のおすすめ観光スポットは？人気の名所やグルメ情報も！

みなさんは豊岡と聞くと何を思い浮かべるでしょうか？城崎温泉や城崎マリンワールドはすぐに思い浮かびますが、それ以外となると頭をひねる方も多いと思います。しかし、実際に調べてみると豊岡には魅力的なスポットがたくさんあるんです。そこで知っているようで知られていない、豊岡の名所やグルメの情報を紹介していきます。

"城崎マリンワールド"は一般的な水族館とは一味違い、アトラクションや体験オプションが充実している体験型のテーマパークです。特に"ドルフィントレーナー体験"はイルカのトレーナーを体験できるイベントで、家族連れに大人気です。園内のレストランで食べられる"但馬牛バーガーなど"グルメも充実しているのもうれしいですね。見どころが多いので事前にしっかりと計画を立てておきましょう。

体験型イベントが売りの城崎マリンワールド。園内ではなんと"アジ釣り"が楽しめます。「水族館で釣り？」と驚いた方もいると思いますが実はこのアジ釣り、子供を中心にかなりの人気イベントとなっているんです。釣ったアジをその場で天ぷらにしてもらえるというのも魅力です。道具は全て用意してくれるので、必要なのはやる気だけ。あなたも美味しい天ぷらを釣りましょう。

言わずと知れた名所である"城崎温泉"。石造りの橋と風に揺れる柳が作り出す情緒あふれる光景は日本の原風景そのものです。外湯めぐりの発祥地である城崎温泉には7つの外湯があり、宿に泊まれば無料で入ることができます。宿によって意匠を凝らした浴衣が用意されているので、おしゃれな浴衣を着て外湯めぐりや散策をするのもおすすめです。

城崎温泉では毎年たくさんの祭が催されているのをご存知でしょうか？温泉まつり、ふるさとまつり、秋祭り、かに王国と、季節ごとに大きな祭がありますが、その中でも最大の盛り上がりをみせるのが夏の"ふるさと祭り"です。たくさんの花火が打ち上げられる、街をあげての盛大なお祭りで、温泉街には露店が立ち並び、地元の人や訪れた観光客でにぎわいます。

出石城下町(いずしじょうかまち)を散策すると、町の中にひときわ目を引く時計台があることに気が付きます。辰鼓楼(しんころう)と呼ばれているこの時計台が設置されたのは明治4年で、当時は24時間制が導入されたものの、全ての家に時計が行き渡っていませんでした。かつては1時間ごとにこの楼閣から太鼓を叩いて町民たちに時間を知らせていたそうです。

わんこそばの大食い大会で有名な"出石そば"。江戸時代に信濃から出石に国替えとなった大名が信州そば職人を連れてきたことが始まりとされていて、現在の出石は50軒もの蕎麦屋が軒を連ねている関西屈指のそば処となっています。そばを盛る小皿にも店舗ごとに独自のデザインがされているので、食べるだけではなく見て楽しむこともできます。出石を訪れたのなら絶対に食べておくべきおすすめグルメです。

"コウノトリの郷公園"は一度は絶滅してしまったコウノトリの保護、野生復帰を目指して1999年に開園しました。185ヘクタールという広大な敷地には里山風景が広がり、園内ではコウノトリの姿を間近で見ることができます。また公園だけでなく研究期間としても活動していて、研究者を招き入れて科学的なアプローチも行われています。コウノトリに対する情熱が伝わってくる人気スポットです。

コウノトリの郷公園では毎日午後3時過ぎに餌やりが行われます。この時間になると餌を狙う野生のコウノトリが飛来するだけでなく、おこぼれに預かろうとサギやトビなども紛れ込んできます。餌が放たれた瞬間に一斉に池になだれ込み、争うようにして餌を食べるコウノトリの姿は迫力満点ですので、スケジュールに余裕があるなら餌やりタイムに時間を合わせて行ってみましょう。

環境省海水浴場の水質調査では最高の"ＡＡランク"に認定され、"快水浴場100選"と"日本の渚100選"にも選定されている竹野海岸海水浴場。実績が示すとおり、水質や透明度は沖縄の海にもまったく引けを取りません。遠浅の海は泳ぎやすく、子供連れのファミリーにも人気です。海水浴シーズンになると白い砂浜とエメラルドグリーンの海はたくさんの人々でにぎわいます。

豊岡市の夏恒例のイベントの"たけの海上花火大会"。花火大会といえばもちろんメインは花火です。しかし、たけの海上花火大会は年ごとに用意されているテーマに沿ってイルミネーションや音楽による演出が行われるという、総合的なエンターテインメントとしての花火大会を楽しむことができます。一般募集したメッセージが打ち上げられるメッセージ花火も人気です。

"玄武洞"は豊岡市にある景勝地で、見どころは"柱状節理"によってできた景観です。柱状節理とは溶岩が固まって冷えるときにできる規則的な割れ目のことです。玄武洞はこの法則によってできた六角形の玄武岩が積み上げられてできたもので、その人知を超えた圧倒的な光景からパワースポットとしても注目されています。一度は行ってみたい絶景スポットです。

玄武洞のある地域一帯はあじさいの名所として知られています。公園内には4000本近くのあじさいが植えられていて、6月中旬になるとピンクや青など、色とりどりの花を咲かせる様子はまさに百花繚乱です。毎年6下旬になると"あじさいまつり"が開催されます。あじさいを眺めながら公園内を散策したり、期間限定のイベントを楽しむことができますよ。

日和山海岸(ひよりやまかいがん)は荒々しいリアス式海岸が続くエリアです。見晴らしが良く、かつては漁師が海に出るかどうかを判断をするときの場所として利用していました。日和山海岸周辺は大型の漁船が行き来する好漁場で、四季を通して日本海の味覚が楽しめます。冬になると海上に霧が発生する"けあらし"というを現象を見ることができます。

日和山海岸の沖には"後ヶ島"(のちがしま)という無人島があります。地元の言い伝えでは、この後ヶ島は浦島伝説に出てくる浦島太郎が玉手箱を開けた場所として知られています。その伝承を後世に伝えるために1950年には後ヶ島に竜宮城を模した東屋が建てられました。海岸から眺めればその光景はまさに竜宮城そのもので、ついつい見入ってしまいます。

安国寺といえば本堂の裏庭に植えられたドウダンツツジが有名で、一度は写真を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。紅葉のシーズンに本堂の座敷から裏庭を見通すと、幽玄に佇むドウダンツツジが座敷に縁取られたような、まるで絵画を見ているような光景に直面します。いまや日本だけでなく海外からも多くの観光客が訪れている有名観光スポットです。

"八反の滝"は山陰海岸ジオパークにあります。落差が24メートルあり、高さが布八反に相当する長さであったことから"八反の滝"と呼ばれるようになりました。八反の滝は季節ごとに異なった表情を見せてくれます。夏には冷たい水を浴びて心地よく水遊びを楽しむことができ、秋には滝の周りの美しい紅葉を、冬は滝全体が凍る見事な雪見滝をそれぞれ堪能できます。

城崎温泉にある"おけしょう鮮魚の海中苑"は新鮮な日本海の海の幸が自慢の食事処です。観光客だけでなく地元の人からも愛されている老舗で、レストランの一階が鮮魚店になっているので品質も最高です文句なしです。城崎温泉駅から徒歩3分とロケーションもいいので、外湯めぐりの途中にいかがでしょうか。

豊岡市の山中にある但熊(たんくま)。たまごかけごはん好きなら知らない者はいない"たまごかけごはん専門店"として有名で、メニューを注文すると席に置いてある卵が食べ放題という、なんとも太っ腹なシステムが魅力です。全国から人が集まりリピーターも多いく、山間部にあるにもかかわらず平日から行列ができることもあります。

ここまで豊岡の名所やグルメの情報を紹介してきましたがいかがでしょうか？歴史的な名所や景勝地からエンターテインメントやグルメにいたるまで、豊岡にはたくさんの観光スポットがあることがわかっていただけたと思います。さあ、今度の休日は豊岡に出かけましょう！