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祐徳稲荷神社はパワースポット!アクセス方法や気になるご利益を紹介!

祐徳稲荷神社はパワースポット!アクセス方法や気になるご利益を紹介!
投稿日: 2017年10月7日最終更新日: 2020年10月8日

佐賀県にある祐徳稲荷神社は日本三大稲荷の一つとされ、さまざまなご利益がある神社として知られています。また、最近ではパワースポットとしても知られるようになり、たくさんの参拝客が訪れています。その祐徳稲荷神社へのアクセスやご利益などについて紹介します。

祐徳稲荷神社を知っていますか?見出し

聞くところによると、日本には30000もの稲荷神社があるということです。いかに稲荷神社が多くの参拝客に祈願されているかがわかります。その中でも日本三大稲荷の一つにあげられるのが、ご紹介する祐徳稲荷神社です。この祐徳稲荷神社に参拝するためのアクセス方法やご利益などについて紹介します。

祐徳稲荷神社は日本三大稲荷の一つ見出し

ところで、三大稲荷神社とは、どこなのでしょうか。まずは京都市伏見区にある伏見稲荷大社があげられます。ここは全国の稲荷大社の総本社とされており、日本人だけではなく、外国人観光客に爆発的な人気を誇り、多くの参拝客でいつも混雑しています。

もう一つの三大稲荷神社である茨城県笠間市にある笠間稲荷神社は胡桃下稲荷、紋三郎稲荷とも呼ばれます。五穀豊穣、商売繁盛の神として、古くから多くの参拝客を集める神社です。「笠間稲荷と佐白山」は茨城百景の一つにも挙げられています。

祐徳稲荷神社はどこにある?見出し

日本三大稲荷の残り一つである祐徳稲荷神社は、佐賀県鹿島市にあります。年間の参拝客は約300万人と言われており、九州では大宰府天満宮に次ぐ人数とされています。錦波川の西側に本殿が、東側には3000台収容の駐車場があります。

祐徳稲荷神社へのアクセス見出し

では、祐徳稲荷神社へのアクセスを紹介します。祐徳稲荷神社の最寄り駅はR長崎本線の肥前鹿島駅となります。この駅は特急なども停車する駅であり、駅前には祐徳バス鹿島バスセンターがあり、ここから出るバス、もしくはタクシーで10分ほどのところに祐徳稲荷神社があります。

駅からの距離という点から言うと、隣にある肥前浜駅の方が近いのですが、駅から3キロ程度の距離がある上、祐徳稲荷神社行のバスが通るバス停も離れています。アクセスはよくないので、肥前鹿島駅から行くことをおすすめします。

なお、祐徳稲荷神社に行く祐徳バスは、佐賀駅前の佐賀バスセンターからも出ています。こちらからは約1時間から1時間半かかります。いずれにしても、特に年末年始の時などは大変に混雑し、渋滞が起こることもあるということなので、時間には余裕を持たせたほうがいいでしょう。

一方、飛行機を使うアクセスの場合ですが、距離的には長崎空港の方が少し近いです。しかし、空港からはタクシーでアクセスすることになります。一方、佐賀空港の場合は肥前鹿島駅までのリムジンタクシーがあります。約50分で到着します。どちらの空港のアクセスが便利かを考えて決めるといいでしょう。

祐徳稲荷神社の由緒見出し

この祐徳稲荷神社ですが、創建は江戸時代のことです。肥前鹿島藩初代藩主鍋島直朝は後陽成天皇の孫で左大臣花山院定好の娘の萬子媛を夫人にむかえます。萬子媛は嫁ぐ際に稲荷大神の神鏡を授けられていました。1687年、萬子媛は朝廷の勅願所であった稲荷大神の分霊をここに勧請し、自ら奉仕するようになります。

萬子媛は1705年、石壁山の寿蔵で入定を果たします。この萬子媛の諡名から「祐徳院」と呼ばれるようになり、この萬子媛の霊験によって、多くの祈願をする参拝客で混雑するようになりました。

明治に入り、神仏分離令によって祐徳稲荷神社となります。萬子媛が入定した寿蔵は祐徳稲荷神社の境内社の石壁神社となり、萬子媛は「萬子命」として、石壁神社の神様となり、現在に至っています。現在では多くのご利益がある衣食住の守護神として、祈願をする多くの参拝客で混雑する神社となっています。

祐徳稲荷神社の見どころ見出し

楼門

祐徳稲荷神社の中でも豪華絢爛で有名なのが楼門です。特に神池の周辺から楼門、そして社殿が入る位置は撮影スポットとしても人気があり、撮影をする人たちで混雑します。楼門の中にある二体の随神は有田焼で作られ、壁面には菊、牡丹、緑地金襴手の大磁板がはめこまれています。

この菊は有田焼の特徴である赤絵を作りだした酒井田柿右衛門に特徴的なものであり、また牡丹は鍋島焼の伝統を今に伝える今泉今右衛門に特徴的なものとされています。どちらも佐賀県に関係の深い焼物なのです。

本殿

本殿は楼門をくぐって右手の山にあります。倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神の稲荷大神を祀ります。衣食住にご利益があるとされており、多くの参拝客が祈願に訪れ、混雑するところです。丹塗りの社殿は「不変性の象徴」とされ、その美しさは「鎮西日光」とも讃えられています。ぜひ参拝して、祈願をしていきましょう。

なお、現在の本殿は1957年に再建されたもので、本殿までは階段があります。ですが、この階段はそれほど段数があるわけではないので、問題なく行くことができるでしょう。ですが、本番はここからです。パワースポットとして有名なのはこの先の奥の院なのです。奥の院については後述します。

門前町も忘れずに

寺社の門前には古くから門前町があるものですが、祐徳稲荷神社の門前町にもさまざまな商店が並んでおり、見て歩くだけでも楽しいのではないでしょうか。郷土玩具や地酒、名物の料理などが楽しめますので、参拝後にはゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。

祐徳稲荷神社のご利益見出し

祐徳稲荷神社のご利益ですが、衣食住全般、夫婦円満、縁結びなどのご利益があるとされます。中でも境内にある岩崎社には縁結びの神である岩崎大神が祀られていることから、特に縁結びの神様として若い女性の参拝客で混雑しているとのことです。

また、勝運や商売繁盛にもご利益があるとされており、祐徳稲荷神社で祈願した野球チームが優勝したという噂もあるようです。そのため、祐徳稲荷神社の勝守はスポーツなどをする人に人気ということです。

祐徳稲荷神社は奥の院も見出し

先ほどふれたパワースポット、奥の院ですが、本殿の脇に奥の院に行く参道があります。奥の院までのルートには、萬子媛を祀った石壁社や、稲荷大神のお使いである白狐の霊を祀る命婦社など、多くの社殿があるのです。ただ、250メートルほどとはいえ、ずっと上り坂、途中からは階段もなくなります。それなりの覚悟は必要かもしれません。

ちなみに現在の命婦社は1804年に建てられた旧本殿を移築したもので、江戸時代の神社建築の特徴を残すものとして、現在は佐賀県の重要文化財となっています。山肌にも社があるほか、石碑の石も神様なのだそうです。

命婦社については、次のような話が残っています。1788年、御所が火事になり、その火が花山院邸に燃え移りました。そのとき白衣を着た者たちが現れ、すばやく火を消したのです。喜んだ花山院がその者たちが誰なのか問いかけると、「肥前の祐徳稲荷神社に奉仕する者だ」と答えました。そこで花山院は不思議なことだとして当時の天皇に言上、花山院自ら「命婦」と書いて神社に下賜したとのことです。

そしていよいよ奥の院です。奥の院は正確には「奥の院命婦社」という名前です。実は先ほどの命婦社のところで、白狐の霊が稲荷大神のお使いであると書きましたが、この白狐は稲荷大神への願いを取り次ぐ役目があるのだそう。ですから本殿で祈願したことを、奥の院で再び祈願すると、その祈願した内容が確実に稲荷大神に届くと言われています。

また、奥の院は山の頂上にあるので、素晴らしい眺望が楽しめます。鹿島の街はもちろんですが、有明海まで一望できる景色は、それだけでパワースポットの力が得られそうな気がします。ベンチなども置かれているので、一休みするといいかもしれません。帰りは違うルートなのですが、上りより傾斜がきつめなので、足元に注意して下りましょう。

祐徳稲荷神社はパワースポット見出し

祐徳稲荷神社はパワースポットとしても知られています。特に奥の院に上る道には、鳥居が立ち並んでおり、それをくぐると空気が変わるような雰囲気を感じるとのことです。また、前述したように、縁結びの神様のパワースポットとしても特に有名なので、神社の行事の時などはとても混雑すると言われます。

パワースポットとしての力を得たいのであれば、奥の院までの参拝をお忘れなく。前述したように、奥の院に参拝することで、祈願する内容が稲荷大神に伝わるとされます。体力的には少しきついかもしれませんが、自分のペースで上っていきましょう。

祐徳稲荷神社でパワーをいただこう見出し

日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社は、数々のご利益があり、パワースポットとしても知られ、多くの参拝客でにぎわっています。出かけたらぜひ奥の院まで参拝して、その願いをきっちりと届けてもらいましょう。そしてたくさんのパワーをいただいてきてください。

投稿日: 2017年10月7日最終更新日: 2020年10月8日

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