佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）に行こう！プラネタリウムなど見どころ満載！

佐賀県武雄市にある「佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）」。3つのテーマをもとに、1階から3階まで広がる観覧ゾーンでは地球や宇宙に関する様々な展示を楽しむことができ、大人気のプラネタリウムもある人気施設となっています。この記事では、佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）の見どころや料金案内な、お役立ち情報をご紹介します。

佐賀県武雄市の緑あふれる自然の中に建つ「佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）」。小高い山の中にあるので、アクセスは車が最も便利です。長崎自動車道の武雄・北方ICより15分の距離です。駐車場は、第1駐車場から第4駐車場まで約500台収容可能となっており、駐車料金も無料で利用できるのでおすすめです。

公共交通機関を利用する場合は、JR九州の武雄温泉駅で下車後タクシーで約10分です。もしくは武雄温泉駅から祐徳バスを利用し、永島バス停で下車後、徒歩約15分で行くこともできます。道中を満喫したいなら、レンタサイクルもおすすめです。武雄温泉駅構内の観光案内所で1日500円で貸出ししているので、ぜひご利用ください。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）周辺には観光ボートが楽しめる湖や、九州オルレ武雄コースの展望台など観光の見どころが集まっています。科学館を満喫したあとは、辺り一帯を含めて観光を楽しみ、最後に温泉も堪能して帰るのが人気のコースです。ゆっくりと滞在したい方は、武雄温泉が魅力のホテルに泊まって帰りましょう。

住所:佐賀県武雄市大字永島16351 電話番号:0954-20-1666

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）の開館時間は、平日（火曜から金曜）9時15分から17時15分まで、土曜・日曜・祝日が9時15分から18時までとなっています。なおゴールデンウィークや夏休み期間は閉館時間が延長され、9時15分から19時までオープンしています。チケット販売は閉館の30分前までとなっています。

休館日は、基本的に毎週月曜となっており、月曜が祝日の場合は翌平日が休みになります。春休み、ゴールデンウィーク、夏休みの期間は休館日がなくなるので、休みを気にせずいつでも行けるのが嬉しいポイントです。年末年始のお休みは、例年年末の3日間が休みになるのでお気をつけください。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）の利用料金ですが、常設展示の観覧ゾーンとプラネタリウムが別料金となっています。まず、1階から3階までの常設展示部分の入場料金は、大人510円、高校生300円、小・中学生200円、幼児（4歳以上）100円です。リーズナブルな料金で利用可能なので、気軽に見に行くことができます。

人気のプラネタリウムの利用料金は、常設展示の観覧ゾーンと同じく大人510円、高校生300円、小・中学生200円、幼児（4歳以上）100円となっています。常設展示とプラネタリウムの両方を楽しみたいなら、お得な当日セット券がおすすめです。セットなら、大人910円、高校生540円、小・中学生360円、幼児（4歳以上）180円と割引料金になり大変お得です。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）は3つのゾーンに分かれ、「地球」「宇宙」「佐賀」をテーマにそれぞれに特化した展示や人気アトラクションが揃っています。まず最初に、地球、宇宙、生命のつながりをより深く知ることができる「地球発見ゾーン」の、おすすめの見どころを紹介します。

展示スペースでも一際目立つ存在感を放っている「スペースサイクリング」。地球の重力の影響を体験できるスペースサイクリングは、高さは4.5mの空中にピンと張られたワイヤーの上を自転車に乗って渡る、ドキドキワクワクの人気アトラクションです。自転車の下に付いている150kgの重りのおかげで、安定した綱渡りができます。

デジタル技術を駆使し、人の動きを感知する「アースシアター」。壁３面がスクリーンになっており、表示されるメッセージに従って身体を動かすとストーリーが進んでいくという体験型のシアターです。全身を使ってゲーム感覚で楽しく体験ができ、大人も子どもも一緒になって遊べるのでおすすめです。

大人も子どもも大好きな、飛行機の操縦が疑似体験できる「フライトシュミレーター」。エンジンスタートから離陸、安全な飛行、着陸と音声に従って次々とミッションをクリアしていきます。ゲーム感覚でできるとは言え、上手くいくかハラハラしながらの操縦に夢中になってしまいます。この人気アトラクションを展示と合わせてぜひお楽しみください。

太古の地球や佐賀の土地ならではの展示が並ぶ「佐賀発見ゾーン」。恐竜の化石や佐賀県で産出された鉱物などが展示されています。また、佐賀の水辺を再現したアクアリウムや里山のジオラマなど、地元民でも様々な発見が楽しめる場所です。佐賀の魅力がつまった「佐賀発見ゾーン」の、おすすめの見どころを紹介します。

迫力満点の悪魔の角竜「ディアブロケラトプス」の化石をはじめ、武雄市で発見されたカブトガニの化石など貴重な展示が並んでいます。他にも佐賀の地層から発掘された、飛べない鳥「ペンギンモドキ」や、世界最大級の大きさの「ヨコヤマオオムガイ」など珍しい化石の数々に興奮が収まりません。

ゆめぎんが・アクアリウムでは、佐賀県に生息する淡水魚や、有明海・玄海に生息する生き物を見ることができます。ズラッと並ぶ水槽には、イモリやカエルといったかわいい両生類が大集合。淡水魚、海水魚の水槽もたくさんの魚が泳いでいて、飽きることなく見ていられます。ここは餌やり体験もできるスポットなのでおすすめです。

たくさんの海や川の生き物をみたあとは、実際に触ることができる「タッチプール」へ。ここでは、ヒトデやナマコ、ヤドカリのいるプールがあり、直接生き物に触ることができる人気コーナーです。大人はもちろん、子どもも安心して楽しむことができるのでおすすめです。触る時は、そっと優しく触れることを心がけてください。

太陽系や銀河系など不思議いっぱいの宇宙に関する展示やアトラクションが揃う「宇宙発見ゾーン」。普段知ることのない宇宙の姿をより詳しく学ぶことができる場所として、子どもだけでなく大人にもおすすめのゾーンです。宇宙飛行士やロケットなどについての展示も、リアリティ溢れるものばかりで見どころいっぱいです。

遊園地にあるアトラクションのような装置が特徴的な「宇宙トレーナー」。宇宙飛行士の訓練に実際に使われていたものと同じ形になっており、本格的なトレーニングを体験することができます。思ったより回転速度が早く、グルグルとまわるのでスリル満点です。大人も楽しく体験できる人気アトラクションです。

地球とは全く違う宇宙空間の重力歩行を体験できる「ムーンウォーク」。月の重力は、地球の6分の1と言われており、身体がとても軽く感じられます。月面歩行の体験は、歩くというよりジャンプするような感覚です。普段の生活では絶対に経験できないような体験が、ここ宇宙科学館では可能になります。

このゾーンではぜひ天井を見上げてみましょう。宇宙空間を漂う宇宙飛行士や人工衛星の模型が吊り下がって、まるで宇宙にいるかのような演出になっているのが見どころです。展示の中にも、宇宙服のレプリカやロケットのエンジン機器、宇宙で使われたというカメラなど貴重なものが沢山並んでいます。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）に来たなら絶対に外せないのが「プラネタリウム」です。2013年にリニューアルし、バージョンアップした大人気のプラネタリウムでは、ドームの天井いっぱいに高解像度の宇宙の映像が流れ、プラネタリウムにいることを忘れるほど臨場感溢れる空間になります。1日に5回テーマの違った番組が投映され、一般向け・子供向け・家族向けなど内容は様々です。

投映スケジュールは、佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）の公式ホームページで確認できるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。毎週土曜日の18時からは「サタデーナイトプラネタリウム」が開催されており、毎月変わるテーマのプログラムを生解説で投映しており、プラネタリウムの人気企画のひとつとなっています。

「はじめてのプラネタリウム」は、小さな子どもも一緒に楽しめる幼児向けの生解説プラネタリウムです。通常の上映と違い、クイズがあったり一緒に歌を歌ったり、とても楽しい内容になっています。途中で泣き出したりしても大丈夫、安心して鑑賞をお楽しみください。宇宙科学館の人気キャラクター「ゆめぎんが★ウーたん」も登場します。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）には、天体観測が楽しめる高性能な天文台設備が整っています。青空天文台では、天気の良い昼間には太陽や金星、一等星を眺めることができます。太陽の観察ではプロミネンスまで見ることができ、とても興奮します。また、青空越しに見える木星など珍しい天体観測ができます。

また、毎週土曜日の夜には、「夜の天体観測会」を行っています。宇宙科学館の望遠鏡で空に輝く星を眺める、とっておきの体験ができます。季節によって見える星も違い、シーズンごとに訪れるのもおすすめです。時間は10月から2月（冬時間）が19時から20時30分まで、3月から9月（夏時間）は20時から21時30分となっており、参加料金は無料です。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）では、展示やプラネタリウム以外にも、様々な体験ができるワークショップがあります。展示ゾーンの水槽に住む魚たちへの「エサやり体験」や、水槽の裏側を見ることが出来る「バックヤードツアー」は毎日開催されており、気軽に参加することができます。開催前に案内が流れるようになっています。

毎週日曜日には「野外観察会」が行われ、宇宙科学館周辺を散策しながら、生き物の観察を解説付きで楽しむことができます。その他、いろいろなテーマで工作や観察の単発ワークショップも充実しているので、宇宙科学館の公式ホームページをぜひチェックしてみてください。ワークショップは基本的に料金はかからず、気軽に参加できるのでおすすめです。

館内には約5600冊の蔵書数を誇る図書室もあります。恐竜や化石、実験や工作、宇宙や星といった宇宙科学館に関連する本が豊富に並んでいます。また、展示内容に関連した雑誌、ビデオ、DVDも自由に見れるようになっているので、より知識を深めたいなら図書室にもぜひ寄ってみてください。なお、貸出はしておらず、閲覧のみとなります。

見学や体験を楽しんでお腹が空いたら、館内にあるレストラン「湖畔のイタリア食堂　はねやすめ」へ。2017年4月にリニューアルオープンしたレストランで、パスタやピザ、カレーなど本格的な美味しい料理を食べられる人気店です。地元・佐賀の新鮮野菜や佐賀牛を使用した料理は、どれも絶品でおすすめです。

店内からは、日本の溜め池百選にも選ばれた池ノ内湖を臨むことができ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。レストランは11時にオープンし、16時にはオーダーストップとなります。定休日は月曜日で、宇宙科学館の休みに準じています。レストランのみの利用も可能で、その場合は入館料金は不要です。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）に来たなら忘れてはいけないのが、ここでしか買えない限定のお土産です。ミュージアムショップでは、宇宙や科学に関する様々な商品を販売しており、オリジナル商品の「ゆめぎんがサイダー」、「ゆめぎんが★ウーたん」のキャラクターグッズなど可愛いものから、宇宙食など珍しい商品まで豊富にあります。記念のお土産におすすめです。

佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）を利用するにあたって、便利なサービス情報を紹介します。1階のインフォメーションでは車椅子とベビーカーの貸出しを行っており、バリアフリー設計の館内をゆっくり楽しんでいただけるようになっています。また、手帳をお持ちの方と付添1名までは観覧料金が無料になります。

いかがでしょうか。佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）は、巨大な建物に見どころが沢山詰まった人気観光スポットです。大人から子どもまで楽しめる展示やアトラクションの数々に、一度と言わず何度でも来たくなる場所です。ぜひ佐賀県立宇宙科学館（ゆめぎんが）へ、宇宙や科学について楽しく学びに行きませんか。