桜えびの旬っていつ？一番美味しい時に食べに行きたいお店紹介！

美味しい桜色をした桜えび。生で食べたり、焼いたり、揚げたり、絶品な食材です。この桜えびには旬があり、捕獲湾も決まっています。また、しらすの旬の時期と重なるため、よくしらすと一緒に食べる事が出来ます。その時期、その場所では、絶品の旬の桜えびを食べる事が出来ます。旬の時期や獲れる場所、絶品の旬の桜えびを食べる事が出来るお店をご紹介します。

桜えびは、生きている時は、透き通った綺麗な桜色で、干すと桜色が深みを出し、色が濃くなります。また、夜の海ではキラキラと輝いている為、夜の宝石とも言われている桜えびは、体調3.5センチから4.8センチ。体の3倍のひげが特徴です。よくオキアミと同じだと勘違いしている人もいるほど、同じような形をしていますが、オキアミとは違います。

オキアミは、プランクトンです。アミエビとも呼ばれます。劣化が早く、魚釣りの餌として、干しエビ、スナック菓子やふりかけの材料として使われます。普通に食用としては流通していません。一方桜えびは、エビやカニと同じ甲殻類。桜えびかに属した生き物です。食用として流通しています。そして、オキアミを食べて、生きています。

桜えびには、旬の時期があります。その旬の時期は、年に2回。春は3月中旬から6月初旬、秋は10月下旬から12月下旬です。それ以外の時期は、桜えびを獲る事は出来ません。旬の桜えびは絶品グルメでおすすめです。水揚げされる漁港は、桜えびの旬の時期だと大賑わい。旬の絶品グルメ桜えびを求めて大勢の観光客が詰めかけます。

春に獲れる桜えびは、成長しているため殻が少し硬いですが、うまみは抜群です。かき揚げにして食べるとこれまた絶品。一方桜えびは、夏に産卵するので、秋に獲れる桜えびは、まだ若く、殻が柔らかいので、生食が絶品でおすすめです。秋は、2日間ほど干す事で旨味が凝縮された素干し桜えびが完成します。桜色に干されている風景を見る事が出来るので、観光におすすめの時期です。

旬の時期以外は、水揚げはないものの、冷凍桜えびだったり、干し桜えびとして食べる事が出来ます。時間がたった冷凍桜えびは、旬の時期よりは味が落ちるものの、やはり名産。美味しい事には変わりありません。干しエビは、味がギュッと詰まってこれはこれでまた別の絶品グルメです。旬の時期はもちろん、いつでも桜えびを求めて観光に行くのはおすすめです。

全国でも桜えびが水揚げされるのは、静岡県の富士山近くの駿河湾だけです。国内の桜えびは、100パーセント駿河湾産。漁業許可を静岡県だけが認められていて、許可証を持つ船だけしか獲る事は出来ません。由比(ゆい)地区、蒲原地区、大井川地区だけ。そのほとんどが由比地区で、日本一の水揚げ高を誇り、由比漁港は小さな漁港ですが旬の時期は観光客であふれています。

駿河湾東側にある沼津港。ここは、伊豆の玄関口で、日本一のアジの干物の生産地。その他にもカツオやサバ、アジなど新鮮な魚が約1000種類水揚げされます。沼津港は、沢山のお食事処やお土産処があり、観光客、地元の人達にも人気の地域です。この沼津港でも、旬の時期になると絶品桜えびを食べる事が出来、観光客であふれます。

由比港(ゆいみなと)は、駿河湾北にある小さな港ですが、旬の時期の桜えびのほとんどが、この由比港で水揚げされています。由比桜えび通りという通りもあるほどです。また、春の旬の時期である3月中旬から6月初旬の時期には桜えび祭りが行われるほどです。小さな港と言われていますが、実際に行くとそこまで小さくはありません。

焼津漁港(やいづぎょこう)は、駿河湾西側にある港です。旬の時期は、桜えびの水揚げがあり、旬の桜えびグルメを食べる事が出来るお店が数件あります。名古屋や大阪からは、この漁港が近いため、旬の時期になると焼津漁港へ旬の桜えびを求めて観光に来る人が沢山います。駿河湾をぐるりと囲む沿岸には、数か所の漁港があり、旬の時期は桜えびの味を求めて、立ち寄るのはおすすめです。

「桜えび・うなぎ料理 蒲原の味 よし川」では、年中桜えびを楽しむ事が出来ます。静岡市へ来た際、旬の時期じゃないから桜えびを食べる事が出来ないと、残念に思う事はありません。このお店に訪れる事で、旬ではなくても、美味しい桜えびを楽しめます。特にかき揚げはおすすめです。旬の時期はもちろん、活き桜えびや生桜えびなど新鮮グルメを味わう事が出来ます。

住所:静岡県静岡市蒲原3丁目5-18 電話番号:054-385-2524

田子の浦漁協食堂には、壁はなく、屋根のみです。朝、しらすの競りが行われる場所に、テーブルやイスが並べられます。田子の浦港に魚市場が移転し、潮風に吹かれながら、海や港、船を見ながら食事する事が出来ます。主にしらすが名産です。旬の桜えびが取れる時期は、由比の桜えびとコラボし、限定で生しらすと生桜えびの絶品グルメ「日本一丼」を食べる事が出来、おすすめです。

旬の桜えびやしらすについてもそうですが、ここは、食材が無いと閉店しています。当日の営業情報や、提供するものについては、漁協の公式サイトでお知らせがありますので、確認する事をおすすめします。開いていても、オープンする10時半よりもだいぶ前に生しらすの販売(予約可)がありますし、旬の桜えびとのコラボ丼は、あっという間に売り切れますので、早めに行く事をおすすめします。

住所:静岡県富士市前田字新田866-6 電話番号:0545-61-1004

ここは、「道の駅 富士川楽座」。一般道からと高速道路からと入館できる素晴らしい施設です。お土産屋もあり、体験空間もあり、プラネタリウムもあり、レストランや食堂も沢山入っています。その中で、桜えびの絶品グルメを食べる事が出来ますが、特に旬の時期には、生の桜えびも食べる事が出来ます。数店舗、食堂でもレストランでも桜えびを使った絶品グルメがあり、観光の際に立ち寄るのはおすすめです。

住所:静岡県富士市岩淵1488-1 電話番号:0545-81-5555

沼津市場のすぐ近くにある「沼津港ふみの」。店長が実際に沼津魚市場に出入りしていたこともあり、確かな目利きで絶品グルメを食べる事が出来ます。地元で働く人たちが多く訪れるほど、味には自信があるお店です。店内はいつも賑わっています。少し分かりにくい場所にありますが、絶品グルメを食べる事が出来るので、探して食べる価値ありのお店です。

新鮮な魚を使った海鮮丼やウニ、カニ、イクラを贅沢に使った3色丼、釜揚げシラスイクラ丼などがありますが、おすすめの絶品グルメは、やはり、桜えびとしらす、ネギトロが入ったふみ野丼です。店長自慢の一品です。また、生桜えび丼も旬の時期はおすすめです。沼津観光に来た際は、絶品桜えびグルメを食べましょう。

住所:静岡県沼津市千本港町109 電話番号:055-952-3923

高速道路にある由比パーキング(上り)。ここでも、旬の季節は絶品桜えびグルメを味わう事が出来ます。一番は、海岸沿いの港に行って食べる事ですが、この由比パーキングでも、劣ることなく桜えびを食べる事が出来るので、港に行く時間がない人には絶対おすすめのパーキングです。年中食べる事が出来ますが、旬の時期になると、「ただいま漁期中」という旗がかけられ旬の桜えびを堪能できます。

このお店の絶品グルメは、えび丸ご飯。蕎麦やうどんの定職について来ます。もちろんかき揚げも美味しいのですが、この定職についてくる桜えびを使った炊き込みご飯「えび丸ご飯」は、エビの旨味が絶妙で、美味しすぎて、びっくりします。実は、このご飯、美味しすぎて、ご飯の素が売られています。勝手自分でえび丸ご飯を作る事が出来、お土産にもおすすめです。

住所:静岡県静岡市清水区由比倉沢 電話番号:054-375-3873

新鮮さにこだわり、駿河湾の桜えびやしらすを気軽に楽しめるお店です。2015年、大人気だった「食堂さくら屋」が名前を変えて、車で約2分の場所に移転。現在は「ごはん屋さくら」として営業しています。広々とした店内には、お座敷もあり、美味しいメニューがそろっています。1年中桜えびを食べる事が出来ますが、やはり旬の時期の桜えびは絶品です。

生桜えびは、殻のままなので、少しチクチクしながらいただきますが、美味しいもので、カルシウムがしっかり摂れるのは、嬉しいことです。まずはそのままで、その後醤油をかけていただきます。かき揚げは、サックサク。絶品です。また、桜えびコロッケもありこれもまた絶品グルメ。由比港の近くにありますので、ぜひ観光に来た際は、食べてみて下さい。

住所:静岡県静岡市清水区由比今宿1027-8 電話番号:054-376-0101

桜えび専門のレストランです。1年中揚げたての桜えびを手作り蕎麦と合わせて楽しむ事が出来ます。サクサクの桜えびのかき揚げは、美味しいと人気があります。特に旬の時期のかき揚げは絶品です。「桜えび茶屋定食」には、生とかき揚げ両方付いているので人気です。春と秋の旬の時期の桜えび、それぞれの良さがあり、両時期に食べ比べてほしい生えびです。ぜひ絶品グルメを食べに寄ってみて下さい。

住所:静岡県静岡市清水区由比672-1 電話番号:0543-75-2448

由比駅から徒歩5分の所にある、「あおぞら」。ここは、桜えびと青ネギのかき揚げが絶品で人気のお店です。こじんまりとしたお店ですが、地元の人も通う、絶品のお店です。一番のおすすめ絶品グルメは、「桜えび定食」。由比産の桜えびと青ネギのみ使用したサクサクふわふわのかき揚げは、どこのお店にも負けない美味しさです。

かき揚げは、えび塩で食べると、更に美味しさが増しおすすめです。定食についている釜揚げは、旬の時期だとこれまた絶品。薄味ですが、旨味があり、他の味は要りません。また、佃煮も付いています。この佃煮も絶品です。パリパリしている桜えびに醤油が浸み込んでいて、旨味が口の中に広がります。「桜えび定食」は、お手頃価格で楽しめますのでおすすめです。

住所:静岡県静岡市清水区由比今宿195-1 電話番号:054-375-2411

由比港漁協が自ら手掛けている「浜のかきあげや」は、絶品桜えびグルメを堪能できるとあって、旬の時期は行列が出来るほど大人気のお店です。生の桜えびを特製ダレに漬け込んだ「沖漬け」は、大人気。桜えびをふんだんに使った「かき揚げ」「桜えびの炊き込みご飯」や「桜えびの味噌汁」など、由比ならではの絶品桜えびグルメを味わう事が出来ます。

かきあげやとだけあって、ほぼ桜えびのかき揚げで人を呼び込んでいるほど、絶品グルメです。全国どんぶりグランプリの天丼部門で金賞を獲得したほど。このお店は、旬の桜えびを提供しているお店で、漁がおこなわれている時期は、開店前から行列です。また休漁期は、閉店かと思いきや、金土日のみ、時間を短縮して営業されています。休漁時期は、電話で確認してから行きましょう。

住所:静岡県静岡市清水区由比今宿 由比港内 電話番号:054-376-0001

旬の桜えびの時期は、行列が出来るほど人気のお店です。なかなか桜えびを食べる事が出来ない地域に住んでいる人は、ぜっかく観光に来たのであれば、「桜えびづくし」はおすすめです。生桜えびや釜揚げ桜えび、桜えびの練り物、桜えびのかき揚げ、桜えびの炊き込みご飯。本当にえび、えび、えびです。旬の時期でも、水揚げされた翌日しか食べる事が出来ない生えびは、水揚げが無い日は冷凍となります。

住所:静岡県静岡市清水区由比東倉沢69-1 電話番号:054-375-2454

桜えびの漁師は、桜えびの習性を利用し、夕方から夜にかけて桜えび漁をします。そして、朝になると市場に並びますが、その前に夜売りというものが行われています。水揚げしたすぐに買う事が出来るシステムです。その夜売りは、割増料金が取られ、高級になってしまいます。しかし、鮮度抜群の桜えびを手に入れる為には、金額を惜しまないお店が利用しています。

そのお店の1つ「そば 上の」。このお店の絶品おすすめグルメは、旬の「桜えびかき揚げおろし」。その蕎麦の味を更に美味しくしてくれる、桜えびのかき揚げが絶品で、人気です。この桜えびのかき揚げは、水揚げされた直後の鮮度を保つため、桜えびを急速冷凍し、注文の度に急速解凍してかき揚げにするので、水揚げされた直後の桜えびを美味しさを食べる事が出来、おすすめです。

住所:静岡県静岡市清水区由比328-3 電話番号:054-375-5551

ちょっと余談ですが、桜えびまつりをご紹介します。絶品桜えびグルメを味わう事が出来る旬の時期は、年に2回。3月中旬から6月初旬の春と、10月下旬から12月下旬です。その期間中の春の時期、5月3日には、由比漁港では、桜えびまつりが行われます。数量限定桜えびの即売、飲食、小さな子供から大人まで楽しむ事が出来る桜えびまつりです。

5月3日と言えば、ゴールデンウィーク。この日に合わせて行われる桜えびまつりは、激混みです。荒天の時は中止となりますが、荒天ではない限り行われます。旬の桜えびを求めて、大勢の観光客が押し寄せます。イベントもあり、楽しい時間を過ごす事が出来ますので、5月3日は、ぜひ絶品桜えびを堪能するために由比港観光へ行きましょう!

桜えびは、旬ではない時期も、冷凍で1年中食べる事が出来るようになっていますが、やはり、水揚げされた翌日の桜えびには、絶対に勝てません。桜えびの旬の時期は、年に2回、3月中旬から6月初旬の春と、10月下旬から12月下旬までの秋です。春と秋、それぞれ美味しさに特徴があり、違った桜えびを食べることも出来ますので、ぜひ、旬の桜えびを堪能しに行きましょう!