日本武道館への最短アクセス方法は？九段下駅からの行き方や時間を徹底解説！

日本武道館の住所は東京都千代田区北の丸公園ですが、北の丸公園というのは皇居に隣接する自然豊かな公園であり、日本武道館はその公園の中にあるわけです。日本古来の武道を奨励して普及する目的を担って設立されましたが、多くの方がご存知のように、スポーツやコンサートなど多角的な催し会場としても利用されています。

住所:東京都千代田区北の丸公園２−３ 電話番号:03-3216-5100

日本武道館がある北の丸公園は、旧江戸城の北の丸だった場所で現在は環境省が管理する公園です。日本武道館はその北の丸公園の田安門から入ったすぐのところにある施設です。自然環境に恵まれた公園内や徒歩範囲内で移動時間のかからない場所に文化施設や大学、大使館、美術館などが点在していて文化の香り高いおすすめの地域です。

環境省が管理する国民公園です。名前が表しているように旧江戸城の北の丸があった場所です。日本武道館をはじめ公園内に文化的な施設がたくさん存在していて都民の憩いの場になっています。日本武道館へ通じる入口になっている田安門や清水門は重要文化財に指定されている、現存する旧江戸城の遺構として最も古い建築物です。

一番一般的な日本武道館へのアクセス方法として、東京駅からのアクセス法を書いておきます。東京駅では日本橋口から外へ出て東京メトロのB7入口から入り東西線大手町駅に行きます。4番線で三鷹方面行きに乗車して2駅目が九段下駅です。九段下駅では2番出口から外へ出るのが最短時間で日本武道館へ到着するのにおすすめの方法です。

日本武道館へのアクセス方法はいろいろありますが、最寄り駅として一番日本武道館に近いのは地下鉄の九段下駅です。九段下駅を通過する地下鉄の路線は、東京メトロ東西線、東京メトロ半蔵門線、都営新宿線の3路線です。九段下駅という駅がありますので、そこで下車すると徒歩で時間にして5分くらいで日本武道館にアクセスが可能です。

地下鉄で最寄り駅の九段下に着いたら、2番出口の表示を見つけて案内通りに2番出口へ向かいます。2番出口が日本武道館への最短のアクセス出口です。地上へ出たら徒歩でそのまま200mくらい進むといかにもそれらしい左へ曲がる道があるので曲がります。そこが北の丸公園入口なのでさらに進むと立派な門があります。それが田安門です。

九段下は東京の千代田区内に位置しています。周辺には専修大学や日本大学、二松学舎などの大学のキャンパスや、千代田区役所、美術館や大使館などが軒を連ねる感じで存在していて、靖国神社はすぐ目の前と言える場所にあります。ちょっと足を延ばすと神田神保町の書店街に行き着くおすすめの立地です。出版社なども多く存在しますね。

日本武道館は靖国通り沿いにあるため、時には、立地上こんな光景に遭遇することもあるかもしれません。靖国神社の季節ごとの行事や、国賓や国政を預かる国会議員さんなどの参詣のときなどは、靖国通りの歩道際はバリケードが設置されていたり、保安のための警察官や警察の車両などに遭遇することもあります。

日本武道館へ最短の最寄り駅は九段下駅ですが、九段下駅から時間にして5分くらいの辺りに東京メトロ神保町駅があります。この駅は専修大学キャンパスの最寄り駅ということで専修大学前というサブの駅名があるようです。駅を出て靖国方面へ向かう道路の交差点にも専修大学前という道路表示がされていますね。若者たちが多い街です。

日本武道館への通用門ともいえる田安門は、北の丸公園の北側の靖国通りに面したところにあります。田安門は旧江戸城の北の丸で、寛永13(1636)年に建築された江戸城遺構最古の建物と言われていて国の重要文化財に指定されています。そのような重要な遺構に触れながら通用門として利用できるのは驚きです。しっかり見て通りましょう。

田安門から日本武道館までは、道なりに進むだけですので時間はかかりません。そのまま進むと嫌でも日本武道館の前に出ます。イベントによっては、ロープの仕切りがあったり、案内や売店のテントが出ていたりしますが、現場にいる指導員の方の誘導に従って動きましょう。館内に入る時に持ち物チェックがあるかもしれません。

日本科学技術振興財団が管理運営する科学技術の博物館です。身近な生活に密着した科学技術から、宇宙や原子力、電波や航空船舶など、あるいはビタミンなどの栄養科学に至る多岐にわたる展示で、子どもから大人までの多くの年齢層の人々から支持される科学技術館で、訪れると時間の経つのを忘れてしまうおすすめの施設です。

1952年に日本初の国立美術館として開館した美術館です。日本の近現代の美術作品を蒐集し展示しています。内容は絵画、彫刻、水彩画や素描、版画や写真など多岐にわたっています。収蔵作品が増えたことにより、この建物は新館として1969年に建設されました。ブリヂストン創業者の石橋正二郎さんの寄贈によるものだそうです。

靖国神社は日本武道館とは靖国通りを挟んだ向かい側に当たる位置にあります。私たちの日常生活の中で折に触れて話題となる神社です。一度訪れてみるのもいいでしょう。自然環境に恵まれた施設では、折々の季節ごとの催しや近年ではプロジェクションマッピングなども行われて話題になっていますね。そういう意味でもおすすめの施設です。

イタリア文化会館は、日本武道館へ行く道より一歩手前の通りにあります。九段下駅内に行先案内の表示があります。広くイタリアの文化の紹介を事業としていて、イタリア語教室もありますし、折に触れて開催されるコンサートやイタリア映画、講演などを、予約をしておくと無料で体験できますのでおすすめです。建物も魅力的です。

九段下駅を出て日本武道館とは逆の方向へ歩いて行くと、神保町の書店街に出ます。神田神保町は書店や古書店あるいは出版社が多い土地柄です。時間を気にせずじっくり見ながら歩くと思いがけない拾い物の書籍が手に入ったりします。本好きにはおすすめの通りですし、気軽に入れるカフェやレストランもたくさんあり、カレーも有名です。

北の丸公園をぐるりと取り巻くように千鳥ヶ淵の濠があります。いろいろな生態系を育んでいるこの濠の周囲には見所がたくさんあって飽きることがありません。春の桜や夏の緑秋の紅葉などなど、季節ごとの魅力に触れることができます。お弁当を用意して千鳥ヶ淵緑道を歩くのもおすすめの過ごし方です。

旧江戸城の門ですね。高麗門と渡櫓門で形成される桝形門だそうです。長い時間を経て存在するとても美しい門です。田安門と同じく国の重要文化財に指定されています。かつては、徳川御三卿の田安家と清水家の屋敷や蔵があったので、田安門や清水門が現存するわけですね。尊い時間の流れが続いている、と思って見ると感慨深いでしょうね。

昭和30年代に桜が移植されたそうです。ソメイヨシノなど約330本が植樹されていて、桜の季節になると淡い桜の色が周囲の濠や芝生の緑とよく映えてとても美しいです。都内でも有数の桜の名所になっています。また濠沿いの桜の枝が水面に枝を垂らして、散った花びらが濠を埋め尽くす様子もとても情緒があります。桜の季節が待たれますね。

日本の若いアーティストたちが憧れ、そして登竜門的存在となっている日本武道館ですが、日本武道館の案内方々、最寄り駅の九段下を中心に周囲の魅力的な自然環境や施設を案内してみました。学生たちや出版関係の人々が多くを占めているこの界隈のアカデミックな環境はとても魅力的ですし、活気にあふれています。日本武道館への道すがら訪れるなり、新たに出かけて行くのも楽しいかもしれません。