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祇園白川は京都らしい魅力の観光スポット!桜のライトアップは幻想的!

祇園白川は京都らしい魅力の観光スポット!桜のライトアップは幻想的!
投稿日: 2017年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

祇園白川は京都市東山区にある花街エリアです。祇園は江戸時代後期から歌舞音曲と酒肴を楽しむ花街として発展した町で、明治時代には多くの文化人や名士が通ったエリアとしても有名です。祇園白川一帯を散策すると、日本の古い文化や京都人の生活の一端を垣間見ることができます。

祇園白川の観光・ランチ特集見出し

祇園白川は京都市東山区にある花街で、花見小路を進んだ場所にある白川と新橋通に面する一帯を言います。祇園白川を流れる白川沿いには、染井吉野や枝垂れ桜などの桜が植えられており、見頃のシーズンには満開の美しい桜が楽しめ、夜になるとライトアップされた花々が幻想的な姿を見せます。ここでは、そんな祇園白川の観光スポットや見どころについて紹介します。

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日本人から外国人まで人気の観光スポットである京都の「祇園」。京都の祇園では、普段味わうことのできない古き良き日本の姿を堪能できる人気の観光名所が数多く点在しています。今回はそんな祇園で、ぜひ1度は足を運んでほしいおすすめの観光スポットを紹介していきます。

祇園白川へのアクセス見出し

祇園白川へ電車で行く場合は、京阪電鉄本線の最寄り駅、祇園四条駅から徒歩約5分、阪急電鉄京都線の最寄り駅、河原町駅から徒歩約8分で行けます。バスで行く場合は、京都駅から100系統、110系統、206系統のバスに乗車します。四条河原町、四条烏丸、四条堀川、四条大宮からは、46系統、201系統、203系統、207系統のバスを使います。

祇園白川の歴史見出し

祇園は花街というイメージが強い町ですが、この町は平安時代以降、門前町として発展してきました。祇園では、舞妓や芸妓と遊ぶ場所をお茶屋と呼びますが、これは門前町の時代に訪問客にお茶を提供していた頃の名残です。そして、江戸時代の後期になると、幕府から祇園に対し茶屋営業の許可が出ます。これにより、祇園には多くの茶屋が軒を並べるようになりました。

幕府が水茶屋に茶点で女を置くことを許可してから、祇園は目覚ましい発展を見せ、元吉町、橋本町、林下町、末吉町、清本町、富永町、計6つのエリアに茶屋が立ち並ぶようになりました。この6つの町を祇園中六町と言います。その当時、祇園には約500件ものお茶屋が並び、この付近一帯は京都一の歓楽街となりました。

戦後、京都市内の開発が進み、古い街並みの多くは姿を消していきましたが、京都市は新橋通りを中心とした東西約160メートル、南北約100メートルの範囲を重要伝統的建造物群保存地区に指定しました。この指定により、祇園白川には戦前の粋な風情が残ることになりました。祇園には、現在でも祇園中部と祇園東、二つの見どころの多い花街があります。

祇園白川の由来見出し

祇園という名は、祇園が八坂神社(祇園社)の門前町として発展し、古くから祇園町と云われるようになったことに由来しています。また、白川は、茶屋町を流れる淀川水系鴨川支流の一級河川である白川に由来しています。この白川の流れは、琵琶湖の南から大阪の淀川にまで及んでおり、特にこの見どころの多い祇園には欠かせないものとなっています。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット1:巽橋見出し

祇園巽橋は祇園の北側に位置し、祇園エリアを流れる白川に架かる橋です。この橋は、短い石畳の小さな橋で、車は通ることができません。巽橋の両側に並ぶ古い家並みの風景が、何とも言えずノスタルジックな風情を与えており、見どころ満載の場所と言えます。特に桜や紅葉の時期には、花や紅葉の美しさがこの街並みに映え、夜のライトアップによって、花々はより美しさを増します。

夜になると、ライトアップされた桜や紅葉がこの町をより一層幻想的なものにします。街灯や周囲の飲食店の灯りがほのぼのとした雰囲気を醸し出しており、この落ち着いた雰囲気の中で、人々は食事にでかけたり散策を楽しみます。巽橋のすぐ向かい側には、舞妓や芸妓が芸事の上達を願って訪れる辰巳大明神があり、祇園の町の人々にとっても大切な場所になっています。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット2:辰巳大明神見出し

辰巳大明神は京都御所の辰巳の方角の守護神として祀られているもので、今日では、祇園の芸妓や舞妓からの信仰を集める、技芸上達に御利益のある神として、また、商売繁盛の神として、多くの人々が信仰しています。正面のみでなく、祠の裏も廻ると、一層の御利益を得られるそうです。この辰巳大明神は、見どころの多い祇園白川の中でも欠かせない場所の一つです。

伝説によれば、巽橋には狸が住んでいて、橋を渡る芸子などを騙して川の中を渡らせるという悪戯をしたため、困った人々が狸を祀る祠を建てたところ悪戯が収まったということです。春には、神社を覆い尽くすほどの桜が咲き乱れ、多くの観光客が訪れます。また、ライトアップされた夜桜見学も見応えがあり、おすすめです。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット3:祇園又吉見出し

祇園又吉は祇園の花見小路にある京懐石料理店です。ライトアップされた桜を見つつ門口の格子戸を開けると、石畳の廊下があり、暖簾をくぐると、清潔感のある店内に出られます。老舗旅館で料理長を務めた店主が、茶懐石の心を大切にしつつ造る、精魂込めた料理の数々を堪能できます。シンプルで落ち着いたカウンター席や、6名までの中庭付き和風個室があり、寛いで料理を味わえます。

このお店は、ミシュラン2016で2つ星を獲得している名店でもあります。ランチは、8000円と、決して安くはありませんが、十分納得できる内容となっています。ランチ懐石の内容は、先付けのホタルイカ、平貝、子持ち昆布、アイナメ、そして、出汁が利いた椀物、新鮮素材のお造り、華やかな盛り付けの八寸など、全て繊細に料理されています。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット4:味ふくしま見出し

味ふくしまは祇園で茶屋や置屋を営んでいる福島が、2013年に、祇園町南側にオープンさせた割烹料理店です。料理長は、出町柳の名店、御料理はやしで修行を積んだ辻義勝氏で、彼の目利きによる素材選びとそれを生かす料理技術により、オープンから1年半で、ミシュラン1つ星を獲得しています。落ち着いた店内で、絶品の京懐石料理を心行くまで堪能できます。

このお店は、日本料理の命は「水」ということで、開店にあたり、敷地内に井戸を掘るほどのこだわりを持っています。ランチは、アマゴの南蛮漬けやぶりの幽庵焼きなどが盛られた弁当が4000円で楽しめます。また、お任せコースは、先付けに椀物、お造りに煮物の盛り合わせ、重や籠に入った弁当とフルーツの全6品です。京都の季節の味覚が十分堪能できるコースとなっています。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット5:祇園もりわき見出し

祇園もりわきはアパホテル京都祇園エクセレントを南に入ったところにある割烹料理店です。このお店は、オープン1年でミシュランガイド2016にて、1つ星を獲得しています。このお店では、和の名店、京都ホテル入舟で研鑽を重ねた料理長が作る、季節感溢れる料理を楽しめます。店内は、桜の木の一枚板で作られたカウンターを中心に、自然の温か味が感じられる空間となっています。

稚鮎の苦みと田楽味噌の旨みがうまくマッチした稚鮎田楽や、天然物の魚介類にこだわった向付など、繊細な料理が味わえます。また、すべての料理で味わえる自家製の手打ち蕎麦も大好評で、ランチは、この蕎麦だけで十分堪能できます。この蕎麦は、石臼を使って粗挽きしたそば粉と水のみで、毎朝手打ちされた、喉越しの良い十割蕎麦です。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット6:露庵菊の井木屋町店見出し

高瀬川の畔に店を構える露庵菊乃井木屋町店は、創業100年の有名店、料亭菊乃井の姉妹店です。「素直でありのままに堂々と」という思いから、お店の名を禅の言葉、「明歴々、露堂々」より引用して命名しています。このお店の表側は、見どころの多い賑やかな場所にありますが、店内に入ると、そこには表から隔てられた静かで落ち着いた空間があります。

店内に入ると石畳の路地がカウンター席へと続きます。開放的なカウンター席では、調理場の風景を眺めながら食事を堪能できます。2階には、茶室と掘りごたつの個室があり、ほのぼのとした古の京都を感じることができます。ランチは、食前酒、八寸、マグロと鯛のお造り、湯葉饅頭、鶏だんごと聖護院大根、海老の揚げ物、鯛味噌、香の物、デザートが4000円ほどで楽しめます。

祇園白川のおすすめ観光・ランチスポット7:山玄茶見出し

三玄茶は知恩院の前にあり、祇園の町角に佇む寿司店です。このお店は、祇園寿司の流儀を踏まえながらも、スタイルにこだわらず、旬の海の幸を一品料理に仕立てています。店主は、滋賀の名店、招福楼で20年の経験を積んでおり、関西2015でミシュラン一つ星を獲得しています。店名の三玄茶は、禅語から引用したもので、禅の料理と茶事の心をモットーとしたお店です。

ライトアップされた桜を見た後、三玄茶の鮨会席を楽しみます。ゆったりとしたカウンター席から美しい坪庭を眺めながら、美味しい食事を堪能できます。このお店のメニューには、春の八寸盛り、三玄茶特別6人盛り春のお弁当、秋の焼き物、甘鯛の味噌漬け、近江牛肉を使った握り寿司などがあります。また、このお店のランチコースでは、5500円で懐石寿司のランチが味わえます。

祇園白川を散策しよう見出し

祇園白川は、古の京都の風情が最も味わえる町です。町中を流れる白川と川に架かる巽橋、そして端整に佇む街並み、どれをとってみても絵になるようなこのエリアは、散策するだけでも楽しくなる場所です。この見どころ満載の町は、夜になるとライトアップされ、花街独特の幻想的な姿が浮かび上がります。ここでは、そんな祇園白川の観光と見どころについて説明してみました。

投稿日: 2017年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

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