麺屋裕はミシュランが認めた山科の有名ラーメン店！名物は？

沢山の観光スポットや飲食店がしのぎを削る京都で美味しいラーメンが食べられることで有名な麺屋裕は名物ラーメンがミシュランに取り上げられたことにより京都のラーメン店の中でもトップクラスの有名店になりました。上質な食材から生み出される至福のラーメンやおすすめメニューなど麺屋裕の魅力を特集します。

京都市山科区にある麺屋裕は、もともとは上京区で営業していました。当時から厳選した食材を使用し丁寧に作られたラーメンは定評があり通い詰める常連さんも沢山いました。6名ほどしか入れない小さな店内でラーメンを提供していた名店は、グルメガイドブックで有名なミシュランのビブグルマン部門に掲載されることで一躍有名店になりました。

ミシュランに掲載されたことをきっかけに非常に有名になり客足も伸びたこともあり、2017年4月には山科に店舗を移転し以前よりも広い8名のカウンター席になりました。完全個人経営のラーメン店ということもありこじんまりとした雰囲気は健在です。営業時間は11時から14時までで定休日は火曜となっていますが、不定休も多いため公式ツイッターをフォローするのがおすすめです。

住所:京都府京都市山科区東野百拍子町25-2

麺屋裕がミシュラン掲載のきっかけになった名物ラーメン「蟹塩そば」750円は、店主のこだわりが随所に散りばめられた懇親の1杯で山科の町をちょっぴり活性化させるほどの名物ラーメンになっています。ラーメンが席に運ばれてきた時に香る蟹の風味が非常に食欲をそそります。透き通ったスープには美味しいエキスが沢山出ているのが分かります。

好き通ったスープにも関わらず濃厚な味わいで塩と蟹のバランスは絶妙です。具だくさんなトッピングも評判で通常の蟹塩そばでも鶏と豚のチャーシュー、姫竹、糸唐辛子、柚子、ネギ、たまねぎが入っており、最後まで飽きずに感触することができます。味変用の調味料などもないことからもラーメンに対しての熱いこだわりを感じます。

ミシュランに認められた名物ラーメンには、お好みでトッピングを追加することも可能です。姫竹のメンマや鶏と豚のスライスなど魅力的な食材は、ひとつひとつ店主のこだわりの味付けと調理が施されています。香り高い蟹の風味は他店では味わうことはできない、山科のラーメンを代表する名物に相応しい1杯です。色合いの綺麗さも特筆するべきポイントになっています。

麺屋裕では、絶品の名物蟹塩そば以外にもシンプルなラーメンなどを食べることができます。蟹塩ラーメンよりも透明度の高い「塩らーめん」750円は、こだわりの店主の技が光るシンプルなラーメンでミシュラン名物の蟹塩そばよりも塩らーめんを好む方も多いです。しっかりと塩味が効いたスープにちぢれ麺が絡み合って持たれることなくするする食べることができます。

トッピングされている具材は基本的に蟹塩そばと同じでチャーシューに姫竹メンマ、ネギ、糸唐辛子など、豊富な食材を楽しむことができます。こんがりと炙られた姫竹は甘みがあって美味しいです。はじめての来店では名物ラーメンをおすすめしますが、何度か来店されたことのある方は是非とも試してほしい極上の1杯です。あっさりながらもパンチがあります。

麺屋裕の塩ラーメンに次ぐ定番メニューの「醤油らーめん」750円は、キレの良い醤油ベースのスープに脂の甘みが調和した美味しいラーメンです。こちらもリピーターの方に人気のメニューになっており、その日の気分で塩と醤油を選ぶのも楽しみになっています。炙りが入った姫竹の香ばしさの相性も非常に良い醤油スープで最後の一滴まで飲み干したくなる味です。

麺屋裕の全てのラーメンや飲水に使用されている水へのこだわりも強く、超軟水の伏見水を特注のステンレス貯水庫で鮮度を保ちながら保存しスープ、手打ち麺、飲水、お米などに使用しています。水にまで徹底的にこだわることによって生み出されるラーメンの味はシンプルながら奥の深いオリジナルな美味しさになっています。

磯の香りを満喫できる「あおさ貝塩そば」800円は、数量限定のラーメンで程よい大きさのハマグリとあおさがトッピングされた贅沢な1杯になっています。お店自慢の塩ベースのスープとの相性も抜群でハマグリとあおさからでる旨味を存分に味わうことができます。定番メニューになってもおかしくない人気のラーメンですが、難しい現実があるようです。

ラーメンに合うハマグリやあおさなどの食材の価格は年々上昇しており、定番メニューとして提供す続けられる保証ができないということで限定ラーメンの貼紙は入り口付近のみで気がつかない方もいるようです。蟹塩そばと並ぶ個性的な特徴を持ったラーメンはなくなってしまう前に食べておきたい絶品グルメです。もちろん追加トッピングも可能です。

「あおさ貝醤油そば」800円は、前に紹介したあおさ貝塩そばの醤油バージョンです。単純にスープを変えただけですが、塩と醤油の違いは大きいです。好みの別れるあおさ貝そばですが、どちらの味もしっかりと染み渡ったハマグリとあおさの旨味を堪能できることには変わりなく彩りも豊かです。プリプリのハマグリも非常に美味しいです。

数量限定の贅沢ながらリーズナブルな価格のあおさ貝そばにはお好みでトッピングを追加するのも楽しみの1つです。麺の大盛りはありませんが追加替え玉は100円で注文できるので美味しい自家製麺が食べ足りない方はトッピングと替え玉を注文すると良いでしょう。あおさの風味とハマグリの旨味がたまらないラーメンを食べたい方は早めの来店をおすすめします。

ミシュランに認められた絶品ラーメンにはついつい沢山のトッピングを追加したくなるものです。そんなラーメンファンの欲を満たしてくれるおすすめのトッピングが「特製裕盛り」350円です。数量限定の全部のせメニューで2種類のチャーシューに味玉などが贅沢に盛り付けられています。どのトッピングも妥協のない非常に美味しい味が病みつきになります。

美味しいラーメンにお肉のみトッピングしたい方に最適な「チャーシュー増し」200円は手頃な価格で鶏と豚の上質なスライスがトッピングできるおすすめメニューになっています。色合いの非常に綺麗なチャーシューからでる脂がスープに更なる深みを与えてコクのある味わいを楽しむことができます。味も食感も異なる2つのチャーシューはお店自慢のトッピングです。

シンプルなトッピングが好みの方には「味玉」100円がおすすめです。トロっとした黄身の味わいが口の中に広がる味玉は塩、醤油問わずスープとの相性も抜群です。店主の作るラーメンのバランスを極力崩したくない方にも人気のトッピングで100円でラーメンにボリューム感がプラスできる定番の人気メニューになっています。

美味しいラーメンを提供する店のサイドメニューが不味いわけありません。「炙り燻製鶏ユッケ丼」300円は、丁寧にスモークされた燻製鶏を香ばしく炙った一品で黄身と混ぜ合わせて食べればため息がでるような美味しさになります。ラーメンのスープとの相性も良いのでユッケ丼の中にスープを入れて姫竹などをトッピングしていただくのもおすすめです。

シンプル・イズ・ベストの「チャーシュー丼」250円もおすすめのサイドメニューでラーメンに使用されるチャーシューが食べやすいサイズにカットされています。適度な脂の味わいがご飯とも良く合う一品でこちらもラーメンスープをかけていただくことで1杯で2度美味しいおすすめのサイドメニューになっています。庶民的な価格も魅力です。

京都山科の有名ラーメン店「麺屋裕」の魅力を特集しました。ミシュランに見出された確かな味の美味しい蟹塩そばを筆頭に、水からこだわられて丁寧に作られるラーメンはどれも非常に美味しいです。個人経営のラーメン店なので家庭の事情で急遽休みになることもあるので公式ツイッターをフォローしましょう。誰しも一度は食べてほしいおすすめラーメン店でした。