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小吃は台湾の軽食!色々な一品料理はどれも美味しい!おすすめ紹介!

小吃は台湾の軽食!色々な一品料理はどれも美味しい!おすすめ紹介!
投稿日: 2017年11月1日最終更新日: 2020年10月8日

皆さんは「小吃」の意味をご存じでしょうか?夜市が盛んな台湾では、小吃は屋台などで味わう一品料理をさします。日帰り旅行も可能な台湾の有名夜市をはじめ、おすすめ小吃とはどんなものがあるのか、台湾の美味しいグルメ・小吃についてとことん調査してみました。

「小吃」とは?見出し

小吃(シャオチー)とは、お店や屋台で食べる中華料理の一品料理を言います。「手頃な値段で、どこでも気兼ねなく食べられる軽食」というのが最大の魅力で、台湾だけでなく中国でも同じ言い方をします。今回は台湾の小吃の中でおすすめの一品料理、人気グルメをお届けします。

台湾へ行く前に「小吃」を知っておこう!見出し

小吃の意味とは?

台湾で小吃は「手頃な値段で、どこでも気兼ねなく食べられる軽食」という意味があります。しかし日本語が意味する「軽食」よりは、「メインの食事」という意味の方が強いのかもしれません。具体的には、麺類、餃子などの包子(パオズ)や肉料理、炒飯や杏仁豆腐まで含まれます。

小吃はどこで食べられる?

台湾は外食文化が発達しているので、屋台グルメが数多くあります。この屋台グルメを堪能するなら、やはり「夜市」でしょう。初心者におすすめなのは「士林観光夜市」、グルメが充実しているのは「寧夏路夜市」等で他にもショッピング中心やローカルな雰囲気の夜市まで様々です。

台北で小吃を楽しむ時のおすすめ紹介!人気のおいしい一品料理集! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
台北で小吃を楽しむ時のおすすめ紹介!人気のおいしい一品料理集! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
今回は、台北人気グルメ小吃のおすすめ一品を、ご案内していきます。気軽に楽しめる軽食グルメから、夕飯にもなる一品料理まで、さまざまな小吃グルメを集めております。台北の豊かな食文化を存分に堪能するためにも、旅行前に参考にして見てくださいね。

小吃が味わえる夜市とは?見出し

「士林夜市」

台北北部にある士林夜市(シーリンイエシー)は、台湾最大の夜市として有名です。地元の人はもちろん、世界中から多くの観光客で賑わう人気スポット。行き方は、MRT淡水信義線(レッドライン)の劍潭(ジェンタン)駅で下車し、1番出口を出て夜市へと続く文林路を横断します。

士林夜市のおすすめ屋台グルメは、郭家葱油餅(グォジャーツォンヨービン)。葱油餅は通常刻んだ葱を生地に練り込み焼くだけですが、士林夜市のものは油で揚げてあるので外はカリっとした食感が人気です。ツウは卵を入れ、あっという間に食べきってしまう美味しさなのだとか。

「寧夏路夜市」

寧夏路夜市(ニンシャーイエシー)は、「グルメ夜市ならここ!」という台湾でも評判の夜市です。規模は小さめですが美味しいグルメ屋台が多く、食べ歩きにはぴったり。行き方はMRT雙連(シュアンリェン)駅で下車し、1番出口を左折し太原路を越えると右手に夜市の入口があります。

「饒河街夜市」

饒河街夜市(ラオハージエイエシー)は、士林夜市と共に台湾の二大夜市として有名です。この夜市は観光客が多く、直線の一本道がそのまま夜市という特徴があります。伝統的な小吃店が軒を連ね、中でも「胡椒餅」は人気名物。最寄駅はMRT松山新店線の松山(ソンシャン)駅です。

「雙城夜市」

雙城街夜市(スワンチョンチエイエシー)は小規模ですが、朝11時から営業している夜市として知られています。観光客というよりは地元中心の夜市のため、歩けない程の混雑は滅多にないのだとか。台湾で全国展開するグアバ専門のジューススタンド「芭樂芭」もあり、若者に人気です。

「花園夜市」

台南では夜市は曜日制のため、地元の人たちは『大大武花大花花』と開催日を把握しているようです。「大」とは大東夜市(ダードンイエシー)、「武」とは武聖夜市(ウーシェンイエシー)、「花」は台南最大の花園夜市(フゥアユァンイエシー)。フリマのように野外で開催されます。

台湾で食べるならこの小吃①「蚵仔煎」見出し

蚵仔煎(オアチェン)とは台湾独自の料理の一つで、牡蠣が入ったオムレツのような料理です。蚵仔煎は台湾では定番中の定番で、古くから屋台や夜市で味わえる小吃として人気があります。特に有名なのは台北の夜市・寧夏夜市で、人気店「賴記雞蛋蚵仔煎」では常に行列が絶えません。

「賴記雞蛋蚵仔煎」

賴記雞蛋蚵仔煎(ライジーダンオアジェン)は、寧夏夜市の入口付近にあるお店です。行列が絶えない人気店ですが、回転が早いので長時間待つことはないでしょう。できたてはパリパリとした生地と、ふんわりとした中身が絶妙の美味しさです。ちょっとした軽食にもなります。

台湾で食べるならこの小吃②「臭豆腐」見出し

臭豆腐(シュウドウフ)とはおおよその意味は想像できますが、その名のとおり強烈な臭い匂いが特徴の台湾では名物料理です。臭みの理由は発酵汁に豆腐を漬け込むためで、日本人のような観光客にとってはハードルが高い小吃。油で揚げることで臭みは多少和らぐようです。

臭豆腐で行列が絶えない人気店と言えば、饒河街夜市にある下港名彭臭豆腐(シャガンメインボンチュウドウフ)。店内は常に満席で、軽食メニューもたくさんあります。一番人気の臭豆腐は他店から比べると匂いもマイルドで、表面はサクサクした歯ごたえ。アツアツがおすすめです。

台湾で食べるならこの小吃③「胡椒餅」見出し

台湾小吃の定番と言えば、胡椒餅(フージャオビン)。台湾国内でも断トツ人気で表面はパリパリ・中はもっちりと、胡椒のきいた肉の餡がたっぷりと詰まった軽食です。中国・福州の「葱肉餅」がルーツと言われ、豚肉の餡を包んだ葱肉餅を台湾人の口に合うよう改良したのだとか。

胡椒餅の名店と言えば、福州世祖・胡椒餅(フウツォウシーツウ・フージャオビン)。饒河街夜市の名物として、台北市内に4店舗ある超人気店です。鉄釜で焼き上げる過程を店先で見ることもでき、黒胡椒がきいた胡椒餅は絶品の美味しさです。軽食として食べ歩きにも便利な一品です。

台湾で食べるならこの小吃④「魯肉飯」見出し

台北のご当地グルメの一つ、魯肉飯(ルーローハン)。豚肉を香辛料で甘辛く煮込み、煮汁とともにご飯にかけて食べるローカルフードです。お店によって豚肉の使用部位は異なり、つゆだくタイプからご飯にからむ程度までさまざま。軽食というよりはガッツリ食べたい一品です。

魯肉飯のおすすめ店は、MRT台北駅近くにある金峰魯肉飯(ジンフェン・ルーローファン)。テイクアウトもできる台湾庶民派レストランです。注文の仕方はテーブルに備え付けられている用紙に数を記入して、店員さんに渡せば完了。写真付の日本語メニューもあるので安心です。

台湾で食べるならこの小吃⑤「肉粽」見出し

台湾中どこでも目にする「チマキ」こと肉粽(ロォゾン)。その名のとおり、単なるチマキではなく肉入りのチマキを言います。地域によって作り方が違い、北部ではあらかじめ調理した具材を笹の葉に包んで蒸すのに対し、南部は生の具材を包み熱湯で茹でるので味わいに違いが出ます。

チマキのおすすめ店なら、王記府城肉粽(ワンジーフチャンロォゾン)。「府城」は都心を意味し、古都・台南を指すようです。王記は南部のチマキ、生の具材を茹でて作ることでもち米は軟らかく仕上がるのだとか。自家製ソースとピーナッツの粉は王記オリジナルのトッピングです。

台湾で食べるならこの小吃⑥「水煎包」見出し

水煎包(シュイジィエンパオ)は台湾版「小ぶりの肉まん」のようなもので、いつでも気軽に味わえる軽食です。外はカリッと焼き上げられているのが特徴で、香ばしく何個でも食べられそうです。台北駅周辺には有名店が数軒お店を構え、イートインできる所とそうでない所があります。

水煎包を味わうなら、「老蔡水煎包」がおすすめ。台北駅周辺に3軒あり、漢口街店のみイートインがあります。メニューは豚肉・ネギが入った「肉包」、ニラ・春雨・炒り卵入りの「韮菜包」、キャベツ・春雨・椎茸入りの「高麗菜包」の三種です。日本語表示もあるので安心です。

台湾で食べるならこの小吃⑦「滷味」見出し

滷味(ルーウェイ)は、台湾でも人気グルメの一つです。「滷」とは鶏やアヒルを丸ごと煮込み香料を加えた塩水や醤油を意味し、滷味とはその汁で煮込んだ料理を指します。煮込む食材はさまざまで豆腐、厚揚げ、かまぼこなどの練り物や、ホルモン、肉団子や卵、野菜などがあります。

滷味と言えば、師大夜市(シーダーイエシー)にある「燈籠滷味」がおすすめです。台湾メディアでも何度か取り上げられるほどの人気店で、野菜を煮込んだ後にオリジナルソースをかけて味わうのが好評です。食べたいものを食べたい分だけ味わえるのも、台湾グルメの醍醐味です。

台湾で食べるならこの小吃⑧「麵線」見出し

麺線(ミェンシェン)は、胃もたれせずに美味しく味わえる伝統的な台湾グルメです。素麺を煮込んだような麺と、とろみのかかったスープが特徴で日本人の口にもよく合います。各店舗での人気メニューは牡蠣がたっぷり入った「蚵仔麺線」と、豚の大腸が入った「大腸麺線」です。

阿宗麵線(アーゾンミエンシエン)は、観光客にも人気の麵線店です。1975年に屋台から始まった店舗も、日本人が好む鰹だしをスープに使用し、麺は手作りで歯ごたえのある弾力性が瞬く間に行列店の仲間入りとなった一軒。他では味わえない味付け大腸は、特におすすめです。

台湾で食べるならこの小吃⑨「地瓜球」見出し

地瓜球(ディグワージョウ)は、軽い食感が特徴のモチモチしたさつまいもドーナツです。「軽食」にはぴったりで、夜市でも一番美味しいおやつとして大人気。有名店というのは特にないようですが、こじんまりとした屋台が多いので見逃さないようにチェックが必要でしょう。

台湾で食べるならこの小吃⑩「花生捲冰淇淋」見出し

花生捲冰淇淋(フアシェンジュエン・ビンチーリン)は、クレープのような薄い皮の上にピーナッツの粉、アイスクリーム、パクチーをトッピングしてラップしたデザートです。小腹が空いた時の軽食として、食べ歩きにもピッタリな一品。苦手な方には、パクチー抜きもできるようです。

台湾で食べるならこの小吃⑪「木瓜牛奶」見出し

木瓜牛奶(ムーグァニョーナイ)は、パパイヤと牛乳を混ぜミキサーにかけたジュースです。パパイヤは消化促進効果があり、ビタミンを多く含むため美容効果が期待できる万能フルーツ。ジュース自体は時間が経つと苦味が出て固まる性質があるため、購入直後に飲みきるのが鉄則です。

台湾・台南で食べるならこの小吃見出し

「牛肉湯」

牛肉湯(ニューロータン)は、台南名物の一つで朝食に食べることが多いようです。意味もそのままで、牛の出汁スープに牛肉の切り身が入ったシンプルな料理。味付けはお店独自の醤油ソースが一般的で、店舗により使用する牛の部位が違うのだとか。想像以上のあっさり味です。

台南で牛肉湯店として人気なのは、「六千牛肉湯」(住所:台南市海安路一段63號)。朝5時からの開店ですが、4時には行列ができるほどの超人気店です。交通アクセスはあまりよくないようですが、人気ぶりを見ればその美味しさは格別の意味があるのでしょう。

「虱目魚粥」

台南を訪れたら食べるべきグルメの一つ、虱目魚(サバヒー)粥。「虱目魚」は英語名ではミルクフィッシュと言われ、その名のとおり淡泊な味わいが特徴の淡水魚です。台南には養殖場がありますが、この魚は鮮度が最も重要なため輸送が難しく台南でしか味わえない逸品です。

台南で虱目魚粥を食べるなら、「阿堂鹹粥」(住所:台南市中西區西門路一段728號)がおすすめです。地元ローカルはもちろん、観光客も訪れる人気店。虱目魚はもともと小骨が多い魚ですが、こちらのお店では丁寧に骨を取り除きお粥として提供してくれるので美味しく味わえます。

「意麺」

意麺(イーミェン)は、油で揚げて茹でた卵麺のことでインスタント麺のルーツとも言われています。台南のおすすめ店は、活気のある小杜意麺(シャオドゥイーミェン)やタウナギの意麺が食べられる阿江炒鱔魚(アージャンチャオシャンユー)です。どちらも地元客で賑わっています。

「蝦仁飯」

蝦仁飯(シャーレンファン)とは、エビ飯です。殻と背ワタをキレイに取り除いた新鮮なエビに、醤油、砂糖、ネギを加え炒め、ご飯は鰹のだし汁で炊き上げ旨味が凝縮された絶品料理。蝦仁飯は台南の名物料理で、プリプリとしたエビが特徴の「矮仔成蝦仁飯」は100年以上続く老舗です。

台湾・高雄で食べるならこの小吃見出し

「筒仔米糕」

米糕(ミーガオ)とは、もち米の上にそぼろ肉がのった台湾版おこわです。台南や高雄では、筒状になった筒仔米糕(トンツーミーガオ)が有名で、夜市でも人気の小吃。竹筒に入れられ蒸されているため、もち米はモチモチとした食感で味がしっかりと染み込んでいるのが特徴です。

高雄で美味しい筒仔米糕を味わうなら、「北港蔡三代筒仔米糕」がおすすめ。50年以上続く老舗店で、蒸し卵スープも有名です。行き方は高雄MRTオレンジライン鹽埕埔(エンテイホ)駅から徒歩20分程度、昔ながらの赤い看板が目印です。先に会計を済ませ自分で運ぶセルフスタイルです。

高雄のグルメ本でも掲載されたほどの人気店、「小暫渡」。名物料理の米糕は、もち米はすこし固めで、魯肉と甘さ控えめの魚のデンブがたっぷりとのっています。鴨の卵は濃厚で、付け合せのきゅうりはさっぱりとした箸休め役。米糕に合う四神湯(スーシェンタン)もおすすめです。

「白糖粿」

白糖粿(バイタングオ)とは、ピーナッツ・ゴマ・砂糖をまぶした平たい揚げ餅を意味し、老牌白糖粿(ラオパイ・バイタングオ)は高雄でも人気店です。米粉はもち米のみを使用し素朴な製法を採用しているため、上品な味わいが特徴。外はカリカリで中はモッチリとした美味しさです。

小吃を食べに台湾へ行こう!見出し

台湾の美食グルメ・小吃はいかがでしたか?料理名から、その意味を想像することはできるものもたくさんあります。台北は夜市も多くさまざまな屋台がありますが、台湾の北と南とでは名物の小吃も多少違うようです。台湾旅行の際には、お気に入りの小吃を食べ歩きしてみては?

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投稿日: 2017年11月1日最終更新日: 2020年10月8日

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