伊豆にある吊り橋の見どころ紹介！海岸を展望する絶景は必見！

太平洋に突き出した伊豆半島は、山間部が多く海岸まで崖や山肌が迫っています。昔から交通難所も多く、橋も多くあります。中には、歩行者のために架けた吊り橋もあります。熱海や伊東など昔から観光名所として名高い伊豆半島、そこの吊り橋を中心に、ユニークな橋や全国に知れ渡った橋も加え、橋観光巡りのスタートです。

城ヶ崎海岸沿いに遊歩道が続いています。海岸を散策できます。断崖が絶景が続きますが道が整備されていて、安心して歩けます。城ヶ崎海岸の歩道崖際沿いの歩道です。城ヶ崎海岸には二つの吊り橋があります。断崖絶壁の城ヶ崎海岸には吊り橋が良く似合います。

門脇吊橋は伊豆半島を代表する吊り橋です。さまざまな撮影スポットにも使われる吊り橋です。門脇吊橋は長さ48m、高さ23mあり、ビルの7、8階にあたります。伊豆半島の東側伊東市にあり、伊東市の観光スポット「城ヶ崎海岸」にある観光名所の吊り橋です。大海原の絶景が楽しめます。専用の駐車場もあり車でのアクセスも安心です。

画像写真を見る限り、昔の人はどのような方法でこんな難所を行き来したのか、想像するだけで怖くなります。それでなくとも、高さが23mもある橋を渡るのも高所恐怖症でなくても怖いです。怖いから渡りたいところもありますが、橋の上から見渡す太平洋の眺めは、怖さを忘れさる大海原の絶景です。

伊東市の城ヶ崎海岸にある橋立吊橋は、はしだてつりはしと読みます。長さ60m、高さ18mの吊り橋です。橋立吊橋は伊豆半島によくみられる断崖絶壁に架けられた吊り橋です。橋上から太平洋の大海原が眺められる絶景スポットです。城ヶ崎の海岸風景が存分に楽しめる吊り橋です。アクセスは車でも、専用の橋立吊橋駐車場があります。

伊豆半島の吊り橋は画像のように歩行者専用ですから、安心して渡れます。日本のトンネル技術と橋梁技術は世界一位ですから。橋の安全は保証付きですが、この橋も高さが18mもあります。ビルの高さでいえば、5、6階です。橋の手すりも高くないだけにやはり怖いです。それでも渡りたくなるのが吊り橋の魅力です。

三島大吊橋は、静岡県三島市にある歩行者専用の吊り橋です。三島大吊橋から遥拝する富士山は荘厳さがいっそう増します。幅が1.6mの吊り橋です。橋の愛称は、三島スカイウォークで、まさに、空を歩いている感覚になります。アクセスは東名高速道路沼津I.C.より約15分です。無料駐車場が完備しています。

三島スカイウォーク、粋な名前の橋です。本当に空を歩く気分になれるようです。歩行者専用の橋で、400mもあるのですから、思う存分吊り橋でしか味わえないだいご味が確かめられます。橋のどこの場所でも立ち止まって写真が撮れます。歩行者専用ですから家族で渡っても安心です。空を歩く気分が味わえます。

奧野エコーブリッジは歩道橋です。長さ100.5m、幅員3.0m、塔の高さが22.0mあります。斜張橋でケーブルで橋桁を吊る吊り橋です。伊豆半島の奥野ダムによってせき止められた松川湖の散策路に整備された吊り橋で、伊豆の山路が楽しめます。アクセスはJR伊東駅より約7km、車で15分です。駐車場が完備しています。

奥野エコーブリッジも、歩行者専用の吊り橋です。山のこだまが感じられる山の中の吊り橋です。長さが100mですから、吊り橋ファンには少し物足りないかもしれませんが、山岳地伊豆の山並みが存分に感じられます。四季の変化がある山並みと青い湖と吊り橋、観光名所として最高です。

伊豆といえば最近は「天城越え」ですが、少々前までは、伊豆といえば「伊豆の踊子」でした。大女優が主演していました。河津踊り子滝見橋は橋の名前に踊り子が付いています。静岡県内では初めての「片塔式ウェーブ橋」という吊り橋です。滝も川も美しい場所です。橋長46.4m、幅1.5mの橋の上では踊ってはいけません。

伊豆の山の中の吊り橋は周囲の風景にマッチしていて、人工物ですが違和感が感じられません。吊り橋のうねりが自然の風景になじんでいます。周囲の自然に溶け込むこだわりが感じられる吊り橋です。アクセスは伊豆急行線河津駅からバスで30分です。東名高速沼津ICから車で90分かかります。町営の無料駐車場もあります。

吊り橋ではありませんが伊豆にはユニークな橋がたくさんあります。おもしろい云われがある橋や、楽しい企画が組み込まれた橋や驚くばかりの建築技術に圧倒される橋など、楽しい橋巡りです。多くの橋に駐車場が完備しています。車でアクセスして橋巡りもおすすめです。橋脚ファンには絶好の巡回スポットです。

蓬萊橋は島田市の大井川に架けられた木造の橋で全長は897.422mあります。世界一長い木造歩道橋です。渡し板は木製の有料橋です。歩行者や自転車のみが通行できる橋です。橋の長さの897.4mにかけて「厄なしの長生き橋」といわれています。一度渡ってみましょう。厄払いができるかも…アクセスはJR島田駅より徒歩で約15分です。

河津七滝ループ橋の正式名称は、七滝高架橋（ななだるこうかきょう）だそうですが、河津七滝ループ橋のほうが、橋のイメージがすぐに湧き出てきます。全長1064m、高低差45m、直径80mの大規模な二段式のループ橋で、全国的にも珍しい橋です。怪獣映画に出てきそうな橋で、日本の建築技術の高さの現れです。

伊豆半島の橋といえば、寒天橋は外せません。一番歌われた橋かもしれません。石川さゆりさんの「天城越え」で歌われています。この地に、明治のはじめに寒天製造工場があったことから、橋の完成した昭和6年(1931年)には「寒天橋」と呼ばれていたようです。アクセスは車で新東名長泉沼津ICより約70分です。整備された駐車場はありません。

豊泉橋は河津川に架かる橋です。自動車も渡れる一般道の橋です。朱塗りの欄干が特徴で、橋の美しさを引き立てています。河津は桜の名所です。河津桜を橋の上から楽しむこともできます。両岸の桜が橋の上から楽しめます。桜に橋は似合います。アクセスは伊豆急行の河津駅から徒歩で5分程度です。桜まつりの駐車場は40近くあります。

この橋で出会った人と結ばれるそうです。真実は別にして、実際にあり得るのでしょうか？わかりません。実際に、出会い橋に出かけて確かめてみる価値はあります。ハートにも見えるモーニュメントは、不思議な出会いを演出する魔法の杖かもしれません。アクセスは修善寺駅よりバス35分「湯ヶ島温泉口」下車、車だと東名高速沼津ICより約1時間です。

現実の世界とは別にして、猫越川は緩やかな流れで穏やかなイメージがあるために女性的な印象の川とされています。橋の長さは39.5mあります。橋の中央部分には展望デッキがあります。川のせせらぎや景色をゆっくりと楽しむことができます。じっくりと時間をかけて願い事ができそうです。

本谷川は猫越川に比べて荒らしい流れが感じられる本谷川にかかります。そこから、男性的なイメージで男橋がかかっています。男橋も長さが39.5ｍです。やはり、男女同権の時代ですから当然の計らいです。それにしても、二つの橋を渡るだけで、良い出会いに恵まれるのかどうか、試してみましょう！

修善寺温泉街を流れる桂川に架かる5つの橋に願いをかけながら渡ると恋が成熟するそうです。本当でしょうか？その5つの橋が渡月橋(みそめ橋)、虎渓橋(あこがれ橋)、桂橋(むすばれ橋)、楓橋(よりそい橋)、滝下橋(安らぎ橋)です。橋の御利益は現地で確かめましょう。

昔話にも、一休さんは橋の真ん中を渡りました。牛若丸が弁慶と対峙した京都五条の橋です。橋は昔から日本人の暮らしに生きていました。伊豆半島の橋の特徴が歩行者専用の吊り橋が多いことです。人間第一の橋です。古くから橋と関わってきた日本人は橋が好きなのです。その原点が伊豆で見つかるかもしれません。伊豆の橋を楽しみましょう。