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知床クルーズのおすすめの楽しみ方!クジラやイルカが見れるかも?

知床クルーズのおすすめの楽しみ方!クジラやイルカが見れるかも?
投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

日本で初めての海洋地域を含む世界遺産に登録された知床半島は、多様な生態系と美しい自然が織りなす有名な観光地。陸から眺める知床も素晴らしいですが、クジラやシャチ等の怪獣にも出会えるクルーズツアーも人気です。今回は、知床でおすすめのクルーズツアーの魅力に迫ります!

クジラにも会える!知床半島でおすすめのクルーズ観光見出し

2005年、日本で初めて海を含めた自然遺産として世界遺産に登録された知床半島は、ダイナミックな自然の中で、様々な生き物の生態が観察できる世界有数の観光地。知床では、美しい景観と、珍しい野生動物に会える海上クルーズツアーが人気です。今回は、ウトロ側と、羅臼側に分けて、海から眺める知床クルーズツアーの情報をお伝えします。

知床半島クルーズエリアについて見出し

知床半島は、中央を連なる知床の山々を境に、半島東部のウトロ地区と半島西部の羅臼地区に分かれます。今回ご紹介する知床半島クルーズツアーは、主に、この二つのエリアに分かれて海上から、ダイナミックな知床の自然に触れられるおすすめのツアーです。約10社の観光船が一年中クルーズツアーを催行しており、世界中から観光客が訪れます。

知床クルーズ観光の人気の秘密は、エリアによって様々な景観と珍しい野生動物を安全に観察できるところにあります。ウトロ地区側を運航するクルーズ船からは、有名な知床八景で知られる美しい滝や岬など、自然の創り出した素晴らしい景観を楽しめることはもちろん、普段は近づくことのできない野性のヒグマ等も観察することができます。

知床半島はオホーツク海に突き出していることから海洋の影響を強く受けるため、北海道の中で最も積雪量の多い地域の1つとなっています。羅臼側のクルーズ船では、冬の知床に押し寄せる一面の流氷や、季節によってクジラやイルカに代表される海洋哺乳類と出会うこともできます!クルーズ観光は、訪れた人に感動を与える知床の魅力がいっぱいです。

知床の観光スポット15選!おすすめの場所で自然を満喫!ホテル情報あり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
知床の観光スポット15選!おすすめの場所で自然を満喫!ホテル情報あり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
2005年に世界自然遺産に登録された知床は、手つかずの豊かな自然に囲まれ、地球のスケールの大きさを肌で感じることが出来る観光スポットが多くあります。今回は知床を訪れるならここへ行けば間違いないというおすすめの観光スポットを紹介します。

知床クルーズウトロ側の見どころ1:知床八景見出し

知床クルーズウトロ側の見どころ1は、知床八景です。ウトロ港を出港して知床岬までを回るクルーズツアーでは、有名な知床八景が見れます。まず、ウトロ港の向かい側あるのが巨大なオロンコ岩。高さ60m程の岩の名前の由来は、当地この地に住んでいた「オロッコ族」または「そこに座っている岩」という意味のアイヌ語だとも言われています。

さらにクルーズ船が北上すると、雄大な知床連山が見えてきます。雪をいただいた秋の羅臼岳の景観は見事で、海から一望できる山々の美しさに感動すること間違いなしです!人気のクルーズツアーでは、知床連山を背景にしながら、プニュ岬や乙女の涙と呼ばれている「フレペの滝」など、世界遺産知床ならではの絶景が楽しめます。

乙女の涙を過ぎると、はるか彼方にトレッキングやハイキングで人気の知床五湖が見渡せます。クルーズ船は、さらに北上して有名な「カムイワッカ湯の滝」に差し掛かります。アイヌ語でカムイは神、ワッカは水の意味。滝を流れ落ちる温泉を船上から眺められます。クルーズでは、他にもカシュニの滝や知床岬など、人気の観光スポットを巡ります。

知床クルーズウトロ側の見どころ2:野生動物見出し

知床クルーズウトロ側の見どころ2は、野生動物です。知床半島の海岸沿いには、野生のヒグマをはじめとする様々な野生動物が暮らしています。子育て中や補食中のヒグマは大変危険で、徒歩でのトレッキングルートでは、なかなか近寄って観察することはできません。その点、クルーズ船なら安心してヒグマを観察することができるのでおすすめです。

また、ウトロ側では、かわいい目をくるくるとさせたトドやアザラシのような人気の海獣にも遭遇することができます。知床の豊かな海に生息するシロザケやカラフトマやイカなどは、野生動物の貴重な食料源となっています。越冬のために、トドやアザラシの一部が、知床の海に南下してきます。海面にぴよこんと顔を出した姿がとても愛らしいです。

知床クルーズ羅臼側の見どころ1:海洋哺乳類見出し

知床クルーズ羅臼側の見どころ1は、海洋哺乳類です。知床半島東部、オホーツク海に面した海は、回遊してくるマッコウクジラやミンククジラを観察するホエール・ウォッチングが人気です。知床には、流氷の下に育つアルゲ(海藻の一種)やプランクトンなどが豊富に繁殖しています。そんな豊かな知床の海は、クジラたちにとって絶好のレストラン!

クルーズする時期によって、遭遇できるクジラの種類は変わります。お腹の縞模様がいかにもクジラらしいミンククジラは4月から7月中旬頃、大きな頭がトレードマークのマッコウクジラは、6月下旬から9月中旬頃観察できます。クジラの見える丘公園から、クジラが見られることもありますが、やはり一番おすすめなのは観光船でのクルーズです。

クルーズ船からは、クジラが回遊し水面に尻尾を出す姿などを観察することができます。中には、イルカのようにくちばしが飛び出たような独特の形のツチクジラのような珍しいクジラに遭遇することもあります!もし、クジラに遭えなくても、シャチは頻繁に出没しています。大海原を元気よく泳ぐ野性のシャチは、意外と大きくて迫力満点です!

知床クルーズ羅臼側の見どころ2:猛禽類見出し

知床クルーズ羅臼側の見どころ2は、猛禽類です。1月中旬から3月中旬頃になると、知床の海を泳ぐカラフトマスやサケなどを狙ってやってくる、大型の猛禽類をクルーズ船から観察することができます。特に、人気のオオワシ(Steller’s Sea Eagle)は、翼を広げると2mを超える巨大な猛禽類!大迫力の捕食シーンが間近に見られるのでおすすめです。

また、オオワシと並んで人気なのが、オジロワシです。オジロワシは、現在、絶滅危惧種と、国の天然記念物の両方に指定されていて、個体数の減少が懸念されている貴重な猛禽類。冬の時期に飛来するオジロワシは、知床で繁殖していると言われています。獰猛なオオワシやオジロワシが流氷の上を豪快に飛ぶさまを、ぜひ船上からご覧下さい。

知床クルーズ羅臼側の見どころ3:流氷見出し

知床クルーズ羅臼側の見どころ3は、流氷です。流氷粉砕船という特殊な船に乗って行うクルーズでは、これまで見たこともないような美しい光景を見ることができるおすすめのツアーです。観光船の運航時期は、例年1月下旬から3月頃ですが、流氷の状態によって、若干時期がずれることもあります。極寒のクルーズですが、流氷は一見の価値ありです!

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知床クルーズおすすめの観光船見出し

ここからは、知床観光におすすめのクルーズ船のご紹介です。大型客船を使ったクルーズで有名な観光船「おーろら」は、4月28日から10月25日までの毎日、ウトロ地区を運航する観光船です。クルーズの航路は、知床岬航路と硫黄山航路の二つ。料金は、知床岬航路が、大人一名6500円となっています。硫黄山航路は、大人一名3100円です。

羅臼クルーズは、ゴジラ岩観光(カムイワッカ号)が催行するツアーがおすすめです。1月下旬から3月下旬頃は、流氷に覆われた知床の海をクルージングするツアーも催行しています。こちらのクルーズ船では、流氷を撮影したい方、バードウォッチングをしたい方、ただ観光をしたい方を分けて、別々の船でクルージングしてくれます。

知床でオーロラが見られる?見出し

知床で毎年開催される冬の風物詩「知床ファンタジア」。このイベントでは人気の音楽に合わせて出現するオーロラを見ることができます。ウトロ漁港で毎年開催されるこのオーロラの祭典は、漁師たちが藁に火をつけて煙を起こし、その煙に光を当ててオーロラを創り出す光のショーです。開催期間中は、20時頃から約20分間オーロラファンタジーが行われます。

毎年違ったコンセプトのオーロラが見られる、美しいファンタジーショーは、観光客にも人気のイベントとなっています。人工のオーロラですが、ドラマチックな音楽と共に出現するオーロラは、まるで本物のように美しく、幻想的な雰囲気をかもしだしてくれます。冬の知床クルーズ観光へ行かれた際は、ぜひ、ウトロ港のオーロラをお見逃し無く!

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世界遺産の知床の海をクルーズ船で冒険しよう!見出し

観光クルーズ船で巡る、世界遺産知床の情報はいかがでしたか?陸地を回るトレッキングやハイキングがメジャーなイメージの知床半島ですが、海から見る知床もまたダイナミックな自然とそこに生きる野生動物たちの逞しい姿に遭遇できるので、おすすめです!知床へ行ったら、ぜひクルーズ船観光をお試し下さい。感動の旅が、あなたを待っています。

投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

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