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紀州東照宮は煩悩階段「侍坂」で有名!御朱印やお守りも人気!

紀州東照宮は煩悩階段「侍坂」で有名!御朱印やお守りも人気!
投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

紀州東照宮は絢爛豪華で、朱塗りの楼門をはじめ、拝殿、本殿など7棟が重要文化財に指定されています。煩悩の数と言われる108段の階段を上りつめると、和歌浦湾を見下ろす素晴らしい景色と巡り合えます。そんな由緒ある紀州東照宮で御朱印やお守りを授かり開運を願いましょう。

紀州東照宮に行ってみよう見出し

紀州東照宮は、夏でもひんやりとした緑のトンネルの参道を抜け、108段の長い階段を上り詰めると、朱塗りの楼門がお出迎え。振り返るとご褒美の和歌浦の海が広がります。境内には拝観料を払ってでも見るべき徳川の栄華を感じる重要文化財を見ることができる由緒ある神社です。御朱印やお守りを授かり、ご利益を願いつつ境内をめぐってみましょう。

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紀州東照宮へのアクセス方法と駐車場情報見出し

紀州東照宮は、和歌山市の中心部から10キロほど南の和歌浦にある神社です。御手洗公園のそばにあります。御手洗公園はとても広々として、桜の咲く頃や新緑の季節など、一年を通して家族連れなどで賑わう人気のスポットです。写真中央は和歌浦天満宮です。

紀州東照宮へのアクセス方法

紀州東照宮へのアクセス方法をご紹介します。まず交通機関でのアクセスは、JR紀勢本線「和歌山駅」下車もしくは南海電鉄「和歌山市駅」下車、和歌山バスの新和歌浦行きで約20分権現前バス停下車徒歩1分です。車でのアクセス方法は、阪和自動車道和歌山ICから車で約20分です。約60台の有料駐車場は1時間300円です。

紀州東照宮周辺の駐車場情報

車でアクセスの場合の周辺駐車場をご案内しましょう。最も近いのが車で1分の場所にある「ONE PARK和歌浦口」で料金は60分100円です。次に近い駐車場は「片男波海水浴場駐車場」で、車で4分の場所にある大型の駐車場です。料金は1日あたり500円です。その他周辺には駐車場が何か所かあり予約できるところもありますので、事前にアクセス方法等調べておくと安心です。

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紀州東照宮の拝観時間と拝観料など参拝情報見出し

紀州東照宮の拝観料と拝観時間をご紹介します。拝観時間は9時から17時まで、境内は基本無料ですが、唐門から拝殿、本殿に入るには拝観料が必要になります。御朱印は社務所でお願いできますが、せっかく訪れたのですからぜひとも本殿に入って、豪華で貴重な絵画や彫刻などの見学をお勧めします。

国指定の重要文化財である本殿、拝殿、唐門を見ていきましょう。ここからは拝観料が必要です。本殿・拝殿の周囲には、江戸初期の彫刻や壁画があり、東照宮の職員の方に案内して頂けるので、じっくり見学することができます。拝観料は大人500円、小人250円で、所要時間は約10分から15分ほどです。

境内には楓の木(ふうのき)と呼ばれる大きな神木があります。楓の木は新しい葉が出るまで古い葉が落ちないので、落ちない木としてお参りに訪れる受験生をはじめ多くの人が訪れます。また、階段の手前には紀州東照宮が建つ雑賀山を守る神様として弁財天社が建てられていますのでぜひ立ち寄ってみてください。

紀州東照宮の歴史見出し

紀州東照宮は雑賀山にあり、眼下には天下の名勝と言われる和歌浦湾の入り江をのぞみ、西には和歌浦天満宮、東には玉津嶋神社という神社があります。古くから和歌浦随一の名所として、今も「権現さま」と信仰と親しみを込めて呼ばれている徳川家ゆかりの神社です。

紀州東照宮には江戸時代の初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現と、家康の十男であり紀州藩初代藩主の徳川頼宣(とくがわよりのぶ)を神格化した南龍大神が祀られています。頼宣が父家康を祀るために1621年(元和7年)に創建した権現造の神社です。東照大権現とは、徳川家康が薬師如来に神格化された諡号を言います。今から400年前のことです。

楼門の朱塗りの極彩色は、関西唯一といわれ、「関西の日光」とも呼ばれています。栃木県にある日光東照宮は、徳川家康の霊を祭る神社で、陽明門に代表されるその豪華絢爛な装飾の美しさは圧巻で、建物には漆や極彩色が施され、柱などには数多くの彫刻が飾られています。その日光東照宮に類似する美しさからそのように呼ばれています。

楼門をくぐり、正面にある社殿は江戸初期の代表的な神社の建築方法の権現造りで、石の間造りと呼ばれる建造物で、国の重要文化財に指定されています。徳川家の栄華を物語る豪華さがそこかしこに感じられます。

社殿の内部には漆塗り、極彩色の精巧な彫刻、左甚五郎(ひだりじんごろう)作の彫刻や狩野探幽(かのうたんゆう)作のふすま絵などが見られます。鮮やかな色彩の絵などを見ると、徳川の時代の栄華を容易に想像できます。武具類、陶器、絵画などの貴重な宝物の他、重要文化財の刀剣、衣料などの秘蔵品17点は必見です。

東照宮の建造物の本殿、拝殿、楼門、回廊、唐門、瑞垣、石の間の7棟すべてが国の重要文化財に指定されています。拝観料を支払ってでも見ておくべき貴重なものばかりです。かつては社殿の右側に三重塔、左側に薬師堂があったそうです。

紀州東照宮の煩悩階段見出し

駐車場から約100mほどの石畳の参道を歩くと、目の前に長く続く石の階段が現れます。こちらが煩悩の数と言われる108段の「侍坂」といいます。石段の手前には徳川家の家紋、葵の御紋がある賽銭箱が置いてあります。こちらの階段が上れない人もこちらでお参りができます。

108段の階段を上ることで煩悩が取り除かれていきます。ということで侍坂を登りつめると、関西唯一といわれる朱塗りの楼門がお出迎えしてくれます。楼門の素晴らしさに感動しつつ振り返ると、和歌浦湾を見下ろす素晴らしい景色が目の前に広がります。この素晴らしい景色を見ると、今までの疲れがどこかへ吹っ飛んでいきます。

こちらにたどり着くまでに歩いてきた参道と石段の両側には、徳川家の家臣が寄進した石灯籠が並んでいます。これを見ても徳川の世が安泰だったことがうかがえます。写真を見ると急勾配な階段を上ってきたことがわかります。そのおかげでこのようなすばらしい景色が見られるのです。

紀州東照宮のご利益見出し

薬師如来は名前の通り医薬兼備の仏様なので、神格化された徳川家康を祀る紀州東照宮のご利益は病気平癒です。また家康が天下を統一を果たしたということから心願成就のご利益もあるとされます。そして開運、厄除、家内安全、商売繁盛、安産にもご利益があるそうです。正月三が日には約7万人の初詣客で賑わい、3日間宝物の無料展示も行われます。

紀州東照宮の御朱印見出し

紀州東照宮の御朱印は鳥居の横の社務所でいただきます。御朱印には三つ葉葵の印が押され、改めて徳川家ゆかりの神社だということを再認識します。そしてもちろん御朱印帳にも葵の御紋が大きく印刷されています。期間限定で幻の和紙に特別な御朱印がいただける催しも開催され、人気を呼んでいます。御朱印集めをする人には楽しみなイベントですね。

紀州東照宮のお守り見出し

紀州東照宮で授かるお守りは少しユニークです。自転車・バイク用のイラストが入った交通安全のお守りです。自転車によく乗られる人にはお勧めです。自転車やバイクで旅をしている人が買っていかれるそうです。お土産にも喜んでもらえると思います。

こちらの写真のお守りはおみくじ付きの色お守りという珍しい「言の葉みくじ いろしるべ お守り付き」というものです。カラフルで目を引くおみくじ付きのお守りです。中にお守りが付いています。数色あるので好きな色を選んでみてください。

ちょっと変わったおみくじもご紹介します。扇子の形をしたおみくじです。このようなかわいらしいおみくじは初めて見たという人も多いかもわかりません。もちろんおみくじの内容はちゃんと書いてあります。キーホルダーにもなるので、バッグなどにつけていつも持ち歩いたり、家に飾るのも記念になります。

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和歌山市内には、美味しいランチが食べられる人気のカフェやレストランがたくさんあります。そんな和歌山市内で、話題のカフェや野菜を中心とした食べ放題のレストラン、ホテルのランチバイキングなどランチにおすすめのお店を紹介したいと思います。

紀州東照宮のお祭り見出し

毎年5月に行われる和歌祭のひとつの神輿渡御祭(みこしとぎょまつり)は、東照宮創建以来続く神事で、御輿をかついだ男衆が紀州東照宮を出発し、108段の階段「侍坂」を勇壮に駆け下り、その後を和歌山の伝統的な芸能が1000人の行列を作って練り歩きます。

和歌祭りは、徳川家康の御霊を慰める意味で江戸時代初期に始まった和歌山市全域を祭り一色に染めるほどの盛大なお祭りです。その後、太鼓や雜賀踊、薙刀振などの様々な様相の行列が和歌浦地区を練り歩きます。歴史深いお祭りですので、機会がありましたらぜひご覧ください。

紀州東照宮は魅力がいっぱい見出し

全国に数か所ある東照宮の中でも、特に眺望がすばらしい、見ごたえのある神社です。108段の侍坂を上ることで煩悩が取り除かれた後に見る和歌浦湾の開かれた景色は感動の一言です。拝観料以上の貴重な文化財を堪能し、開運グッズを授かる神社すべてがパワースポットです。アクセスも良いのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年11月16日最終更新日: 2020年10月8日

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