爆釣！岸和田一文字で大物は狙える？人気の釣り場スポットをリサーチ！

休日の釣りを考えているなら、岸和田一文字で釣ってみてはいかがでしょうか。岸和田一文字は都心部に近く、加えて大物を狙えるため大阪府有数の人気の釣り場です。いったい岸和田一文字ではどんな魚を釣ることができ、どんな釣り方を楽しめるのでしょうか。今回は岸和田一文字での釣りの楽しみ方を解説していきます。

岸和田一文字は、大阪府岸和田市臨海町24番地に位置する岸和田渡船の沖合に浮かぶ護岸のことです。岸和田渡船から船を出してもらって移動します。岸和田渡船の最寄りのICは阪神高速の岸和田北ICになります。渡船の料金は成人男性で2000円、女性および中高生は1000円、小学生は無料です。

渡船は沖合の護岸まで運んでもらうために使います。乗船手続きのためには、券売機でチケットを買ってから乗船名簿に記入して受付をすませます。降ろしてもらう護岸のポイントを伝える必要があるため、乗船手続きを終えたら備え付けてある地図を見て降りたいポイントを考えておきましょう。

渡船の使用には安全のためライフジャケットが必要です。着慣れたライフジャケットがある時は持っていきましょう。無い場合は渡船を利用できませんが、200円で貸してもらうこともできます。もしもの時を考えて、船から降りた後もライフジャケットは着用するようにしておきましょう。

護岸は日陰が無く、夏にはかなり暑くなることが予想されます。護岸の上では自動販売機も無いため、飲み水を持っていくようにしましょう。また、日射病を防ぐために帽子を着用することをおすすめします。熱射病などで体調が悪くなった時は釣りをやめ、迎えの渡船が来るまでなるべく安静にしておきましょう。

使えなくなった仕掛けを持って帰るのはわずらわしいものですが、後から来る人のことを考えてちゃんと持ち帰りましょう。捨てられた釣り具は人がケガをする原因にもなりますし、海が汚れれば魚もいなくなってしまいます。楽しませてもらったお礼にゴミを持ち帰るくらいの気持ちで遊びに行きましょう。

護岸には貝類などが多くついていることがあり、根がかりの原因となります。仕掛けは多めに持っていき、根がかりにも対応できるようにしておきましょう。特に渡船で渡ったところで釣りをするため、移動して買い足すことは難しくなります。もしものことを考えて準備を怠らないようにしましょう。

護岸に渡ると、釣り場の中にはトイレはありません。トイレは船の中にしかないので、渡船が近くを通った際に手を振るなりして呼び止めてトイレを使わせてもらいましょう。もちろん、渡船は決まった時間にしかやってこないため、注意が必要です。なるべく、あらかじめ済ませておきましょう。

ハネとは関西でスズキのことです。ハネは岸和田では春または晩秋に釣れます。いわば岸和田一文字の風物詩となっている魚で、70cmサイズの大きなハネが釣れることもあります。大阪湾ではエビ撒き釣りといって、小エビをまいた中に針を垂らして釣る方法が伝統的です。大会も開かれるため、腕に自信のある方はチャレンジしてみてください。

別名クロダイという魚です。代表的な釣り方はフカセ釣りで、岸和田一文字では50cmオーバーのチヌがかかることもあります。ヒットの感触がすばらしく、岸和田一文字を訪れる釣り人たちにとても人気のある魚です。味わい深い白身のおいしさも人気の魚なので、釣れた時にはぜひ味わってみてください。

高級食材としても知られる魚で、深い味わいを持つ魚です。ヒットの時の重厚な感触が特徴的で、釣り人からの人気を集めています。フカセ釣りでもルアーフィッシングでも釣れ、うまく流れに乗ればクーラーボックス一杯釣ることもできます。ハネと並んで岸和田一文字で釣れる代表的な魚です。

岸和田一文字ではタコを釣ることもできます。竿は投げ竿などでもでき、仕掛けは一般的にタコジグやエギを使います。不手際があるとタコは吸盤で岸壁に吸い付いたりするので、タコ釣りでは駆け引きが楽しめるでしょう。基本的にタコは夜行性なので、夜釣りで釣っても釣果が期待できます。

6月ころに釣ることができる魚です。サイズは80cmくらいで、100cmを越えるものも釣れるかもしれません。岸和田一文字ではブリ目当てに訪れる釣り人も多く、とても人気のある魚種です。ジグを使って釣れたという情報があり、もしヒットした時には迫真のファイトを味わえるでしょう。

お手軽に岸和田一文字の釣りを楽しみたければ、サビキ釣りで青物を釣ってはいかがでしょうか。サビキ釣りではアジやイワシ、サバなどを釣ることができます。どれだけ大きなものが釣れるか、どれだけたくさん釣れるかチャレンジしても面白いと思います。次々とやってくるヒットの感触は楽しめること間違いなしです。

夏の終わりから秋にかけて、岸和田一文字ではアオリイカが釣れます。エギで釣るのが一般的です。ぴかぴか光る体はとてもきれいで、釣り上げた時の達成感はたまらないでしょう。アオリイカは身を隠せる場所にいることが多いので、岩礁の近くなどが狙い目です。ちなみに、釣った時に墨を吐くので、かからないように注意する必要があります。

秋から冬にかけて、カレイの投げ釣りが人気を集めるようになります。岸和田一文字のカレイは遠距離まで投げる必要がなく、50m以内まで投げれば釣れるためお手軽です。エサはアオイソメなどを使いましょう。お手軽にもかかわらず30cmほどのカレイも釣れるため、岸和田一文字は関西有数のカレイの釣り場として有名です。

岸和田一文字では岩礁にすむ根魚も狙えます。具体的な魚種はアイナメやカサゴ、メバルなどです。特にアイナメはかなり大きなサイズの個体が釣れることがわかっています。釣り方はエビを撒いたのち、ウキ釣りなどで狙いましょう。ハネと同じ仕掛けで釣れるため、ハネと根魚の両方を狙っても良いと思います。

寒グレとはメジナの別名です。スーパーなどには並んでおらず、見かける機会が少ない魚だと思います。黒っぽい地味な外見はあまりおいしそうには見えませんが、その実かなり上質な味です。岸和田一文字では夏でも冬でも釣れますが、味は冬に釣れる寒グレの方が上のようです。仕掛けはコマセを撒いてフカセ釣りで狙いましょう。

岸和田一文字のおすすめポイントの一つが、沖の北です。岸和田一文字は岸和田旧一文字と岸和田沖の一文字の2本に分かれており、沖の北は名前の通り、沖の一文字の北端になります。ほとんどすべての魚種がこのポイントから釣れるため、とても人気の高い釣り場です。

スリルを求める方は岸和田沖の一文字にあるスリットをおすすめします。このスリットという場所は名前のとおり護岸に隙間ができており、魚がこの隙間に逃げ込もうとします。逃げ込まれたらコンクリートでラインが切られるか根がかりするため、逃げられないよう駆け引きを楽しめるでしょう。このポイントもほとんどの魚種が釣れます。

旧一文字の南端に位置する白灯の近くも多くの魚種が釣れるため、おすすめのポイントの一つです。潮の通りがよく、チヌやタチウオといった大物が期待できるでしょう。アジが大量にとれる時もあるため、サビキ釣りをしたい時はおさえておきたいポイントの一つです。

岸和田一文字近くにある埋め立て地で、道路を通じて行けます。エビ撒き釣りでハネを狙ったり、投げ釣りでカレイを狙ったりできます。その他、チヌやキス、ハゼも釣ることができます。突堤の先や近くにある海浜緑地で釣りをすることはできないため、注意しましょう。

岸和田一文字から北に1kmあまりの距離にある港です。ハネをエビ撒き釣りで狙えるほか、セイゴやチヌ、タコなども釣ることができます。車で行けて便利なため、岸和田一文字よりもこちらで釣った方がよい時もあるかもしれません。駐車場はありませんが、道路に車を停めることができます。

岸和田一文字は都心部に近いこともあり、休日に出かけやすい釣り場です。ぜひ一度出かけてみて、すばらしい釣り場であることを確認してみてください。お手頃サイズの魚から釣りごたえのある大物まで幅広い種類を釣れるため、その時々の気分で楽しめると思います。友達と一緒に行ってもおもしろそうですね。