富士サファリパークを完全攻略！楽しみ方やお土産・アクセスなど徹底紹介！

富士サファリパークは、車の中から野生動物たちを間近に眺めることができる人気のスポット。そんな富士サファリパークの詳細について、動物たちの情報だけでなく見逃せないイベントなどに加え、お土産･レストラン･アクセス方法のほか、インスタ映えする富士山撮影スポット情報や入園料大幅割引などお得情報も含めてご紹介します！

富士サファリパークは、大きく分けて2つのゾーンに分かれており、その1つがサファリゾーン。自分のマイカーで富士山をバックにしながらの約50分間のドライブコースで、世界中から集められた約30種類の動物たちが、鉄格子の中ではなく、自然の中で自由にのびのびと過ごしている野生の姿を眺めることができます。

もう1つがふれあいゾーンで、その名前の通り、かわいい動物たちと直接ふれあうことができる場所で、エサをあげたりすることもできます。ちなみに、ふれあいゾーンはふれあい牧場･どうぶつ村の2つのエリアに分かれており、なじみのある動物からちょっと変わった動物も集められており、定期的に開催されているイベントにも注目です。

クマゾーンで過ごしている動物は、もちろんクマですが、種類としては、北海道に住むヒグマのほか、ネパールの森林地帯などに住むヒマラヤグマや、北米のアメリカグマなど。あの迫力のある巨大な身体で木に登るという本来の野生の姿を眺められるほか、ちょっと無邪気に水遊びなどをしている様子なども楽しめます。

ライオンゾーンは、数多く存在する動物の中でも｢百獣の王｣と呼ばれ、子供にも大人気のライオンが過ごしている場所です。一般的な動物園ではなかなか見ることができない群れを作って生活している様子のほか、木の上で休憩している姿なども眺めるチャンスがあり、日本で野生のライオンの姿を楽しむことができる貴重な場所です。

トラゾーンに住むのは、シベリアの東部や中国の東北部に生息するアムールトラ。オスは体長3m･体重250kgを越えるものもおり、百獣の王と呼ばれるライオンと並び立つ子供にも大人気のトラですが、悠々と貫禄たっぷりに歩いている姿･池で水浴びをしている様子･岩の上で休んでいる姿など、野生のトラを存分に楽しむことができます。

アフリカや西アジアに生息するチーター。大きいものでも体長1.5m･体重65kg程度で、ライオンやトラと比べるとはるかに小柄ですが、陸上最速の動物であり、そのスタイリッシュな姿で大人気。颯爽と軽やかにスピード感たっぷりに走る様子のほか、仲良くじゃれあっているほのぼのとした姿などを見れるチャンスもあります。

ゾウゾーンで暮らしているのは、アフリカゾウのほか、インドや東南アジアなどに生息するアジアゾウ。その特徴的な長い鼻を器用に使うことで子供にも大人気のゾウですが、その鼻を使って食事をする姿を間近に楽しむことができるほか、仲良く群れを作って生活している正に野生のゾウの姿に触れることができるエリアです。

一般草食ゾーンに暮らしているのは、アミメキリン･エランド･シタツンガ･シマウマ･トムソンガゼル･フタコブラクダ･ブラックバック･シロサイ･ヤギ･ラマなど。特に大人気となっているのは、やはり長い首が特徴的なキリンで、体長が5m近くに達するものもおり、広い敷地内でのんびりと過ごしている姿に自然と癒されるエリアです。

山岳草食ゾーンで生活しているのは、アメリカバイソン･ダマジカ･ニホンジカ･バーバリーシープ･ヒマラヤタール･ムフロン･ワピチなど。威厳を感じさせる立派な角を持つ動物が多く、迫力たっぷりのオス同士による角合わせの場面に出会えるチャンスも。ちなみに、群れで生活していることから、かわいい赤ちゃんの姿に出会えることもあります。

なお、期間限定にはなりますが、サファリパークの夜の様子を楽しめるナイトサファリも開催されています。マイカーでサファリゾーンを見学するのは昼間と同じですが、夜行性のライオンやトラは昼間よりも活発に動いているほか、ライトアップにより幻想的な空間が作り出されており、デートコースとしてもピッタリです。

ふれあい牧場には、ミーアキャット･カピバラ･イボイノシシ･カンガルーなど、それぞれに個性があるかわいさでおなじみの動物たちがたくさん暮らしています。また、お子様向けとしてミニチュアホースによるカートやポニーによる乗馬体験を楽しめるほか、ミニチュアホースによる｢サファリダービー｣という競馬イベントも開催されています。

動物村には、ワオキツネザル･ヒョウ･カバなど、特徴のある多彩な種類の動物たちが暮らしています。このエリアの特徴は、下に詳細を紹介しますが、動物たちに直接エサをあげることができる｢限定エサあげ体験｣で、お子様連れのファミリー利用の際にはもちろんのこと、カップルでのデート利用などの際にもピッタリのイベントです。

イヌの館には、チワワ･ポメラニアン･トイプードル･ヨークシャーテリア･ミニチュアダックスなど、ペットとしてもおなじみで人気の小型犬たち約40頭が暮らしています。天候に左右されない屋内の施設なので、雨の日に訪れた際にもゆったりと楽しむことができ、かわいいイヌたちに自然と癒されるひとときを過ごせます。

最近はネコブームにもなっていますが、ネコの館はそんなネコ好きの人にはたまらない空間。シャム･アメリカンショートヘア･ロシアンブルー･ラグドール･スコティッシュフォールドなど、一般的にもおなじみのネコから、なかなか目にすることのない珍しいタイプのネコまで幅広い種類が暮らしており、一緒に癒しの時間を過ごせます。

ウサギの館には、アメリカンファジーロップ･ネザーランドドワーフ･フレンチロップ･ホーランドロップ･ミニレッキスなど、それぞれに特徴のあるかわいさを持つ多種類のウサギたちが暮らしています。なお、ウサギの館の建物はイングランド北部の湖水地方にある家々を参考にしたもので、ウサギに加え、この雰囲気にも自然と癒されるはずです。

窓越しではなく金網越しの間近に野生動物を満喫できることで人気となっているのが、動物の形をしたジャングルバス。エサをあげることもでき、息遣いまで感じることができるという大迫力です。ちなみにバスの形は、トラ･ゾウ･サイ･ライオン･カバの5種類が用意されており、運行時間は、平日は約30分間隔･土日祝は約10分間隔で先着順です。

さらには、スーパージャングルバスという車も用意されており、天井部分も金網張りになっている日本のサファリパークで初めて導入された車両です。頭上に野生動物たちを眺めることができるので、さらなる大迫力を感じることができるほか、普段見ることができない足の肉球なども観察できます。なお、先着順で1日3回の運行です。

ジャングルバスでは子供っぽくて物足りないという方には、ゼブラ柄に仕上げられた4WD車のナビゲーションカーが用意されています。車内にはタッチパネル式のタブレット端末が装備されており、それを操作することにより、動物のこと含め様々な説明を聞きながらサファリゾーンの中をドライブすることができます。

また、ナビゲーションカーによるコースの一部には、マイカーでは走行できないオフロードコースが含まれているほか、キリン･ムフロンなどに直接エサをあげることもでき、野生動物への大接近もできて臨場感たっぷりに楽しめます。利用時間は、平日は約30分間隔･土日祝は約10分から15分間隔で先着順となります。

上の動物村の部分でも触れましたが、人気イベントの1つとなっているのが｢限定エサあげ体験｣です。対象動物は、ヤマアラシ･ワオキツネザル･ヒョウ･カバで、事前に整理券が配布されるので、入園の際に最新情報をご確認ください。なお、同じく限定ですが、ふれあい牧場ではミーアキャットへのエサあげ体験が開催されています。

なお、限定エサあげ体験には、ガイド付きで楽しめる60分間のツアーも用意されています。カバ･ヒョウ･ワオキツネザルにエサをあげることができることに加え、スタッフさんからの詳しい説明も受けられるので、より親近感を高めて動物に接することができ、老若男女問わず大満足の時間を過ごせるおすすめイベントです。

丸一日を過ごせるスポットですので、食事をするレストランにも注目が必要ですが、園内でメインのレストランが、お土産物屋さんのサファリショップの横にある｢サファリレストラン｣。カフェレストランスタイルのファミリーレストランで、総席数300席という広々としたゆったりとくつろぎながら楽しめるレストランに仕上げられています。

レストランの人気メニューとしては、五目あんかけ麺やとろーりチーズのオムライスデミソースかけなど。お子様向けレストランメニューも充実しており、ミニドリンク付きのゾウさんプレート･キッズ富士山カレーなどが大人気。食後のデザートとしては、チョコレートケーキのほか、シカさんフルーツタルトというメニューも用意されています。

富士サファリパークを訪れた想い出の1つとして、お土産を探すのにピッタリなのが上でも触れた｢サファリショップ｣です。ここでしか手に入らないオリジナルのお土産のほか、動物関連グッズ･アフリカの民芸品など多彩なお土産が取り揃えられています。

当然のことながら動物関連のお土産が充実しており、動物をかたどった木製の置物のほか、｢あみぐるみ｣と呼ばれる動物のぬいぐるみもかわいくて人気のお土産。また、お子様向けのお土産としては、ライオンがデザインされたバスの缶に入ったお菓子などのほか、上にも紹介した｢ジャングルバス｣のおもちゃなどが人気となっています。

一番簡単で、訪れる前に絶対やっておくべきなのが、富士サファリパークのホームページに掲載されている｢入園割引券｣のプリントアウト。これを提示するだけで、大人2700円が2100円･子供1500円が1200円･シニア2700円が2000円と入園料が大幅割引！

入会費･年会費などは一切無料の｢富士サファリクラブ｣というものも用意されています。入園料がさらに割引となり、大人2700円が2000円･子供1500円が1000円となるほか、ナイトサファリも4歳以上1700円が1300円となります。会員限定･優先のイベントもあっておすすめですが、会員カードが届いてからの適用となるのでご注意ください。

サファリパークなのでやっぱり車でのアクセスがおすすめとなりますが、東京方面からの車でのアクセスは、東名高速道路の裾野インターの利用がおすすめで、約10km･15分でアクセスできます。名古屋方面からの車でのアクセスは、新東名高速道路の新富士インターの利用がおすすめで、約18km･30分のアクセスとなります。

公共交通機関でのアクセスは、JR御殿場駅から富士急行バスの路線バスが出ており、約35分のアクセスで、｢お得な路線バスセット券｣も用意されています。また、JR富士駅からも路線バスの富士急静岡バスを利用でき、約60分でアクセスできます。なお、御殿場駅前･新富士駅前にはレンタカー店もあり、レンタカーでアクセスすることも可能です。

住所:静岡県裾野市須山字藤原2255-27 電話番号:055-998-1311

富士サファリパークは、名前からも想像できるように、富士山のふもと付近にあることから、富士山の羨望も見逃せないポイントの1つです。それは駐車場付近からも楽しめるほか、特におすすめスポットとしては｢ゾウゾーン｣で、園内でも屈指の富士山ビューポイントなので、ゾウと富士山のインスタ映えする写真にぜひチャレンジしてください！

野生動物たちを間近に感じることができる富士サファリパークの情報はいかがでしたでしょうか？車の中から楽しめるスポットとしても貴重な存在ですし、動物に触れることができるエリアやエサあげ体験なども用意されていますので、お土産･レストラン情報なども参考にして、老若男女問わずぜひ一度訪問してみてください！