筑波山ロープウェイの景色がすごい！夜景や紅葉・おすすめスポットを紹介

筑波山は茨城県つくば市の北部にある、茨城のシンボルとも言える山です。標高877m女体山と標高871mの男体山に分かれています。筑波山全域は国定公園である水郷筑波国定公園（すいごうつくばこくていこうえん）に指定されています。

筑波山は山そのものが御神体と言われているので、山そのものがパワースポットです。特に筑波山神社内にある大杉、男体山頂付近にある立身石、大石重ね、ガマ石はパワースポットとして有名です。

「筑波山神社」は背後にある男体山、女体山を御神体とした神社です。登山を始める前に筑波山神社にてお参りをしていきましょう。パワースポットとしても有名なので、ここで自然のパワーをもらいましょう。

筑波山神社内には多くのパワースポットがあります。その代表が御神木「大杉」です。幹まわりは9.8m、高さ32mの樹齢約800年と言われているとても古い杉の木です。この大杉はまさに神秘的で、多くのパワーをもらえるでしょう。

筑波山神社内にある「出世稲荷」と「白蛇弁天」もパワースポットとして有名です。「出世稲荷」はその名の通り事業繁栄の御神徳があると言われています。白蛇が住んでいると言われている「白蛇弁天」はこの白蛇を見る事ができたら財を成すと言われています。

夜景スポットとして意外と知られていないのが、筑波山神社の鳥居の向かい側にある駐車場です。ここは夜になると綺麗な夜景を見えるスポットなんです。ロープウェイで頂上まで行かなくても、綺麗な夜景は十分に楽しむことができます。

筑波山ロープウェイはつつじヶ丘から女体山の山頂まで行くことのできるロープウェイです。筑波山は登山で有名ですが、登山が苦手な方や、頂上からの景色を楽しみたい方におすすめなのがこのロープウェイです。1台71名が乗車できることのできるロープウェイが茨城県の筑波山にあります。

ロープウェイに乗っている間、様々な種類の木々、自然の景色を見ることができます。特に紅葉の見られる時期にはロープウェイに乗りながら紅葉を楽しむことができるおすすめ紅葉観察スポットでもあります。

比較的に岩場が少なく、歩きやすい酒迎場分岐からつつじヶ丘駅までのコースです。お子さんがいても、登山が苦手な人でも、ロープウェイを利用しないで登山できるのが「迎場コース」です。歩きながら紅葉や自然を見ることができます。つつじヶ丘駅から女体山にロープウェイで行っても良いですし、つつじヶ丘駅で休憩後に女体山山頂まで歩いて行く人も多いです。

おたつ石コースは片道にロープウェイを使いたい場合におすすめのコースです。まずはおたつ石コースであるつつじヶ丘から弁慶茶屋跡を散策し、そのあと白雲橋コースに切り替え、女体山頂にある女体山駅を目指します。帰りは女体山駅からロープウェイを利用して帰ります。

おすすめしたいのが「自然研究路」で、男体山頂上付近を1周するコースです。天気の良い日にコース内にある望遠鏡を覗くと、スカイツリーや富士山を見る事もできます。自然研究路を歩くと、たくさんの石が重ねられた場所があります。この石をよく見ると、願い事が書いてあるんです。この石はただの石ではなく、筑波山神社で祈祷された石なんです。この石に願い事を書き、この場所に置けば願い事が叶うと言われています。

男体山頂上付近なので、そこまでの距離は約1時間半ほどあります。自然研究路が始まる御幸ヶ原まではケーブルカーがあるので、ケーブルカーを利用して、自然研究路をゆっくり散策するのもおすすめです。

ロープウェイなしで登山で挑戦してほしいのが「白雲橋コース」です。筑波山神社から女体山山頂までの白雲橋コースは、多くの巨大な岩や奇岩を見ることのできるコースです。これらの岩は「これぞ筑波山！」というスポットなのでおすすめです。

頭上の岩が今にも落ちてきそうな岩はあの弁慶でさえ七戻りしたと言われている「弁慶七戻り（べんけいななもどり）」、天照大神を祀る稲村神社がある「高天原（たかまがはら）」、岩を抜けることで生まれて姿に戻ると言われている「胎内くぐり（たいないくぐり）」など筑波山ならではの岩景色を楽しむ事ができます。

秋の時期から冬の時期にかけて「スターダストクルージング」という夜のロープウェイを楽しむ事ができます。特に秋にはライトアップされた紅葉を空中から見る事ができる紅葉おすすめスポットです。

このスターダストクルージングでは、秋・冬の澄んだ空気によってより綺麗な夜景を楽しむ事ができるのも醍醐味です。筑波山からの夜景は都内の光が綺麗に見え、スカイツリーを見る事もできます。

登山の締めくくりは「ガマランド」でいかがでしょうか？今では見る事のないような乗り物、お化け屋敷があります。お化け屋敷のクオリティーは手作り感満載ですが、それがまた異様に不気味だったりします。

筑波山で有名なものというとこの「ガマカエル」です。この迫力のあるガマカエルは、筑波山名物とも言えます。筑波山は「ガマの油」と言われる火傷や怪我に使える軟膏が買えることでも有名です。

筑波山の周辺には、筑波山だけでなく美味しいご飯が食べられるレストラン、リラックスできる場所、紅葉やお花見を楽しむことができる場所などおすすめのスポットがたくさんあるんです。多くのスポットから筑波山の後にでもいける周辺スポットをご紹介いたします。

筑波山を見るのにおすすめの筑波山周辺の場所は、「母子島遊水地（はこじまゆうすいち）」です。昭和61年に起こった小貝川水害の後に整備された遊水池です。筑波山周辺はどこからも筑波山が見えますが、その中でもおすすめの場所です。春には遊水池に周りに植えられた桜を見る事ができ、筑波山の写真を水面に写して撮影する事もできます。

1年に2回の「ダイヤモンド筑波」を見る事ができるのも母子島遊水地の特徴です。ダイヤモンド筑波とは、筑波山山頂から太陽が昇る様子です。その様子がダイヤモンドが輝いているように見える事から、「ダイヤモンド筑波」と呼ばれています。

もっと自然に触れたい！という人におすすめなのが「高崎自然の森」です。紅葉が楽しむことができる四季の森、芝生の上で遊んだりピクニックをしたりできるあそびの森、お花見を楽しむことができるさくらの森、野鳥観察ができる野鳥の森、水辺の植物や生き物を観察できる水辺の森、様々な種類のお花を見ることができるほのぼの広場の６つのエリアからなる施設です。

◆高崎自然の森 茨城県つくば市高崎1078-1

登山をしたあとは温泉で汗を綺麗に流して行ってください。筑波山周辺にはいくつか温泉があります。その中でも、筑波山神社の目前にある「筑波山江戸屋」はその名の通り江戸時代からやっている老舗旅館の温泉です。日帰り温泉や足湯も可能ですが、この伝統ある旅館で1泊してゆっくりしてみてください。露店風呂があるので、秋には紅葉を見ながらリラックスもできます。

◆筑波山江戸屋 茨城県つくば市筑波728 TEL:029-866-0321

お子さんと一緒に行く方や、時間がある方に是非筑波山の後に行ってほしい筑波山周辺スポットは「つくばエキスポセンター」です。学術・研究都市のつくばならではのスポットと言えます。筑波山で自然にたくさん触れたあとは、つくばエキスポセンターで科学に触れて見てください。

◆つくばエキスポセンター 茨城県つくば市 吾妻2−9 TEL:029-858-1100

つくば方面に行くと必ず気になるのが巨大な犬のモニュメント…このモニュメントがある場所が「つくばわんわんランド」です。犬好きにはたまらない筑波山周辺スポットです。犬や猫と触れ合うことができる場所で、このモニュメントは展望台になっています。

◆つくばわんわんランド 茨城県つくば市大字沼田579 TEL:029-866-1001

女体山と男体山の2つの峰からなる筑波山は、コースがたくさんあり、毎回違った楽しみ方ができます。どこから見る景色も毎回異なっているので、何度来ても飽きないのが筑波山です。また、周辺ある穴場にも筑波山に行った際には訪れてみてください。