つくばエキスポセンターのプラネタリウムがすごい！子供と一緒におすすめ！

研究のまち、茨城県つくば市にあるつくばエキスポセンター。つくば駅を降りると見えてくるのが、大きなオレンジ色のロケット。この大きなロケットが目印のつくばエキスポセンターは、つくば科学万博の恒久施設としてつくられました。万博終了後に、最新の科学技術や身近な科学を、体験型で学べるスポットとしてオープンしました。

現在では、世界最大級のプラネタリウムや、体験型の展示、各イベントを通して、科学・技術について楽しく学べるスポットとして、口コミで訪れる人でにぎわっています。今回は、そんなつくばエキスポセンターの、口コミでも話題のプラネタリウムを中心に、子供に一緒に楽しめるおすすめスポットやお土産などをご紹介します。

つくばエキスポセンターは、茨城県つくば市にあります。つくばエクスプレスの終点「つくば駅」のA2出口から徒歩5分です。秋葉原からつくば駅までは、45分で到着です。都心からも意外と近いですよね。お車でお越しの際は、常磐自動車道「桜土浦IC」から約15分です。専用駐車場もあるので、電車でも車でも行くことができます。

つくばエキスポセンターの入館券は、こども(4歳以上)が210円、おとな(18歳以上)が410円です。3歳以下は無料です。プラネタリウムを利用するには、別途プラネタリウム料金が必要です。プラネタリウム料金は、こどもが410円、おとなが820円です。満席になるとプラネタリウム券は発券されません。早めに購入しておきましょう。

年間パスポートもあります。こども1000円、おとな2000円で、展示もプラネタリウムも利用できます。口コミを見ると、プラネタリウムに魅せられて、年間パスポートを購入して通うかたもいるほど。その日から利用できますし、2回利用すれば元が取れるので、年間パスポートを購入してしまうのもおすすめです。

つくばエキスポセンターのプラネタリウムは、世界最大級。直径25.6メートルのドームに、光学式プラネタリウム「INFINIUM L」で映し出される120億光年先の星たちには圧倒されます。2012年からは最新の宇宙シミュレーターが導入されており、その日の星空を、より正確に再現することができるようになりました。

座席数は232席あり、階段状に設置されています。すべてがリクライニング式で、ゆったりと星空観察ができるのが特徴です。毎日11時30分から始まる、スタッフによる生解説番組のほか、そのときにより、オリジナルの番組も上映されています。休日は満席になってしまうこともあるので、早めにチケットを買っておくのがおすすめです。

つくばエキスポセンターのプラネタリウムでは、天体観望会もおこなわれています。プラネタリウムにて星の見つけ方の解説を受けたら、外の広場に出て、望遠鏡を使って実際に星の観察をします。時間は18時30分からで、参加費は410円です。事前に予約が必要で、1か月前からホームページにて受け付けています。

つくばエキスポセンターのプラネタリウムでは、子供向けの番組が上映されています。9月24日(日)までの子供向けの番組は、ドラえもんの番組です。子供が宇宙や星空に興味を持つきっかけになるような内容なので、小さなお子さまにおすすめです。過去には妖怪ウォッチの番組も上映されていました。上映後に、10分間の星空解説があります。

星空解説番組は、つくばエキスポセンターのスタッフが、楽しく解説をしてくれる番組です。もし街中の電気をすべて消すことができたなら、今日の星空はどうなっているのだろう…?宇宙に興味を持ち始めた子供だけでなく、家族みんなで一緒に楽しめるのが特徴です。お父さんお母さんも、一緒に宇宙や星空を学んでみてはいかがですか?

特別番組は、音楽とともに星空をじっくりと楽しめる癒しの空間です。デートにもおすすめです。10月1日(日)までの期間限定で、「Feel the Earth～Music by 葉加瀬太郎～」という番組が上映されています。葉加瀬太郎の名曲「エトピリカ」や「ひまわり」などの美しい音色とともに、美しく青い地球を感じられる番組です。

つくばエキスポセンターの展示は、体を使って楽しく科学を学べるのが特徴です。1階の「おもしろサイエンスゾーン」は、光や電機などの科学を体験できるスポットです。特におすすめなのは「エアバズーカ」。煙がわっかになり飛んでいく様子が観察できます。「足こぎ発電機」は、こいで電気を発電させ、電気の働きを目で見ることができ、子供に人気があります。

同じく1階にある「エネルギーゾーン」は、原子力や宇宙などのエネルギーを生み出す力を、体験しながら学ぶことができる展示です。「サンクルーザー」は乗り物型の展示で、太陽への冒険の旅をする気分が味わえます。口コミによると、ちょっと年季が入っているそうですが、別料金はかからないのでぜひ体験したいスポットです。

「サイエンスワークス-科学者のしごと-」は、著名な科学者の仕事と偉業について知ることができます。指定された形を作るシミュレーションゲームでは、「失敗を繰り返しながら成功にたどり着ける」ということが学べます。つくばの研究所で実際に働く科学者からのメッセージの展示も。お子さまが科学者を夢見るきっかけになりそうです。

2階にある「夢への挑戦‐のぞいてみよう科学がひらく未来‐」は、宇宙開発、深海、地球温暖化など、私たちの生活と未来を支えながら日々極限に挑戦している、先端科学についての展示がされています。宇宙服やH2ロケットの模型が展示されていて、細部がどのようになっているのかを知ることができます。

月面ローバー(月面探査機)の試作品や、有人潜水調査船「しんかい6500」の模型の展示もあります。どちらも実際に使われた実物ではありませんが、普段はニュースでしか見ないものを間近で見ることができる大変珍しいスポットです。大人も子供もとても楽しめるので、つくばエキスポセンターのなかでも特におすすめのスポットです。

1985年に開催されたつくば科学万博。当時の会場の様子や、その当時の先端科学などを振り返るコーナーがあります。会場の模型や、科学万博公式グッズなどが展示されています。つくば科学万博に実際に訪れたことのあるかたには、大変懐かしいコーナーだと口コミで話題になっています。

つくばエキスポセンターはイベントも豊富です。科学教室は、紫外線に反応するビーズを使った工作や、光るスライム作りなどを通して、科学の面白さを体験できます。第2・4週の土日祝に開催です。毎月テーマが変わるので、ホームページを確認してください。お子さまが自分でつくったものは、よいお土産になりそうですね。

サイエンスショーは、身の回りに隠れている身近な科学を、本格的な実験を通して体験できるショーです。こちらも毎月テーマが変わります。2017年5月のテーマは「シャボン玉」です。参加費はかかりませんので、ぜひ見ておきたいですね。第1・3・5週の土日祝に開催です。時間は、11時から11時20分と13時30分から13時50分の2回です。

つくばエキスポセンターの屋外に展示されているものも、なかなか見ごたえがあります。一番目立つオレンジ色のロケットは、「H2ロケット」の実物台の模型です。ロケットはこんなに大きいのか!と驚かされます。「ゆるぎ石」は重さ50トンの大変重い石ですが、やじろべえの原理で簡単に動かすことができます。力持ちの気分になれますね。

つくばエキスポセンターには、ゆったりとランチやお茶ができるスポットもあります。ほし☆カフェでは、地元つくばの食材をつかったこだわりのお料理やお菓子を食べることができます。いたるところに星が乗ったお料理やお菓子はつくばエキスポセンターらしくて、とてもかわいらしいです。おすすめは、口コミで人気のロケットカレーです。

1階には、サイエンスミュージアムショップがあり、お土産はここで買うことができます。つくばエキスポセンターオリジナルグッズのほか、実験観察セットや科学に関連する書籍など、自宅で科学の学習ができるアイテムもそろっています。おすすめは、星丸くんと筑丸くんという、オリジナルキャラクターのグッズです。

星丸くんグッズは、お菓子や、クリアファイル、エコバッグなどがあります。ポストカードはお土産におすすめの3枚入りも。お友達へのお土産に最適ですね。自分自身へのお土産として、実験キットをお土産にしてよりいっそう科学への関心を深めるのもよいですね。なんと宇宙食も売っています。とてもめずらしいので口コミでも大人気です。

つくばエキスポセンターの見どころは、なんといっても世界最大級のプラネタリウムです。口コミでも人気があり、年パスを買って通う人もいるほど。プラネタリウムは絶対見逃せません。各展示は子供向けですが、大人も童心に帰って科学を楽しむことができます。つくばエキスポセンターは、ご家族みんなで楽しめるスポットです。