ジェットスターの機内食は事前予約か機内販売！メニューや料金もご紹介！

以前は特に海外旅行というと料金が高いこともあって、高根の花というところがありましたが、近年では格安航空会社が出てきたこともあり、手ごろな料金で楽しむことができるようになりました。その一つであるジェットスターについて、機内食のメニューや予約方法などについて調べてみました。

ジェットスターとは、オーストラリアのメルボルンに本社がある格安航空会社です。カンタス航空の子会社として、2004年から運航が開始されました。2012年には日本を拠点とする「ジェットスター・ジャパン」が就航しており、日本便には日本人客室乗務員が搭乗しています。

ジェットスターは現在、日本の国内便、国際便に就航しています。国内便は東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)の各空港と札幌(新千歳)、福岡、鹿児島、沖縄(那覇)、高松、松山などを結ぶ便がありますし、国際便は香港、台北(桃園)、フィリピン(マニラ)、上海(浦東)、オーストラリア、ニュージーランドの各地などを結ぶ便が就航しています。

ジェットスターはいわゆる格安航空会社なので、サービスなどの面で違いが見られます。特にエコノミークラスの場合はチケットにサービス料金が組み込まれていません。ここで述べる機内食以外にも毛布やアイマスクなどのセットや、機内エンターティンメントなども有料となります。必要なものを組み合わせて使うとよいでしょう。

さて、飛行機での旅の楽しみの一つは機内食ではないでしょうか。最近ではいろいろなメニューの中から好きなものを選べるタイプの機内食などもあるようですが、ジェットスターで機内食は食べられるのでしょうか。またどのようなメニューがあるのでしょうか。調べてみました。

結論から言うと、ジェットスターにも機内食があります。ただし、今までの航空会社であれば、最初から機内食がついているのですが、ジェットスターはそうではありません。チケットの料金には食事や飲み物が含まれていないので、オプションでつける必要があるのです。つまり、予約が必要ということになります。

前述したように、ジェットスターのエコノミークラスで機内食を希望する場合、オプションで予約する必要があります。短距離便の場合は軽食が、長距離便の場合はファーストミールとセカンドミールの2回の機内食が用意されています。オプションセットの場合は食事一回分が最初から入っています。

なお、ビジネスクラスの場合は、コース形式の機内食や朝食や軽食が用意されています。そのほか、飲み物なども用意されています。また、後述しますが、飲み物に関してはアルコール類は機内で販売されるもののみ飲むことができます。ソフトドリンクは販売もありますが、持ち込んだものを飲むのことも可能です。

ただし、ジェットスターの機内食は、オプションで予約するものだけではありません。機内で軽食、飲み物などの販売もあります。出発時間の都合などで、食事をとってから乗る場合などであれば、オプションの機内食を頼まずに、販売されている軽食を購入したほうがいい場合もありそうです。

たとえば、出発時間が昼過ぎの場合、飛んですぐに昼食というのはタイミング的に難しいかもしれません。そうなると、乗る前に空港などで昼食をとって乗ったほうがタイミングがよい場合もあります。こういうときは機内食をパスして軽食でつなぐほうが、食事のタイミングがずれにくいということもあります。

さて、気になるのがジェットスターの機内食の料金です。次のメニューのところで改めて紹介しますが、ジェットスターに限らず、乗り物の中で購入する食べ物の料金は決して安くはありません。最近では激安スーパーなども多くありますし、そういったところで販売されているものの値段と比較すると、倍近いものもあると思ってよいでしょう。

しかし、ジェットスターには「スタータープラス」というオプションがあります。これは座席指定や日時の変更などができるオプションなのですが、これに機内販売のバウチャーがついているのです。機内販売は食べ物や飲み物だけではないのですが、もちろんそういったものにも使えるわけです。

インスタントスープやラーメンなど、値段が倍近いこともあるかもしれませんが、スーパーなどで購入した場合、そのままでは食べられません。お湯を入れたりしないといけないのですが、機内ではちゃんと食べられる状態で出てきます。そう考えると、このくらいの値段になるのはある程度致し方ないところかもしれません。

それでは、実際に機内食のメニューとしてどのようなものがあるのかについて紹介していきましょう。まずは予約が必要な、機内食から見ていきます。特に国際便の場合は、機内で機内食の受付をしていないため、長旅になる場合には予約を忘れないようにしましょう。軽食があるとしても、機内食できちんと食事を取った方がいいでしょう。

予約で食べられる機内食ですが、前述したように、距離によって準備されている機内食の回数が違います。例えば長旅である日本とメルボルンの場合は、3食が出たようです。その場合、朝食ではシリアルやパン、フルーツや牛乳などの洋食、昼食はスープやメインなどがつくもののようです。夕食もサラダやパン、スープにメインと、それなりに充実しています。

このように書くと、洋食ばかりが3食出るのかと思うかもしれませんがそうではありません。日本便ではご飯や梅干し、煮ものなどの和食も出ますし、夜食などにはお寿司もあるようです。やはり和食が食べられると、日本人としてはうれしいのではないでしょうか。他の路線でも、それぞれの路線に合わせた食事が用意されているとのことです。

また、軽食としては、インスタントスープやラーメンなどのほか、サンドイッチなどもあります。スープとサンドイッチ、飲み物がセットになった軽食セットなどもあるので、タイミング的にそれほどお腹が空いていない場合など、機内食ではなくてこのセットで軽くすませるのもありかもしれません。

それから、小腹がすいた時などにうれしいスイーツもあります。中でも面白いのはどら焼きです。これは成田山の表参道にある老舗の和菓子店「なごみの米屋」とジェットスターのコラボ商品で、表面にジェットスターの公式キャラクターである「ジェッ太」の焼き印が押してあります。ここでしか食べられないので、ぜひ味わってみてください。

飲み物ももちろん販売されています。ペットボトルに入った冷たいドリンクはもちろん、ホットコーヒーなどの温かい飲み物もあります。また、アルコールの販売もしており、ビールやチューハイ、ワインなどがあります。アルコールに関してはおつまみセットとしてペッパーベーコンとセットでオトクに楽しむこともできます。

好みのメニューが残念ながらない、もしくは頼むのを忘れてしまったなどという場合、食べ物の持ち込みはできるのでしょうか。ジェットスターは特に食べ物の持ち込みは禁止されていないので、持ち込んでもかまいません。発着の時間によっては、空港やその周辺で軽食や飲み物などを購入して、機内で食べるのもおすすめです。

ただし、一つ気をつけなければならないことがあります。それはアルコールです。ジェットスターはアルコールに関しては持ち込みができません。正確に言うと、お土産などで購入したアルコールを機内に持ち込むことは可能なのですが、機内で持ち込んだアルコールを飲むことができないのです。

ただし、前述したように、機内でアルコールの販売はしています。ビールやワインなどはあるので、これらを購入して飲む分にはかまいません。もしアルコールを飲みたいという場合は、こちらを購入して飲みましょう。なお、アルコールの扱いに関しては、航空会社によって違うので、気になる方は確認することをおすすめします。

ジェットスターの機内食は事前の予約が必要ですが、その他に軽食の販売もあります。時間がちょうどよくない時などはその分の機内食を予約しないで軽食にするとか、調整が効くのはメリットと言えるでしょう。運行時間を考えつつ、ジェットスターの機内食をいろいろ味わってみてください。