ダホン自転車おすすめ紹介！折りたたみなどの人気種類や販売店情報も！

通勤や旅行に便利な折りたたみ自転車。様々なメーカーが折りたたみ自転車を発売している中、ダホンの折りたたみ自転車はデザイン性と機能性の高さで評判となっています。今回は、ダホンの人気モデルの中からおすすめをピックアップしてご紹介します。ダホンの自転車を取り扱う全国の販売店の情報もご紹介します。

ダホンは、1982年にアメリカのカリフォルニアで創業した自転車メーカーです。ダホンの創業者であり現CEOのデービッド・ホン氏は元レーザー工学のエンジニア。ホン氏は自らの研究が軍需産業に利用されることに疑問を持ち、1975年のオイルショックをきっかけに、地球環境にやさしい乗り物である自転車の開発に乗り出しました。

中でも、様々なシーンで便利に使える画期的な折りたたみ自転車はその後の自転車シーンに大きな影響を与えました。ダホンの折りたたみ自転車の評判は、ジュネーブの国際発明協会で銀メダルを受賞したことや、今ではアメリカ国内だけでなく世界35ヶ国で販売されていることからもよく分かります。さっそく、ダホンの数ある自転車の中から評判の良い人気モデルをご紹介していきましょう。

ダホンの折りたたみ自転車はどのモデルも細部にまで高い技術を駆使した工夫がなされていて、評判が高いものばかり。ダホンの14インチ自転車で人気が高いのは「Dove-Plus」です。ダホンの折りたたみ自転車の中では最軽量となる6.97kgは、女性でも楽に輪行しやすい軽さ。シートポストからサドルなど、パーツ一つ一つの素材や形状を工夫することによってここまで軽量化が実現しました。通勤などで輪行したい人におすすめ。

折りたたみスタイルは、サドルを下げ、ハンドルを下に折りたたみ、前輪と後輪を合わせるように横に折りたたむDFS方式。この方法はダホンが30年以上前に開発し、今では多くのメーカーの折りたたみ自転車に採用されているシステムです。変速はないもののカセットは9Tなので、スピードに乗るとぐんぐん進む爽快感が味わえます。1カラーはゴールド、ブラック、ブルーの3色展開で、価格は78000円です。

「Route」はダホンの中では価格が49000円と抑え目なエントリーモデル。ドロップハンドルと太いタイヤがスポーティーな印象です。低価格ながら上位モデルと同じフレーム技術とハンドルポストが採用されていてコスパは抜群。ホイールは20インチでコンパクトながら7段変速と走行性能も高く、ポタリングで走りを楽しみたい人におすすめです。

多くの折りたたみ自転車は、走行する時フレームの折りたたむ部分が不安定に感じられがち。しかしRouteはフレームの折りたたみ接合部分を上下2ヶ所とするRe-Barヒンジテクノロジーを採用することにより、折りたたみ自転車とは思えないほど安定した乗り心地が楽しめます。カラーはグリーン、ホワイト、レッド、ブルー、シルバー、ブラックの6色展開で、選ぶ楽しみも十分です。

「Visc-EVO」は、ホイールを451にすることでさらに走行性能を高めてリニューアルを遂げました。また、20段の変速機はロードバイクで評判の高いシマノのティアグラを搭載し、より長距離ライドを楽しめるモデルとなりました。価格は123000円で、カラー展開は男女共に人気のマンゴーオレンジ、パールホワイト、チタンの3色です。

シートポストはDove-Plusにも使われているスーパーライトシートポストを搭載し、車体の重量は10.9kgとコンパクトに。また、折りたたんだ時にパーツ同士が接触し傷がついてしまうのを防ぐための表面加工も施されているので、どんどん旅行に輪行してポタリングを楽しむのにおすすめのモデルです。折りたたみ作業は人間工学に基づいて研究されており、折りたたんでもまた広がってしまうことなくその形をキープしてくれます。

「Dash-P8」はDove-Plusを始めとするオーソドックスな折りたたみ自転車のようにヒンジで折りたたむのではなく、アーレンキーを使ってねじを緩めることで折りたたみます。このLock-Jawシステムは大きな金具を必要としないので、一見しただけでは折りたたみ自転車と分からないほどすっきりとしたデザインに仕上がっています。見た目もさることながら剛性も高く、がたつきや不安定さを大幅に低減しているところが評価ポイント。

Dash-P8のホイールは20インチの406で、適度な走行性能を維持しながら安定した走りが楽しめます。ハンドル部分は折りたたみできない仕様になっておりコンパクトさを追求したモデルではありませんが、重量は11kgで持ち運びするには十分な軽さです。カラーはローズレッド、ブラック、珍しいベージュの3色展開。価格は87000円です。

近未来的なデザインが人気の「EEZZ-D3」は16インチホイールを搭載した街乗りにおすすめのモデルです。3段変速で上り坂にも対応できるのもうれしいポイント。2018年モデルはブラックとホワイトのコントラストがおしゃれなカラーリング。旧モデルは鮮やかなオレンジ色が目を引きます。価格は13万円となっています。

EEZZ-D3が人気のもう1つの理由は、その画期的な折りたたみ方法「バーティカルヒンジテクノロジー」にあります。フレームを横に折りたたむのではなく縦に折りたたむことで奥行きをコンパクトに収める上に、簡単に短時間で折りたたみ作業が行えます。重量も9.8kgと輪行にはぴったりのモデルです。コインロッカーにも収納できるほどコンパクトになるので、電車やバスの中でも邪魔になりません。

ホリゾンタルフレームと極太タイヤがストリートのテイストを醸し出す「Horize」は男性に人気です。2018年モデルは新色ドレスブラックが加わり、パーツからロゴに至るまでブラックに統一されてスタイリッシュな印象。20インチのホイールには1.95タイヤが装着され、段差などの衝撃を吸収してソフトで安定した乗り心地を実現しています。価格は79000円です。

また、広げた時の存在感と折りたたんだ時のコンパクト感とのギャップも評価が高いポイントです。重量は12kgで、男性なら十分輪行できる軽さ。なお、折りたたみ自転車を輪行して電車やバスを利用する場合は収納袋に入れて輪行するのがおすすめ。ダホンの折りたたみ自転車には別売りの収納ケースがあり、肩にかけて輪行することができます。また、ボトムブラケットに取り付けられる輪行用のキャスターもあります。

ダホンの自転車は正規販売店で購入できます。正規販売店の中でも特にダホン本国から認定を受けた特約店は、品揃えが充実して限定カラーの取り扱いもあり評判が高くなっています。北海道と東北エリアの特約店は札幌にある「秀岳荘白石店」と、仙台にある「早坂サイクル仙台中央店」の2店舗。どちらも地元では品揃え豊富な人気店です。

北海道と東北エリアの正規販売店は他に、札幌の「南風自転車店」、盛岡の「佐々宗輪店本店」、山形市の「じてんしゃ蔵守三」、米沢の「サイクルプラザセイリン」があります。南風自転車店ではDove-Plusの試乗ができます。メンテナンスやパーツ交換、カスタマイズなどは特約店や正規販売店にお願いするのがおすすめです。

北関東エリアのダホン特約店は、水戸市の「バンピーパス」、桐生市の「サイクルショップタジマ」、小山市の「オレンヂジュース」、川口市の「サイクルショップハクセン鳩ケ谷店」、朝霞市の「バイシクルプロショップカネコイングス」、柏市の「橋輪」、千葉市の「サイクルテラス幕張新都心店」、浦安市の「ビリーブ」、船橋市の「バイシクルセオららぽーと店」です。

東京、神奈川エリアのダホン特約店は、杉並区の「フレンド商会阿佐ヶ谷店」と「和田サイクル」、渋谷区の「クラウンギアズ」、台東区の「サイクルスタヂオハクセン」、葛飾区の「サイクルハウスしぶやお花茶屋店」、中央区の「アヴェロバイシクルショップ」新宿区の「ベストスポーツ新宿マルイ本館店」、豊島区の「CWS池袋店」、国立市の「カルマックスタジマ」、横浜市の「田嶋商会」と「ローロ馬車道」があります。

人気自転車チェーン店の「ワイズロード」は大宮店、船橋店、横浜店、上野本館、新宿本館が特約店になっています。特約店以外の正規販売店も関東甲信越エリアにはたくさんあります。新潟市の「サイクルショップあかざわ輪店」と「さいくるぴっとB&S本店」、長野市の「トドロキサイクルプラザ」、松本市の「サイクルショップミツワ」は甲信越エリアの正規販売店です。試乗できるモデルも多いので販売店に問い合わせてみましょう。

ダホン特約店では試乗イベントが催されることもあります。2月10日から12日には、葛飾区のサイクルハウスしぶやお花茶屋店で試乗会が行われました。ダホンを始めとした人気メーカーのロードバイクが集まり、乗り比べの絶好のチャンスとして評判のイベントです。試乗会で成約するとプレゼントがもらえることもあるそうです。ダホンを購入する予定の人は、お近くのダホン特約店の情報をチェックしておくのがおすすめ。

北陸、中部エリアのダホン特約店は、金沢市の「サイクランドマスナガ」、富士市の「ミヤジマ石油」、藤枝市の「じてんしゃのアキラ」、小牧市の「じてんしゃひろば遊」と「カミハギサイクル小牧本店」、岡崎市の「サイクルファクトリーコレール」、名古屋市の「ワイズロード名古屋本館」と「ゴーサイクル」と「サイクルテラス熱田店」があります。

どの特約店も、自転車に詳しくカスタマイズに精通したスタッフがいる評判の良いお店です。試乗できるモデルは、Dove-Plus、Curve-D7、Horize、Mu-SLX、Speed-Falco、Visc-Evo、Dash-Altena、Presto-SLといった人気モデル。ネット販売と違い、乗り心地や走行性などを実際に確かめてから購入できるのが販売店の良いところです。

関西エリアのダホン特約店は、京都市の「自転車のきゅうべえ下鴨店」、大阪市の「ローロサイクルワークス」と「ダイワサイクル」と「ビチ・テルミニ」と「サイクルランドナニワ本店・スポーツ館」、岸和田市の「ラビットストリート・ベイサイドモール店」、神戸市の「サイクルショップナカゴヤ」、西宮市の「ムーブバイシクルズ」、伊丹市の「サイクルショップカンザキ伊丹店」です。

関西エリアの特約店はすべての店舗で試乗車が用意されています。自転車のきゅうべえ、ローロサイクルワークス、ラビットストリート、サイクルショップナカゴヤ、サイクルショップカンザキでは5種類のダホン自転車が試乗でき、乗り比べてお気に入りの1台を選ぶことができます。

中国・四国エリアのダホン特約店は、岡山市の「トダヤ岡北店」、防府市の「自転車館びーくる」、広島市の「サイクルショップP.G」の3店舗です。自転車館びーくるは、昭和22年創業の老舗自転車専門店。山口県内でもスポーツバイクの品揃えの多さは評判です。サイクルショップP.Gは公式フェイスブックやツイッターに入荷情報がこまめにアップされています。

鳥取県と四国には特約店はありませんが、正規販売店はあります。鳥取市の「サイクルショップフクハマ」、徳島市の「ゴーゴーバイク」、高松市の「サイクルショップシナノ」、丸亀市の「サイクランドまさだ」、伊予郡の「ワイズロード松山店」、西条市の「Bショップ・オチ」、高知市の「カギヤマ商会」などがあります。試乗車は「サイクルショップフクハマ」、防府市の「ルモンドヴェロ」、呉市の「ニイヤマ」にあります。

九州、沖縄エリアのダホン特約店は、福岡市の「ローロサイクルワークス福岡」、久留米市の「フリーライドヘッドショップ」、熊本市の「しゃりんかん」、沖縄県の「沖縄輪業南風原店」です。また、正規販売店は古賀市の「フリーライド福岡イースト」、鹿児島市の「トミハラ商事本店」、沖縄市の「サイクル館」です。沖縄の2つの販売店には試乗車が用意されています。

2018年2月中旬には、Dash-Altenaのリミテッドカラー「キャナリーイエロー」が全国のダホン特約店で限定発売されます。Dash-Altenaは、20インチ451タイヤとシマノクラリスの16段変速機を搭載した長距離ライドにおすすめのモデル。鮮やかなフレームカラーでポタリングがますます楽しくなりそうです。価格は128000円です。一般のダホン正規販売店では取り扱わないのでご注意下さい。

折りたたみ自転車で評判の、ダホンの自転車と販売店をご紹介しました。美しいデザインと機能性を兼ね備えたダホンの自転車はどのモデルも甲乙つけがたい逸品揃い。輪行も走行もしやすいダホンの自転車があれば、行動範囲が広がって新しい世界が開けそうです。