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「小松弥助」金沢の寿司の名店をご紹介!伝説の握りを食べる方法は?

「小松弥助」金沢の寿司の名店をご紹介!伝説の握りを食べる方法は?
投稿日: 2018年5月4日最終更新日: 2020年10月8日

小松弥助は金沢にある寿司の名店です。「東の次郎、西の弥助」と並び称されるお店で、銀座の名店「久兵衛」の先代に「日本一の鮨を握る職人」と言わしめた伝説の名人が握っているお寿司は格別で、食べる人を魅了します。そんな小松弥助の特別なお寿司と食べる方法をご紹介します。

小松弥助は寿司の名店!見出し

Photo by CytecK

小松弥助は金沢のみならず、西日本を代表する寿司の名店で店主の森田一夫さんは寿司の名店「銀座久兵衛」の初代に「日本一の職人」とまで言わしめた伝説の寿司職人です。2015年の11月にお店を閉めてしまいましたが、2017年の3月、金沢の駅前でお店を再開しました。この記事ではそんな小松弥助の特別なお寿司と食べる方法をご紹介します。

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小松弥助の歴史見出し

小松弥助は1967年に小松市で、店主が36歳のときに開店しました。その後金沢市の片町でお店を営業していましたが2015年に惜しまれながらへいてんとなりました。理由としては「これまでの職人生活を顧みる時間がほしい」、「若い職人の寿司を食べて刺激を受けたい」といったことだそうです。

他にも予約が多く忙しいといった理由もあるそうです。伝説の職人となった今でもなお謙虚な気持ちと向上心を持ち合わせており、そんな店主の思いがこもったお寿司は多くの人を虜にしてきました。そして2017年に再び営業を開始しました。昔からのお客さんに対する感謝の思いを大切にしており、予約では来店できず紹介制のお店となっています。

小松弥助のお寿司を食べる方法見出し

小松弥助は現在は紹介制となっており、予約では来店できず限られたお客様や常連のお客様の同伴でないと来店できません。かつて「多忙により心と一緒に握れなくなってしまった」という理由でお店を閉めていたこともあり、昔からのお客様を中心におもてなしをしたいという理由から予約では来店できない紹介制のお店になったのだといわれています。

小松弥助の店舗情報見出し

小松弥助は金沢駅東口をすぐ出た場所にある「金沢茶屋」に、現在の小松弥助は入店しています。入口に看板はなく、金沢茶屋の中庭の奥にお店があります。金沢茶屋の支配人の細川さんが、昔小松弥助の店主・森田さんの弟子として修行をしていたという御縁でこの金沢茶屋別館に再開が実現したのだそうです。予約すればお土産を購入できます。

店内は伝説の名店のような格式と風情がある雰囲気であり、カウンターが10席ほどでテーブルが3つほどあります。定休日は水・木曜日で、お土産の予約やお電話をする際には回線が混みあわない14:30~18:00の時間帯に電話するのがおすすめです。営業時間はお昼だけの三部制となっており11:30~15:30となっています。

住所:石川県金沢市本町2-17-21 料理旅館金沢茶屋新館1階 電話番号:076-231-1001

小松弥助へのアクセス見出し

金沢の名店小松弥助は金沢駅近くにあり、金沢駅からは徒歩3分ほどで到着することができます。またバスの場合は金沢市バスのタテマチ・タテマチ広場から徒歩1分ほど、大工町や新樫町から徒歩4分で着きます。自動車の場合は北陸自動車道の白山ICから車で21分、美川ICから46分、徳光ICから36分ほどで到着します。

自動車でアクセスする場合、金沢茶屋の駐車場に空きがあれば利用することができます。料金はかかりますが「ガーデンホテル駐車場」などの駐車場もおすすめです。しかし予約しなければ満車になってしまう可能性があります。少し離れていますが「ポルテ金沢駐車場」ならば収容台数が450台と多いので、予約なしでも安心して利用できます。

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小松弥助の魅力とは見出し

小松弥助の店主である森田さんは銀座「久兵衛」の先代が称賛した人物であり、東京の伝説の名店「すきやばし次郎」の主人と親交が深かったりするなど伝説の名人です。しかし本人はお客さんと常に気軽に優しく向き合っており、お手軽な料金設定、心温まる接客で店内全体が温かい雰囲気で包まれています。

またご主人のお寿司はふわりとしており、強く持つと崩れてしまうので手で召し上がることを推奨しています。強く握ってしまうと米の味が落ちてしまうという理由からこのようにふわっとした握りに仕上げている、ということです。ご主人の振る舞いやスタッフも含めた温かい接客、お手頃な料金、握りへの情熱が伝説の名店小松弥助の魅力であるといえます。

小松弥助のメニューは格別揃い!見出し

小松弥助のメニューは寿司の伝説の名店としても人気の通り何といってもお寿司が素晴らしく、空気を含んでいる丸い形のシャリと合わせた極上のネタとの絶妙なハーモニーが絶品です。新鮮な魚介類を存分に生かしたメニューも美味しく、お手軽な料金も魅力です。予約すれば購入できる「弥次喜多」といった名物のお土産もあります。

小松弥助の基本コース見出し

小松弥助のランチの基本コースは「その日の対象のおすすめ握り」「器に入った小ぶりのお寿司」「うなきゅう」の3種類からなります。また予約して伝えなくてもコースが提供される前に、お客様の苦手なものを聞いた上で苦手なものを除いてくれます。こちらのお値段は5000円と寿司の伝説の名店にしては比較的リーズナブルな料金となっています。

「その日の大将のおすすめ握り」が5貫の握り、「うなきゅう」は熱々の新鮮な鰻ときゅうりが入ったメニューとなっています。追加でメニューを注文する際は、お手軽な料金の基本コースが提供された後に店員さんにオーダーをするという形式になっています。追加注文をする方も多く、常連のお客様は12000~20000円ほどが平均の料金となっています。

小松弥助の絶品メニュー1:いかの握り見出し

小松弥助の握りはいかから始まります。短冊に刻んだ新鮮な赤いかを三枚におろして細切りにすることでいか特有のねっとりとした甘味を十分に引き出しています。塩と酢橘、ゴマがふりかけてあり、いかの甘味と見事に調和しています。醤油をつけずに食べる握りで、シャリとの相性も抜群です。

もちもちとしたいかの食感が心地よく、振りかけられたゴマが香ばしく絶妙な塩加減で美味しいです。小松弥助の強すぎず、やや緩めと思われるぎりぎりの伝説の握り加減で握られたお寿司は絶品で口の中で一気に解けていきます。ねっとりとしていてますが、どこかさっぱりとしている側面もありお酒ともよく合います。

小松弥助の絶品メニュー2:アラの握り見出し

こりこりとした食感が特徴で、日本海でとれたアラは脂ものっていて口の中で旨味が広がります。アラは夏の白身魚の王様ともいわれる魚で、淡白であり豊かな旨味も持つ丸い味わいのお寿司です。追加注文で食べられるメニューとなっており、食べた瞬間に口の中でとけてしまいます。

小松弥助の絶品メニュー3:炙りトロの握り見出し

炙りトロは肉厚で、噛むほどに旨味が出てくるお寿司でその絶妙な炙り具合がトロの旨味を一層引き立ててくれます。煮切と搾った酢橘でそのまま食べることができ、ほんのり炙られたトロには香ばしさと甘味が凝縮されています。赤みがかった色も鮮やかで、見た目も美しい一品です。お手頃な料金の基本コースで食べることができます。

小松弥助の絶品メニュー4:甘えび見出し

ぷりっぷりの食感が美味しく、口の中に入れた瞬間に海老の旨味がいっぱいに広がっていきます。シャリの旨味と相まって口の中で仲良く溶けていく美味しさです。お手軽料金の基本コースで食べることができ、青緑色の卵が乗せられています。北陸地方の甘エビはよく獲れ、新鮮な魚介の旨味を堪能することができます。

小松弥助の絶品メニュー5:マグロの漬け見出し

Photo by [cipher]

爽やかなお皿の上にのったマグロの漬けはねっとりとしており、なおかつもっちりとした食感が特徴でしっかりとした厚みがありマグロの旨味が凝縮されています。その場で漬けてから握られておりつけ汁の味も絶品です。基本コースで食べることができ、器のそこには海苔と酢飯が隠れています。

小松弥助の絶品メニュー6:穴子の握り見出し

笹の上にのせて蒸した穴子を熱々塩と柚子で締めたもので、シャリと合わせて口の中で一体となってほどけていきます。穴子の握りはネタを二つ重ねてあるので穴子の旨味を十分に味わうことができます。ふわっふわの食感はもちろん、このお店の穴子は甘味がぎゅっとつまっており思わず感動するほどの美味しさです。

名店小松弥助の穴子は柚子をおろし金ですり、渦の粉を穴子に振りかけてあります。ほんのりと香るゆずの風味と塩味がさっぱりとしています。ぐるっと巻かれた穴子は口の中でほろほろと溶けていき、穴子の甘味を十分に堪能することができます。追加注文で食べることができる料理です。

小松弥助の絶品メニュー7:水茄子見出し

水茄子は基本コースの後半に出てくるメニューで、みずみずしくて美味しいです。握りが続いている中でこのような変化に富んだ料理を味わうことでコース全体が一段と引き締まります。塩味が効いていてそのままでも美味しいメニューで、大きめにカットされており食べ応えがあります。

小松弥助の絶品メニュー8:うなきゅう見出し

うなきゅうとは焼きあがった熱々の鰻と千切りにしたきゅうりを海苔でくるんだものです。熱々の鰻が入っているので手で持とうとすると熱くて持てないほどですが香ばしい鰻の香りとシャキシャキとしたきゅうりの食感がたまらない料理です。口の中に海苔の風味が広がり、ゴマの風味が全体を包み込んでくれます。

小松弥助の絶品メニュー9:白山見出し

白山はシャリの上に漬け、雲丹、丸芋のとろろとといった具材がのったこの名店の名物料理の一つです。とろろの下にシャリが忍ばせてあり、この料理に合わせる品として考案されたメニューだそうです。各素材の旨味が混然一体となり、口の中に入れると幾重にも重なった旨味が広がっていきます。

白山はこの名店が白山に使用している器と出会ったときに考案された料理で、雲丹と丸芋のとろろ、漬けといった具材から構成される一品はまるで芸術品のように美しい見た目をしています。お手軽料金の基本コースで食べることができそれぞれの具材の相乗効果が凄く、かき混ぜて食べると極上の美味しさになります。

小松弥助の絶品メニュー10:ネギトロ巻き見出し

追加注文で食べることができる料理で、荒めにたたいたトロと白髪ねぎに香ばしい焼き海苔を巻いたものです。ふんだんにトロを使用しており、大将がトロと白髪ネギを包丁でトントンと調理していくさまはショーを見ているかのようです。ダイス状のトロと白髪ねぎの相性が抜群で、この名店を訪れたら是非おすすめしたい一品です。

小松弥助の絶品メニュー11:コハダの握り見出し

コハダは昔から江戸で愛されており江戸前のお寿司に代表されるネタで、名店や職人の力量も表すと言われています。見た目が美しいことでも有名で小松弥助のコハダも惚れ惚れするほど美しく、特に臭みもありません。丁寧な包丁さばきで綺麗におろされたコハダは小さくて食べやすく、追加注文で食べることができます。

小松弥助の絶品メニュー12:弥次喜多見出し

「弥次喜多」とは名店小松弥助の予約できるお土産として人気のメニューです。「弥次さん喜多さんが旅に出る時に食べる」というイメージから作られたこのお店の特別なおにで、マグロ、トロ、いかなどその時によっておにぎりの具が変わるので何が入っているか毎回お楽しみのおにぎりです。おにぎりとお新香が入っていて料金は2000円です。

ラッピングもかっこよく、海苔と具材がほどよくご飯に絡み合っており美味しいおにぎりです。贅沢な魚介類を一度海苔で包み、そこからさらにごはんと海苔で包んでいるという手が込んだ料理となっており多くの人が予約して購入します。全体を黒い海苔で包んでいるため、「バクダンおにぎり」とも呼ばれています。

食べごろは予約して購入してからおにぎりの中の具材が程よく一体化する3時間後程がベストだということです。また付け合わせのお新香もおにぎりとよく合い、いくつも食べたくなるほどです。前日までに予約すると買うことができ、このお店を出て帰りの途中に小松弥助の名店の味を思い出しながら食べる人が多くその料金の見合う満足感が得られます。

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小松弥助の絶品メニュー13:アラ汁見出し

あらの出汁がしっかり出たお吸い物で、あらの旨味が凝縮されています。さっぱりとしておりコースの最後の方で出てくる料理で、コース料理の締めとしてはぴったりです。柚子の香りを楽しむことができ、お寿司だけでなくこのような汁物一つとってみてもご主人の顔が見えてくるような料理が、この名店の特徴です。

小松弥助の絶品メニュー14:煮はまぐり見出し

名店小松弥助の煮はまぐりは美しく輝き、鮮やかな色をした煮はまぐりで絶妙な火加減で調理されたはまぐりは濃厚で、口の中で噛むたびにはまぐりの旨味があふれ出していき、食べ終わった後にはもう一つ食べたくなります。お手頃な料金の基本コースで食べることができ、煮詰めも美味しいです。香りが豊かでふんわりとした食感が特徴です。

小松弥助の絶品メニュー15:バイ貝見出し

醤油なしで食べるネタで、塩がしっかりと効いています。こりこりとした食感とくにゅっとした弾力が特徴で、さっぱりとした味になっています。名店の技術に裏打ちされた丁寧な包丁の入れを感じることができ、金沢ならではの寿司ネタです。バイ貝特有の甘味も楽しむことができ、肉厚でこりっとした食感は生で食べたときならではの食感です。

小松弥助で伝説の握りを楽しもう!見出し

Photo by uemu

小松弥助は予約でなく紹介制のお店で、魅力は店主の優れた技術やお手頃な料金だけでなく、心温まるおもてなしにもあります。伝説の職人として知られながらも、驕ることなく会話を楽しみながら寿司を握る姿に多くの人が魅了されています。心こもった料理と店内の和やかな雰囲気こそが、小松弥助が長年多くの人に愛されてきた秘密でもあります。

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投稿日: 2018年5月4日最終更新日: 2020年10月8日

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