ビナウォーク（海老名）のラーメン処まとめ！おすすめメニューは？

神奈川県の中央に位置する海老名市にある大型複合商業施設、ビナウォークには映画館をはじめとするアミューズメント施設のほか、多くの飲食レストランが入っています。中でもいろんな味が楽しめるラーメン店には、ご当地ならではのメニューから新ジャンルのメニューまで様々なタイプの人気のラーメンを楽しむことができます。

ビナウォークとは、小田急電鉄が小田急海老名駅前通りに開発し、2004年4月19日に開業した大型複合商業施設です。駅前通りを進むと海老名中央公園があり、そこを取り囲むようにマルイファミリー海老名、TOHOシネマズ海老名、そしてラーメン処をはじめとする飲食レストランや約150の専門店が集まっていて海老名市を代表する商業エリアです。

ビナウォークは、目的の異なる建物が1番館から6番館の6つに分かれ、TOHOシネマズが入った6番館1階には、ラーメン処というおいしいラーメン店が揃ったゾーンがあります。醤油、鶏殻、豚骨など、それぞれに特徴のある全7店舗のおいしいラーメン店がずらりと並びます。それでは、その7店舗のおすすめ人気のラーメンを順に紹介して行きましょう。

海老らーめん肇は、キャッチフレーズに、フレンチシェフと和食の職人と拉麺職人で精魂込めて仕上げた渾身の味、とあって新しいスタイルのラーメンを提供しています。甘海老の頭と完熟トマトをじっくり煮込んだスープに、丸鶏を自家炊きし完全無化調の旨味を凝縮した濃厚鶏白湯スープを加えた独自の海老スープがおいしいラーメン店です。

海老らーめん肇のおすすめ人気メニューは、お得なランチセットの海老ラーメンセットです。海老ラーメンに、焼きチーズご飯か海老玉ご飯のいずれかがセットで選べます。おすすめの食べ方は、ラーメンを食べた後に、焼きチーズご飯を出汁が残った丼に入れると、海老トマトの味が生きてきて、海老トマトチーズリゾットが出来上がります。

肇の鶏白湯ラーメンは、化学調味料を全く使わずに丸鶏を自家炊きして旨味を凝縮した濃厚鶏白湯スープだけで作ったラーメンです。ベースは醤油だしなので醤油の旨味も効いています。チャーシュー、味玉子、メンマ、海苔、カイワレと具材でたっぷり埋め尽くされ、海老味のスープとはまた違った味の正統派濃厚鶏白湯ラーメンです。

麺屋銀星のラーメンは、煮干しと節をつかった煮干し出汁と濃厚な鶏スープを合わせた煮干しラーメンがその特徴です。おいしい魚の味をゆっくり抽出した魚介スープは、京都の老舗問屋から季節毎に仕入れた国産煮干しと、サバ、うるめ、いわしの節をふんだんに使っているので、深くて濃くのあるおいしい旨味が凝縮されています。

麺屋銀星のおすすめ人気メニューは、濃厚煮干し中華そばに煮干しがまるごと乗せてある、極上にぼにぼ中華そばです。新鮮な国産鶏をドロドロになるまで炊いた濃厚鶏白湯スープに、特製煮干しスープを合わせたコラーゲンたっぷりの極上濃厚煮干し鶏白湯は、喉の奥まで染み渡る麺屋銀星一押しのおいしい人気メニューのひとつです。

福岡県筑紫野市生まれのラーメン暖暮は、自家炊きトンコツスープが特徴です。そのスープは、素材と部位にこだわった豚骨と水のみを極強火で炊き出し、旨味を完全に抽出した純豚骨スープです。そしてスープの味をさらに引き立てる薬味は、一味唐辛子をベースに中国薬味や漢方食材などを独自に組み合わせて作っているのでひと味違います。

ラーメン暖暮のおすすめ人気メニューは、通常のラーメンの約5倍の辛さの烈火ラーメンです。5倍で約小さじ1杯分の一味唐辛子が入り好みの倍数が選べます。中には20倍とか30倍を注文する猛者の方もいるぐらい辛いもの大好きな人にとっては、おすすめの人気メニューです。麺は細麺で、カタ、バリカタなどお好みで硬さが選べます。

ラーメン暖暮の人気メニューのひとつ、ネギごまラーメンは、ネギとごまがたっぷりと入っていて、それに麺が覆いつくされ全く見えません。このネギとごまを徐々に掛け合わせながら、麺に絡めて食べて行きます。途中ピリ辛の唐辛子も絡めながらそれぞれのブレンド感を楽しみながら食べることができます。ネギとごまのたっぷり感が潔い一品です。

古寿茂はもともと日本橋の中華料理店で複数店舗がありますが、その中でも海老名だけはラーメン屋専門店になっています。鶏白湯のスープを使い、チャーシューの材料にも鶏のもも肉を使っているのが特徴です。「鶏白湯ラーメン塩」や鶏のチャーシューをふんだんにのせた「鶏白湯チャーシュー麺」などの人気メニューがおすすめです。

古寿茂一押しのおすすめ人気メニューは、濃厚な練り胡麻のクリーミーな味わいが楽しめる「ねり胡麻坦々麺」です。鶏ガラの白湯スープにしっかりと練り込んだ胡麻を溶かし込み、中華の定番野菜、チンゲンサイが添えてあります。さすがはもともとが中華料理店だけあって、中華風仕上げの坦々麺は、おいしい人気メニューのひとつです。

古寿茂おすすめの夏メニューといえば、さっぱりおいしい冷やし坦々麺です。肉味噌、もやし、ネギ、味玉子がトッピングされて、それに焦がしラー油がちょっとした隠し味です。麺は黄色く、ややウェーブのかかった中細縮れ麺。スープがよく絡んでそれぞれの具材とよくマッチします。涼風な雰囲気の器もグッドでおいしさが倍増です。

麺処直久は、東京銀座で大正3年に創業した老舗のラーメン店です。スープは、創業当初からの伝統を受け継ぐ名古屋コーチンのスープで、500日以上かけて育てた名古屋コーチンを、身が付いたまま長時間じっくり炊き出すことで、すっきりした旨味と深いコクの正統派醤油味のスープです。醤油は、千葉の老舗、フジトラ醤油を使っています。

麺処直久一押しのおすすめ人気メニューは、海老名店限定のサンマー麺です。名前だけ聞くと秋刀魚がのっているラーメンかと思いがちですが、サンマーは広東語で、サンが生と書いて新鮮な、マーが馬と書いて載せるという意味です。つまり新鮮しゃきしゃきの野菜をたっぷりと載せた神奈川県民なら誰でも知っているおすすめ人気メニューです。

創業100年の伝統の味をしっかりと守り続けてきた麺処直久自慢の醤油ラーメンは、名古屋コーチン鶏を使用し、その旨味を余すことなく抽出。すっきりした味わいの中に深いコクを引き出しています。また麺はスープに負けないようにと開発された、細めのストレート自家製麺で、スープの旨味によく絡み合い心地良い歯応えです。

麺家いろはのラーメンは、見た目インパクト大な通称富山ブラックと呼ばれる真っ黒いスープの富山黒醤油ラーメンです。さぞかし濃い醤油味なのかと思いがちですが、意外やあっさりとして、キレがよく深いコクが特徴で、長い年月をかけ熟成させた秘伝の黒醤油に鶏ベースと白エビの魚介スープを合わせた黒スープがおいしい人気のラーメンです。

麺家いろはのおすすめ人気メニューは、白エビの芳ばしい風味と磯の香りが活きた白エビ塩ラーメンです。白エビは、富山湾ならではの海の幸で、昆布じめや寿司ネタなどに使われる高級珍味として知られています。この白エビの殻を乾燥させた白エビの殻干しで、これがおいしいダシを引き出します。黒だけじゃなく白もおすすめです。

麺家いろはの越中麹味噌ラーメンは、創業245年の米味噌を使い、麹歩合2倍の米麹が入っています。味噌本来の強い香りとコクがその特徴です。濃厚な味噌味のスープに麺が絡み合いこってりとした旨味が広がります。富山ブラックが見た目よりも意外やさっぱりしているので、濃厚な味が好みの人にはこちらの味噌味ラーメンがおすすめです。

清勝丸は、本格的おいしいつけ麺中華そばを味わえるラーメン店です。つけ麺は、あっさり味とこってり味に分かれ、濃厚魚介豚骨が好みの場合は、こってり味がおすすめです。つけ麺のつけ汁は濃いので、最後に残ったスープに特製の割りを足す、ゆず風味のさっぱりスープと鰹の効いた和風豚骨スープの2種類の特製割りスープがあります。

清勝丸一押しのおすすめの人気メニューは、味噌味がおいしい濃厚味噌ラーメンです。スープは意外にまろやかマイルドでおいしい味噌味です。具材は味噌味には不可欠な、もやし、ねぎ、メンマ、味玉子、そして柔らかなチャーシューと揃っていて、本格的な正統派味噌ラーメンです。いろんな味を食べ飽きたら落ち着くおすすめメニューです。

清勝丸の夏限定メニュー、ピリ辛トマトつけ麺は、麺は太過ぎず、ピリ辛トマトつけ汁が絡む感じで、味わいはトマトと魚介豚骨が混ざった感じのおいしさです。辛さは、ピリ辛とありますが、後を引く感じでかなり辛いので、辛いもの大好きな人にはおすすめです。逆に言えばそうじゃない人にはちょっとキツイかも知れません。

ラーメン処が並ぶビナウォーク6番館の2階には、TOHOシネマズがあり、映画を見終わって食事を楽しむも良し、映画を見る前にラーメンで腹ごしらえをするも良し、両得なアミューズメント施設になっています。また映画の半券を提示すると味玉子1個サービスなど、それぞれのラーメン店で映画館とのコラボ企画を行っているところもあります。

ビナウォークの近代的な佇まいの中に、突如として七重の塔のモニュメントが現れます。これは、奈良時代の海老名にあった相模国分寺の七重塔を3分の1に縮小して再現したもので、平成4年の1992年に市制20周年を記念して観光の象徴として建てられました。縮小でも21.97mあるのでそれなりに見上げるような高さがあります。

ビナウォーク2階にある8000平米にも及ぶ公開街路、ランブリングテラスは、海老名駅と中央公園、そしてそれを取り囲む各建物とを結び一体感のある移動空間を生み出しています。晴れ渡った天気のいい日は青空を眺めながら散策、雨が降る日はテラスの下を濡れずに移動と、全天候型対応の歩いて楽しめる街路です。

ビナウォーク内には、3番館2Fマルイ前と6番館TOHOシネマズ海老名前の間を繰り返し走るトレイン「ビナポッポ」が毎日運行しています。定員は16名で、料金は片道200円、お得な1日乗車券は300円で乗り放題です。平日は12時から16時まで運行、土日祝は11時から18時まで運行しています。子供と一緒に楽しみながら移動できます。

小田急海老名駅からビナウォークへのアクセスを紹介する動画です。2018年3月26日にYoutube上に公開されています。アクセス紹介というよりも各施設や店舗の紹介です。これを見ると大体のスケール感が分かります。夜のこのビナウォークの雰囲気は、どこか近未来的で、どこかのテーマパークのようなワクワク感があります。

ビナウォークのある小田急海老名駅までは、小田急小田原線急行で新宿から50分、小田原から50分、相鉄線急行で横浜から30分、JR相模線で茅ヶ崎から30分、橋本から30分の時間で来ることができます。また車の場合は、さがみ縦貫道路海老名ICより約2.5km、国道246号線国分交差点より約1.5Km、下今泉交差点より約3Kmの距離にあります。

東京、横浜方面から東名高速道路を走ってくると、観光客に有名な海老名SAがあります。ここは1日の利用客が上下線合わせて平均6万人が利用する全国で最も人気の高いSAです。敷地内は、レストラン、フードコート、ショッピングセンターとあって、ちょっとした複合商業施設です。特に土産物屋はまるでデパ地下のような賑わいです。

神奈川県海老名市の複合商業施設、ビナウォーク6番館1階にあるラーメン横丁「ら～めん処」は、全国選りすぐりの人気ラーメン店がしのぎを削るラーメンストリートです。一度に全店制覇は難しいけれど、機会があれば、ぜひとも全店舗食べつくして、それぞれの味の違いを食べ比べて見てください。きっと満足いただけるはずです。