鳥取のキャンプ場おすすめ19選！コテージ・無料施設は子連れから大人気！

渓谷や海辺など、鳥取には自然に囲まれたキャンプ場がたくさんあります。今回は、鳥取エリアにあるキャンプ場の中からおすすめのスポットを19ヶ所ピックアップしてご紹介します。グランピングが楽しめるコテージから無料で利用できるお得なキャンプ場まで、鳥取で人気のキャンプ場が続々と登場します。

「鳥取砂丘こどもの国キャンプ場」は、子連れファミリーに人気のお出掛けスポット「鳥取砂丘こどもの国」内にあるキャンプ場です。鳥取砂丘こどもの国は、サイクルモノレールやSLといった乗り物アトラクションからアスレチック、室内遊び場や水遊びエリアまで、子連れで1日遊べる施設が充実。キャンプ場に宿泊すれば朝からたっぷり遊べます。

鳥取砂丘こどもの国キャンプ場を利用できるのは子連れファミリーや子どもを含めた団体のみで、大人だけでの利用はできません。団体以外のキャンプ場の利用期間は夏休み期間のみで、宿泊の場合の利用料金は大人240円、小中学生は120円。デイキャンプはその半額です。土日祝日は、小学生から高校生までは無料。なお、コテージはありません。

鳥取を代表する人気スポット、鳥取砂丘の目の前にある「柳茶屋キャンプ場」は、サイクリングやパラグライダーなど鳥取砂丘のアクティビティを楽しむのにぴったりの立地ながら無料で利用できるという人気のキャンプ場です。事前の申し込みは不要で先着順となっていて、受付は鳥取市サイクリングターミナル砂丘の家で行います。

鳥取のキャンプ場には冬季は閉鎖する所も多いですが、柳茶屋キャンプ場は通年営業しているのもおすすめのポイント。料金が無料なぶんシャワーや備品のレンタルはなく設備は炊事場とバーベキュー棟、トイレとなっていますが、テントや調理器具などを自分で用意できる人にはお得に利用しやすいキャンプ場です。

「牧谷キャンプ場」は鳥取県の右端、牧谷海水浴場に隣接したキャンプ場です。夏には海水浴を楽しむ子連れファミリーや、SUPやカヤックといったマリンスポーツファンで賑わいます。テントサイトは事前の申し込みが不要なため、サイトを予約したものの当日の天気が心配ということもありません。海が一望できる人気の草地は早目に確保するのがおすすめ。

牧谷キャンプ場の利用はテントサイト1区画3000円で、車の場合は駐車場の料金が別途かかります。駐車料金はデイキャンプの場合1000円、宿泊は2000円です。シャワーは200円で利用できますが、岩美駅方面へ足を延ばして国道9号線を進むと「ゆかむり温泉」という源泉掛け流しの温泉があり、こちらもおすすめです。

三国山と高鉢山の山間にある「山王谷キャンプ場」は、佐治川ダムへと注ぐ川のせせらぎを聴きながら静かに寛げるキャンプ場です。川では魚のつかみ取り体験もでき、子連れファミリーに人気があります。夜の星空観察も忘れずに。料金はテントサイト1区画につき1300円、小学生以上は1人300円かかります。

鳥取県東部の岩見郡岩美町にある「岩美町立町民いこいの里」は、町民の利用者はバーベキューコンロと炊事備品が無料になる地域密着のキャンプ場です。もちろん岩美町外に住んでいる人も利用でき、芝生広場やアスレチックのほか川のせせらぎで水遊びもできるので、週末や夏休みには子連れファミリーで賑わいます。

岩美町立町民いこいの里には常設テントが12張、テント持ち込み用のサイトが6区画あります。炊事棟にはかまどが10基あります。シャワー設備はありますが、岩美町立町民いこいの里から程近い県道37号線沿いに「たきさん温泉」があり、200円で利用できるのでおすすめです。

千代川のほとりにある「用瀬町運動公園」内のカヌー水辺公園にはキャンプ場があります。テントサイト1区画は1泊200円、炊事施設の利用料が1人1日100円と安い料金でキャンプが楽しめます。カヌー水辺公園では小学4年生からカヌー教室に参加することができ、小学生の子連れファミリーに人気があります。

「やまもり温泉キャンプ場」は、露天風呂の天然温泉を備えた人気のキャンプ場です。地元のNPO団体と連携し、竹のおいしさ体験やさつまいも掘り体験が楽しめる他、農業体験を通して自分で収穫した野菜を料理したりと、子どもから大人まで楽しめる体験が盛りだくさん。デイキャンプでも宿泊でも利用できます。

大山池のほとりにある「大山池野営場」は水道とトイレのみのシンプルなキャンプ場ですが、無料で使える所がバイカーやサイクリストの休憩ポイントとして人気があります。水道は冬季は使用できなくなるのでご注意下さい。大山池を望む屋根付きの展望デッキは、ちょっとしたコテージ気分が味わえます。

海岸線を走る北条バイパス沿いにある「北条オートキャンプ場」は、テントサイトと小さなコテージを備えたキャンプ場です。1棟貸切のコテージは冷暖房完備で、小さな子連れファミリーにはうれしい設備。海は海水浴場ではありませんが、鳥取ならではの白い砂浜を散歩するのは贅沢なひとときです。近隣には道の駅や飲食店もあります。

「北栄町お台場公園キャンプ場」は、東西に延びる鳥取の海岸線のほぼ中間に位置するキャンプ場です。北条バイパスを挟んだ向かい側にはテニスコートや遊具のある公園が併設され、大人も子どもも思い切り体を動かして遊べます。ツーリングのバイカーの休憩ポイントにもおすすめ。駐車場入口は「道の駅北栄」の隣の道を入ってすぐ右折した所にあります。

「一向平キャンプ場」は、大山の東を流れる加瀬蛇川のほとりにあるキャンプ場です。周辺には絶景が楽しめる「大山滝吊橋」や美しい「鮎返りの滝」、そして地獄谷から流れ落ちる「大山滝」などの見どころがたくさんあり、キャンプ場から足を延ばしてトレッキングを楽しみたいアクティブ派に人気があります。

奥大山と言われる大山南東側の麓には「休暇村奥大山鏡ケ成キャンプ場」があります。リゾート宿泊施設「休暇村奥大山」に併設されたキャンプ場で、ウッドチップ敷きの地面や清潔な炊事棟に加え、休暇村の大浴場が利用できるなど子連れファミリーにうれしい設備が揃っています。車で乗り入れ可能なAC電源サイトとフリーサイトがあります。

大山の西側の麓に位置する「大山オートキャンプ場」は、大山の絶景を眺めて自然の雄大さに浸る贅沢なひとときが楽しめるキャンプ場です。テントやバーベキューコンロといった主要なキャンプ用品はほぼレンタルでき、鳥取和牛や大山豚、大山鶏といった地元産の食材も予約すれば用意してくれるので、手ぶらで気軽にキャンプができます。

大山オートキャンプ場には、テントサイトの他に10名まで利用できるコテージがあります。子連れでテントで寝るのが心配な人や寒い時期には快適なコテージがおすすめ。コテージの利用料金は1棟1万円からとなっています。テントサイトは駐車場を含んだ広々とした区画で、料金は季節により変動しますが3000円から5000円です。

大山オートキャンプ場には売店や自動販売機が併設されている他、近隣にもスーパーやコンビニ、ホームセンターもあるので急な買い物にも便利。広々とした芝生エリアの他にドッグランもあり、子連れファミリーやペットを連れてのキャンプにもおすすめです。大山オートキャンプ場の営業期間は4月から11月までで、デイキャンプでも利用できます。

鳥取の名所の一つ、大山隠岐国立公園内にある「下山キャンプ場」は、大山夏山登山道入口の下にあり登山客に人気のキャンプ場です。利用できる期間は7月中旬から8月下旬までの夏山登山シーズンのみですが、宿泊して大山登山に臨むだけでなく大山を間近にデイキャンプを楽しむのもおすすめです。

下山キャンプ場の利用料金は宿泊の場合大人500円、小中学生400円で、デイキャンプは半額となっています。テントの持ち込みは1張300円、テントや毛布のレンタルや薪の販売もあります。なお、ペットを連れての利用はできなくなったそうですのでご注意下さい。

スタイリッシュなグランピングを楽しみたい人に人気なのが、大山のリゾートエリアに位置するキャンプ場「FBI-DAISEN」です。ティピやコットンテントといったおしゃれなテントを選んで宿泊できる他、コテージのバーでは軽食やスイーツ、アルコールを楽しむことができ、まるで海外のリゾート地で過ごすようなバカンス気分を味わえます。

「鵜の池キャンプ場」は、美しい鵜の池のほとりにある景観が美しいキャンプ場です。鵜の池では釣りやカヌー、野鳥観察など自然に親しんで遊べる公園となっていて、紅葉シーズンにはたくさんの人が訪れます。申し込み不要で無料で利用できるので、釣りやバードウォッチングの拠点やサイクリングの休憩場所として利用する人も多いそうです。

鵜の池キャンプ場にはトイレと炊事場、かまどが用意されていますが、備品のレンタルはありません。水道の水は飲用ではないので、料理などに使う水はあらかじめ準備して出掛けましょう。鵜の池キャンプ場は県道46号線沿いにあり、車でのアクセスは良好です。

鳥取のシンボル、大山と緑水湖に囲まれた「緑水湖オートキャンプ場」は、充実したレンタル設備と清潔な施設が人気のキャンプ場です。テントサイトの各区画には炊事場、かまど、電源が用意されている他、1回200円で利用できるシャワーやランドリーもあるので快適にキャンプ生活を過ごすことができます。子連れでも汚れを気にせず遊べるので人気です。

緑水湖オートキャンプ場にはテントサイトとキャンピングカーサイトがあります。デイキャンプで利用できるのはテントサイトのみで、10時から17時までの利用で料金は2700円。宿泊の場合はテントサイトが4000円、キャンピングカーサイトが4900円です。テントやタープ、バーベキューコンロのレンタルもあります。残念ながらコテージはありません。

鳥取県の左端、道後山を挟んで岡山県と県境にある日南町にはキャンプ場がたくさんありますが、その中でも「出立山キャンプ場」は日南町営の無料キャンプ場として人気があります。テントを張る場所は平坦な草地となっています。周辺には西日本で唯一と言われる山間部でのオニグルミの群生や、南側の渓流で岩魚釣りが楽しめるなど見どころも十分。

出立山キャンプ場の利用料金は無料ですが、事前に日南町役場農林課への連絡が必要です。なお、利用できるのは4月下旬から10月下旬までです。アクセス方法は車が便利です。国道183号線と180号線を東西に結ぶ県道11号線沿い、出立展望台からおよそ2.1kmの場所にあり、炊事場の屋根と舗装された駐車場が目印です。

呼子高原にある「YMCA呼子高原センターキャンプ場」は、爽やかな森林に囲まれたキャンプ場です。キャンプ場併設の施設はバレーボールコートやキャンプファイヤー場など団体で楽しめるものの他に、ハイキングコースや自然観察トレイルコースといった自然に親しむアクティビティも楽しめます。スポーツ用品は無料で貸し出しをしています。

YMCA呼子高原センターキャンプ場にはテントエリアと共用コテージがあり、テントの貸し出しがあるのでテントを持っていなくてもキャンプを楽しむことができます。野外炊事場で料理をする際の道具や食器からテーブルや椅子、寝具に至るまで無料で貸し出しを行っているので、何かと持ち物が多くなりがちな子連れキャンプも身軽に出掛けられます。

YMCA呼子高原センターキャンプ場を利用するには、電話で予約した上書類を郵送する必要があります。宿泊料金は、ロッジの場合1人1泊3000円で幼稚園年中以上は有料となります。テント宿泊の場合は1人1泊2000円で、こちらも年中以上は有料です。テント持ち込み料金は1張1泊につき3000円、テントの貸し出しは1張1泊につき5000円です。

鳥取県内のおすすめキャンプ場19選をご紹介しました。白い砂浜の日本海や、大山を始めとした美しい山々、そして満天の星空など、大自然の絶景が至る所で楽しめる鳥取県はキャンプにおすすめのエリア。無料の施設やレンタルを賢く利用して、キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。