カンパーナ六花亭は限定スイーツやランチも楽しめる！料金やアクセス情報も紹介！

六花亭といえば「マルセイバターサンド」が有名ですが、富良野には、大雪山連邦を臨みながらおいしいスイーツやジンギスカンなどがいただける六花亭の施設「カンパーナ六花亭」があります。今回は、カンパーナ六花亭のおすすめメニューや料金、アクセスなどをご紹介します。富良野ドライブの際には要チェックです。

カンパーナ六花亭は、富良野にある六花亭のお店です。富良野駅から車で10分でアクセスできる場所にあります。富良野の丘の上に建っており、富良野の市内や大雪山連峰が見渡せるロケーションです。24000坪もの広大な敷地内には、約8ヘクタールにもおよぶ広ぶどう畑が広がっており、実りの時期になると美味しそうな香りを漂わせています。

カンパーナ六花亭の「カンパーナ」とは、イタリア語で「鐘」という意味。カンパーナ六花亭のランドマークには、鐘の塔があります。富良野市街からも見えるその塔からは、1日に9回鐘の音が鳴って時間を知らせてくれます。とても心地のよい音なので、訪れるときはぜひ鐘の音が聞ける時間帯に滞在していると良いでしょう。

カンパーナ六花亭には、店舗、レストラン棟、そしてギャラリーの3つの施設があります。店舗には、北海道土産として有名な六花亭のお菓子が販売されているほか、ここでしか食べることのできない限定スイーツも販売されています。

また、イートインコーナーやレストランが併設されているので、購入したものをその場で食べたり、レストランにてランチを食べることも可能です。それではカンパーナ六花亭の施設について詳しく見ていきましょう。

カンパーナ六花亭にアクセスするとまず最初に目に入るのが、木のぬくもり感じる素敵な建物。これはカンパーナ六花亭のメインとなるお店です。「マルセイバターサンド」をはじめとした、六花亭の有名なお菓子たちをここで買うことができます。品揃えは大変充実しており、六花亭のお土産はここで購入しましょう。

また、ここではカンパーナ六花亭の限定スイーツを食べることができます。富良野はぶどうが有名ですが、敷地内にあるぶどう畑でとれたぶどうを使用したスイーツや、ここでしか食べることのできない限定スイーツがあります。立ち寄った際には、限定スイーツを食べることを忘れずに。

ここで食べることができるのは、限定スイーツだけではなくハヤシライスや定食などの軽食も。イートインスペースがあるので、スイーツや軽食もゆったりと食べることができます。また、カンパーナ六花亭に限ったことではありませんが、六花亭全店で無料のコーヒーとお水が用意されているのも嬉しいポイントです。

展望が良いのもカンパーナ六花亭のおすすめポイントです。店舗の窓がとても大きく、見晴らしの良い丘の上に建っている立地の良さから、富良野の景色が一望できます。ドライブの疲れを癒すために立ち寄る方もいます。外のテラスにも席があるので、天気のいい日はそこに座って限定スイーツやお菓子を食べてくつろぐのもおすすめです。

カンパーナ六花亭に来たらぜひ食べておきたいのが、「ぶどうソフト」です。ぶどうソフトはカンパーナ六花亭の限定メニューです。富良野で採れたぶどうが使われているソフトクリームで、濃厚なソフトクリームというよりは、ジェラートやシャーベットに近いさっぱりとした口当たりです。

実はこのぶどうソフトは、香料や甘味料などは一切使用しておらず、果汁100パーセントのぶどうジュースと同じように、ぶどうそのもの味だけがするソフトクリームなのです。まるでぶどうジュースのような味が口の中いっぱいに広がる、富良野の自然のめぐみを感じられるスイーツです。

ソフトクリームはイートインコーナーにて提供なので、カンパーナ六花亭の営業時間と異なります。朝一番に来店した際には注意が必要です。ぶどうソフトの提供時間は料金は10時から16時までとなっています。ぶどうソフトの料金は280円です。富良野ドライブの休憩に、ぜひぶどうソフトを食べてみてはいかがですか?

引き続きカンパーナ六花亭の限定スイーツのご紹介です。「ぶどうオムレツ」は、ふわふわしっとりの生地の中に、ぶどうの生クリームが入っているスイーツです。中に入っているぶどう生クリームには、ぶどうのクラッシュゼリーが入っていて、ぶどうづくしのオムレツです。

ぶどうのオムレツはケーキと一緒にショーケースの中に入っています。こちらも同じく、イートインコーナーやテラスで食べることができます。料金は190円です。ケーキもおいしいのに200円前後と大変リーズナブルです。たまの贅沢に、ぶどうオムレツと一緒にいかがでしょうか?

「ふらの餅」もカンパーナ六花亭の限定スイーツです。富良野産の赤えんどう豆が入った大福の皮で、こし餡を包んでいます。注文を受けてから鉄板で両面を焼き上げるため、いつでも焼きたてのお餅が食べられます。焼きたてでアツアツなので、表面の大福餅がびよーんと伸びます。中のこし餡はあまり甘すぎず、とてもおいしいと評判です。1個100円です。

引き続き限定スイーツので「富良野あんころ」のご紹介です。富良野あんころは、青えんどう豆を使った緑色のおはぎです。緑色の餡でお餅を包んでいます。1個150円です。餡に使用されている青えんどうは富良野産、もち米は北海道産です。見た目はずんだ餅に似ていますが、ずんだ餅よりも少し甘いおはぎです。

雪こんチーズは、賞味期限2時間という大変珍しいスイーツです。こちらもカンパーナ六花亭をはじめとした店舗限定の商品です。六花亭には「雪やこんこ」という、ブラックココアのビスケットでホワイトチョコをサンドしたお菓子があります。「雪やこんこ」に使われているものと同じブラックココアビスケットでベイクドチーズケーキをサンドしました。

これがかなりの絶品で、SNSなどでも大人気です。ブラックココアのビスケットがサクサクで、中のベイクドチーズケーキはしっとりとしていて非常に濃厚。無料でいただけるコーヒーともとてもよく合います。店内で食べることもできますし、テイクアウトも可能なので食べ歩きにもおすすめです。

なぜ賞味期限が2時間しかないのかと言うと、ビスケットが水分を含んでしまいサクサク感がなくなってしまうからです。注文するとその場で店員さんが作ってくれるのでいつでも出来立てが食べられます。お値段は200円とリーズナブルです。遠方からアクセスした際には持ち帰ることはできないので、その場でいただきましょう。

「カンパーナふらの」は、カンパーナ六花亭限定商品ではありませんが、カンパーナ六花亭のぶどう畑で採れたぶどうを丸ごとホワイトチョコでコーティングした絶品のお菓子です。生のぶどうを使用しているため、賞味期限は3日間のみ。販売期間は、ぶどうが収穫される頃になりますので、8月頃から店頭に並ぶことが多いようです。

そして生のぶどうを使用しているため、必ず涼しいところでの保管が必要です。六花亭といえば、フリーズドライのイチゴをホワイトチョコでコーティングしたお菓子が有名ですが、そのイチゴ部分が生のぶどうになったとイメージしてください。1箱20粒ほど入っており、料金は480円です。生のぶどうなので、大きさは大小さまざまです。

カンパーナ六花亭のぶどう畑で収穫されたぶどうそのものを食べることもできます。その名も「カンパーナぶどう」。ぶどうが収穫される時期のみの販売です。2房入って480円のとても貴重なお土産です。品種は「キャンベル」というもの。販売店舗はカンパーナ六花亭限定ではありません。富良野以外でも買えます。

カンパーナ六花亭には、レストラン白樺というジンギスカンが食べられるレストランがあります。元は帯広に本店があるジンギスカンのお店です。ランチタイムのみの営業なので、行列ができるほど人気があり、60分待ちになることも。しかしカンパーナ六花亭で眺望を楽しみながら待つことができるので、待ち時間はあまり苦になりません。

ジンギスカン白樺の店舗も、六花亭と同じくウッディな作りで落ち着きがあります。店内の座席は80席あり、全面禁煙です。大人から子どもまで誰でもウェルカムで入りやすい店舗です。混んでいることが多いですが、天井が高く開放的で大きな店舗なので、窮屈な感じはまったくありません。

ジンギスカン白樺の魅力は、何と言ってもおいしいジンギスカンがリーズナブルな価格で食べられるということです。ジンギスカンはクセがあるお肉なので苦手な方もいますが、ジンギスカン白樺のジンギスカンは苦手な方でも食べられると評判です。特にカッティングが素晴らしく、筋っぽい感じがありません。お肉の臭みも感じません。

おすすめメニューは通常のマトンジンギスカンと、生後1年未満のラムジンギスカンです。マトンのジンギスカンは1人前500円、ラムジンギスカンは650円です。ジンギスカンを食べるときはライスも一緒に頼むことが多いですが、このライスには稲きびが入っており、それもまたジンギスカンとよく合います。ライスの値段は180円です。

ジンギスカンのお肉自体も大変おいしいのですが、ジンギスカン白樺はタレも絶品。ジンギスカン白樺は、お肉に下味としてタレが漬け込んであるタイプのジンギスカンなのですが、これがジンギスカンのお肉ととてもよく合っており、より一層おいしさを引き出しています。

ジンギスカン白樺の営業時間は、11時から14時30分のランチタイムのみの営業です。3時間半しか営業していない大変レアなジンギスカンのお店ですが、材料がなくなり次第終了とのこと。とても人気があるレストランなので、ジンギスカン白樺でランチが食べたい方は、早め早めの行動をおすすめします。

カンパーナ六花亭には、無料で入場できるギャラリー「神々の遊ぶ庭」があります。ここに展示されている美術品は、その年度によってテーマが変わります。どれも北海道にまつわる美術作品が展示されます。これまでには六花亭の包み紙をデザインした本直行氏と相原求一郎氏の作品などが展示されていました。

このギャラリーの見所は美術作品だけではありません。館内には大きなガラスの窓があり、そこから見える十勝岳連峰が、まるで大きな一つの絵画のようなのです。あまりの美しさに、時が経つのを忘れてしまいます。カンパーナ六花亭に来たら、ぜひ「神々の遊ぶ庭」も訪れてみてください。

カンパーナ六花亭へのアクセスについてご紹介します。JR富良野駅からは約3キロのところにあります。所要時間は車で約10分です。カンパーナ六花亭へのアクセスは車がおすすめです。200台駐車できる大きな駐車場が完備されているため、車できても入れないということはありません。

交通機関を利用する場合は、JR富良野駅からタクシーを使用するか、最寄りのJR富良野線学田駅から1.1キロ歩きます。徒歩では14分ほどですが、カンパーナ六花亭は丘の上にあるので徒歩では大変です。また、学田駅は無人駅でタクシーもいないため、電車でアクセスするなら富良野駅からがおすすめです。

カンパーナ六花亭の営業時間は、店舗が9時から17時、喫茶も9時から17時でラストオーダーが16時です。ソフトクリームに関しては、提供時間が10時からとなっています。ソフトクリームメニューを目当てに行かれる際には、時間に注意が必要です。早めに行って、景色を見ながら富良野の朝を過ごすのもいいでしょう。

ジンギスカン白樺の営業時間は11時から14時30分で、オーダーストップ14時となっています。ランチタイムの3時間半のみの営業で、材料がなくなるとそこで終了となってしまいます。ジンギスカン白樺でジンギスカンを食べたい方は、なくならないうちに早めに行かれることをおすすめします。

また、営業期間にも注意が必要です。冬期は喫茶とジンギスカン白樺と神々の遊ぶ庭はお休みです。営業しているのは店舗のみとなっています。2018年の営業期間は4月27日から11月4日までです。ケーキなどのテイクアウト可能なスイーツをその場で食べることならできます。冬期に訪れた際にはケーキと無料のコーヒーで、冬の雪景色を堪能してください。

カンパーナ六花亭の限定メニューやランチで食べたいジンギスカン白樺、そしてアクセスなどについてご紹介しました。北海道ドライブの途中でアクセスしたいカンパーナ六花亭。ドライブの疲れを癒すスイーツやギャラリーなど見どころがたくさんの施設です。ぜひ富良野方面に行かれる際にはお立ち寄りください。