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水鏡天満宮は福岡の歴史あるパワースポット!ご利益やアクセス方法もご紹介!

水鏡天満宮は福岡の歴史あるパワースポット!ご利益やアクセス方法もご紹介!
投稿日: 2018年9月9日最終更新日: 2020年10月8日

水鏡天満宮は福岡県福岡市中央区天神にある神社で、菅原道真公を祀っています。水鏡天満宮は天神の名称の由来となった古い神社で、元々現在の位置よりもう少し南側に建てられていましたが、初代福岡藩藩主・黒田長政公により、現在の場所に移されました。

福岡・水鏡天満宮に参拝しよう見出し

Photo by yuki5287

福岡県福岡市中央区天神にある水鏡天満宮は、九州でも最大の繁華街・天神にある神社で、菅原道真公が祀られています。現在の神社の場所は、福岡城から見て東の方角に位置し、鬼門を守護する役割を担った神社です。ここでは、そんな水鏡天満宮について、アクセスやご利益、おすすめのお守りなどの情報を交えながら紹介します。

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福岡・水鏡天満宮へのアクセス見出し

Photo by tsuna72

水鏡天満宮に福岡空港または博多駅から電車でアクセスする場合は、地下鉄空港線に乗り、天神駅14出口で下車後徒歩約3分で、地下鉄空港線中州川端駅2出口からは徒歩5分ほどでアクセスできます。また、二日市方面からは、西鉄大牟田線に乗り、西鉄福岡駅下車後徒歩約5分でアクセスで可能です。

Photo by hans-johnson

水鏡天満宮に博多駅からバスでアクセスする場合は、博多駅バスターミナルから福岡都心100循環バス「アクロス福岡・水鏡天満宮前」バス停で下車後すぐアクセスできます。博多駅から車でアクセスする場合は、はかた駅前通りをまっすぐ進めば中州にアクセスできますので、中州の博多大橋を左折すれば、3つ目の信号手前の右側が目的地となります。

福岡・水鏡天満宮の駐車場見出し

Photo by othree

水鏡天満宮には駐車場がないため、車でアクセスする場合は最寄りの駐車場に停める必要があります。おすすめの駐車場としては、リパーク天神4丁目があります。この駐車場は24時間営業しており24台の車が駐車できます。料金は40分ごとに300円となっており、24時間の最大料金が、平日は1700円、土日休日は1300円となっています。

福岡・水鏡天満宮の営業時間と料金見出し

水鏡天満宮は年中無休で参拝可能で、営業時間は7時から19時までとなっています。入場料金は無料です。水鏡天満宮は都会の真ん中にありながら、街の喧騒からかけ離れた静かな境内を持っています。この歴史があり、強力なパワースポットがあるとも言われる神社で、心身ともにリフレッシュしてみることをおすすめします。

福岡・水鏡天満宮の歴史見出し

水鏡天満宮は社伝によれば、901年に学問の神様とも謳われた菅原道真公が九州に左遷され、博多に上陸した時、四十川(現在の薬院新川)の清流を水鏡として覗き見たところ、自身のやつれた姿が映っているのを見て嘆息したと言われており、後にその地に社殿を建てて水鏡天神または容見(すがたみ)天神と称されるようにになったとのことです。

水鏡天満宮は1612年に、初代福岡藩主・黒田長政公により現在の場所に移されました。この場所は、福岡城の鬼門となる地に当たり、水鏡天満宮は東の鎮守として鬼門を守護する神社となりました。それだけにこの神社は、ご利益の大きいパワースポットとしても知られるようになっています。

福岡・水鏡天満宮の境内1:入口見出し

水鏡天満宮の入口は天神アクロス側の門と、昭和通り沿いの鳥居をくぐり横丁を抜けて入る2つの門があります。正面の門は小さいながらも、境内はかなりの広がりを見せ、都会の真ん中にあって癒しのスポットとなっています。太鼓橋がかかる清らかな池にはたくさんの鯉が泳ぎ、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

福岡・水鏡天満宮の境内2:拝殿と本殿見出し

入口正門から真正面の奥に見えるのが拝殿です。正門の右手にある手水舎で身を清めてから、もう一つの門をくぐって拝殿に行きます。白かベが目立つ本殿は一度焼失し、福岡藩二代藩主・黒田忠之公により再建されたと言われています。拝殿でお参りをした後は、入口左横にある立派な社務所で、御朱印やお守りを拝受できます。

福岡・水鏡天満宮の境内3:荒木田稲荷神社見出し

水鏡天満宮の本殿西側奥には朱の鳥居が並ぶ境内社・荒木田稲荷神社があります。荒木田という姓は、大化の改新で知られている中臣鎌足の中臣氏と同族とも言われる古くからの名族で、明治初期まで伊勢神宮の祠官を世襲していた一族です。荒木田神社内には、更に末社として宇賀御魂神を祀る宮地嶽神社と神功(じんぐう)皇后を祀る金毘羅(こんぴら)社があります。

この境内社の前にはお稲荷様の狐が鎮座しています。鳥居近くに鎮座している狐は、冬の次期にはニット帽がかぶせられています。この狐の愛嬌のある可愛い姿が参拝者の中でも評判を呼んでおり、水鏡天満宮の中でも一番の撮影スポットとなっています。この場所はご利益の多いパワースポットの一つでもあります。

福岡・水鏡天満宮の境内4:大国社と秋葉社見出し

水鏡天満宮の本殿東側奥には、火を司る火之迦具土大神(ひのかくつちのおおかみ)を祀る秋葉社と大国主神(おおくにぬしのかみ)を祀る大黒社があります。大国主神は日本書紀や古事記にも登場する八百万(やおよろず)の神で、大黒様として広く慕われている神様でもあります。

福岡・水鏡天満宮の境内5:天神様の撫で牛見出し

水鏡天満宮の拝殿前には二対の牛が鎮座しています。菅原道真公と牛との関係は深く、彼の出生年が丑年であることや、左遷時には彼が牛に乗って大宰府まで下ったこと、また、牛は彼に良くなつき、彼も牛を深く愛し育てたことなど、道真公と牛にまつわる伝説が多数残されています。牛は神の使者とされ、この牛の頭を撫でると頭が良くなるというご利益があるそうです。

福岡・水鏡天満宮の境内6:狛犬見出し

水鏡天満宮の撫で牛の後ろには阿吽(あうん)の狛犬が鎮座しています。この狛犬はブロンズ製で、小さいながら堂々とした姿を見せています。このいかにも強そうな狛犬には魔除けの念が込められており、邪気を取り払い災いや不幸から身を守ってくれるというご利益があるそうです。

福岡・水鏡天満宮の境内7:鷽の石像見出し

鷽(うそ)は天神様の使いと言われています。天神社には、「菅原道真公が蜂の大群に襲われた時、鷽の群が蜂を食べて彼を救った。」という言い伝えや、「天満宮の建築用材木を害虫が食べた時、虫を鷽が退治した。」などの説があります。鷽は前の年にあった悪いことを嘘として吉に替えてくれると言われており、各地の天神社では「うそ替え」の儀式が行われています。

福岡・水鏡天満宮の境内8:梅の木のモチーフ見出し

菅原道真公はわずか5歳で歌を詠み、33歳で文章博士(もんじょうのはくし)となった天才で、55歳の年には右大臣となり、従二位の地位に叙せられ、朝廷のトップに上り詰めました。しかし、藤原時平の陰謀により、901年に大宰府に左遷される身となりました。この時彼は、自宅の梅の花に向かい有名な歌を残しています。

「東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」という歌は一般にも広く知られており、梅の花は彼の代名詞的な存在にもなっています。柱の端の部分に、梅をモチーフにした木鼻があり、扉の上部に梅の彫刻が刻まれているのを見つけることもできます。梅には開運や厄除けなどのご利益があると言われています。

福岡・水鏡天満宮の境内9:くすのき見出し

水鏡天満宮境内にあるくすのきは樹高17メートル、幹囲8.7メートル、推定樹齢300年以上を誇る古木です。また、境内の参道に沿って多くのくすのきの巨木が生い茂り、太鼓橋が架かる心字池の周囲にも大くすが見られます。天満宮境内のくすのきの巨木全体が、天神の森の名で福岡県天然記念物に指定されています。

福岡・水鏡天満宮の御朱印見出し

水鏡天満宮の御朱印は入口を入ってすぐ左側の社務所で拝受できます。水鏡天満宮では、御朱印を拝受する前に参拝を済ませたかどうか問われるため、参拝を済ませてから御朱印を受領することをおすすめします。御朱印の初穂料は300円です。時々書置きの御朱印を受領することがあることを知っておいた方が良いでしょう。

御朱印は「奉拝・水鏡天満宮」とシンプルに墨書されたものが一般的です。御朱印をお願いする場合はカバーを外してから拝受するのが礼儀です。御朱印と一緒に由緒と氏神様のお祀りのやり方が書かれた水鏡天満宮略記が手渡されます。また、書き置かれた御朱印はお守りなどと一緒に並べられています。

福岡・水鏡天満宮のお守り見出し

水鏡天満宮のお守りにはいくつかの種類がありますが、学問の神様を祀った神社だけに学業成就お守りが最も人気の高いお守りとなります。白地に金の刺繍があり、梅の花があしらわれた上品なお守りは、小ぶりで運びやすく使いやすいため、おすすめです。このお守りの初穂料は500円で、他に赤や青などのカラーが選択できます。

白地に金の文字で「水鏡天満宮」と書かれ、金の刺繍が施されたたお守りは、学業だけでなく種々の願いに対するご利益がある一般的なお守りです。この初穂料500円のお守りは、幅広い層に受け入れられています。また、小学生の成績や試験がうまく行くように記念したランドセルお守りは初穂料800円で受領できます。

木うそのお守りは可愛くコミカルで、バッグ等に入れて運ぶこともでき、置物としても見栄えがするためおすすめのお守りです。悪いことを吉に替えてくれる木うそのお守りは、持ち運ぶだけでご利益がありそうなお守りと言えます。初穂料1000円ですが、木の温かみとユニークさが受け、人気を呼んでいます。

水鏡天満宮には他にも試験合格お守りや開運お守りがあります。試験合格お守りは五角形のお洒落なデザインで青、赤があり、受験生にはご利益が期待できるお守りです。開運お守りは、人生の転機を迎えた人やついていない人たちが購入しているようです。社務所は日によって営業時間が変わることがあるため、御朱印やお守りを拝受する場合は事前のチェックをおすすめします。

福岡・水鏡天満宮付近のアクロス福岡見出し

アクロス福岡は福岡市中央区天神一丁目に位置し、水鏡天満宮の向かい側にある、福岡県施設と民間施設が同居した公共複合施設です。アクロス福岡は建物を一つの山と見立てて、全面緑化されたステップガーデンスタイルとなっており、都会の真ん中にありながら、四季に応じた植物が建物の周りに生い茂るオアシスとも言える場所です。

アクロス福岡は1995年にエコロジー建築の先駆けとして開館した、約5万本の樹木で覆われている憩いのおすすめスポットです。木々の緑あふれる建物から一歩足を踏み入れると、館内にはステップ上のユニークな建物の形状を利用したホールやイベント会場、店舗、オフィスなどが入っています。

地下3階に116台が収容可能な駐車場があります。料金は最初の1時間が400円、以降30分毎に200円となっています。地下2階から3階にはショップやレストランが入居しています。また、1階から2階は文化・観光・情報ひろばとなっており、シンフォニーホールやアトリウム、チケットセンターなどが入っています。

文化・観光・情報ひろばでは、パンフレットやチラシの配布、窓口による案内など、種々の情報が得られる他、コンサートや演劇、美術館やギャラリーなど、様々な文化や芸術に対応できる施設が充実しています。また、2階から3階のショッピングゾーンでは衣類やジュエリー、トラベルグッズなどがあり、地下2階には様々なレストランがあります。

1階には本格クラシックホールのシンフォニーホールや円形の舞台がある円形ホールがあり、地下2階には分割昇降席のステージにより自在に対応可能なイベントホールがあります。また4階には幅広い活用ができる国際会議場が、7階には大会議室があり、各ホールでは多彩なイベントが催されます。

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福岡・水鏡天満宮付近の福岡市赤煉瓦文化館見出し

赤煉瓦文化館は昭和通りを天神から中州方面に歩いていくと、那珂川にかかる橋の手前にあります。この施設は水鏡天満宮の隣に位置します。赤煉瓦文化館は東京駅舎などを手掛けた明治の著名な建築家、辰野金吾氏と片岡安氏の設計により、日本生命保険株式会社九州支社として建てられました。このビルは19世紀末の英国様式を取り入れており、重厚で優雅な建物となっています。

赤煉瓦文化館は2002年5月からは1階部分が福岡市文学館として使用され、開かれた「赤煉瓦文化館」として一般市民に公開されており、文学に関わる種々の情報が提供されています。営業時間は9時から21時までで、定休日は月曜日と年末年始の12月28日から1月4日までとなっています。

赤煉瓦文化館の館内に入ると、各部屋の天井の造りが凝っており、生命保険会社だけに華美な装飾はないものの、細部まできっちりと丁寧に造られています。談話室の奥にはおすすめのモダンな喫茶室があります。そのカフェにはお洒落で格調の高い暖炉が備わり、レトロモダンの雰囲気を盛り上げています。

階段は吹き抜けのホールになっており、天井には美しい装飾が施されています。二階にある螺旋階段は手すりの曲線がソフトなイメージに仕上げられています。二階には4つの会議室があり、一般の人も有料で利用できます。また夜になると、赤煉瓦文化館は美しくライトアップされます。

福岡・水鏡天満宮を満喫しよう見出し

Photo by yuki5287

福岡市中央区天神にある水鏡天満宮は天神の繁華街の中にある神社で、学問の神様・菅原道真公をお祀りしている神社です。この神社は福岡城の鬼門を守護する神社の役割を担っており、ご利益の多い神社としても知られています。ここではそんな水鏡天満宮について、アクセスやご利益、御朱印やおすすめのお守りなどの情報を取り入れながら説明してみました。

投稿日: 2018年9月9日最終更新日: 2020年10月8日

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