月下老人は台湾の神様!縁結びのくじやお守りの効果・持ち方などご紹介

2018年10月14日 (2018年11月25日最終更新)

どの国も恋愛の神様は女性に人気があります。日本から近い台湾では月下老人という神様が、恋愛の相談に効果があるとされます。この効果は台湾人だけでなく、外国人もありますので、日本人で月下老人に参拝する人も少なくありません。ここではそんな台湾の月下老人を紹介します。

目次

  1. 台湾の恋愛成就のパワースポット「月下老人」
  2. 「月下老人」はどんな神様?
  3. 「月下老人」の伝説とは
  4. 「月下老人」にはこんな御利益が期待できる!
  5. 台北の「月下老人」なら「霞海城隍廟」
  6. 「霞海城隍廟」の「月下老人」はあとから来た
  7. 「霞海城隍廟」へのアクセス
  8. 台北のもうひとつの「月下老人」は「龍山寺」
  9. 「龍山寺」へのアクセスは?
  10. 台中の「月下老人」は「台中旱溪媽祖廟」
  11. 「台中旱溪媽祖廟」のある台中はこんな場所
  12. 台南にも「月下老人」がある
  13. 「祀典武廟」への行き方
  14. 「月下老人」の参拝方法
  15. 「月下老人」参拝はほかの神様にも
  16. 「月下老人」参拝で注意したいこと
  17. 独身女性の台湾旅行なら「月下老人」は外せない

台湾の恋愛成就のパワースポット「月下老人」

日本から短時間で行ける台湾は魅力がたくさん詰まっていて、特に女性には人気の高い観光国です。食事もおいしくて、雑貨などもかわいいし、さらに素敵な観光スポットが目白押しです。そんな中でおすすめしたいのが恋愛成就のお参りスポットです。

台湾の恋愛に関するお参りスポットで最も有名な神様は「月下老人」です。恋愛成就に効果があるとされ、台湾国内にもいくつか「月下老人」を祀った寺院があります。ここではそんな「月下老人」の恋愛への効果や、参拝方法、お守りの持ち方などを紹介していきます。

「月下老人」はどんな神様?

「月下老人」とはどんな神様でしょうか。老人というくらいですから、高尚な神様を想像します。この「月下老人」は結婚に関した書籍を持っているとされ、そこにはあなたの運命の赤い糸の相手が記されているとされます。こういったことから、「月下老人」は恋愛に効果のある、台湾で最も親しまれている神様なのです。

「月下老人」の伝説とは

「月下老人」が恋愛成就の神様として知られるようになったのは、ある伝説があるからです。そのお話は中国の宗の時代の話になります。

大昔のある夜に旅人の若者が1冊の本を手にした老人に出会います。月の明かりの下、世界の結婚について書かれたという本を持つ老人に自分の結婚相手を訊きました。その老人はある人の名前を教えてくれたそうです。しかし、その若者はそのときにはその話を信じていませんでした。

しかし、紆余曲折を経て、若者はその老人が教えてくれた相手と結婚しました。これが「月下老人」の伝説です。「月下老人」は長いひげを蓄え、右手に杖、左手に伝説にも出てくる本、あるいは運命の赤い糸を示す「紅線」を持っています。

台湾の女性も「月下老人」の伝説を信じ、ときにこの老人が祀られた寺院を訪れるそうです。お守りももらえますので、新しい恋人に出会えるよう、日々未来に恋い焦がれています。

「月下老人」にはこんな御利益が期待できる!

「月下老人」は寺院(あるいは廟(びょう))によって姿が違います。肌が黒い場合や、逆に白かったりとバリエーションが豊富です。そんな「月下老人」には結婚したい人、今の片思いの恋愛を成就させたい人、恋愛中のカップルがうまくいくように、さらには自分の子が良縁に恵まれるようにと、たくさんの人が訪れます。

台北の「月下老人」なら「霞海城隍廟」

そんな「月下老人」に会いに行く方法を教えます。台湾国内にはたくさんの寺院があり、「月下老人」もたくさんの場所で見かけることができます。ここではそんな中でも特に効果が高く、お守りの持ち方もはっきりとわかっている寺院などを紹介します。

まず、台湾の台北にある「月下老人」の場所を紹介します。アクセスもよく、外国人でも安心して行けるところといえば、「霞海城隍廟」です。読み方は「シアハイチェンホアンミャオ」になり、ここに非常に効果があるといわれる「月下老人」が待っています。

住所 台北市迪化街一段61号
電話番号 (02)2558-0346、(02)2558-6146

「霞海城隍廟」の「月下老人」はあとから来た

「霞海城隍廟」の「月下老人」は立ち姿の像になっています。実は「月下老人」は立っている方が恋愛成就への効果が高いとされています。「霞海城隍廟」のお守りも人気がありますので、総合的に台湾でも効果があるのがここの「月下老人」です。

この廟の「月下老人」は最初からここにいたわけではありません。実はある参拝客が持ちこんだもので、これに祈った人がたくさん恋愛成就したことで、効果が知れ渡り有名になりました。日本人の中には「月下老人」はこの廟のものだと思っている人もいるほど有名です。

「霞海城隍廟」へのアクセス

そんな「霞海城隍廟」へのアクセスですが、MRT「北門」駅の2番出口2をまずは目指します。そこから塔城街を北上し、途中の市民大道をくぐってまっすぐ行けば迪化街に入ります。

「迪化街」はディーホアジエと読む場所で、100年も続くような老舗ばかりの問屋街になります。ここだけでも充分な観光スポットです。ここの「永楽市場」を過ぎると、すぐ先、右手が「霞海城隍廟」です。駅からここまでで徒歩10分強といったところでしょうか。

もうひとつの行き方があります。MRT「大橋頭」駅から行く方法です。改札から出口1方面に向かったひとつめのエスカレーターを登りましょう。左手に連絡通路があり、永樂国小方面の出口で出ます。

そこをくるりと方向転換し、民権西路を西へと進み「迪化街一段」の標識で左折します。迪化街一段を500メートルほど進んで、民生西路を横断してから200メートル行けば、左が「霞海城隍廟」です。

あるいは、MRT「雙連」駅の出口1から左にまっすぐ行き、「迪化街」を左折すれば左手に「霞海城隍廟」が現れます。この場合、徒歩20分強で、やや遠いです。

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台北のもうひとつの「月下老人」は「龍山寺」

台北はさすが台湾の主要都市ですので、「月下老人」はひとつだけではありません。有名な「月下老人」がもうひとつあり、それは「龍山寺」にあります。ここは台湾のパワースポット、それから台湾3大主要スポットとも呼ばれます。正式名称は「艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)」で、このエリアが台北発祥の地と言われます。

住所 台北市広州街211号
電話番号 (02)2302-5162

「龍山寺」へのアクセスは?

「龍山寺」のアクセスは地下鉄MRTが便利です。バスやタクシーでもアクセスは便利ですが、時間帯によっては渋滞がひどいので、電車の方が時間が読めるからです。

MRTの場合、板南線の「龍山寺」駅で下車します。1番出口から徒歩たったの1分ですので、非常に便利です。この駅までは「台北」駅からわずか2駅ですので、6分くらい。「忠孝復興」駅からでも5駅程度ですから、10分と少しで到着する計算です。

どうしてもタクシーがいい場合、どれくらいの料金がかかるか、目安を紹介します。エリアによって違いますが、例えば中山エリアからなら、120〜150元を見ておきましょう。問題なければ所要15分で到着できます。乗車地点が松山空港だとしたら、そこからは約25分は見てください。220〜260元かかります。そう考えると、やはりMRTがよいでしょう。

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台中の「月下老人」は「台中旱溪媽祖廟」

台中にも「月下老人」が祀られている廟があります。それは「台中旱溪媽祖廟」です。「楽成宮」とも呼ばれるところで、後述しますが、ここも台北と同じ参拝方法ですので、くじの引き方やお守りの持ち方なども同じですので、台中にいる際はここに来てもいいでしょう。

住所 台中市東区旱溪街48 号
電話番号 (04)2211-1928

「台中旱溪媽祖廟」のある台中はこんな場所

「台中旱溪媽祖廟」は1790年に建設された、歴史ある廟です。何度か改修工事が行われ、日本統治時代の1924年に正殿の改修が完了しました。そんな「台中旱溪媽祖廟」がある台中は台湾人が暮らしたいというほどにいい街です。

市内交通はいろいろありますが、中心地でしたら無料のシャトルバスが走るなど、実に快適な地域になっています。街並みも昔の日本が建てたものもありますし、歴史的な姿が素晴らしいです。

台中が素晴らしいのは「月下老人」の魅力だけでなく、飲食店が充実していることです。名物もありますし、迷ってしまうほど、たくさんの店が並んでいます。そういった楽しみもありますので、「月下老人」をあえて台北ではなく、台中でお参りして、お守りをもらったり、くじを引くのもいいでしょう。

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台南にも「月下老人」がある

台南市で有名な「月下老人」は「祀典武廟」に祀られています。17世紀に建造されたとされ、別名を「大関帝廟」とも呼ばれます。ここは台湾にある「関帝廟」と呼ばれる廟の総本山です。そのため、国家一級古蹟にも指定されました。ここも「月下老人」に対するお参りの方法や、お守りの持ち方、くじの引き方は同じです。

住所 台南市中西区永福路二段229号
電話番号 (06)299-1111

「祀典武廟」への行き方

「祀典武廟」への行き方ですが、観光では無難に鉄道を使うことになるでしょう。バスと乗り継ぐことで、「祀典武廟」に着きます。まず、「台南」駅で下車し、そこから市バスの3番か5番に乗り、「赤崁楼」バス停で下車するだけです。

車では国道1号から永康インターチェンジで降り、中正北路、中正南路、公園路、民族路二段、永福路二段の順に進んでいくだけで「祀典武廟」に辿りつくことができることでしょう。難しいことは一切ありません。

台南は清朝時代は台湾のこの島の首都だったそうです。そのため、この島には昔からある歴史的な建築物や寺院、見所が詰まっています。当然ですが、食事もおいしい店が山ほどありますので、「月下老人」だけでなく、見所は随所に見ることができるでしょう。台湾でもおすすめの街が台南市です。

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「月下老人」の参拝方法

台湾の各地にある「月下老人」の参拝方法は、だいたいどこも同じような方法です。くじを引いたり、お守りを供え、持ち方を知っておいたりなど、よりよく恋愛成就の効果をもたらすにはある程度正しい方法を知っておくべきでしょう。

そこでここでは、そんな「月下老人」にどう接するかなど、くじやお守りについても詳しく紹介していきます。引いたくじや、もらったお守りはどんな持ち方をするかをあらかじめ知っておけば、効果は抜群です。

1.まずはお供えセット

台北の「霞海城隍廟」でしたら、不定期ですが日本語ができるボランティアが案内してくれることもあります。ここでは、そんな「霞海城隍廟」の作法を中心に紹介していきます。これは基本ですので、ほかの廟でも参拝方法はほぼ同じです。

まず廟に着いたら、中や廟の横にある売店でお賽銭の代わりになる「金紙」と「線香」の3本のセットを買いましょう。だいたい50元くらいで、別に250元のお供えセットも存在します。こちらは運命の糸である赤い糸が入ったお守りもセットでもらえます。本気で効果がほしい人のセットということです。

2.ガス台「點香處」へ

日本の寺院も同様ですが、お参りセットを受け取ったら、線香などに火をつけなければなりません。まず、セットにあった金紙などは廟前の台の上に置きましょう。そして、セット内の線香に売店近くにあるガス台「點香處」ですべてに火をつけてください。ここからがお参りの始まりです。

3.「天公爐」に挨拶を

線香に火がついたら、まずは最初の「爐」に向かいます(「霞海城隍廟」の場合)。ここには最も偉いとされる神様「天公」がいますので、挨拶をしなければなりません。

具体的な挨拶の方法ですが、頭の中でゆっくりと名前と年齢、日本の住所、それから願いごとを唱えます。ここから「月下老人」を含めて、いくつもの仏像に挨拶しますが、どれも同じようにしてください。昨今は頭の中ではなく、はっきりと声に出していうと効果が高まるとされています。

4.本尊「城隍爺」にお参り

続いて、正面から入ると一番奥に本尊として「城隍爺(チャンホアンイエ)」がいます(「霞海城隍廟」の場合)。「月下老人」より先に、まずはこちらにお参りです。この本尊のご利益は無事息災、そして金運上昇とされています。「月下老人」も大切ですが、あやかれるならばこの本尊も大切にしたいです。

5.いよいよ月下老人に

最後に「月下老人」に会えました。ここでは先のように名前と年齢、今住んでいる住所を告げるほか、さらに好きな人の名前、彼とどうなりたいかを伝えます。もし特定の人がいないなら好みのタイプでもかまいません。いずれの場合でも抽象的なお願いの仕方より、より具体的にどうなりたいかをいいましょう。

6.もう一度「天公爐」へ

終わりましたら、「月下老人」の右側の部屋に移動し、左から順に3人の神様に参拝します。そうして、最後にもう一度「天公」にお参りし、「爐」に線香を立てましょう。これでひと通り、「月下老人」の参拝は完了です。あとはお守りの持ち方を確認します。

7.お守りはお持ち帰りで

お供えセットの中に入っていたお守りを「爐」から出ている煙にかざして、時計回りに3回まわしましょう。それから、「月下老人」の前にセットにある「喜糖(シータンという砂糖)」を置いていきます。「金紙」は回収ボックスがあるので、そちらへ。お守りは大切に持ち帰ります。これが「月下老人」参拝の作法です。

「月下老人」参拝はほかの神様にも

参拝方法で紹介したように、お守りの持ち方には注意してください。砂糖などと「月下老人」前に置いていってはいけません。また、ちゃんとほかの神様たちにも挨拶を忘れないようにしてください。

それから、寺院や廟には台湾式のおみくじもあります。このくじの引き方も紹介します。台湾式おみくじは三日月形の木片で、これを投げて表と裏の組み合わせが出たらおみくじ棒を1本引きます。さらに木片を投げて表と裏が出たら、おみくじ棒の番号のくじが引けます。

「月下老人」参拝で注意したいこと

「月下老人」参拝はくじの引き方やお守りの持ち方などいろいろな作法がありますが、ほかにも守るべきことがたくさんあります。

手順で紹介したようにほかの神様への挨拶を忘れてはいけませんし、その際、どこの誰がなにをしに来たのかをちゃんと告げなければなりません。これを忘れては、想いは「月下老人」に届きません。

それから、「月下老人」は台湾国内にいくつか祀られているわけですが、恋愛成就を強めたいばかりに、いくつもの「月下老人」を巡ることも禁止です。これと決めた「月下老人」だけにしてください。お守りもいくつも同時に持つことは、正しい持ち方ではありませんので、ひとつの廟で「月下老人」にお願いを申し込みましょう。

独身女性の台湾旅行なら「月下老人」は外せない

「月下老人」は台湾人だけのものではありません。私たち日本人も優しく受け入れてくれます。しかし、正しい参拝方法、お守りの持ち方など作法は把握しておくべきです。そうしないと、願いを聞き入れてもらうことはできません。台湾旅行の際にはぜひとも「月下老人」を訪問先のひとつにしたいところです。

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この記事のライター
三尾根忠方

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