台湾の物価を徹底調査！ブランド品は安い？日本と比較！旅行の予算は？

2017年夏休みのランキングではハワイに続いて第2位。アジア旅行では不動の人気を誇る台湾。日本から4時間という近さと、LCCも多く飛んでいるので安いツアーが沢山出ています。また、食事も安く日本人の口に合う物ばかり!食べ歩きを楽しむのも台湾旅行の醍醐味です。そんな台湾をお得に楽む為におおよその日本円にて台湾の物価をご紹介します。

物価を考える上で大事なのは年収。日本人の平均年収が450万円に対して、台湾の平均年収は180万円。2倍以上の差があるので、日本人からするとさぞかし物価が安いだろうと考えてしまいますが、近年の台湾はは経済成長が著しく全ての物価が上がっています。日本とは2倍以上の平均収入の差がありながらも、全世界にある大手飲食ブランドの価格は日本と大して変わらなかったりするのです。

まずはその国の物価を知るなら、世界中にあるマクドナルドへ行け!という位ですから、ビックマック1個あたりの価格を比べてみます。おおよその価格にはなりますが、日本は380円に対して、台湾は252円。日本より少し安い価格設定です。一概には言えませんがこのハンバーガー物価チェックによると、日本人の感覚では全体的に台湾の物価は安く感じるかもしれません。

世界共通の人気コーヒーショップ、スターバックス。本日のコーヒー、ショートサイズで約300円、トールで約340円とほぼ日本と変わらない価格なのです。台湾人目線で、平均収入から考えると日本と同じ価格なんて高い気がしますよね。ですが、台湾のスターバックスはいつも賑わっています。

日本人は小籠包が台湾の代表料理だと思っている方も多いと思いますが、台湾人は小籠包よりも肉まんの方が身近な様です。食事する場所にもよりますが、安ければ10個で約300円、平均価格で500円、少し高くて800円というところでしょうか。スープがたっぷり入った小籠包は、台湾旅行中に1度は食べておきたいですね。また、また餃子は焼き餃子ではなく水餃子が多く、皮がモチモチで美味しいです。

日本でもマンゴー等のフルーツがのったかき氷、芒果雪花冰(マンゴーシュエホアビン)が話題になりましたね。場所にもよりますが、500円前後でお友達とシェアして食べる位の量が食べられると思います。またお豆腐プリンの様な豆花(ドウホア)も台湾人に人気のスイーツ。200円前後で食べる事が出来るので、食事の後によく食べられる国民的デザートです。

有名なのは青島(Tingtao)ビールや台湾ビールですが、どこのブランドも500mlで大体130円程。台湾は酒税が安いのでしょう、これはビール好きには嬉しい価格ですね。また日本人には聞きなれないマンゴービールやパイナップルビール、バナナビール等のフルーツビールも売っていますので是非お試し下さいね。価格は350mlで120円程です。

大体ペットボトルのコーラやお茶はは600mlで100円程度。お水のペットボトルはジュースより少し安いです。缶は70円程度、パックだと40円程です。スーパーよりもコンビニが安かったりもしますし、2本買うとお得になったりもします。ちなみにお茶はお砂糖が入っている物が多いので、甘くないお茶が希望でしたら無糖と書いてあるか確認してからご購入下さいね。

大衆食堂や屋台等で食べれば、1回の食事で1人400円もあればお腹一杯。普通のレストランへ行けば、1人2000円もあれば満足出来る程ではないでしょうか。もちろん高級店へ行けばそれなりのお値段ですが、日本よりは安い価格で高級食材が頂けると思います。奮発して美味しい本場の味を堪能するのもいいですね。

日本と違う食事マナーとしては、お皿は持たない、音を立てて食べない。そして魚やお肉等の骨は、出すお皿がなければテーブルに直に置いて大丈夫です。また、持ち込み禁止の看板がない限り、ジュース、お酒等何でも持ち込み可能です。台湾の方々は食事をする際お酒を飲む人が少ない気がします。お店にお酒が置いてなければコンビニ等で買って持ち込んで下さいね。(お店の方に尋ねた方が無難です)

海外旅行と言ったらブランド品が安くなる!というイメージがありますよね。少し上がったテンションと、通貨の違いから思わず安い!欲しい!と思ってしまいます。でも、残念ながら台湾は大して価格は変わりません。日本では未発売の品!等のレア度を楽しんだ方が良さそうですね。ただ、欲しいブランドが免税店にあるかが問題ですので事前にチェックが必要です。

例えばシャネルの場合、羽田の免税店では通常の15%OFF程で購入する事が出来ますので、出発前に日本の空港で買うのも手だと思います。言葉も通じますしね。台湾では、アウトレットでのお買い物がお得度高くてオススメです。その時の定価と、日本円の価値を考慮してお得にブランド品を買う事が出来ると良いですね。

台湾でのタクシーカラーは黄色。たくさん走っているのですぐ目に付きます。メーター制なので日本人にも馴染みやすいですね。台湾のタクシーは初乗り約250円と料金が安いので、気軽に乗ることが出来ます。ポイントは、全て個人タクシーなので綺麗な車(ボコボコでない)を選ぶ事、行先は中国語で書かれた住所等を見せる事、自分でドアを閉める事です。

桃園空港MRTなら、桃園空港から約40分、600円程で台北駅まで行く事ができます。開通したばかりで綺麗ですし、無料wifiも使えたり、スマホ充電器も付いています。日本でいう成田エクスプレスでしょうか?このクオリティーで600円はかなりお得。また市内では地下鉄も約80円から遠くても180円ととても安く、広い範囲を動けますので観光には地下鉄がおすすめです。

國光バスなら、桃園空港から約450円、約1時間で台北駅まで行く事ができます。往復チケットを買うと約800円とお得になります。また他にも長距離バスや、市バスなどたくさんあり、地元の人の身近な足になっています。観光客にとってはローカルバスは少しハードルが高く感じますが、料金も約50円からと安いのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

CDはとても安く売っています。台湾でJ-POPも人気で、ジャニーズやAKBのCDが目立ちます。日本人アーチストのCDは、輸入盤ではなく台湾産のものだと日本の3分の1から半額程度の価格です。それでも他の台湾のシンガーより高い価格です。視聴コーナーもあるので、そこで台湾アーティストのCDも聞いてみると新しい発見があるかもしれませんね。

ボラなどの卵巣を塩漬けして、塩抜き後に天日干しで乾燥させたものがカラスミ。時間と手間がかかる高級食材です。1腹およそ150g、台湾のカラスミ店で大体2000円位、デパートで3000円位ですが、日本だと5000円程で売られています。お酒好きにはたまらない肴なので、お土産にしたら絶対に喜ばれる一品です。

日本より、台湾で買うと高い代表は乳製品です。観光での場合は牛乳やアイス等を買わなければ、あまり気が付かないかもしれませんね。牛乳1リットルで、安くて250円、ヨーグルトやチーズも日本より割高になります。ハーゲンダッツのクリスピーサンド、日本だと300円位ですが、台湾だと450円位です。

輸入物は何でも高く、ダイソーやユニクロなどの日本で安いと言われているブランドが日本の価格以上で売られています。ダイソーは140円位と少し高い位ですが、ユニクロは物にもよりますが1.5倍から1.7倍程の価格です。またクオリティーが高い日本製の電化製品や車など、台湾で買うと2倍もする物もあります。またベンツやBMWも日本よりも高い価格で売られていますが、日本よりも高級車を目にする頻度が高い気がします。

おおよその日本円で台湾の物価をご紹介していきましたがいかがでしたか？近年経済成長が著しい台湾は、物価がとても安い!と思って行くと、意外に出費が多かったなんて事もあるかもしれません。旅行中だと面倒になってしまうのですが、毎回しっかり日本円に換算してからお買い物や食事をすると良いですね。上記をご参考にして頂き、お得で楽しい旅になる事を願っています。