警固公園は待ち合わせにもピッタリの憩いのスポット！駐車場やアクセスもご紹介！

福岡市で一番の賑わいを見せる天神の商業地区のど真ん中にある警固公園は、大型商業施設の福岡三越や岩田屋本店に挟まれた、まさに都会の中にある公園です。ここでは、天神地区を楽しむ際にとっても便利な警固公園迄のアクセス方法や駐車場情報、毎年開催されるイベント、更には周辺のおすすめスポットなどを紹介していきます。

警固公園は、北側に西鉄福岡天神駅とソラリアプラザ、東側に福岡三越、西側にRESORA天神などの商業ビルに囲まれ、南側には必勝祈願で人気の警固神社が立地しています。

そのため、周辺との流動的なアクセスと統一感を保ち、都心の公園でありながら天神エリアがひとつのショッピングモールとして機能する中庭のような役割を果たしています。家族や友人とのショッピングの合間の待ち合わせ場所としておすすめの人気スポットです。

警固公園内の施設は、真ん中に中央広場があり、それを取り囲むようにベンチが置かれ、さらに周囲に樹木が植えられています。その他見晴らしの丘や子ども広場などの芝生広場、見通しのきく公衆トイレ、すぐに相談できる警固公園安全安心センターがあります。

EC市場が拡大しネットでのショッピングが当たり前の時代において、ここ福岡天神の各店舗ではリアル店舗での「おもてなし」販売をおすすめに打ち出しています。

百貨店も含めて競合する各店舗が連携するという文化が根付くのは、地方ならではの利点であり、ここ天神だけの特異性です。その天神はひとつというキーワードで、各商業施設を繋ぐ役割を果たすのが警固公園であり、天神エリアの回遊性アップを担っています。

天神界隈でショッピングをした後に警固公園でちょっと一息がおすすめです。ベンチに腰掛けて好きな音楽を掛けてみると景色がドラマのワンシーンのように見えて驚きです。

そして一息ついたら警固公園を出て、今度はZARAやFOREVER21、無印良品など、お洒落なアウトレットショップが並ぶ天神西通りへのアクセスもおすすめです。スターバックスコーヒーなどのカフェや福岡で人気のラーメン店一蘭などもありグルメも楽しめます。

天神西通りを南へ下り歩いていくと国体道路へ突き当たり、道路沿いにはカフェやレストラン、居酒屋やラーメン店、焼き鳥屋などおすすめのグルメスポットが数多く並びます。

この国体道路を東に向かって進んで行った先が夜におすすめの歓楽街、中洲です。そのためこの国体道路に交差する渡辺通り手前は車の往来が多く、よく渋滞することで有名な場所です。ピーク時には、渡辺通りの渋滞と交差するためにさらに国体道路も渋滞します。

警固公園南側の警固神社と国体道路の深夜の様子です。深夜でもかなり明け方に近い深夜と思われ、ようやく車の往来がなくなっている様子で、それでも人はまだ歩いています。

警固公園から警固神社にかけては、防犯上24時間照明の確保がなされています。そして警固公園の中には、交番が置かれているため深夜でも安心でき夜の散歩もおすすめです。

警固公園の特筆すべきは、見通しをよくすることですっきりと視界を広げ、防犯上死角になる部分を取り除き、さらにすぐ目の前に交番があるため24時間安心して利用できる公園になっているということです。都心にある公園ならではの配慮が行き届いています。

警固公園のリニューアル後の魅力をPRするために、コラボイベントとして行われたのが市民参加型フルマラソン大会「福岡マラソン」とのフラッシュモブのコラボ企画です。

警固公園にいたひとりの女性の踊りから始まり、それにつられて徐々にその数が増えて行き、最後には総勢800名の踊りに発展するという驚きと楽しさ溢れるイベントです。

市民参加型フルマラソン大会「福岡マラソン」のPRに警固公園が会場として使われた動画で、福岡マラソン委員会で制作。2013年11月30日にYoutube上に公開されています。

動画を見ると、都心にありながら開放感溢れるリニューアルされた警固公園の様子が見て取れます。警固公園は、けっして広くはないですが、総勢800名が踊れるだけの余裕があり、週末にはトークショーやアート展示会などおすすめのイベントが繰り広げられます。

ミュージックシティ天神は、天神各地に特設ステージが出現し、天神エリア一帯をまるごとフェス会場にしてしまう九州最大級の人気音楽ライブイベントです。

警固公園は、そのミュージックシティ天神の特設会場のひとつとして、スペースシャワーミュージックスタンドステージ会場となっています。2002年に始まり2019年で18回目を迎えます。毎年9月末の2日間、福岡天神を音楽で溢れる空間にします。

2018年は、残念ながら台風による開催中止となりましたが、また引き続き2019年に向けての開催が予定されています。2018年中止の分も含めて2019年の開催が楽しみです。

警固公園と周辺の街路樹は、毎年11月下旬から12月下旬にかけてゴールドの光の渦でライトアップされ、天神の街を行き交う人々を暖かく出迎えるイルミネーションが輝きます。

昨年は警固公園中央広場付近に、人気のイルミネーション列車の発着もかねた、きらびやかなイルミネーションが輝く天神クリスタルステーションが登場。一足早いクリスマスプレゼントに子供達も大喜びでした。他にもバラエティ豊かな装飾が会場を盛り上げます。

装飾だけではなくて、光り輝くクリスタルのトナカイの置物なども登場し、クリスマス気分が高揚します。それに合わせて周辺の建物も光の絨毯が煌きます。

また、このイルミネーションは、福岡市役所前のふれあい広場でも施され、天神エリア全体が光の渦に包まれます。警固公園も含め自由に出入り出来るので、天神での買物がよりいっそう楽しくなります。今年はどんなイルミネーションが登場するか楽しみです。

歴史的伝承が残るスポット警固神社は、その祀神や警固所という防衛拠点に祀られていた神社ということもあり、厄除けや厄払い、必勝合格祈願として人気の神社です。

警固神社が祀られたのは、西暦200年あたりとも言われています。神功皇后が新羅に出兵し三韓征伐を行った際、神直日神、大直日神、八十禍津日神の祓戸三神の警固大神が皇后の船団を守護して勝利に導き、福崎の地に祀られたのが始まりとされています。

その後慶長5年の1600年の関ヶ原の戦いの翌年に現在の天神付近に移され、あらたに福岡藩主として領主になった黒田長政によって、慶長13年の1608年に社殿が造影されました。

警固神社の警固とは、平安時代の外交を管轄する施設「鴻臚館」の近くに置かれた大宰府の防衛施設で、「警固所」から由来したものです。今もその地名が福岡市の地名として残っています。

ちなみに、警固は「けいご」とは読まず、短く「い」を省略して「けご」と読みます。これは方言ではなくて正式な読み方として登録されています。警固公園は、けごこうえん、警固神社は、けごじんじゃと読みます。福岡で、けいごと言っても意味が通じません。

警固神社も警固公園と同様、天神商業エリアに隣接しているために、ショッピングなどで天神に来る多くの人々が気軽に訪れ、いつも賑わいを見せています。特に正月の時は、初詣と合わせて多くの参拝者で更なる賑わいを見せ、おすすめのスポットとして人気です。

福岡市天神地区を代表する百貨店、福岡三越は、裏手にある警固公園に沿って建っており、西鉄福岡天神駅ビルであるソラリアターミナルビルの核テナントです。

ソラリアターミナルビルの地下2階から1階と3階から9階が福岡三越で、2階は西鉄福岡天神駅ホームとなっています。地下1階はラシック福岡天神、3階は西鉄天神高速バスターミナルと、4階から8階はソラリアターミナル駐車場と一体の構造になっています。

警固公園周辺には、その福岡三越をはじめとする、岩田屋本館、西鉄ソラリア、博多大丸、福岡パルコ、天神コア、天神ビブレ、などの大型商業施設が集積しています。

東京にある森記念財団都市戦略研究所が2018年春にまとめた調査結果によれば、世界各都市で半径400m圏内にある延べ床面積3000平米以上、テナント10以上の多店舗型大規模商業施設の数で、福岡市天神は21にのぼり、世界主要8都市を上回り世界一となっています。

大型商業施設が集積し、世界一、買物が便利な街、としてのお墨付きをもらった福岡市天神は、その回遊性と多様性を武器にしたリアル店舗としてのおもてなしがあります。

そしてその最大のおもてなしが、ほっと一息つける憩いの場、警固公園です。巨大商業集積エリアである天神がひとつの大型ショッピングモールとして機能し、その機能性をさらに向上させ、回遊性を高める休息の場、待ち合わせの場として機能する警固公園です。

警固公園と商業施設の距離が歩いて1分から5分圏内にあるのも最大の利点です。警固公園までわざわざ行くというよりも、通過点のひとつという感覚で行けます。

あるいは初めて訪れる人は、知らない間に警固公園の中にいたという場合もあります。ショッピングを終えて歩いていたら、賑わいある空間があり、気づいてみたらそこが警固公園だったということです。それほど自然に天神の商業エリアの中に溶け込んでいます。

警固公園の地下にある駐車場は、福岡市の中心部天神地区、西鉄福岡駅から徒歩1分でアクセスできる便利な場所にあり、総収容台数244台で24時間年中無休となっています。

駐車場料金は、30分240円で、21時から翌日9時までは最大料金1300円となっています。高さ2.1m、幅2.5mまで入庫できワンボックスタイプも駐車可能です。福岡三越の地下1階に直結しており、雨の日も濡れずにアクセスできる便利でおすすめの駐車場です。

警固公園周辺の福岡三越、岩田屋本店、博多大丸等の百貨店や専門店では、買物などの金額に応じて駐車場料金のサービスがあります。詳細は、各店舗に確認してください。

警固公園の南側、警固神社から国体道路を挟んで南側が今泉という地区になりますが、この周辺には時間貸しの駐車場が点在していて天神エリアよりも若干安くなっています。

今泉は、狭い道路の挟んだ通り沿いにお洒落なレストランやカフェなどの人気のグルメスポットが点在する地区です。地元でも街歩きにおすすめの人気があるスポットです。

今泉は天神に隣接しているので、ここから歩いても5分以内の距離で、警固公園まで問題なくアクセスできます。ただし道路幅が狭いのと一方通行が多いので、慣れない人は地元の人に同乗してもらった方がいいかも知れません。

天神地下街へ通じる天神地下駐車場は、総台数421台が入庫可能で天神エリアでのショッピングに便利な駐車場です。警固公園からのアクセスも近くて便利です。

駐車場の基本料金は、30分250円ですが、各商業施設での割引料金がありますので詳しくは各施設へ問い合わせしてください。目的の買物だけを決めている場合であれば、天神地下街から天神エリアに直結しているので移動も楽で非常に便利な駐車場です。

警固公園は、福岡天神の都心にあるため、交通アクセスは抜群によく、西鉄電車、地下鉄、市内循環バスなど、全ての公共交通機関を使って歩いて行くことができます。

福岡市南区からは西鉄電車福岡天神駅で下車、福岡西区、東区、博多区方面からは、福岡市営地下鉄で天神駅下車、西鉄市内循環バスを使い天神バス停で下車をすれば、歩いて3分から5分以内にアクセスすることができます。市内全方向から簡単にアクセス可能です。

福岡天神の大型商業ビルに囲まれた警固公園は、こじんまりとした公園ですが、周辺で働く人々や福岡を訪れた観光客などで終日賑わいを見せる憩いのスポットです。そこでは誰もが思い思いの自由なひと時を過ごし、充電リセットしてまたそれぞれの目的地へ向かいます。警固公園は、そんな天神を訪れる全ての人へのおもてなしのある憩いの公園です。