フライングガーデンの人気メニュー&ランチ特集！爆弾ハンバーグの人気の理由は？

フライングガーデンは、埼玉・千葉など首都圏に62店舗があるハンバーグ専門店。フライングガーデンの本社は栃木県にあり、洋食好きの人々の支持を集める成長企業です。お店はカントリー系の親しみやすい内装が多いです。店舗により少しずつ違いがあり、アメリカの郊外をイメージした店舗もあるようです。

爆弾ハンバーグが有名なフライングガーデン、創業は1984年にさかのぼります。ひと癖ありそうな名前のこのメニュー、現社長野沢八千万(やじま)さんが毎日必死の思いで試行錯誤を重ねて誕生したもの。今では60店舗以上になり、都市の郊外を中心にフライングガーデンのお店が点在しています。

今では一大チェーン店の社長、野沢八千万さんが3店舗を展開していた1988年のことです。彼のお子さんが「フライングガーデンで一番おいしいお料理は何?」と野沢さんに聞いてきました。「何でも美味しいよ」と言ったものの、本当におすすめ!といえる十八番のメニューが無いということに気づいた野沢さん。

そこで、フライングガーデンで販売をやめた網焼きハンバーグを改良して、看板のメニューにすることに決めたのでした。毎日たくさんの肉の試食を続けたことで体重が15kgも増え、医師から注意を受けながらも試行錯誤を継続。命を削りつつ、2年8か月の奮闘の末に爆弾ハンバーグの前身が誕生したのです。

この爆弾ハンバーグがフライングガーデンで登場すると、瞬く間に好評のメニューとなりました。登場した店舗では、低調だった売り上げが順調に上がっていったのです。爆弾と言う名前は当初社員さんたちの反対を受けたそうですが、今ではフライングガーデンの看板メニュー。お客さんの40%が注文しています。

フライングガーデンのおすすめ、爆弾ハンバーグ。牛肉100%でつなぎ無しのハンバーグです。お肉の挽き方にもこだわったそのハンバーグは、250gのキング、200gのクイーン、クイーンが2つのダブルがあります。なかなかの存在感がある400gと共に、年配者や女性にもおすすめなメニューを出しているのが嬉しいところです。

爆弾ハンバーグの中でもダブルサイズは、三種類のソースの中から二種類を選ぶことができます。和風・にんにく・山わさびクリームの三つ、どれがおすすめ?といっても甲乙つけがたいです!中でも特徴的な山わさびクリームは、わさびが苦手な人でも「美味しい!」といって食べてしまうお味です。

あまり注文する人がいない店舗もありますが、フライングガーデンのメニューにつけるならこれ!という根強いファンもあちらこちらにいるようです。これがチーズソースのハンバーグだと、選べるソースは一つになります。ハンバーグのお肉の味が引き立つようにするため、ソースの品質改良は現在も続けられているのだとか。

そう、フライングガーデンのランチは爆弾ハンバーグだけじゃありません!爆弾ハンバーグそれぞれのサイズのランチメニューに加え、クイーンサイズの爆弾ハンバーグ・グリルチキン125gのチキンコンビランチ、アンガスサーロインステーキ110gがの厳選アンガスサーロインコンビランチなどがあります。

またかなり大きいエビフライがついたどでかエビフライランチ、この三つが爆弾ハンバーグとメインのおかずが一品ついたランチメニューです。その他、ハンバーグの上にどんと大根おろしがのった「シャキシャキ鬼おろしハンバーグランチ」。ハンバーグランチは付け合わせの野菜がやや少ないので、節約しつつバランスも押さえたい路線の時におすすめです。

そして、フライングガーデンのメニューでも10位以内にランクインするのは、トマトと野菜の煮込みハンバーグランチ。イタリアンの味わいが好きな人におすすめです。国内産のトマトの酸味と肉の旨味のハーモニーがたまりません。トマトのリコピンは脂肪燃焼効果が期待できますから、脂肪の量を押さえたい時にもおすすめです。

フライングガーデンは、お得感も満点です。春も夏も秋も冬も、毎月の第一水曜日と第三水曜日に実施される金券半額還元フェア。税抜きの食事代の半額の金券がもらえて、またフライングガーデンで美味しいメニュー食べようよ!というわくわくのフェアなのです。

このため第一水曜日と第三水曜日はどの店舗も大盛況。営業時間内で空いている時間なんてないのかなと思うくらいです。金券で次に食べたい、ちょっぴり高いメニューのことまで想像してしまう人も多いのではないでしょうか。

フライングガーデンの店舗は人口の密集した東京にこそありませんが、栃木県・埼玉県・茨城県・千葉県・群馬県に60店舗あります。賑やかな場所よりも、郊外が中心の店舗です。社長さんが最初の飲食店を創業した時から8年で、フライングガーデン第一号店である新桐生店が開店。そして2013年 から爆弾ハンバーグを全部の店舗で提供するようになりました。

社長野沢さんが1976年に創業した当時は、ピザとクレープのお店「ノザワ」だったそうです。「フライングガーデン」と名付けたレストランが始まったのが1984年。最初の店舗ができた群馬県始め北関東に60店舗があり、本社の所在地は現在栃木県です。原料価格の高騰による赤字も乗り越え、今では自社工場でハンバーグを生産しています。

フライングガーデンは、まだ店舗数は少ないものの千葉県にも進出を始めています。今では千葉県に6店舗、茨城県に13店舗、群馬県には11店舗、栃木県に16店舗、埼玉県には17店舗を構えています。GoogleMapの方がフライングガーデンのHPより新店舗が早く掲載されるようなので、最寄りを探すならこちらがおすすめです。

そうです。フライングガーデンのほとんどの店舗は10時30分から24時の営業時間で、千葉ニュータウン店は10時から24時の営業時間となっています。いずれにしろ遅くまでひらいているので、遅い夕ご飯をフライングガーデンで食べたいときに嬉しい営業時間です。確実に混雑するのは、11時から14時の営業時間です。

また店舗によりますが、18時から21時、22時のディナータイムを含む営業時間も同じくらい混雑するようです。比較的空いている時間を狙うなら夕方以降の営業時間がおすすめです。

フライングガーデン入間店の店舗が、日本TVの「ゴーストママ捜査線」で撮影場所に使われたことがあります。2012年の7月末の放送でしたが、主人公の娘が恋心を持っている男性が働くレストランという設定でした。

因みにこの店舗の人気メニュー、爆弾ハンバーグの次にランクインしているのはねぎ塩ハンバーグ。ネギのさっぱりした味わいが、ハンバーグを引き立てます。どの店舗にもあるメニューではないので、入間店に行ったときは要チェックです。

それでは、フライングガーデンのお料理に話を戻しましょう。いわゆる爆弾ハンバーグのソースは和風・山わさびクリーム・にんにく・チーズで、その他にも風味豊かなトマトのソースやデミグラスソース、ハンバーグにステーキやチキンがついたメニューもあります。その日の気分で彩り豊かなメニューから選んでみましょう!

お野菜の味わいが効いた、何ともいえないお味のトマトと野菜の煮込みハンバーグ。濃厚な中にもトマトの酸味がたまりません。材料にもこだわっているので、リコピンがたっぷり含まれています。美味しいものが食べたいけれど脂肪分を押さえめにできないかな?という人におすすめです。

またランチタイムはライスのお客さんがほとんどですが、このメニューにはパンもgood。洋ものの味わいにまとめてもいけます。お値段は、税込842円です。

ハンバーグは美味しいけど、どうせランチならいくつか味わってみたいな。そんな願望に応えてくれるのが、グリル三冠王です。ハラミを使ったカットステーキは、カナダ産の牛肉。噛みごたえの柔らかい赤身肉でなんともいえません。お肉も種類によって栄養が違いますから、何種類も食べたら体にも良さそうです。お値段は、税込1294円です。

チーズ好きにはたまらない人気メニュー「チーズ爆弾極旨ソース」。5種類のチーズをブレンドしたソースが濃厚にハンバーグの旨みを引き立てる一品です。ゴルゴンゾーラチーズをはじめ、各産地から厳選されたチーズのハーモニーがあなたを魅了します。

今年の春からやや価格がアップしているようですが、そんなことも気にしないでリピートし続けるファンは多数。お値段は、税込1186円です。

フライングガーデンの人気堂々1位は、やはりキングの爆弾ハンバーグ和風ソースがけ。ハンバーグが250g、納得のボリュームに玉ねぎ・大根の風味がきいたお味です。牛肉本来の風味を味わうならこのソース、という声は根強いものがあります。創業以来の紛れもない定番メニュー、ぜひ一度味わってみることをおすすめします。

フライングガーデンのランチメニューは本当に種類が豊富で目移りしてしまうほど。一口にハンバーグやチキンといってもソースが様々あり、生姜焼きソースやごまだれのうまいうまい焼きなど色々な気分に合わせられます。サイドメニューの楽しさも加われば、もう「今日は節約!」なんて言っていられないかもしれません!

クイーンの爆弾ハンバーグとエビフライが一緒になったコンビランチ。定番ともいえるハンバーグとエビフライの組み合わせですが、さくっとした食感のエビフライは満足感に浸ること請け合いです。それにタルタルソースの相乗効果で、ご飯が進む進む!見た目も楽しいどでかエビフライのランチ、税込みのお値段は1402円です。

お肉にこだわったフライングガーデンのお楽しみの1つ、アンガスサーロインコンビランチ。きめが細かく、ほどよい脂身の食感がたまらないステーキです。ハンバーグと食感の違う2つの主役、食べ比べるのが楽しそうです。ソースはどれにするか迷ってしまうかも?お値段も、迫力の1834円です。

フライングガーデンの爆弾ハンバーグ200gにグリルチキンが125gのボリューム!食べ盛りのお子さんにも、お肉でスタミナをつけたい人にも嬉しい一品です。チキンの皮からたっぷりのコラーゲンに牛肉のスタミナで、とっても元気になれそうなメニューです。お値段は、1294円となっています。

ランチでも不動の人気を誇るのは、爆弾ハンバーグのキングランチです。醤油ベースの味付けは定番の人気者。キングサイズのハンバーグは爆弾の形というよりやや扁平ですが、お肉のボリュームと風味を最大限に味わうなら一度は食べたいメニューです。ランチでもついつい食べ過ぎてしまいそうなキングランチのお値段は、税込1186円です。

そう、フライングガーデンのランチ営業時間は10時半から16時までとなっていて、比較的長いのです。これはうれしいところですが、日・祝日は残念ながらありません!これが他の飲食店だと、土曜日にいわゆるランチ営業時間のサービスはやっていないことが多いもの。だからフライングガーデンの土曜日は、家族連れが多いんです。

フライングガーデンは、食材にもしっかりこだわりがあります。看板メニューのハンバーグに使われるお肉しかり、野菜その他も新鮮なものを各地から取り寄せています。ライスにいたっては、新米が出回る頃に福島県産、栃木県産、新潟県産のお米を食べ比べてその年に使うものを決めるという徹底ぶりです。

フライングガーデンのハンバーグは安全の信頼度が高い産地の牛肉です。爆弾ハンバーグはオーストラリアとニュージーランド産、つなぎの入っていない牛肉100%のハンバーグです。ハンバーグの他、アンガスサーロインステーキのお肉はオーストラリア産、牛ハラミステーキやみすじステーキには北・中米のものが使われています。

レアの焼き方はやっていない店舗も一部存在するようですが、フライングガーデンのハンバーグはテーブルについてから焼き方が選べます。あらかじめ厨房でミディアムに焼かれ、お客さんのテーブルに運ばれてきてから中心部に完全に火を通さないミディアム・レアにするか完全に火を通すウェルダンにするか決めます。

しかし、お肉の風味を最大限に味わいたい!と思うならレア・ミディアムが一押しです。新鮮なお肉、肉汁のハーモニーを味わってみてください。

フライングガーデンのハンバーグと共に好評なのが、炊き方・素材にもこだわったライスです。お米の調理についての知識・実技ともにスペシャリストが在籍するフライングガーデンのライスは粒ぞろいでふっくらと柔らかく、他のファミリーレストランのライスとは一線を画するものがあります。これがお代わり自由というのだから本当にお得!

フライングガーデンに来たお客さんの平均量は1.8皿といいますから、ほとんどがおかわりしている計算になります。また風味を極力保つために、炊いてから3時間以内で出し終わるよう計算して炊いているのだとか。なにごとも裏方さんの努力はすごいのです!

また、各メニューについている付け合わせのポテト。フライングガーデンで使われているジャガイモは「インカのめざめ」という品種です。日本ではメークインや男爵が主流ですが、甘味が強く栽培がやや難しいとされるじゃがいもです。スーパーでもめったにお目にかかれないポテト、単体でも味わってみるのがおすすめです!

フライングガーデンはハンバーグのみならず、これからも私たちの幸せ感を満たしてくれそうです。爆弾ハンバーグが産声を上げようとしていたときの社長さん、なんとも大変なエピソードですが、感謝したい気持ちになります。皆さんはくれぐれも、美味しいハンバーグを食べ過ぎてお腹を壊さないようにして下さい!