台湾バナナは高いが美味しい!品種や特徴・旬の時期などについてご紹介!

2019年2月28日 (2019年3月4日最終更新)

台湾バナナは濃厚な甘みと風味が感じられる美味しいバナナです。日本ではフィリピンバナナが主流ですが、最近では多く出回るようになっています。ここでは台湾バナナの品種やそれぞれの特徴、旬の時期などについて詳しく見てみましょう。

目次

  1. 台湾バナナはどんなもの?
  2. 台湾バナナの味は?
  3. 台湾バナナの品種や特徴は?
  4. 台湾バナナの旬の時期は?
  5. 台湾バナナの値段
  6. 台湾バナナの栽培方法は?
  7. 台湾バナナの保存法と栄養
  8. 品種他や特徴はさまざま!台湾バナナを味わおう

台湾バナナはどんなもの?

台湾のフルーツといえばマンゴーやパパイヤなどを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、1960年頃までは日本でバナナといえば台湾バナナのことを指していました。濃厚で甘い台湾バナナは幅広い年齢層で好まれていました。

しかし、最近ではフィリピン産のバナナが市場に多く出回って、台湾バナナについてはあまり知られていません。ここでは台湾バナナの品種や特徴、旬の時期などについて詳しくみてみましょう。

日本のバナナの多くはフィリピン産

日本ではバナナはほとんど栽培されておらず、日本で消費されるバナナの99%が海外から輸入されています。日本では年間約100万トンのバナナが輸入されていますが、そのうち約93%がフィリピン産、次いで約4%がエクアドル産、そして台湾産はわずか1%となっています。

国別でみると、バナナの生産量が世界で最も多いのはインドですが、日本へはインド産のバナナは輸入されていません。

日本で台湾バナナは見かけなくなった

バナナは1903年(明治36年)に初めて台湾から輸入されました。しかし大正時代頃までバナナは一般の人はなかなか手に入れることができず、病気の時などに口にすることができる特別な食べ物でした。戦前には巧みな話術を使って路上でバナナを販売する「バナナのたたき売り」が名物となりました。

太平洋戦争中は一時期、バナナの輸入がストップしますが、1950年になって台湾バナナの輸入が再開されます。1963年にはバナナの輸入自由化が発表され、安い価格で台湾バナナが出回るようになりました。この頃はまだ、バナナといえば台湾バナナを指していました。

やがてバナナの輸入自由化がきっかけで、1970年には安いエクアドル産のバナナの輸入量が1位となりました。この頃からフィリピンでは日本市場向けのバナナを生産する大規模なプランテーションが次々と作られ、1973年以降、日本ではフィリピン産のバナナが1位を占めています。

台湾は温暖でバナナ栽培に適している

台湾は亜熱帯気候で、農作物を栽培するのに非常に適した土地です。熱帯植物であるバナナの生産地としては、台湾はバナナの生産地の北限に位置しています。南北に長い台湾では、それぞれの地方で特色のあるバナナが生産されていて、一口に台湾バナナといっても様々な種類があります。

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台湾バナナの味は?

台湾はフィリピンに比べて気温が低く、フィリピン産のバナナが8か月で収穫できるのに対し、台湾バナナは成熟するまで11か月から12か月かかります。ゆっくりと成熟するため一般にフィリピンバナナよりも甘味がり、濃厚な味が楽しめます。台湾バナナには様々な種類があるので、食べ比べをしてみるといいかもしれません。

台湾バナナは美味しい!

一般に台湾バナナはフィリピン産のバナナに比べて甘く、濃厚な味が楽しめます。日本ではあまり販売されていないのですが、最近では味や健康の面で台湾バナナが見直され販売量も少しずつ増えています。大手スーパーやデパ地下などでは台湾バナナが販売されることも多くなりました。フィリピン産バナナと味を比べて見るといいでしょう。

品種によって味がさまざま!

台湾は小さな島ですが、地形や気候が地域によって大きく異なり、農作物の味や種類も異なります。バナナに関しては北から南まで様々なバナナが栽培されています。台湾バナナの種類には品種改良をしたものも含めると17品種あると言われていて、糖度や食感などの味や形もさまざまです。

台湾バナナの品種や特徴は?

台湾ではたくさんの品種のバナナが栽培されています。その全てを日本で販売しているわけではありませんが、旅行などで台湾を訪れた際にはぜひいろいろなバナナを手に取って、味を比べてみてください。台湾では現在、17品種のバナナが販売されていると言われています。そのうち代表的なバナナの味や特徴を紹介しましょう。

『北蕉』

北蕉は日本に輸入されている台湾バナナの代表格で、台湾バナナというと一般にこの品種を指します。北蕉は古くからある品種で、江戸時代の1740年代に台湾の河南地方から日本へ持ち込まれたといわれています。

北蕉は台湾バナナの中でも短く太いのが特徴で、日本に出荷されているものは、冬場は約20cm、春場は25cmくらになります。またフィリピン産のバナナに見られるような先端の尖った部分はありません。

北蕉はバナナのなかでも果肉の密度が高く、ねっとりとした食感です。じっくりと木で成熟させるため、甘みが濃く、「これこそバナナ!」と言った味わいが楽しめます。北蕉の変種である仙人蕉も人気があります。

『旦蕉』

旦蕉も日本でよく販売されている台湾バナナの品種です。皮が薄く卵のように小さにのが特徴で、台湾では一口バナナという意味の一口蕉とも呼ばれています。この品種のバナナは北蕉に比べると香りはあまり強くありませんが、北蕉のようにねっとりとし、非常に甘いのが特徴です。酸味も少なく、食べやすい品種です。

旦蕉は旬の期間が短く、8月から10月までしか販売されません。そのため販売価格も高いのが特徴で、高級フルーツ店で販売されています。

『紅皮蕉』

紅皮蕉はレッドバナナやモラードと呼ばれる品種で、赤い皮が特徴です。日本ではフィリピン産のモラードも販売されています。リンゴに似たような酸味と香りがあり、台湾ではリンゴバナナという意味の蘋果蕉という別名で呼ばれることもあります。

生産量が少ないため、値段も高いのが特徴です。台湾でも通常のバナナより、2.5倍ほど高い値段で販売されているようです。

紅皮蕉は熟していないとうまく皮をむくことができません。そればかりではなく、未熟なものは渋柿のような渋味を感じることがあります。紅皮蕉は成熟することで酸味が少なくなり、甘みが増します。そのため買ったらすぐに食べずに2週間くらい追熟させるといいでしょう。

『李林蕉』

李林蕉は台湾バナナのの仲では長く、S字型に曲がっているのが特徴です。先端が尖っているので判別しやすいでしょう。もともとマレーシアが原産ですが、どのように台湾に入って来たのかははっきりと分かっていません。

李林蕉は主に台湾の南部で作られている品種です。北蕉と比べると強い酸味を感じます。生産量が少なく、台湾でも希少なバナナなので、販売価格もやや高い設定となっています。

マレーシアが原産の台湾バナナはこの他にもいくつかあります。樹蕉、佛手蕉、そして牛角蕉と呼ばれるバナナはマレーシアが原産です。

『南華蕉』

南華蕉は台湾では別名・芭蕉という名前で販売されている品種です。タイなどで生食調理兼用種として使われているバナナで、太く短いのが特徴です。独特の粘りともちもちとした食感があり、バナナ特有の香りが薄いのが特徴です。酸味もほとんどなく、バナナが苦手な人でも食べやすい品種です。皮が黒ずんで来たら、食べ頃です。

台湾バナナの旬の時期は?

台湾バナナは1年中が旬の時期です。春バナナから冬バナナまで全国各地でバナナが栽培されていて、1年を通して旬のバナナを味わえます。台湾南部では12月から翌6月が旬、台湾中部では秋から冬にかけてが旬となります。また、台湾バナナの主な産地は南投県、高雄市、屏東県です。

台湾バナナは旬の時期によって味や種類が異なります。最も美味しい時期は春で、次いで秋となります。夏は値段が安くなり、冬は高いものが多くなります。それぞれ味の違いを楽しみましょう。

台湾バナナ『春』

台湾で3月中旬から4月中旬に旬を迎えるバナナは、春バナナという意味の「花竜仔蕉」と呼ばれています。また4月中旬から5月中旬は「黒皮春蕉」と呼ばれています。春の時期に旬を迎える春バナナは、1年中食べられるバナナの中でも最も風味がいいとされています。その後、気温が上がり雨が多くなるにつれ、味が落ちてきます。

台湾バナナ『夏』

夏の時期に旬を迎えるバナナは1年中食べられるバナナのうちで、最も柔らかくなります。夏にはバナナの収穫量が増え、価格も安いものが多く出回ります。そして真夏の時期はバナナの価格が最も安く、スーパーでは4本~6本で100円以下のものも販売されます。バナナはカリウムあ多くむくみ予防になるので、夏でも積極的に食べるといいでしょう。

台湾バナナ『秋』

秋の時期に旬を迎える台湾バナナも、春の時期に旬を迎えるバナナと同様、風味がよく人気があります。冬になるとバナナの収穫量が減り、値段が高いものが多くなるので、バナナを安く味わいたいときは秋までがおすすめです。この時期にはねっとりとした柔らかい味の台湾バナナが多く出回ります。

台湾バナナ『冬』

台湾で冬バナナ(冬蕉)と呼ばれているものは、1月中旬から3月中旬に収穫されるものです。冬の時期はバナナの生産量が減るので、値段はやや高いものが多くなります。冬の時期のバナナは固めで、食感がしっかりとしているのが特徴です。固めのバナナはお菓子作りなど調理用として食べるのもおすすめです。

台湾バナナの値段

明治時代に台湾バナナが初めて日本に輸入されたとき、バナナは高級フルーツでした。今でも台湾バナナはフィリピンバナナに比べて値段が高いというイメージがあります。台湾バナナがフィリピン産のバナナに比べて髙いのは人件費や生産方法の違い、関税などさまざまな理由があります。

日本での値段は高い?

台湾バナナはフィリピンバナナに比べて高い値段で販売されています。フィリピンバナナはスーパーで安売りされることも多くありますが、台湾バナナは1房300円前後で販売されます。またデパートや高級フルーツ店で扱われる品種も多く、高いというイメージがあります。

日本に入って来る台湾バナナは、関税などの理由で高い値段で販売されています。しかし最近では安い値段の台湾バナナも増えています。

現地での値段は安い?

台湾バナナの代表格北蕉は、平均して100g当たり50円前後で販売されています。日本では100gあたり90円前後なので、やはり台湾で買ったほうが安いと言えるでしょう。特に夏は値段が下がり、時には4本~6本で100円以下で販売されることがあります。最も値段が高いのが冬の時期で、100gあたり220円前後で販売されることがあります。

台湾バナナの栽培方法は?

フィリピンバナナは規模なプランテーションで栽培されていますが、台湾バナナはバナナ農家によって生産されています。規模もフィリピンのものとは異なります。台湾バナナはフィリピンバナナより生育時間が長く、11か月から12か月が必要です。その分、濃厚で美味しいバナナが作られると言われています。

日本では沖縄などでわずかに国産のバナナが栽培されていますが、主に観賞用として家庭で育てることが多いようです。

『高地栽培』

台湾中部の南投県集集で生産される台湾バナナは、山蕉と呼ばれています。高知栽培のバナナとして有名で、サイズは小さいのですが果肉がイモのようにほくほくする美味しいバナナです。甘味酸味のバランスが絶妙で、一度は味わってみたい高級バナナです。あまり見かけることがないのですが、旅先で見かけたらぜひ味わってください。

『有機栽培』

台湾ではバナナの有機栽培も行われています。バナナは虫がつきやすく無農薬栽培は非常に難しいのだそうです。有機栽培のバナナはまだ少なく価格も高いものが多いのですが、安心して食べられるバナナとして人気上昇中です。まだ日本では輸入が少ないのですが、見かけたらぜひ味わってみてください。

台湾バナナの保存法と栄養

台湾バナナの保存は、常温で風通しのよいところに置きましょう。バナナを谷型に置いておくと、重みで下になった部分が傷んでしまうので、山型に置くかバナナスタンドなどに吊るしておくと長く持ちます。バナナの最適保存温度は15~20度なので、夏の暑い時期は新聞紙に包むか、1本ずつビニル袋に入れて冷蔵庫に入れるのもおすすめです。

夏は冷凍バナナもおすすめです。皮をむいて1口大に切って冷凍します。食べるときは15分ほど自然解凍するとアイスのようにシャキシャキとした食感が楽しめます。一方、冬は寒すぎると熟成が止まってしまうので、リビングなど暖かい場所に置いておくといいでしょう。

バナナにはカリウムがたくさん含まれています。その他にもビタミンB群やC、食物繊維、ポリフェノール、葉酸、マグネシウム、食物繊維と多くの栄養素を含んでいます。消化もよく朝食にもぴったりです。夏の暑い時期は夏バテ予防にもなります。

品種他や特徴はさまざま!台湾バナナを味わおう

子供のおやつやダイエットにも人気があるバナナ。手軽に栄養を取ることができる人気のフルーツです。日本ではフィリピン産のバナナが主流ですが、台湾産のバナナは濃厚な甘みと美味しいさがあり、一度食べたら忘れられない味です。最近ではスーパーでも見かけることが多くなったので、ぜひ台湾バナナを味わってください。

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この記事のライター
Momoko

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