日の出製麺所は営業時間1時間の香川のうどん屋！お土産にも喜ばれる名店！

うどん県としてPRしている香川県には数えきれないほどのうどん店があり、美味しいうどんを求めて全国から多くの人がやってきます。そんな数あるうどん店の中でも、日の出製麺所は唯一無二の存在感を放つ大人気店。

今回は、日の出製麺所の人気の理由をはじめ、営業時間や定休日、そしてお土産情報にいたるまで余すことなくご紹介します。

そもそも香川県はなぜうどん県と呼ばれるほど、うどんが盛んなのでしょうか。うどんが美味しいお店というのは全国各地にありますが、ここまで多くのうどんの製麺所・飲食店があるのは香川県だけです。

まずは、さぬきうどんに不可欠な小麦・塩・醤油の3つに着目して、香川県でうどん作りが盛んな理由を見てきましょう。うどんの魅力を知れば知るほど、ますます食べに行きたくなるはずです。

1つ目の理由は、うどんの原料となる小麦作りに香川県の気候が適していることです。香川県は、年間を通して比較的温暖であり、晴れの日数が多く降水量が少ない地域として知られています。

雨が少ないことからため池をたくさん作り、稲作水田が発展していく過程で、稲作と小麦の二毛作が普及していきました。そうして小麦の栽培も盛んになったことで、うどん作りも盛んになっていったというわけです。

また、小麦は醤油づくりにも欠かせない原料です。小麦の収穫に適した香川の気候が、いかいにうどん作りに影響を及ぼしたのかが分かります。

2つ目の理由は、うどんの原料となる塩作りが盛んで、良質で豊富な量の塩を生産していることです。香川県は瀬戸内海に面し、海水から塩を作る好条件が揃っていたことから、江戸時代から塩作りが進められてきました。

ピーク時は国内生産量の9割を占めていたほどで、今では塩というのは香川県の名産品にもなっています。うどん作りに欠かせない塩も質が良いことで、美味しさにもさらに良い影響を及ぼしているのです。

3つ目の理由は、醤油づくりの技術を学んだことです。醤油というのは、うどんを美味しく食べるのに欠かせない存在。しかし昔の醤油づくりは江戸など都市部のみで行われていました。

塩の産地として発展した香川は、塩の販売のために全国を回るうちに醤油づくりの技術を習得していったと言われています。塩の製造に成功したことで、醤油の技術も学ぶことができ、こうしてうどんが盛んになる条件も揃っていったのです。

香川県には数百件にも及ぶうどん店があり、お店によって特徴も違います。また、うどんの提供スタイルにも違いがあり、定員が注文を聞きにくるテーブルオーダ式のスタイル、うどんの注文からトッピングまで移動しながら自分で運ぶセルフスタイルがあります。

さらに製麺所が施設の一角を利用してうどんを提供するスタイルもあり、今回紹介する日の出製麺所はこれに当てはまります。製麺所のうどんということで、できたての麺が味わえるのが大きな魅力です。

手打ちならではの美味しさを存分に味わえる日の出製麺所。ここでは日の出製麺所の営業時間や定休日も含め、お店の特徴を4つご紹介します。

日の出製麺所は、昭和5年に創業した老舗の製麺所です。当時は製麺所として麺の製造しか行っていませんでしたが、店頭で食べさせてほしいという声が多かったこと、さぬきうどんブームが起きたことで、今のようなスタイルになったそう。

一般的なうどん店と違い、製麺所の一角で食べられる場所というのは限られているので、日の出製麺所は香川県内でも貴重な場所と言えます。

日の出製麺所が名物店となっている理由のひとつに、営業時間の短さも挙げられます。製麺所ならではの美味しさに加え、お昼の1時間しか営業時間がないという状況も、多くの人とって特別感を与えています。なお定休日は不定休となっています。

実際の営業時間は11時30分から12時30分まで。この1時間を目掛けて大勢の人が集まるので、行列ができることが日常茶飯事です。お客にとっては、プレミアム感溢れるうどんを食べに行くのが楽しみでもあるのです。

駐車場も確保されていますが、満車になることも多々あります。週末は駐車場がさらに拡大されるので、多少余裕はありますが、それでも人気店なので人も車もいっぱいと考えておいた方が良いでしょう。

日の出製麺所のできたてうどんを食べる際、麺は2種類あります。最初の100食は国産小麦「さぬきの夢」100%のうどん、それ以降はブレンドの小麦で作った麺が提供される形になっています。

国産小麦「さぬきの夢」の麺は、やはり一般的な外国産小麦を使った麺と異なり、色味やコシも違います。1日100食しか提供されないので、開店前から並ぶこと必須。食べる価値のあるうどんなので、ぜひ早めの来店をおすすめします。

うどんを食べた後は、日の出製麺所のうどんをお土産に買って帰るのが定番です。レジの横にお土産コーナーがあり、日の出製麺所のお土産がいろいろと販売されています。

また、お土産の販売だけなら9時から17時まで行っているので、営業時間中の好きなタイミングでお土産だけ買いに行くこともできます。定休日も基本的にないので、大概行けば買える状態です。

うどんは種類がいくつもあるのでお土産に複数買うと良いでしょう。そしてうどんのお土産以外にも、ぶっかけ用の醤油やかけだしなども販売されているので、うどんと合わせてお土産に購入すれば家でも簡単に美味しうどんが食べられます。

日の出製麺所で注文するうどんは、あつい・冷たい・ぬるい・釜玉の4つから選ぶことができます。小1玉はなんと100円という安さ。釜玉のみ値段が違いますが、それでも小1玉160円と値段の安さも大きな魅力です。

サイズは中、大と玉を増やせるので、希望の量を伝えましょう。だし・醤油・天かす・ネギなどは無料で、セルフサービスでうどんを完成させます。天ぷらや温泉卵などは有料になります。

様々な組み合わせや食べ方が楽しめる日の出製麺所で、特に人気が高い食べ方を3通りご紹介します。ぜひ参考にして、うどんをより一層美味しくいただきましょう。

まず1つ目に紹介する人気の食べ方は、釜揚げ玉子うどんの「釜玉」です。熱々に茹で上がったできたてのうどんに生卵を落とします。うどんにからめて半熟のような状態になれば、専用の醤油を少したらして基本が完成です。

上にかけるトッピングは、しょうが・ネギ・天かすの3種類がベスト。シンプルながら釜玉うどんの美味しさが一番わかる食べ方です。釜玉うどんが好きな方も、初めて食べるという方もその美味しさにハマること間違いなしです。

2つ目に紹介する人気の食べ方は、しょうゆうどんと温泉玉子の組み合わせです。冷たいうどんで最初にオーダーし、醤油とトッピングの温泉玉子・しょうが・ネギ・天かすを豪快にかき混ぜて食べます。

醤油とうどんの相性が抜群で、そこに絶妙なゆで加減の温泉玉子が混ざり合うことで美味しさが何倍にも増します。特に暑い夏にツルッと食べたい1杯です。

3つ目に紹介する人気の食べ方は、ぶっかけうどんと温泉玉子の組み合わせです。ぶっかけうどんには温泉玉子が欠かせません。ぬるいうどんでオーダーし、ぶっかけ専用のつゆをお好みの量かけます。

薬味は天かすやネギなどこちらもお好みでトッピングしましょう。ぶっかけうどんは天ぷらもよく合うので、ここに有料トッピングの天ぷらを豪快に乗せるのもおすすめです。

それでは日の出製麺所の気になる食レポをお伝えします。日の出製麺所のうどんは美味しいと評判が高く、グルメサイトやブログなどたくさんの食レポや口コミが投稿されています。

かけだし、ぶっかけ、釜玉などいろいろなうどんが楽しめる日の出製麺所ですが、ここでご紹介したいのは「さぬきの夢」のうどんです。1日100食限定のため、限られた人しか食べられない貴重な麺です。

香川県産の小麦「さぬきの夢」は、うどんのために開発された小麦です。茹で上がった麺は黄色みがかっており、国産小麦ならではの色合い。美しいツヤを持ち、モチモチ食感でコシの強さをしっかり感じられ、食べごたえもたっぷりです。

「さぬきの夢」のうどんを食べるために、開店前の早い時間から並ぶ価値は十分にあります。この美味しさを求めて地元のみならず全国から観光客やグルメ通がやってきます。

うどんには好きなだし、トッピングをかけることができます。セルフスタイルの日の出製麺所でユニークなのは、ネギを自分で切るところです。丸々ネギがテーブルに置かれているので、ハサミを使って自分で刻みます。

好きなだけ入れられますが、常識の範囲内でカットするようにしましょう。その他の天かすやしょうがなどのトッピングも合わせれば、自分好みのうどんが味わえます。

日の出製麺所はセルフスタイルです。まずお店の入口でうどんの麺を注文し、それから席に着きます。自分のうどんが呼ばれたら取りに行き、好きなだしをかけましょう。

温かいかけだし・ぶっかけだし・だし醤油から選べます。だしをかけたら、テーブルにセットしてあるトッピングをかけ、必要なら有料のちくわ天・あげ・味付肉なども追加できます。

食べ終えたらレジで、何を食べたか自己申告して精算します。会計の時に忘れないよう、自分が食べたものは有料トッピングも含めて覚えておくようにしましょう。

日の出製麺所の基本情報を紹介します。お昼の1時間しか食事営業しないため、アクセス・営業時間・定休日・駐車場などの情報はスムーズに利用するためには事前に知っておく必要があります。

お店の基本情報を抑えたうえで、実際にいつ日の出製麺所へ食べに行くかの計画を立てることをおすすめします。

お店へのアクセスは、車か電車を利用することになります。車なら、瀬戸中央自動車道坂出ICから約3分、また瀬戸中央自動車道坂出北ICから約5分となっています。

電車の場合、最寄り駅はJR坂出駅です。香川県の中心地からなら、JR高松駅から約15分でJR坂出駅に到着します。坂出駅からは歩いて10分ほどでお店に行くことができます。

日の出製麺所自体の営業時間は、平日9時から17時まで、土日祝日が9時から16時となっています。ただし食事ができる時間帯は11時30分から12時30分なので注意しましょう。12時30分までに並んでいれば、店内で食べることができます。

お土産の販売は日の出製麺所の営業時間に合わせて、平日9時から17時まで、土日祝日が9時から16時です。お昼の時間に間に合わなくとも、お土産は購入できるので安心です。

定休日は特にありません。定休日として決まっていませんが、不定休で休みになる時はあります。定休日については、来店の前にお店に確認しておくと良いでしょう。

日の出製麺所の電話番号は0877-46-3882、ファックス番号は0877-46-0164です。店舗の営業時間や定休日のの問い合わせや商品についての問い合わせはこの電話番号にかけると良いでしょう。

また、公式ホームページではメールでの問い合わせも受けつけています。公式ホームページでうどんの通販も行っているので、お店まで足を運べないという人や営業時間や定休日が気になる人は、通販を利用して日の出製麺所の麺やセットを注文する方法もあります。

気になる駐車場情報です。駐車場はお店の隣に12台停められるようになっています。正面向いの駐車場も4台と12台の駐車スペースが設けられています。

土日祝日になると駐車場が拡大するというのもありがたいポイントです。土日祝日は北側の反対車線に30台の駐車場が確保されるので、合計で58台停めることができます。

1時間の営業時間しかありませんが、お土産の購入などにも駐車場を利用できます。駐車場がいっぱいの場合は、周辺の有料駐車場を探すことになります。最寄り駅の坂出駅などに駐車場があります。

いかがでしょうか。香川県の日の出製麺所は、これだけたくさんの魅力が詰まった場所です。できたての麺をその場で食べられるのが製麺所の魅力。日の出製麺所のこだわりの麺を、思う存分に味わいましょう。

営業時間や定休日などに注意する必要がありますが、香川県へ美味しいうどんを食べに行くならぜひ出製麺所へ足を運んでみてはいかがでしょうか。