鬼怒川温泉ロープウェイに乗って丸山山頂へ！観光の見どころやアクセス方法は？

栃木県にある鬼怒川温泉は栃木の中でも有名な観光地です。この鬼怒川温泉からほど近い場所にあるのが鬼怒川温泉ロープウェイです。鬼怒川温泉ロープウェイは麓にある温泉山麓駅と丸山山頂駅をつなぐ唯一のロープウェイとなっています。

こちらのロープウェイを使うことでおさるの山や山頂にある展望台など数多くの絶景スポットを楽しむことができます。紅葉の季節に観光するのも人気があります。ここでは鬼怒川温泉ロープウェイのアクセスや見どころ、割引券などの情報をまとめました。

鬼怒川温泉ロープウェイは栃木県日光市にあるロープウェイです。鬼怒川温泉は箱根や熱海と並んで東京の奥座敷とも称される、日本有数の温泉観光地です。こちらの鬼怒川温泉には年間で200万人以上もの観光客が訪れていると言われています。

鬼怒川温泉地帯は鬼怒川の上流に位置しており、鬼怒川温泉ロープウェイも丸山山頂駅からの景色は鬼怒川温泉一帯を見渡せる素晴らしい景観が持ち味です。日光を訪れた際はぜひ鬼怒川温泉ロープウェイを利用してみてください。

鬼怒川温泉ロープウェイは温泉山麓駅から出発し丸山山頂駅まで運行しています。駅と聞くと電車のような物を想像してしまうかもしれませんが、そこまで大きな施設ではなく比較的こじんまりとしています。

またこの二つしかロープウェイで利用されている駅はないため、どこの駅を出発してどこまでいくかなどをいちいち覚える必要はありません。シンプルなロープウェイ乗り場となっているため初めて訪れる人にも何ら問題はなくおすすめです。

まずは鬼怒川温泉ロープウェイの料金や時刻表、割引券などの情報をまとめていきます。鬼怒川温泉ロープウェイは丸山山頂駅に着いた後にもただ引き返してくるだけには留まらない魅力がおすすめのため、ぜひ詳しい情報を知っていきましょう。

まずは鬼怒川温泉ロープウェイの利用料金についてです。ロープウェイの往復利用料金は中学生以上の大人が1100円、70歳以上が950円、4歳から小学生までの子どもが550円、障害者料金が850円となっています。

またペットも同伴させることができます。ペットは一匹につき300円支払うことで鬼怒川温泉ロープウェイを利用することができます。あまりペットを同伴させる人は多くありませんが、ペットを飼っている方は考えてみても良いでしょう。

ペットを連れて行く場合は丸山山頂駅でおさるの山に行くことも考えなければなりません。おさるの山に入る猿たちは興奮していることも多いため、二人以上の複数で訪れ、片方ずつ愛犬と一緒に待つ方が無難と言えるでしょう。

鬼怒川温泉ロープウェイを利用する際には割引券も念のためチェックしておきましょう。鬼怒川温泉ロープウェイの割引券は観光案内所や近隣のホテルに置かれていることが多いです。

中でもホテルのカウンターなどに割引券が置かれていることが多いため、鬼怒川温泉に宿を取っている人は割引券がないか出かけに確認してみることをおすすめします。観光案内所に寄る際も同様です。

割引券は鬼怒川温泉ロープウェイの利用料金を50円割引してくれるものがあります。子供料金も30円割引されるため、おさるの山へのアクセスを考えている人には嬉しい割引券となるでしょう。

続いては鬼怒川温泉ロープウェイの時刻に関してです。鬼怒川温泉ロープウェイは9時30分から15時54分の最終まで30分置きで運行しています。最後の便だけは16時ではなく、15時54分出発となっています。

随時運行というわけでもないため、丸山山頂までロープウェイを利用してアクセスする際は時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくことをおすすめします。休日の場合は16時30分まで運行しています。

土曜、日曜、祝日の場合はお客さんの込み具合や定員数、待ち時間も関係してくるため不定期での運行となっています。しかし遅くとも20分置きと決められているため、平日訪れたとき以上に待たされるということはありません。

鬼怒川温泉ロープウェイは温泉山麓駅にコインロッカーやお土産売り場も用意されています。曜日や混雑具合にもよりますが、ロープウェイの運行は休日の場合、20分置きにされていることが多いため時間もあるでしょう。

次のロープウェイの出発までの待ち時間をお土産品売り場を見て待つのもおすすめです。栃木県日光市ということもあり猿にまつわるお土産が多くあります。少しでも荷物を軽くしたいという人はコインロッカーに荷物を預けるのがおすすめです。

鬼怒川温泉ロープウェイは出発の際にスピーカーでアナウンスがなされます。温泉山麓駅周辺にいればスピーカーからのアナウンスを聞き漏らすことはないでしょう。紅葉の季節は特に人気があるため、外の紅葉を見に行くのも良いかもしれません。

鬼怒川温泉ロープウェイは丸山山頂駅にアクセスした後の観光も楽しみのひとつです。丸山山頂駅に着いた後は以下の三つのスポットに訪れてみてはいかがでしょうか。どれも栃木県日光市鬼怒川という観光地を楽しむのにおすすめのスポットです。

温泉山麓駅から丸山山頂駅まではロープウェイでおよそ3分半の移動となります。これくらいであれば特に問題なく移動できる人がほとんどではないでしょうか。標高差がある分、山頂からの展望もより一層際立って見えることでしょう。

ロープウェイが通るルートの傾斜は急で、ふもとにある温泉山麓駅が標高400メートル、山頂の丸山山頂駅が730メートルのため、およそ330メートルの標高差を3分半で移動することとなります。全長は621メートルと言われています。

丸山山頂駅に着いた後に楽しみたいスポットの一つ目はおさるの山です。おさるの山は後述する展望台のすぐ隣に位置しているため場所が分からなくて迷うこともないでしょう。おさるの山では猿山にいる猿たちと触れ合うことができます。

猿山とのあいだには金網が敷かれているため観光客に危害を加えるようなことはありません。しかし金網越しに猿の手が伸びてくることはあるため、掴まれたり引っ張られて困るような貴重品には注意を払っておきましょう。

おさるの山では猿の餌を100円で購入してあげることができます。猿に餌をあげられる機会はそうそうないため、おさるの山を訪れた際はぜひ一度トライしてみてはいかがでしょうか。100円という低価格のためコスパが良いのもおさるの山のうれしいメリットです。

続いての山頂でのおすすめスポットは温泉神社です。温泉神社は山頂の奥の方にありますが、徒歩ですぐに行って帰って来れるほどの距離のためおさるの山や展望台と一緒にセットで楽しんでみてはいかがでしょうか。

温泉神社自体はそこまで大きな神社ではありませんが、毎年8月には花火大会や社例祭などのイベントもあるためこの時期に合わせて行ってみるのもおすすめです。山頂にあるため少し階段を上る必要がありますが、徒歩でも1分ちょいのため大丈夫でしょう。

鳥居があり、脇道にはかつて使われていたハイキングコースを望むことができます。現在では使われていませんが雄大な景色を楽しむことができるため、山頂に来たら自然の雰囲気を空気いっぱいに感じることができるでしょう。

丸山山頂展望台は山頂にある施設群の中でも際立って1番高い建物です。展望台という名にふさわしく、ヒノキで作られた立派な展望台となっています。 展望台の標高は700メートルを越えるため、鬼怒川温泉付近を高い位置から見渡すことができるおすすめの場所です。

天気が良い時には東京スカイツリーまで見える他、紅葉の季節には特に観光客も多く写真映えするスポットとなっています。壮大な景色もさることながら展望台自体もおしゃれな造りとなっており、山頂を訪れる人の目を楽しませています。

鬼怒川温泉ロープウェイは四季を満喫できることでも評判です。春は神社の横の桜の木が見頃となり、神社をはじめとした丸山山頂全体の景観がとても素晴らしいものとなります。季節的にも春は歩きやすい時期のため、この時期に観光するのも良いでしょう。

前述の通り夏は花火大会や祭りがあり、普段とは少し違った丸山山頂の風景を楽しむことができるでしょう。秋は紅葉が見頃となるため、冬を除いて春夏秋とそれぞれの季節を楽しむことができるのも鬼怒川温泉ロープウェイの特徴です。

鬼怒川温泉ロープウェイは家族連れにもおすすめです。自然を満喫できること、猿と触れ合える事、展望台からの景色を眺めることなど温泉街も含めて健康的なアクティビティに溢れているのが鬼怒川温泉ロープウェイ付近です。

おさるの山もエサをやるため、スプーンがついたスティックを無料で借りることができます。鬼怒川温泉ロープウェイで子供に餌やり体験をさせたいと考えている人も、子供の怪我の危険性を考えることなく楽しむことができるでしょう。

次に鬼怒川温泉ロープウェイへのアクセス方法についてです。鬼怒川温泉ロープウェイに来るには公共交通機関を利用する方法と、自家用車で来る方法の二つがメインのアクセス手段となっています。

気をつけなければいけない点として、鬼怒川温泉駅からロープウェイの発着場である温泉山麓駅までは2.5kmと徒歩で行くにはかなりの距離があることがわかります。まして荷物がある状態では歩くことは難しいでしょう。

温泉山麓駅に着いた後は所要時間1時間から1時間ほどあれば、今まで紹介した全てのスポットを見て回れるため便利な観光地といえるでしょう。事前に自分に合ったアクセス方法を確認しておきましょう。

公共交通機関を使ってアクセスする場合、東武鉄道鬼怒川線の鬼怒川温泉駅で下車し、そこから徒歩30分となっています。タクシーでのアクセスだと10分ほどのため、タクシーを使うのもアリでしょう。

鬼怒川温泉駅から仲町を経由し、鬼怒川公園行きの路線バスに乗ることで、ロープウェイ前で下車することでも鬼怒川温泉ロープウェイ乗り場にアクセスすることができます。いずれにしろ鬼怒川温泉駅からの徒歩は避けた方が無難と言えるでしょう。

マイカーを利用してのアクセスの場合は、日光宇都宮道路、今市インターチェンジから15キロとなっています。およそ25分ほどかかりますが、近くの温泉街も一緒に観光できるためマイカーでのアクセスもおすすめです。

鬼怒川温泉ロープウェイの発着場前の道路は車1台が通れるほどの広さしかないため、運転の際は充分に気をつけましょう。近くには看板や標識が至るところに出ているため、近くに来てからも安心です。

マイカーでアクセスする人にとって特に気になる駐車場情報ですが、70台分の駐車スペースが確保されています。鬼怒川温泉ロープウェイ周辺自体がそこまで滞在時間の長いものではないため、充分と言えるでしょう。

公共交通機関でもマイカーでも問題なくアクセスできる場所にあるため、近くに住んでいる人にも遠くに住んでいる人にもおすすめできる観光地です。猿と触れ合える貴重な機会を簡単に得られるのも鬼怒川温泉ロープウェイの大きなポイントです。

鬼怒川温泉ロープウェイを実際に利用し、おさるの山や展望台などを観光した人の口コミはどうなのかも気になるところです。鬼怒川温泉ロープウェイを利用した人の感想の多くは好意的な言葉が多く載せられていました。

これは鬼怒川温泉ロープウェイ自体がコンパクトにまとまった観光地であることに起因しているでしょう。鬼怒川温泉ロープウェイは3分半という乗車時間で700メートル以上の標高まで登れる上、登った後の見どころがわかりやすくまとまっています。

鬼怒川温泉ロープウェイは黒のブラインドガラスがゴンドラにつけられています。その結果、ロープウェイから眺める景色が生で見た時と少し色味が違って見えると感じる人が多いようです。またロープウェイの中は夏場は暑いとの意見もありました。

一方で鬼怒川温泉ロープウェイを利用した人の多くはその景観に満足しています。中でも紅葉の時期が見頃で、展望台からも美しい紅葉を見ることができます。神社と紅葉の組み合わせも非常に趣があるため、可能であれば紅葉の時期に行きたいものです。

栃木県日光市にある鬼怒川温泉ロープウェイについてまとめてきました。鬼怒川温泉ロープウェイはおさるの山や展望台、温泉神社などが徒歩で行ける圏内にあるためおすすめの観光地です。割引券もある上、猿へのエサやり体験をすることもできます。

特に紅葉の時期は周囲の山々が赤に染まるため、紅葉の時期が最も人気があります。また自然が織りなす大パノラマも絶景のため、数多くの人々の求めているものを鬼怒川温泉ロープウェイで満たすことができるでしょう。