オロロンラインとは?
小樽から稚内までの約380㎞の海岸を走る道を「オロロンライン」といいます。地元の北海道民でも休憩を含めて7時間以上かかるドライブウェイです。とにかく景観が素晴らしくて、自然豊かな日本海が織り成す絶景は、心を奪われます。
「オロロンライン」は、7時間以上ドライブするのですが、その時間を感じさせない、観光スポットも満載です。走るだけで、北海道を満喫できますので、「オロロンライン」そのものが名所であり、観光スポットといます。
「オロロンライン」をドライブする場合は、北上するコースをおすすめします。北上するなら常に海側の車線を走ることになりますので、日本海の自然景観を楽しめ、天売・焼尻の島々や利尻富士を悠々と堪能できます。
オロロンラインのお酒スポット!国稀酒造(増毛町)
「オロロンライン」の観光スポットにもなっていますが、日本で一番北にある酒蔵が、増毛町の「国稀酒造」です。
北海道民ならば、知らない酒飲みがいないほど有名な日本酒です。「国稀」は、初代本間泰蔵が、明治15年が創業しました。今では、北海道内各地に出荷されますので北海道民なら、一度は口にしたことがあるではないでしょうか。
「国稀酒造」では、利き酒コーナーがありますので、ドライブ中運転しない方は、その場で旨い利き酒をいただけます。また、売店もありますので、お土産など購入できます。資料室では、明治から続く「国稀」の歴史に触れることができます。肝心なお酒の味ですが、「北海道の水で磨かれた清廉で滑らかな喉越しとほのかに舌に残るコメの甘み」ですので、酒好きにはたまらないスポットです。
住所:北海道増毛郡増毛町稲葉町1-17
電話番号:0164-53-1050
オロロンラインで一番の景観!黄金岬
北海道の日本海側をドライブする「オロロンライン」では、多くの場所で海に沈む夕日の絶景が眺められます。その中でもベストスポットなのが、この「黄金岬」です。かつては、押し寄せてくるニシンの見張り台でもあった岬です。夕陽に映し出され群来するニシンの群が、キラキラと黄金色に輝きながら岸をめがけて押し寄せたことから「黄金岬」と呼ばれるようになりました。
「黄金岬」から海を見ると、柱を積重ねたような荒々しい奇岩が幾つも並ぶ独特な景観を見ることができます。また、沖に沈む夕陽は、全てのものを染めつくします。その眺めは「日本一の落陽」と称され、人々に感動を与えています。キャンプ場は、無料ですがゴミは、必ずお持ち帰り下さい。売店・食堂は4月中旬~10月中旬の間営業しています。
住所:北海道留萌市大町2丁目
電話番号:0164-42-1801
オロロンラインで歴史も知る!おびら鰊番屋
「おびら鰊番屋」は現在、道の駅になっています。敷地内には観光交流センター(歴史文化保存展示ホール・特産品販売コーナー)と食材供給施設(レストラン鰊番屋)と旧花田家番屋(重要文化財)の3つの施設があります。
重要文化財・旧花田家番屋は、国の重要文化財に指定されています。道北地方の日本海側は、江戸時代よりニシン漁でたいへん栄えました。その最盛期は、明治から昭和初期です。その隆盛は、歴史的な建造物をとおして、現代に伝えています。
ニシンの番屋といえば、余市町が有名ですが、こちら旧花田家番屋は、その規模からいうと道内最大規模です。一攫千金の夢を果たした人の姿に思いを馳せる事ができます。内部の見学は無料ですので、「オロロンライン」でドライブされたら、ぜひお越しいただきたいスポットです。
住所:北海道留萌郡小平町字鬼鹿広富
電話番号:0164-56-1828
オロロンラインで北海道の大きさがわかる!サロベツ原野
北海道の最北端に広がる湿原で、広さが、2万3000haもある広大な観光スポットです。「利尻・ 礼文・サロベツ国立公園」に指定されています。 初夏から秋にかけて、ここでしか見ることができない湿原植物や花が原野を彩ります。「北のカナリアたち」のロケ地に使われた場所としても有名です。
道北で、この「サロベツ原野」ほど、北海道らしい景観はありません。真っ直ぐ伸びる道路に草原と海と空だけが、ただひたすら広がる景色は、他では味わうことができないでしょう。「オロロンライン」をドライブしたら、見逃してはいけないスポットです。
住所:北海道天塩郡豊富町徳満
電話番号:01632-5-1111(幌延町役場)
オロロンラインの観光名所!オトンルイ風力発電所
日本海を見ながら、「オロロンライン」をドライブしていますと、幌延町に風力発電の風車が延々と並んでいる景観を見ることができます。この風車群が「オトンルイ風力発電所」です。約3kmにわたり等間隔に並ぶ風車の異景は、ここでしか見ることができないドライブスポットです。
2003年2月に本格始動を開始した「オトンルイ風力発電所」総出力21000キロワットです。この発電量は、一般の家庭が1年間に消費する電力の12000世帯分に相当し、火力発電と場合と比べて、CO2の排出量で約35000トンの削減になるそうです。自然のチカラの凄さを感じますが、同時に人間の知恵の偉大さも感じ入ることができる壮大な風力発電所です。
オロロンラインで癒やされるかも?トナカイ牧場
稚内に向かって「オロロンライン」のドライブを進めていきますと少し内陸にそれたところに「トナカイ牧場」があります。「オロロンライン」から少し外れていますが、おすすめの観光スポットです。
とてもめずらしいトナカイの牧場では、100頭以上のトナカイが、自然の中で悠々と飼育されています。牧場内には、ノースガーデンで花を愛でることができ、レストランで食事もできますので、ドライブの休憩ポイントとしてもおすすめできます。
住所:北海道天塩郡幌延町字北進398
電話番号:01632-5-2050
オロロンラインを通れば必ず見たい!利尻富士
「オロロンライン」を北上して稚内に近づきますと、日本海にひときわ綺麗な山を見ることができます。その山は、利尻山ですが、日本最北の島に美しい姿を見せる標高1,721mの独立峰「利尻富士」とも呼ばれています。
「利尻富士」は、利尻礼文サロベツ国立公園内の山域は特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山、花の百名山及び新・花の百名山に選定されています名峰です。
【利尻富士町役場】
住所:北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字富士野6
電話番号:0163-82-1111
オロロンラインでちょっといっぷく!羽幌サンセットプラザ
「オロロンライン」を稚内に向かって進めますとドライブの疲れも出るのではないでしょうか?そこで、温泉で見も心もリフレッシュをおすすめします。
「はぼろ温泉サンセットプラザ」は、北海道羽幌町の温泉ホテルです。大浴場や露天風呂も兼ね備えていて、日帰り入浴もできます。またレストランでは、羽幌の特産品を使った美味しい料理をいただくことができます。
オロロンラインで必ず食べたい!浜のかあちゃん食堂
稚内に向かって「オロロンライン」をドライブしていますと、当然、お腹が空いてきます。そこで、おすすめなのが甘エビです。「オロロンライン」の名物にもなっていますので、どの店に入っても美味しいのですが、今回は「浜のかあちゃん食堂」をご紹介します。羽幌フェリーターミナル内にあり、安くて、ボリュームがあって、旨い料理を味わえます。朝からオープンしていますので、朝食にもおすすめです
住所:北海道苫前郡羽幌町港町1-51 羽幌フェリーターミナル
電話番号:0164-62-1774
オロロンラインの必須グルメスポット!おろろん食堂
小樽から稚内までの約380㎞の海岸を走る「オロロンライン」ドライブで、欠かせないのが、「おろろん食堂」です。名前もいい感じです。
「おろろん食堂」は、お隣の「山田水産」がやっているお店で、目利きで仕入れた新鮮な魚介を味わえます。地元の甘エビを丼ぶりにした「甘えび丼」が人気メニューです。
予約制ですが、甘エビの食べ放題も可能ですので、エビ好きの方にはたまらない時間を過ごせます。また、「山田水産」で買った新鮮な魚介類は、地方発送もできます。
住所:北海道苫前郡羽幌町北4条1丁目
電話番号:0164-62-4815
小樽から稚内に向かって、日本海を延々と眺めながらドライブすることができる「オロロンライン」は、広い北海道といえども、最も優れた最も長い名所なのではないでしょうか。
オロロンライン周辺のグルメ・観光スポット!まとめ
道中には、様々な大自然の景観や観光スポットがあります。稚内に近づくと日本海に浮かぶような利尻富士や黄金岬などから見える日本海に点在する奇岩の数々も素晴らしい景観です。サロベツ原野では、只々広い北海道に魅了され、オトンルイ風力発電所の風車の景観は圧巻です。
甘エビを始めとする、日本海の新鮮な魚介類を味わうこととも「オロロンライン」ドライブの楽しみです。小樽から始まるグルメも稚内で終わるときのグルメもどうぞ、「オロロンライン」の名物をご堪能ください。
長いドライブになりますので、無事故・安全にご注意ください。「オロロンライン」で良い思い出となる旅をお楽しみください。
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