秩父で桜を満喫できるおすすめスポットは？一度は行きたい人気の場所を紹介！

秩父と言えば東京の都心からも電車で乗り換えなしで行ける非常にアクセスしやすい観光スポットです。ちなみに秩父は桜の名所としても有名で、きれいな桜を楽しめるスポットがいたるところに点在しています。そこで今回は秩父で特におすすめの桜スポットをいくつかご紹介します。

秩父というと「埼玉の山奥」というイメージをお持ちの方も多いでしょうが、実はかなり気軽に行ける桜スポットです。

例えば東京の池袋からは秩父行きの特急が出ていて、これを使えば1時間ちょっとでアクセスすることができます。東京からのアクセスもしやすい桜スポットになっています。

秩父は駅前周辺は比較的開発されていますが、少し歩くとすぐに大自然が広がる住みやすいエリアです。

最近では都心から秩父へ移住してくる人も多く、都会の喧騒を忘れたい人にはもってこいでしょう。

秩父の桜スポットへアクセスする場合はまず西武秩父駅へ行くのが第一歩です。そしてそこから各々の場所へ移動する形です。

今回は秩父の桜スポットの特徴とともに、そこまでのアクセス方法も簡単にではありますがご紹介します。

秩父周辺の桜スポットの1つ目が『北桜通り・南桜通り』です。この『北桜通り・南桜通り』は長瀞駅のすぐそばにある桜スポットです。

『北桜通り』は約2.5キロメートルにわたって、『南桜通り』は約1.5キロメートルにわたって桜並木が続きます。

秩父鉄道秩父本線の長瀞駅の近くなのでアクセスもしやすく、それでいて合計600本近い桜が鑑賞できます。

また『北桜通り・南桜通り』の桜は道路沿いに植えられており、徒歩だけでなく車や自転車でも楽しめます。見頃は4月上旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの2つ目が『野土山』です。秩父『野土山』は珍しい桜の雑木林を楽しめる人気スポットです。

普通桜の木というと川沿いなどに植樹されたものが多いですが、秩父『野土山』は大自然のなかに桜の木があって風情があります。

この秩父『野土山』は桜の木の数自体は100本とそこまで多くないですが、2ヘクタールの広さに雄大に咲いている桜は見ごたえがあります。

また雑木林ではありますがきれいに並木道が整備されているのでゆっくり散策したい人にもおすすめです。見頃は4月上旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの3つ目が『通り抜けの桜』です。この秩父『通り抜けの桜』はヤエザクラが楽しめるスポットです。

私たちが普段よく見るソメイヨシノはだいたい3月下旬頃から見ごろを迎えますが、このヤエザクラは少し開花が遅めです。

そのため世間的には桜の見頃が終わったくらいがちょうど秩父『通り抜けの桜』の満開の時期になります。

シーズンになるとライトアップもあり、約500本のヤエザクラは迫力があってインスタ映えにももってこいです。見頃は4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの4つ目が『宝登山神社』です。この『宝登山神社』は災難除けの御利益があると人気の神社です。

『宝登山神社』は若い女性を中心に大人気のパワースポットですが、実は桜の名所としても有名です。

桜を楽しめるのは秩父『宝登山神社』のちょうど参道のあたりで、境内へ向かう途中で桜を楽しめます。

また秩父『宝登山神社』は長瀞駅から徒歩10分ほどの場所にあり、アクセスしやすい桜スポットと言えます。見頃は4月上旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの5つ目が『昌福寺』です。秩父には歴史あるお寺が数多くあり、それらはかなりの確率で桜の名所です。

例えば秩父の『昌福寺』は山の斜面にある小さなお寺で、門前にはきれいな枝垂れ桜が植えられています。

秩父『昌福寺』は山の斜面にあるお寺ですが意外とアクセスしやすく、武州中川駅から徒歩15分と車なしでも大丈夫です。

ちなみに『昌福寺』は少し標高の高いところにあり、見頃の時期が普通と比べると遅めなのでアクセスする際はそこを考慮しましょう。見頃は4月上旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの6つ目が『清雲寺』です。秩父『清雲寺』は1420年に建てられた非常に歴史あるお寺です。

この『清雲寺』が建立された時にエドヒガンと呼ばれる桜が植えられたのですが、何と現在も元気に咲き誇っています。

秩父『清雲寺』の見どころは何といっても樹齢600年のエドヒガンで、幹周りは何と3メートルもあります。

秩父の『清雲寺』は車でもアクセスできますが、シーズンになると人であふれるので武州中川駅から歩いてアクセスするのがおすすめです。見頃は3月下旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの7つ目が『法善寺』です。ここ『法善寺』には樹齢100年を超える大きな枝垂れ桜が2本あります。

ちなみにこれらの枝垂れ桜は天然記念物にも指定されていて、全国的に見てもかなり立派な桜と言えます。

また『法善寺』の敷地内には「弥陀の桜」と呼ばれる枝垂れ桜もあり、こちらも軽く樹齢が100年以上です。

『法善寺』は秩父鉄道秩父本線の野上駅から徒歩10分ほどでアクセスでき、秩父観光の際にはかなりおすすめです。見頃は4月上旬です。

秩父周辺の桜スポットの8つ目が『長泉院』です。秩父の『長泉院』は「よみがえりの一本桜」と呼ばれる枝垂れ桜が有名です。

この『長泉院』の敷地内には大きな杉の木があり、それの影響で枝垂れ桜は枯れる寸前まで行ったそうです。

しかし秩父のダム工事の際に杉の木が伐採されることになり、その結果枝垂れ桜は息を吹き返しました。

現在はそんなことも感じさせないほど元気に咲き誇っており、アクセスした人たちを楽しませてくれます。見頃は3月下旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの9つ目が『羊山公園』です。数ある秩父の桜の名所のなかで最も有名なのが『羊山公園』です。

この『羊山公園』は関東だけでなく全国的にも有名な桜の名所で、メディアで取り上げられることも多い場所です。

秩父『羊山公園』はソメイヨシノはもちろん芝桜も植えられており、運が良ければこれらのコントラストが楽しめます。

秩父『羊山公園』の最寄り駅は御花畑駅で、徒歩圏内で天気がよければ20分ちょっとでアクセスできます。見頃は4月上旬から4月中旬です。

秩父周辺の桜スポットの10つ目が『美の山公園』です。秩父の『美の山公園』は蓑山を整備して作った県立の自然公園です。

この秩父『美の山公園』は「国民休養地」とも呼ばれていて、地元の人たちに憩いの場となっています。

ちなみに秩父『美の山公園』には何と70種類以上もの桜が植えられており、その総数は8000本にものぼります。

ただし最寄りの皆野駅から秩父『美の山公園』までは少し距離があるので、タクシーなどでアクセスするのがおすすめです。見頃は4月中旬から5月上旬です。

今回ご紹介した秩父の桜スポットはまだまだ一部で、ほかにも桜を楽しめる場所がたくさん隠れています。それこそ秩父には観光地化していないような穴場の桜スポットも多く、そういった隠れ家的な場所を探すのも楽しいです。ぜひ春になったら秩父できれいな桜を満喫してみてください。