京都二条城の見どころ！周辺ランチから人気のライトアップもご紹介！

2017年は徳川幕府が終焉を迎えた年、つまり大政奉還の年から数えて150年目にあたりますので、記念の行事も多く、京都二条城がますます注目を集めています！この記事では、そんな二条城の見どころスポットや、人気のライトアップ情報、そして周辺のおいしいおすすめランチスポットも含めて一気にご紹介します。

1994年にはユネスコの世界遺産に登録され、日本のみならず世界中からも観光客が訪れる人気のスポットである二条城。修学旅行で訪れた人も多いのでは？1603年（慶長3年）に徳川家康が京都を訪れた際に泊まる所（宿所）として作った二条城、家康が征夷大将軍に任命された時に祝賀の儀式を執り行った場所でもあります。まさに江戸幕府が始まった場所ですね。

そして大政奉還により江戸幕府が終わったのもここ二条城。まさに江戸時際の始まりと終わりを見届けた歴史の目撃者でもあるのです。先に述べたように世界遺産にもなっていますし、国宝や重要文化財も数知れず。少し地味な印象もある二条城ですが、歴史を知れば知るほど面白く見どころのたくさんあるおすすめスポットです。

国宝に指定されている二の丸御殿、建物だけでも3,300平方メートルという規模を誇ります。内部には部屋が33部屋もあり、どの部屋の装飾もまさにきらびやか、豪華絢爛です。日本国内で創建時代からの姿をそのまま残している天守は非常に珍しく、その中でも御殿が現存しているのは4か所しかありません。そのうちの一つがこの二の丸御殿ということになります。

大政奉還が行われたのは一の間と二の間ですが、それぞれ48畳、44畳の大きさです。日本史上指折りの大きなイベントが行われたところを今でも見られるなんて不思議な感じですね。また、この二の丸御殿の廊下は「鴬張りの廊下」と呼ばれています。侵入者が入り込んでも、廊下を歩くと鶯が鳴くような音を立てるような仕組みになっているんですよ。

二の丸御殿に入るところにある門が重要文化財にも指定されている唐門です。1624年（寛永元年）から建造が始まりました。2013年に修復が行われ、金箔の貼り直しなどが行われたので当時の極彩色が蘇りました。

見どころの一つは、徳川家は葵の紋のはずなのに、菊の紋がたくさん装飾されているという点です。実は、明治維新後にしばらくの間皇室所有のものになった時代があり、その時に葵の紋の上から天皇家の菊の紋が張られたということです。

1602年（慶長7年）に小堀遠州によって建築が始められた書院造の庭園です。どこから見ても正面になるようにデザインされているので、八陣の庭とも言われています。ちなみに第1正面に当たるのがもちろん行幸御殿、第2正面に当たるのが大広間です。池の中には、鶴、亀、蓬莱の3つの島があったり、橋が架かっていたり、滝があったりといつまで見ていても飽きない見どころの多い庭園です。

二条城の本丸は16,800平方メートルの規模を誇りますが、その中心になるのがこの本丸御殿です。重要文化財に指定をされています。創建当時は二の丸御殿と同じサイズだったのですが、その後雷で焼け落ちてしまい、第15代将軍である徳川慶喜の時代に再建されました。しかしそれも明治14年に取り壊されました。

現在見られるのは、京都御所から旧桂宮邸を移築したものです。外から見ると2階建てになっているのですが、実は中2階があるので、実質は3階建てという珍しい建築スタイルを取っています。残念ながら現在は内部は一般公開されていません。

先に紹介した国宝である二の丸御殿には約3,000面もの障壁画があり、そのうちなんと1,060面が国の重要文化財に指定されています。二の丸御殿の内部ですが、白書院を除くすべての室内の壁が、金箔と岩絵具などできらびやかに装飾されています。想像しただけでも豪華絢爛といった感じですね。描いたのは有名な「狩野派」という絵師の集団です。

そしてこの障壁画が間近で見られるのが「築城400年記念 展示・収蔵館」です。大休憩所の北側にあるこの施設では、原画をガラス越しに鑑賞することがでるのでおすすめです。時期によって公開されている障壁画が入れ替わりますので、何度も訪れたくなりますね。入館料は小学生以上100円が入城料の他にかかります。

二条城では毎年桜まつりが開催されるのですが、その時期に併せてライトアップが行われます。2017年のライトアップはすでに終了してしまったのですが（2017年3月24日から4月16日）の期間で、二条城桜まつり2017-桜の宴-Directed by NAKEDと題して午後6時から午後9時の間にライトアップが行われました。

料金は一般が400円、小中高生は200円ですが、和服で行くと入場無料になりますよ！山桜や枝垂桜など200本を超える桜がライトアップされた雰囲気は素晴らしいの一言！来年の開催が待ち遠しいですね。

オーナーの徳田さんはデザイナーですから手がけるカフェがおしゃれじゃないわけがありません！隅から隅までどこを切り取ってもインスタ映えしそうな空間です。人気のランチメニューはカレーとサンドイッチ。カレーの上にぽんと乗った半熟卵、ふわっふわの玉子サンドイッチはどちらを選ぼうか困ります。 住所：京都府京都市中京区竹屋町通堀川東入西竹屋町529 SONGBIRD DESIGN STORE. 2F 電話番号：075-252-2781

京都の町屋を利用したすてきな建物で人気のピザランチはいかがでしょう？京都産の野菜がたっぷり使われたピザは、迷ったらハーフ＆ハーフにもできますよ。オープンキッチンの店内はほどよい賑やかさでデートにも子供さん連れにもおすすめです。 住所：京都府京都市中京区西洞院六角下る池須町406 電話番号：075-253-0870

インパクトのある名前だけでも「おおっ」と興味をそそられますね、豚ゴリラです。店内にはゴリラの写真やイラストなど、ゴリラ尽くし！セット物を注文すると、コシヒカリの白ご飯、お味噌汁、キャベツはお代わり自由ですよ。ざくざくジューシーなトンカツランチなんてどうでしょう？揚げ物なのに食べても胃にもたれないと評判です。 住所：京都府京都市中京区聚楽廻西町181-5 サンマンション丸太町 1F 電話番号：075-812-7757

店名のepice（エピス）はフランス語でスパイスを意味します。築100年以上の町屋を改装したお店でフレンチは、契約農家からこだわりをもって直接仕入れた有機野菜をメインにしています。ワインの品ぞろえも充実！デートにもおすすめです。

雨林舎で「うりんしゃ」と読む人気カフェは雨をテーマにした思わず長居したくなるような空間です。人気メニューはホットケーキときょうのごはん。素朴な甘味がほっとするホットケーキはなんと300円！きょうのごはんはメニューは日替わりで800円からです。 住所：京都府京都市中京区西ノ京小倉町22-12 電話番号：075-822-6281

お店の名前は煌力（ごうりき）と読む人気の担々麺専門店です。スパイシーなランチが食べたくなったらここがおすすめ！最近注目を集めている酒粕を使った酒粕担々麺を初め、スタミナ担々麺、坦々つけ麺、カラシビ担々麺などどれも大人気です。また、クッパ風などのご飯系も充実しています。

おすすめランチも周辺にたくさんあるアクセス便利な二条城。大政奉還から150年という節目の年ですから、ぜひ2017年のうちに訪れてみたいスポットの一つですね。また、幻想的な雰囲気が素晴らしいライトアップも注目ですよ！次のお休みには見どころたっぷりの二条城で歴史を感じ、おいしいランチを食べるコースなんていかがでしょう？