【2020年】長野のおすすめ観光スポット23選！名所から穴場まで攻略ガイド

みなさんは「長野県」と聞くとどんなものを想像するでしょうか。多くの人が長野オリンピックや善光寺を思い浮かべるでしょうが、実はそれ以外にも魅力的な観光スポットが目白押しです。今回はたくさんある長野の観光名所を北信・東信・中信・南信の4つのエリアに分類し、それぞれから全部で23個ほどご紹介します。

長野の北部にある長野盆地を中心に成り立っているのが北信エリアです。長野県の県庁所在地である長野市があるのも北信です。

1998年に長野オリンピックが開催されたのも北信エリアで、交通の便がいいことから観光にはもってこいの地域となっています。

長野・北信エリアの観光名所『善光寺』は性別や宗派に関係なく常にあらゆる人たちを受け入れ、それ故に多くの人に愛されているお寺です。

『善光寺』の本堂は東日本最大規模の仏教建築でもあり、国宝にも指定されている非常に立派な造りをしています。

長野・北信エリアの観光名所『地獄谷野猿公苑』は志賀高原から流れ出た横湯川の渓谷にあるサルと触れ合える穴場スポットです。

サルたちが気持ちよさそうに温泉に入っている姿を見られるのは世界的に見ても珍しく、最近では多くの外国人観光客でにぎわっています。

長野・北信エリアの観光名所『戸隠神社』は平安時代の末期に修験道の道場として使われていたことでも知られる霊場です。

『戸隠神社』の周りには樹齢400年を超える杉並木などが多数残っており、現在はパワースポットの穴場としても知られています。

長野・北信エリアの観光名所『渋温泉』は木造の建物と石畳が作り出すレトロな雰囲気が特徴的な温泉街となっています。

またジブリ映画『千と千尋の神隠し』に出てくる湯屋のモデルとなった建物もあり、聖地巡礼するアニメファンも少なくありません。

長野・北信エリアの観光名所『チビッコ忍者村』は忍者の里である戸隠ならではのテーマパークで、楽しいアトラクションがいっぱいあります。

『チビッコ忍者村』にはカラクリ屋敷のような大人も楽しめる施設が多く、年齢を問わずにおすすめできる観光の穴場と言えます。

長野・北信エリアの観光名所『小布施堂』は栗の名産地である小布施町にあるお店で、栗を使った絶品スイーツがいただけます。

栗を使ったメニューのなかでも特におすすめなのが「栗の点心 朱雀」で、美味しいだけではなくビジュアルもいいのでSNS映えもばっちりです。

江戸時代に武田・織田・徳川・北条・真田といった有名な武将たちの配下に置かれてきたのが長野の東信エリアです。

歴史的に重要な場所であったことから歴史的な建造物が数多く残っているエリアでもあり、東信は古のロマンを感じる場所となっています。

長野・東信エリアの観光名所『上田城』は2016年の大河ドラマで主人公にもなった真田幸村で知られているお白です。

難攻不落の城として知られる『上田城』はかつて徳川の軍勢を2度も撃退しており、敷地内には歴史を学べる博物館もあります。

長野・東信エリアの観光名所『軽井沢』はもともとは江戸時代の中山道の宿場町として、明治以降は外国人の避暑地として栄えました。

現在では大型のショッピングモールがあることでも知られています。『軽井沢』には歴史ある建物も多く、穴場スポットが目白押しです。

長野・東信エリアの観光名所『ビーナスライン』は茅野市から美ヶ原高原美術館までのドライブコースのことを言います。

全長が約76kmもあり、途中には白樺湖や霧ヶ峰といった絶景を眺めることもできます。四季折々で表情が違うので1年を通して楽しめる穴場です。

長野・東信エリアの観光名所『御射鹿池』は月が竹中信高原国定公園内にある農業用のため池です。水面に映る自然が綺麗なことからCMで使われることも多いです。

ちなみに『御射鹿池』は「みしゃかいけ」と読みます。山奥にあるため混雑することもなく、都会の喧騒を忘れたい人にはおすすめの穴場スポットです。

長野・東信エリアの観光名所『稲倉の棚田』は日本の棚田100選にも選ばれていて、大小さまざまな棚田が一面に広がっています。

また『稲倉の棚田』はイルミネーションが飾られたりキャンプが開催されたりとユニークなイベントが多いのも特徴です。

長野・東信エリアの観光名所『ヴィラデストワイナリー』は2004年に画家でもある玉村豊男氏がオープンさせたワイナリーです。

長野県はぶどうの産地としても知られ、ここ『ヴィラデストワイナリー』で作られたワインも世界のいろいろなコンテストで賞を獲得しています。

長野のちょうど真ん中に位置するのが中信エリアです。北アルプスをはじめとして四方を雄大な山々が囲んでします。

そのため中信エリアには自然を満喫できるような観光名所が多く、リラックスして癒されたい人には穴場のエリアとも言えるでしょう。

長野・中信エリアの観光名所『松本城』は日本に5つしかない国宝に認定されたお城の1つです。当時のままの天守閣が保存されています。

また天気のいい日には『松本城』の後ろに北アルプスを拝むこともでき、写真を撮るための穴場スポットとしてもおすすめです。

長野・中信エリアの観光名所『上高地』は北アルプス南部の梓川沿いに土砂が堆積してできた地域で、夏場は避暑地としても人気です。

また『上高地』には河童橋や徳澤園といった観光スポットも多く、天気がよければ穂高連峰を見ながらトレッキングすることも可能です。

長野・中信エリアの観光名所『大王わさび農場』は約45000坪にもおよぶ広大なわさび田を実際に間近で見ることができます。

また『大王わさび農場』にはわさびを使ったグルメも充実しており、特に人気なのが「わさびソフトクリーム」です。

長野・中信エリアの観光名所『仁科三湖』は大町市北部にある3つの湖の相性です。木崎湖ではウォータースポーツが盛んです。

また『仁科三湖』にはアニメの舞台となった場所も多いので聖地巡礼で訪れる人もいます。毎年6月にはヘラブナ大会も開催されます。

長野の南信エリアは中山道や甲州街道などの通過点であったことから宿場町として栄えた地域で、ほかの地域との交流も盛んでした。

また諏訪湖を中心に自然が豊かなのも南信エリアの特徴で、それらを舞台にしたアニメ作品なども数多く作られています。

長野・南信エリアの観光名所『諏訪湖』は2016年に大ヒットした『君の名は。』の舞台となったことでも話題となりました。

また『諏訪湖』では毎年8月に花火大会が開催され、湖面に映る花火は感動的で一度見ると何回も見たくなってしまう景色です。

長野・南信エリアの観光名所『木曽路』は中山道のうちの木曽エリアの道のことです。参勤交代等で多くの大名が訪れた宿場町です。

現在でも当時のままの建物が数多く残っており、令和時代にいながら江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

長野・南信エリアの観光名所『スタービレッジ阿智』は環境省に「星が最も輝いて見える場所第1位」に認定された穴場スポットです。

夜景というと函館や長崎といったライトアップされたものを連想しがちですが、ここ『スタービレッジ阿智』では日本一の自然夜景が見られます。

長野・南信エリアの観光名所『千畳敷カール』は中央アルプスの標高2500mの地点にあるお椀型の氷河地形です。

冬は白銀の雪化粧をする一方、夏は鮮やかな緑の高原植物で埋め尽くされます。ちなみに『千畳敷カール』まではロープウェイでも行けます。

長野・南信エリアの観光名所『下栗の里』は標高1000m前後、最大傾斜38度の山間にある小さな集落のことです。

オーストリアのチロル地方に似ていることから「日本のチロル」とも呼ばれます。ちなみにスタジオジブリの短編作品の舞台となったこともあります。

長野・南信エリアの観光名所『阿寺渓谷』はきれいなエメラルドグリーンの水が神秘的で、風光明媚な穴場観光スポットです。

あまりの美しさから「阿寺ブルー」という言葉も生まれたほどで、特に秋になると紅葉とのコントラストが最高に綺麗です。

長野・南信エリアの観光名所『分杭峠』は伊那市と大鹿村のちょうど境界にあり、大きな杭が目印となっています。

この『分杭峠』は2つの地層がぶつかる「ゼロ磁場」の場所とも言われており、パワースポットとして密かに人気となっている穴場です。

長野の北信エリアへ遊びに行く時は北陸新幹線を利用すると便利です。東京からなら最短1時間弱で長野駅まで行けます。

またそこから先も公共のバスや電車が充実しているので基本的には車なしでも十分に各観光名所を楽しめるでしょう。

長野の東信エリアの観光スポットも基本的には北陸新幹線がおすすめで、上田駅や軽井沢駅を起点にして動くといいでしょう。

東信エリアも公共のバスや私鉄などが数多くあるため、車を持っていない人でも安心して観光することができます。

長野の中信エリアには県内唯一の松本空港があり、北海道や福岡から1時間ほどでアクセスすることが可能です。

また東京からも特急あずさが走っており、いろいろな交通手段で行けるのでふらっと遊ぶのにはもってこいのエリアです。

長野の南信エリアは魅力的な観光スポットは多いのですが、交通手段に関しては少なめです。バスや電車もあまりありません。

そのため南信エリアを観光する時には車がおすすめです。マイカーをお持ちでない方はレンタカーでも大丈夫です。

長野には本当に多くの観光スポットがあり、最近はその魅力が国外にも広がって多くの外国人観光客も訪れるようになっています。また雄大な山々に囲まれた長野県は季節によって表情が変わるのも特徴で、訪れるたびに新しい発見があるので1年を通して楽しめます。ぜひ長野に足を運んで素晴らしい自然や文化と触れ合ってみてください。