鹿屋のバラ園2017年開花状況は？見頃は？イルミネーション・アクセス情報！

鹿児島県鹿屋市にある鹿屋バラ園は、今年で開園11周年を迎えた日本最大級のバラ園です。満開の見頃となる時期に出かけられるよう開花状況をしっかり確認しておきましょう。今回は鹿屋バラ園2017年の見頃・開花状況、アクセス方法などについてまとめました。鹿屋へお越しの際は是非参考にしてください！

鹿屋バラ園最大のイベントは、春と秋の２回に渡って開催される「かのやばら祭り」です。毎回特別なゲストを招いて様々なイベントやライブを開催しています。イベントは親子で参加出来る上に気軽に楽しめるものばかりなので、気軽にご参加ください。鹿屋バラ園だけにバラにちなんだものも多くあります。

鹿屋バラ園は夜でもアクセス数は多く、特にバラ・音楽・イルミネーションのコラボイベント「ファンタジーナイト」は人気があります。20時を過ぎると花火も上がるので、夜の美しさがより際立ちます。鹿屋バラ園に来たら必ずファンタジーナイトを見ていきましょう。イルミネーションや花火により興奮する事必至です。

まずは鹿屋バラ園の開花状況について紹介します。今年の春のイベントである「かのやばら祭り2017春」は4月29日から6月4日にかけて開催されます。開催から1週間たった現在では園内のバラは殆どつぼみですが、開花している場所もあります。満開まで時間がかかりますが、咲き始めのバラも可憐で可愛らしいので見応えは充分です。

鹿屋バラ園春の例年の見所は4月下旬から6月下旬頃です。今年の見頃は例年通りになると予想されるので、これから満開の時期を狙って行くのが良いでしょう。また、かのやばら祭り2017春では祝日や週末を中心に多彩なイベントが予定されています。親子で参加出来る体験講座やコンサートなどが予定されているので是非チェックしてください。

開園時間は9時から18時までです。普段休演日は月曜日と年末年始になっていますが、かのやばら祭り期間中は無休になっているので、いつでも行く事が出来ます。入園料は一般料金で600円、20人以上の団体でお越しの場合は500円になります。ちなみにバラの開花状況によって入園料は変わるので、詳しくはお問い合わせください。

18時を迎えてもかのやばら祭りは終わりません。夜のイベント「スプリングファンタジーナイト」が残っているからです。今年は6月2日から4日までの予定になります。期間中は18時から21時30分までの間、花火&イルミネーションショーが毎日行われます。イルミネーションには花火打ち上げが始まる20時頃に行く事をオススメします。

鹿屋バラ園へのアクセスには、車やバス以外に何とフェリーを使う方法があります。桜島・垂水など鹿児島方面からアクセスする時はフェリーを使うのが一番楽です。垂水港からは鹿屋バラ園に向かう臨時シャトルバスに乗車しましょう。ただし、かのやばら祭り開催中の土日祝でしか運行しないので注意してください。

路線バスによるアクセスは、鹿屋バス停からアクセス方法が一番安く、時間もかかりません。運賃は大人だと280円、鹿屋バラ園には15分ほどで到着します。なおバスの運行は普段日曜祝日のみとなっていますが、ばら祭り期間中では月曜から土曜の運行も行っています。本数は11時から17時までの4本のみとなっているので注意しましょう。

鹿屋バラ園にはエリアごとに異なる種類のバラが植えられています。環境に優しいバラ園作りを目指して、病気や害虫に弱いバラにも様々な方法を駆使し、敷きワラや花柄摘み、薬剤の量を減らすなど、土壌を活性化させてバラが逞しく育つようにしています。こうして有機的な方法で育ったバラは大変良い香りで満ち溢れているとの事です。

オールドローズの花形とモダンローズの四季咲き性や多彩な花色を持つバラ・イングリッシュローズを植えたコーナーです。かつて鹿屋バラ園が減農薬栽培をしていた中６千本のバラが瞬く間に枯れてしまうという原因不明の悲劇に見舞われました。その話を聞いた英国のデビッド・オースチン・ローズ社から9千株・70種が寄贈されました。

2012年春に花嫁の像一帯の約1.7ヘクタールに植栽。エリアを拡大し、日本最大級のイングリッシュローズガーデンとしてリニューアルしました。カップ咲きの優雅な花と共にイギリス人園芸家によるガーデンデザインも楽しめます。多くの人の思いが紡いだ心と行動で大いに変化した鹿屋バラ園の名スポットです。

バラが持つ香りを楽しみながら散策出来るエリアです。つるバラのアーチをローズトレインがトンネルとなって続き、その下をローズトレインが走っています。ローズトレインはとても可愛い電車なのでお子様でも喜ぶでしょう。正面から西側入口を往復しているので、見かけたら是非乗車してみてください。

香りのガーデンには、バラだけではなく他にも色々な種類の花が植えられています。特にチューリップは人気があり、鹿屋バラ園では毎年「チューリップ祭り」というイベントが開催されています。残念ながら今年のチューリップの見頃は過ぎてしまいましたが、来年以降はバラ以外の花を見に鹿屋まで行っても良いかと思います。

区画ごとに植えられているバラの色が異なるエリアです。赤・白・黄色・ピンク、そして世にも珍しい青いバラが植えられている区画もあります！九州では青いバラを見る事が出来る場所は鹿屋バラ園だけだとされています。夜にライトアップされた時にはカラフルなバラの数々がイルミネーションと共に映えるでしょう。

かつて青いバラを作る事は、バラ自体に青色遺伝子が存在しない事もあって不可能とされましたが、サントリーの社員一同によるたゆまぬ努力によって、「不可能」は「奇跡」に変わりました。青いバラは2009年に切り花としての初展示を経てカラーガーデンに移される事になりました。一度奇跡のバラを見に行ってはいかがでしょうか？

ピノキオやシンデレラなど童話や物語にちなんだ名前が付けられたバラが集められているエリアです。同じようなコンセプトとして、世界中の王侯貴族の名前が付けられたバラがある「ロイヤルガーデン」というエリアもあります。いずれも暖色系のバラが植えられた明るいエリアとなっています。

見頃や開花状況を知りたい時に便利なのがライブカメラです。鹿屋バラ園にはライブカメラが設置されており、ネット環境さえあればいつでもどこからでもバラ園の様子を見られます。イルミネーションに合うバラについて調べるのも良いでしょう。出かける前に見頃や開花状況についてチェックしておけば便利なので、試してみてくださいね。

世界中から集められたバラを国ごとに植えたエリアです。それぞれの国の育種家や好みや傾向が見比べられます。万国旗が立っているので場所はわかりやすく、左手には市民ガーデン、更にそこを抜けた先にはオールドローズガーデンがあります。優雅な花形とふくよかな香りが人気の品種がいくつもあるので、そちらも寄ってみてくださいね。

鹿屋バラ園内のレストランでは、世にも珍しいバラ料理を販売しています。上の画像は薔薇カレーセット、何とピンクのカレーです。カレールーにもバラを使っているので、バラの香りがします。バラの花びら付きのお茶やバラのサイダーなど、他にもバラ料理はたくさんあるので、注文してみるのも面白そうです。

ローズダイナーでも特に人気のメニューがバラのソフトクリームです。実際かなりの人気らしく、買うには10分ほど並ぶ必要があります。味はバラの香りが鼻と口いっぱいに広がるとの事です。バラ園を背景に食べるとバラの香りがより一層広まるかもしれません。バラ園の名物ともされているので、鹿屋に来た時は是非食べてみてください。

白いバラに囲まれた結婚式の舞台です。鹿屋バラ園はプロポーズに相応しい場所として「恋人の聖地」に認定されています。NPOが行っている「恋人の聖地プロジェクト」では、鹿屋バラ園を初めとした恋人の聖地で挙式を挙げるカップルにフラワーシャワーと挙式証明書をプレゼント、更にバラ祭り期間中には無料挙式を実施しています。

全国で展開されている恋人の聖地プロジェクトは、カップルの成立以外に認定した土地を地域活性の拠点とし、様々な取り組みを行う事を目的としています。夜の背景をバックにプロポーズというのも良いかもしれません。イルミネーションや花火をバックにプロポーズというロマンチックな展開に持ち込めば、見事ゴールインかもしれませんよ。

鹿屋バラ園では実に多彩な種類のバラが咲き誇っています。昼間だけでなく、夜でもイルミネーションや花火によって美しく照らされるので、一日中バラ園を楽しめます。見頃や開花状況についても調べておくとベストなタイミングで来られるので是非チェックしておきましょう。では、楽しい旅行になる事をお祈りしています！