インドの万能オイル「ギー」の効能・使い方は？おすすめ商品もチェック！

巷にはオリーブオイルやココナッツオイル、エゴマ油、亜麻仁油など、ヘルシーなオイルや栄養豊富なオイルがありますが、インド発祥の万能オイル「ギー」は、現在注目されているスーパーフードの一つです。そこで今回は、ギーの魅力についてご紹介します。

万能オイルのギーは、様々な使い方ができる上に効能もたくさんあります。そのため、使い方によってさまざまな効果が得られるので、ぜひ目的に合わせてギーを使い分けて生活の中に取り入れてみてください。

今注目されている万能オイル「ギー」はどんなオイルなのかをご存知ですか?そこでここからはインド発祥の「ギー」について詳しくご紹介します。ここではギーの作り方やギーの性質についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ギーは食用に用いるバターオイルの一種で、牛乳や無塩バターを煮詰めて水分やたんぱく質などの不純物を加熱とろ過の過程で取り除いているので、純粋なピュアオイルで純度がとても高い油のことを言います。さらに、ギーは常温で長期間保存可能となっています。

インドでは、調理油として炒め物やお菓子だけでなくドリンクに入れたり白米に混ぜて炊いたり、さらにはインドのパンでもあるチャパティやナンに塗ってたべるなど、様々な方法で調理に用いられます。

また、5,000年以上の歴史を持つ世界最古の治療とも言われているアーユルヴェーダに用いられることもあり、調理だけでなく治療やマッサージ、宗教的な儀式にもギーは使われています。

ギーはヘルシーなオイルとして健康志向の高い方に注目を集めています。さらに、ギーにはビタミンAやビタミンE、脂肪の分解や燃焼を促す共役リノール酸や中鎖脂肪酸などの栄養素が豊富に含まれているので、体に良い栄養を摂取することができます。

牛乳や無塩バターを加熱とろ過をして不純物を取り除いているギーは、不純物がない上に抗酸物質が豊富なことからバターより腐りにくく、常温で長期間保存も可能です。さらにインドでは、年月が経ったギーは高価なものと言われるほど、長期間保存して使う方も多くいます。

インド発祥の万能オイル「ギー」には、嬉しい効果や効能がたくさんあるのをご存知ですか?そこでここからは、ギーが持つ効果や効能をご紹介しますので、ぜひ参考にして生活の中にギーを取り入れて健康や美容に役立ててみてはいかがですか?

ギーに含まれるビタミンAやビタミンEには、体のサビ付きでもある酸化を予防・軽減する効果がある抗酸化作用があるので、アンチエイジングには有効な成分と言われています。またギーは、食事で摂取するだけでなく直接肌に塗ったりマッサージすると美肌効果も高まります。

年を重ねると徐々に食事・運動・休養・喫煙・飲酒などにより、糖尿病や高血圧、脂質異常症、脳卒中、ガン、心臓病などの生活習慣病のリスクが高まりますが、ギーに豊富に含まれるビタミンEには抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防にも効果的と言われています。

ギーに含まれる共役リノール酸は短鎖脂肪酸で、この短鎖脂肪酸には脂肪燃焼効果があります。また、中鎖脂肪酸もギーには多く含まれていて、これにはコレステロールや中性脂肪が付きにくくなり、さらにエネルギー代謝を活発にさせることからダイエットに効果があります。

ギーに含まれている短鎖脂肪酸には、悪玉菌の増殖を抑え大腸の蠕動運動を促進させ便通を良くする効果もあることから腸内環境を整える効果も期待できます。さらに、便に油分が含まれることから便がスムーズに排泄されることから便秘に悩んでいる方にはおすすめです。

ギーには腸内環境と整えたり便秘解消効果が望めることからデトックス効果が期待できます。さらに、ギーに含まれるビタミンAやビタミンEによって抗酸化作用も期待でき、体内に溜まった有害物質や老廃物を出しやすくするので、ギーはデトックス効果も期待できます。

ギーは温かい食べ物や飲み物に加えることで、冷えた身体をより早く温めるエネルギーとしても活用できます。そのため、ギーには保温効果や身体を温める効果も期待できることから、寒い冬や冷えで悩んでいる方にもおすすめです。

ギーで目を洗うネトラバスティと言う施術は、ギーで目を洗うことによって眼精疲労の回復やドライアイの解消などを期待できます。ただし、これは少し難しい技術なので、目の周りに薄く伸ばして塗ってマッサージするだけでも効果は期待できます。

ギーはインドでは傷の治療にも使われていて、火傷や切り傷などに効果が期待できます。また、ギーを傷に直接塗ることで傷が綺麗に治ったり傷の回復も早いので、ケガの治療にもギーを使用することができます。

ギーは使い方次第で様々な効果が得られることから、インドでは様々な方法でギーが使われています。そこでここからは、ギーの一般的な使い方をご紹介しますので、ぜひ参考にして日常生活の中にギーを取り入れて健康や美容のために役立てて下さい。

ギーは加熱に強く焦げにくいといわれているので、バターやオイルの代用として炒め物などに使ったり、サラダやパンにバターのようにつけて食べることもできます。ただし、淡泊な料理には少し不向きなので、洋食やイタリアン、中華などハーブやスパイスを使う料理におすすめです。

ダイエットに人気のバターコーヒーを試した方もいらっしゃると思いますが、これをホットミルクに替えるだけで美容や健康にぴったりのホットドリンクになります。さらに、ミルクには整腸作用が高められるので、便秘で悩んでいる方にもおすすめです。

ギーはバターのような香りが強いので、香りを抑えるためにスパイスとブレンドするとバターの香りが和らぎ、料理やドリンクに使いやすくなります。ブレンドする際は、ギーを湯煎しそこにスパイスを入れてさらに湯煎した後ろ過すると、スパイスの風味がするギーが出来上がります。

アーユルヴェーダの目のトリートメント方法の一つでもあるネトラバスティは、小麦粉などで作った土台で目の周りを囲い、その中に温めたギーを流し入れて目を洗浄させます。この方法は目の疲れや充血の緩和、さらには視力の改善にもつながります。

また、ギーは目薬のように点眼したり、目の周りをマッサージする方法もおすすめなので、もっと簡単に眼精疲労の改善や目周りのお手入れをしたい方はぜひ試してみてください。
     

ギーには毒素を出すデトックス効果やアンチエイジング効果も期待できることから、マッサージでの使用もおすすめです。ただし、ギーはバターの香りがするので、スパイスをブレンドさせたりお好みのアロマオイルをブレンドすると香りとの相乗効果も期待できます。

ここからは、インドの万能オイルおすすめの「ギー」5選をご紹介します。ギーは種類によっておすすめの使い方や調理の仕方があるので、ぜひ参考にして用途に合わせたギーを選んで日常に取り入れてみてください。

「フラット・クラフト ギー&MCTオイル」は、天然の牧草を食べて育った牛の乳から作ったグラスフェッドバターのギーと合成添加物や科学的工程を使用しない100パーセントココナッツ由来のMCTオイルをブレンドしています。

フラット・クラフト ギー&MCTオイルのおすすめは、コーヒーに溶かして摂り入れる方法です。このオイルはココナッツをブレンドされているので甘い香りのコーヒーを味わえます。また、コクが加わるのでバターの代用として料理で使用することもできます。

「ギー・イージー」は、オランダで自然放牧された牛の乳からできたバターを、伝統的な製法で18時間以上もじっくりと過熱して不純物を除去して作られたグラスフェッドギーです。

ギー・イージーは高い香りと味わいを感じられるため、ソテーやスープ、トースト、ステーキ、お菓子など様々な料理にバターの代用として使用する方法がおすすめです。

「ロイヤルグリーン オーガニック ココナッツギー」は、オランダにある国立公園内で放牧されている牛からとれた高品質のグラスフェッドバターから不純物を取り除いたギーとココナッツの本場でもあるフィリピンのオーガニックココナッツをブレンドしたギーです。

ロイヤルグリーン オーガニック ココナッツギーは、コーヒーに入れたりバターの代用としてトーストやお菓子、炒め物などに使用することができます。また、コーヒーに使用する場合はしっかりと混ぜるとより効果の高いバターコーヒーを作ることができます。

「Mother's Market ギーオイル＋MCTオイル」は、牧草で育った牛からとれるグラスフェッドバターから不純物を取り除いてココナッツやパームフルーツに含まれる主成分が中鎖脂肪酸のオイルをブレンドしたギーです。

Mother's Market ギーオイル＋MCTオイルは、コーヒーに入れて飲むだけで生活習慣予防効果が期待できるので、健康に不安がある方におすすめです。さらに、コーヒー以外にもサラダやスープ、パンなど様々な料理に使用できます。

「Coco MCT&GHEE」は、オランダで天然の牧草を食べて育った牛の乳から作ったグラスフェッドバターのギーと薬剤や科学的な工程、合成添加物を一切使用しない100パーセントココナッツ由来のMCTオイルをブレンドしたワンランク上のギーです。

Coco MCT&GHEEは、コーヒーはもちろん、サラダやスープ、ヨーグルト、パスタ、ドレッシング、炒め物、ご飯を炊き込むなど、様々な利用方法でギーを摂り入れることができます。

今回はインドの万能オイル「ギー」の使い方や効果だけでなく、おすすめのギーをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?ギーは健康や美容に効果があるオイルで簡単に使用することができるので、ぜひ食事や生活の中に取り入れてみてはいかがですか?