ヒマラヤのトレッキングスポット「カンチェンジュンガ」の魅力や難易度をご紹介！

ヒマラヤで有名なトレッキングスポット「カンチェンジュンガ」。カンチェンジュンガは難易度によっておすすめのコースを選ぶことができ、登山とは少し違うワクワク感を体感することができます。今回はそんなヒマラヤ山脈でおすすめのカンチェンジュンガの魅力や、行き方、トレッキングについて詳しくご紹介していきます。

ヒマラヤ山脈で有名なトレッキングスポット「カンチェンジュンガ」。カンチェンジュンガは難易度によってトレッキングコースを選ぶことができ、世界中からが登山客が訪れています。

今回はそんなヒマラヤ山脈のカンチェンジュンガについてご紹介していきます。初めてカンチェンジュンガに訪れる方は、ぜひ目を通してみてください。

カンチェンジュンガのあるヒマラヤ山脈は、世界有数の巨大な山脈です。世界中から登山客の訪れる有名な山でもあり、西はパキスタン、東はブータン、中国、インド、ネパール、パキスタンと複数の国をまたぎます。

ヒマラヤ山脈は今から7000万年前に起こった大陸同士の衝突からできたと言われています。とても歴史が古く、山頂に行けば行くほど昔から続く大自然の力強さを感じることができます。

標高の高いヒマラヤ山脈ですが、カンチェンジュンガは5つの山からなっており、すべて標高7000m以上です。富士山の2倍の高さがあるので、日本では見られない光景が広がっています。

主峰であるカンチェンジュンガが標高8586mとなっています。東西に続く峰によって少しずつ標高も変わっていきます。そのため、遠くからでもカンチェンジュンガの景色を楽しむことができます。

カンチェンジュンガは別名を「5つの宝庫を持つ偉大な雪山」と呼ばれています。カンチェンジュンガはチベット語となり、カンは雪山、チェンは大きい、ジュは宝、そしてンガは数字の5を表しています。

カンチェンジュンガの荘厳とした佇まいは地元の方からも神聖な場所として知られており、むやみに登山できるわけではありません。世界でも偉大な雪山は、迫力ある絶景を生み出しています。

日本からカンチェンジュンガへの行き方は、おすすめなのがインドのデリーを経由していく行き方です。デリーからダージリンへ行きます。ダージリンまでは電車で約5時間かかるので時間に余裕を持って行動しましょう。

その後の行き方はヨクサムへアクセスしましょう。ダージリンからヨクサムへは電車で約6時間かかります。ヨクサムは標高1786mの場所に位置しており、時間のかかる行き方ですが最短距離での行き方です。

世界中の登山愛好家から注目されているトレッキングスポット「カンチェンジュンガ」。カンチェンジュンガのトレッキングは行き方の変わるコースがいくつも設置されており、難易度も変わっていきます。

自分の力量に合わせてトレッキングコースの難易度を決めて行きましょう。カンチェンジュンガからは日々変わる風景や自然の厳しさ、そして美しさを感じることができ、山に住んでいる人々とも交流を楽しめます。

カンチェンジュンガはかなり標高が高いので、トレッキングするには数週間かかります。その間、登山やテントでの宿泊も行う必要があるので、登山中級者から上級者の方におすすめのトレッキングになります。

数週間トレッキングを行う難易度の高いコースは、標高の低い場所から始まります。標高の低い場所では森林浴で癒され、どんどん険しい雪山へと変わります。持参する道具も変わるので、事前にチェックしておきましょう。

カンチェンジュンガのトレッキングにはベストシーズンがあります。難易度が高くなればなるほど季節によって山頂を目指せるか変わっていくので、訪れる時期はとても重要です。

カンチェンジュンガのおすすめシーズンは10月から11月にかけてになります。10月から11月のカンチェンジュンガは、乾季になるので天候が安定しています。このシーズンは旅行会社も多くのツアーを開催しています。

カンチェンジュンガをトレッキングする場合、コースによっては標高5000mを超えていきます。そのため、トレッキングを行う際は装備がとても大切になっていきます。装備を持ちすぎても身体に負担になるだけなので、厳選しましょう。

今回はそんなカンチェンジュンガへ持っていくおすすめの装備についてご紹介していきます。服装はもちろん、持っていくと便利なアイテムまでお伝えしていくので、初めて訪れる方は参考にしてみてください。

カンチェンジュンガトレッキングの服装は、装備の中で最も重要なポイントとなっています。カンチェンジュンガの日中は日差しがあって暑い場合もありますが、太陽が沈んだ夕方から夜にかけて一気に気温が下がります。

そのため、暑さ対策には汗をよく吸い、速乾性のある素材の服装。そして寒さ対策には防水性、透湿性に優れた素材の服装を持参しましょう。体温調整に役立つ服の素材を探しておくのがおすすめです。

カンチェンジュンガトレッキングの際は、ヘッドランプや寝袋、ストックなど専用の装備も必要になります。難易度によってトレッキングをサポートしてくれますが、行き方によっては荷物になるだけなので注意しましょう。

カンチェンジュンガに独自でトレッキングをする際は、手軽に口にできる食品をいくつか用意しておきましょう。おすすめの食品は飴かチョコレートになり、休憩がてら口に運ぶことができます。

登山初心者の方に、登山とトレッキングの違いをご紹介します。登山とは、標高が低い山も高い山も山頂まで山を登ることを、登山と言います。登山には広い意味があるので、使い分けるのはとても難しいです。

トレッキングとは、登山とは違って山道や山の麓を歩くことを指します。登山のように山の山頂までは目指さず、標高の高い険しい山道を進んでいきます。トレッキングは装備や服装も本格的なものになります。

インドのダージリンでは、遠くにそびえるカンチェンジュンガの景色を楽しむことができます。ダージリンにはカンチェンジュンガの絶景を楽しめる展望台「タイガー・ヒル」が設置されています。

タイガー・ヒルからは外側からカンチェンジュンガの魅力を感じることができるので、ぜひ1度足を運んでほしい観光スポットの1つです。今回はそんなタイガー・ヒルについてご紹介していきます。

標高2590mに位置するタイガー・ヒルは、日の出が近づくとカンチェンジュンガが朝焼けの風景に変わっていきます。オレンジ色に染まり始めるカンチェンジュンガは、とても幻想的な景色です。

カンチェンジュンガの朝焼けは徐々に色づいて行くので、観ている人を魅了させていきます。歓喜にあふれて声を挙げてしまう者や、ただただ自然の絶景に見とれている人など多くの人々で賑わっています。

タイガー・ヒルは日の出の名所として知られており、太陽が出始めると一斉にシャッターを切る音が広がっていきます。インド人にとって日の出こそが神聖な瞬間なので、地元の方も多く訪れています。

日の出が終わるとタイガー・ヒルには乗り合いジープが集結し、一斉に帰り支度をはじめます。そのため、ゆっくりと帰りたい方は徒歩で降りる必要がありますが、市街地までは1時間ほどで到着します。

世界中の登山客が注目を集めているヒマラヤ山脈のトレッキングスポット「カンチェンジュンガ」。カンチェンジュンガは大自然の険しい山道を進んでいき、ヒマラヤ山脈の迫力を体感することができます。自分の力量に合わせて難易度を選べるので、事前にしっかりと情報を把握しておきましょう。ぜひカンチェンジュンガへ挑戦してみてください。