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2×4材を使って棚をDIYしよう!簡単にできる作り方や必要道具もご紹介!

2×4材を使って棚をDIYしよう!簡単にできる作り方や必要道具もご紹介!
投稿日: 2022年12月13日最終更新日: 2022年12月13日

2×4材はDIY初心者でも簡単に加工できる便利な木材です。最低限の道具を揃えれば、オリジナルの素敵な棚も簡単にできてしまいます。今回は、2×4材を使った棚の作り方を特集します。賃貸でDIYの棚づくりをあきらめていた人も必見です。

2×4材で簡単に棚を作ろう!見出し

Photo byPactoVisual

部屋DIYでお家空間をより快適にしようと思っている方には2×4材がおすすめです。2×4材は、初心者でも比較的簡単に壁などにおしゃれな棚を作れる便利な木材。今回は、DIYにおすすめの2×4材と棚の作り方について詳しくご紹介します。

そもそも2×4材とは?見出し

そもそもDIY初心者の方は、2×4材と言ってもピンとこない人も多いはず。耳にしたことはあるけど、どんな材なのか詳しく知らないという人のために、2×4材について詳しく説明していきましょう。

2×4の材質・特徴

2×4材とはホームセンターなどでも販売されている手に入りやすい木材です。アメリカ発の2×4工法によって建てられる家屋に用いられています。

材質はSPFで、スプルース、パイン、ファーといった針葉樹の頭文字をとっています。広葉樹に比べ成長の早い針葉樹は、材質が柔らかく加工が簡単にできるのが特徴です。

2×4材の規格サイズ

2×4材は決まった規格で販売されていますが、その種類は豊富です。サイズは、1×1、1×2、1×3、1×4、1×5、1×8、2×2、2×3、2×4、2×6、2×8の11種類。1×1は19mm×19mmです。長さは、3、6、8、10、12ftの5種類あり、3ftは910mmです。

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2×4材で棚を作るときに必要なDIY道具見出し

Photo byMasterTux

2×4材で壁などに棚を作るにはどんな道具が必要になるのでしょうか。最低限揃えておきたいDIY道具について説明します。DIYに必要な道具はすべてホームセンターで揃えることができますし、通販でも販売されています。

作りたい棚にあったサイズの2×4材

2×4材を使ってDIYでとんな棚をどこに作りたいのかを考えたら、まずは、そのサイズに合った2×4材が必要です。

道具を使えば、2×4材の長さは自由に調整することができますが、幅は簡単には変えられないので、あらかじめしっかりと設計図を作るか、自分のイメージを固めてから必要なサイズを購入するようにしましょう。

ハンドソーや電動丸ノコ

Photo byjeanvdmeulen

2×4材のDIYに欠かせないのがハンドソーや電動丸ノコです。ホームセンターなどには、カットサービスがあり、あらかじめしっかりとした設計図やイメージがあれば、買ったその場で必要なサイズにカットしてもらうことができますが、自分で作業を行いたい場合には、必須アイテムになります。

ハンドソーは、100均でも販売されていますが、切れ味の有無をしっかり確認する必要があります。きれいに仕上げるためには2×4材の2~3倍の刃の長さがおすすめです。

電動丸ノコは、多くの材をカットする時やある程度幅のある2×4材をカットする時に便利な道具です。付属しているガイドを使うことで、まっすぐきれいにカットすることができますし、ハンドーソーを使うよりも圧倒的時短になります。

マイターボックス

マイターボックスは、ハンドソーを使った棚制作の際に、まっすぐ2×4材をカットすることができる便利な道具です。特に初心者のDIYでは、必須アイテムと言っても過言ではありません。

材にまっすぐハンドソーの刃を充てるための道具で、2×4材には箱型のマイターボックスが特におすすめです。

指矩(さしがね)

さしがねは、L字型になっているものさしです。長さだけでなく、簡単に垂直を図ることもできるのはもちろん、勾配を出したり、平行線を引いたり曲線を引くことも可能で、2×4材のDIYで棚を作る際にはとても役立ちます。

さしがねには一応JIS規格がありますが、JIS規格でないものでもほとんどが同じ規格で作られています。

さしがねに違いがあるとすれば、素材ですが、手ごろな値段で販売されているもののほとんどがステンレス製です。ステンレスは錆びにくく、劣化しにくいので使い勝手が良く、長持ちするのでおすすめです。

コンベックス

コンベックスは、片手で長いものを図るのに便利な道具です。2×4材のDIYで棚づくりにする時には、ある程度長さがあるものも、素早く正確に測ることができます。

コンベックスのテープ幅は6~27mmのものが多く販売されていて、大きな棚を作る場合には途中で折れ曲がりにくい幅広のものがおすすめです。最低でも長さは2m以上あるものを選びましょう。

素材に関しては、スチール製のコンベックスが安く、コストパフォーマンスが良いですが、錆びにくく耐久性に優れたステンレス製や、テープ表面にコーティングされているコンベックスなら、DIYの棚づくりだけでなく、場所を選ばず長く使うことができます。

電動ドライバー

電動ドライバーは、ビスの締め付けや緩め作業を簡単にできる便利な道具です。2×4材を用いた棚づくりを効率良く進めることができます。柔らかい木材だけでなく、プラスチックの締め付けなど繊細な作業もできるため、オリジナリティあふれる凝った棚を作る際にもぜひおすすめです。

電動ドライバーを選ぶ際には、給電方式や重さを考量すると良いでしょう。棚をつくる場所や、手の負担などを考えて、より使いやすいものを選ぶようにしましょう。

電動インパクトレンチ

電動インパクトレンチは、回転力に打撃を加え、ボトルやナットなどを締め付ける道具です。インパクトドライバーよりもパワーがあり、締め付ける部品がボトルやナットであるのが特徴です。

柔らかい材質の2×4材を使って棚を作る場合、少々パワーが強すぎる点は否めませんが、棚受けやアジャスターなどを多くつける場合など、レンチを使った手作業が多くなるような場合にはおすすめです。

ネジ(コースレッド種がおすすめ)

2×4材を使った棚づくりでは、ネジも必要になります。ネジには色々な種類があり、DIYで使われるのは木ビスやスリムビス、タッピングビス、コースレッド、ドリルビス、ボードビスなどです。

2×4材の棚には特にコースレッドビスがおすすめです。他のビスに比べ粗いビス山で、木ビスに比べ強度があり、高い締結力と保持力を兼ね備えています。全ネジタイプと半ネジタイプがあり、全ネジタイプは特に強度が、半ネジタイプは特に締結力が強いのが特徴です。

水準器

Photo bySilberfuchs

2×4材で棚を作る際に、水平を測るためには水準器が必要です。縦材の垂直や棚板の水平などを測ることができ、機能的で美しい仕上がりになります。レーザーを使って水平を測る水平器もありますが、DIYレベルでは簡易的な水平器で十分です。

紙ヤスリ・棚につかう塗料

Photo by ketou-daisuki

2×4材を使った棚づくりで仕上気に使うのが、紙やすりと塗料です。紙やすりは細かさによって何種類があると便利です。カットした断面や、棚板の表面などをきれいに仕上げることができます。また、棚に塗料を塗る前にしっかりヤスリがけすることで、塗料もきれいにのります。

水性塗料の場合、完全に乾く前ならば水で洗い流すこともできるので、初心者にも向いていますが、ネジなど金属部分は塗れません。

木目を活かしたい場合は、ステイン、ニス、ワックスやオイルなどがおすすめです。また素材や成分にこだわった自然由来の塗料もあります。ホワイトボードやチョークペイント用の塗料などもあるので、棚にプラスアルファーの機能を持たせたい時には便利です。

あると便利なDIY道具

その他、2×4材のDIYの棚づくりにあると便利な道具として、ジョイントパーツやダボレール、シンプソンなどもおすすめです。

ジョイントパーツは、木材を簡単に接合することができるアイテムです。身近木材を2つつなげて1本の木材として使え、デザイン性にも優れています。

ダボレールは、壁に簡単に棚を作れる便利なアイテムです。棚を抑える爪や棚受けを使って好きな高さに棚を設置することができます。

シンプソン金具は、2×4材をつなぎ合わせるための接合金具です。シンプルで武骨な見た目がおしゃれで人気のアイテムです。

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2×4材を使った棚の作り方見出し

2×4材を使って棚を作るための道具が揃ったら、さっそく棚を作ってみましょう。ポイントを抑えれば初心者でも作り方次第で素敵な棚が簡単にできてしまいます。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。2×4材を使った棚の作り方を紹介します。

①棚の設計図を書く

フリー写真素材ぱくたそ

まずは、これから作る棚の設計図を書きましょう。何を収納してどんな機能を持たせるかなど図式化すると、必要な材料が必然と具体化されます。全体の大きさ、必要な材料の寸法、パーツの個数などを出し、準備しましょう。

ポイント

フリー写真素材ぱくたそ

設計図を書く際に大切なのは、棚の各パーツの寸法です。2×4材の規格サイズを把握し、サイズに合わせて設計図を書きましょう。完成度の高い設計図を時間をかけて書く必要はなく、必要な材料を揃えるための設計図です。

②材料を切る

設計図を書いて寸法を測ったら、次に材料を切り出します。2×4材は、長いものほど割安になりますが、運搬も考慮に入れて2×4材を選ぶ必要があります。長くて運べない材だけホームセンターのカットサービスを利用するのもおすすめです。

ポイント

棚の作り方で、材料を切断する際に最も重要なポイントとなるのは、まっすぐ切ることです。ハンドソーを仕様する場合は、ソーガイドやマイターボックスを使いましょう。電動丸ノコの場合もガイドを使い、小口が垂直になるように切ります。

③木材を塗装する

Photo bykissu

見栄えの良い長く使いたくなる棚を作るためには塗装は欠かせない作業です。2×4材を切ったら、次は塗装です。塗料の吸い込みをよくするために、表面を紙やすりで研磨します。次にニスやワックスなどの塗料を塗り、一度乾かします。乾いたら、再度同じ塗料を二度塗りします。

ポイント

Photo byKranich17

ポイントは丁寧に紙やすりとかけることと、二度塗りの際にしっかり乾いてから2度目を塗ることです。紙やすりは全体にまんべんなくかけましょう。塗料は慌てて2度塗らず、しっかり乾いてから塗ることで綺麗な仕上がりになります。

④棚本体を固定

材料の塗装が終わったら、次は棚本体を固定します。壁を利用した棚を作る場合は、壁に沿ってしっかり本体板を固定させましょう。また、壁とは別に棚を設置する場合は、自立する外枠を作りましょう。

ポイント

フリー写真素材ぱくたそ

壁を使った棚を作る場合は、突っ張りアジャスターなどを使うことになりますが、天井部分と床にはマットなどズレ防止対策をします。ラバーマットを使うとマットの摩擦力と弾力性で棚本体の材のズレを防ぐ効果が期待できます。

⑤棚受けに下穴を空ける

壁などに棚本体の2×4材を固定したら次は棚受けに下穴をあけます。2×4材は柔らかい材のため、木割れ防止のための下穴をあけておく必要があります。あらかじめ、ネジを使う部分に下穴を開けておきましょう。

既存の棚受けを使うのもおすすめ

2×4材を使った棚を作る時の棚受けは既成の金物を使うのも便利です。L字アングルの金折折り畳み式の棚受け側板に穴を開けて差し込むタイプのダボダボレールなどがあります。デザイン性の高いアイテムもあり、色々と便利でおすすめです。

ポイント

下穴を開ける場合は、実際に使うネジよりも小さめのサイズのドライバーを用いるのが一般的です。使用するネジの最大径の7割ほどのドリルを使って下穴を開けます。深さも同じく7割ほど開けておくのがおすすめです。

⑥棚受けを取り付ける

下穴を開けたら、次は棚受けを取り付けます。棚受けを自作する場合は、側板に2×4材を固定したり、汎用品の金属製の金具を利用したりします。ネジを最後までさしこみ、しっかりと固定するようにしましょう。

ポイント

Photo byplanet_fox

棚の作り方で、棚受けを取り付ける際に最も重要になるのが水平です。取り付け場所が左右でずれてしまうと棚の水平が保たれず、置いたものが傾いてしまいます。棚受けはしっかりと水平を測り両方同じ位置に設置するようにしましょう。

⑦棚板を取り付ける

棚受けを取り付けたら、最後は棚板です。2×4材を使って棚板を作る場合は、幅がないので2枚合わせて1枚の棚板にすることが多いですが、2枚の2×4材がずれないようにしっかりと棚受けに固定しましょう。

ポイント

フリー写真素材ぱくたそ

2×4材はソリや歪みの多い材です。材を購入する時には、なるべくソリや歪みの少ない材を購入し、棚板にする2枚の材に段差が生じないようにしましょう。2×4材を選ぶ時により良い材を選ぶのが棚の作り方で、きれいに仕上げるポイントです。

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2×4材のDIYで部屋にぴったりの棚を作りたいけれど、賃貸なので出来ないと思っている方には、作り方次第で可能になる便利なアイテムがあります。賃貸の壁や床に穴を開けずに棚が作れる便利なアイテムをご紹介します。賃貸で2×4材のDIYをあきらめている方必見です。

突っ張りアジャスターを活用しよう

2×4材の棚の作り方として、側板を突っ張りアジャスターで天井や床に固定する方法があります。突っ張りアジャスターは、2×4材を天井、床を使って固定するアイテムで、壁、天井、床に一切穴を開けたり傷をつけたりせずに棚を作れます。おすすめの2つのアイテムをご紹介します。

おすすめブランド①:ラブリコ

ラブリコは、2×4材にはめて、ネジを締めることによって棚の側板を固定するためのアイテムです。カラーバリエーションが豊富で、デザイン性もあります。ディアウォールよりも細かい調整をすることが可能です。

おすすめブランド②:ディアウォール

ディアウォールは、2×4材にはめ、突っ張り棒の要領で棚の側板を固定するアイテムです。パーツに内蔵されているばねによって、しっかりと板を天井と床に突っ張らせることができます。ラブリコ同様カラーバリエーションも豊富ですが、シンプルンものはホームセンターでも販売されています。

2×4木材を使ってDIYを楽しもう◎見出し

Photo bytookapic

いかがでしたでしょうか。2×4材を使った棚づくりは、比較的簡単にできるDIYです。便利なアイテムを使った作り方をすれば、壁に一切傷をつけることなく賃貸でも棚づくりを楽しむことができます。ぜひ2×4材を使って素敵な棚を作ってみてはいかがでしょう。

投稿日: 2022年12月13日最終更新日: 2022年12月13日

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