八景島シーパラダイスの花火の日程は？観るならどこがおすすめ？

「八景島シーパラダイス」といえば、水族館や数々のアトラクションで遊べて、家族連れのレジャーやデートにぴったりというイメージがある場所ですよね。そんな「八景島シーパラダイス」で人気の恒例イベントとなっているもので、花火があるのをご存知でしょうか。しかも年間を通じて季節ごとに日程が組まれ、趣向を凝らした花火が楽しめるんです。さてどんな花火大会なのでしょうか。

「八景島シーパラダイス」で行われる花火大会は「花火シンフォニア」と呼ばれています。「八景島シーパラダイス」の建物の景観や立地を生かし、音楽と花火がシンクロする見事な演出となっているんです。例年テーマが変わってリピーターも多いことから、花火が開催される当日はいつも以上に混雑するほど。そんな人気イベントが今年も開催されています。

コンピューター制御によって、音楽とシンクロする花火はとても幻想的。時間としては約10分間と短いのですが、2500発ほどが打ち上げられます。家族連れも多いのですが、ロマンティックな演出なのでカップルのデートコースとしても人気です。特に夏になると水族館などの館内施設が夜間の延長営業を行うので、花火見物も兼ねて夜に訪れて遊ぶのもおすすめです。

「八景島シーパラダイス」の「花火シンフォニア」は年間を通して行われるイベントなので、春・夏・秋・冬にそれぞれ日程が組まれる形になっています。2016年の場合だと、GW期間中に6日間ほど。今年もGW中の5月3日から6日まで4日間の日程ですでに行われました。

そして2016年の夏は、7月16日、17日と8月11日から8月16日までの8日間の日程で開催。秋は9月17日、18日、ハロウィン近くの10月30日の3日間で、冬の日程は12月10日、17日、12月23日から25日といったクリスマスにちなんだ時期の5日間の開催でした。今年の夏以降の日程はまだ発表されていないので、詳しくは「八景島シーパラダイス」のホームページでチェックしてくださいね。

「花火シンフォニア」の混雑状況ですが、GW中や週末、お盆期間中といった開催日程なので人出も多くなるため、毎年ある程度の混雑は見込まれます。それでも開催日程が1日のみではないので「花火シンフォニア」の観客数は、例年1日あたり5万人ほど。人気の花火といっても、それほど心配する混雑ではありません。

花火が見られる場所も「八景島シーパラダイス」の中には何ヶ所もあるので、他で行われる花火大会の混雑より分散傾向となります。今年の今度の開催日程で平日の時があれば、その日はなお混雑が避けられる可能性は高いでしょう。

ちなみに「八景島シーパラダイス」への入場だけなら無料なので、花火も見る場所にこだわらなければ基本的に無料で見られます。時期によって「花火シンフォニア」で打ち上げられる花火の雰囲気が違うので、シーズンそれぞれおすすめで、どれも人気があるんですね。

「花火シンフォニア」を見やすい場所で楽しめる、有料の観覧席も設けられます。お得感があっておすすめなのは「八景島シーパラダイス」の「ワンデーパス」または「楽園ナイトパス」（16時以降から）の価格に、花火の打ち上げ場所の真正面のボードウォーク特別観覧席の料金として1000円程度をプラスした特別プラン。あらかじめ見る場所が確保されるので、混雑していても安心です。

「ボードウォーク」では有料観覧席ではない場所もあるので、早めの場所取りさえしておけば座る所は何とか確保できるでしょう。ただし「ボードウォーク」は花火の打ち上げ場所から近いので、かなり混雑する場所です。「ベイマーケット」の周辺も見やすくておすすめの場所ですよ。2階のショップからも眺めることはできます。

シーフード＆バイキングの「パラダイスキッチン」では、花火には絶好のロケーションのテラス席でバイキングを楽しみながら、花火もゆっくり見られるプランが予約販売されます。1つのテーブルにつき「おつまみプレート」を1つサービスといううれしい特典もあっておすすめです。最大4名までの花火テラス席代と人数分のバイキング料金が必要です。

「海のバーベキュー 焼屋」でも花火を観覧しながらバーベキューが楽しめるプランを販売します。打ち上げ場所正面の特等席で花火を見ながら「焼屋」の特別メニューとアルコールやソフトドリンクの飲み放題が楽しめるというおすすめのプランです。夏の「花火シンフォニア」にはぴったりですね。（ワンデーパス、楽園ナイトパス付きのプランも有）

その他にも海上から花火観覧を楽しむ、50名限定のクルージングのチケットも今年5月の「花火シンフォニア」で販売されました。こちらは当日の17時から先着順の販売だったので、今年これから予定されている「花火シンフォニア」でも販売される可能性があります。視界をさえぎる物がない場所で、水面に映る花火の美しさも堪能できるのでおすすめです。

人気の「シーパラダイスタワー」の展望台から「八景島シーパラダイス」の夜景とともに花火が楽しめる、特別なチケットの販売も5月の花火の際に行われました。こちらは当日の16時から先着20名限定という人気チケットだった模様。花火とほぼ同じ地上90mの高さの場所からの眺めは圧巻です。気温などに関係なく快適に花火が楽しめる点がおすすめですね。

「八景島シーパラダイス」内にいれば、基本的にどこからでも花火は見られますが、少しでも見やすくて快適な場所にいたいという場合は、有料チケットを購入しても良いですね。一般的な花火大会より所要時間も短いので（10分程度）、遊びながら花火も一緒に眺めるという感じでも大丈夫ですよ。

有料観覧席を購入せずに観るのであれば「ボードウォーク」に行く人たちが多いでしょう。こちらは打ち上げ場所から近く、チケットがなくても無料で見られる場所なので、ある意味穴場とも言えます。ただし混雑するので、場所取りを早めにしておかないとゆっくりできないかもしれないですね。

穴場と言えば、人気アトラクションの1つ「アクアライド2」の周辺。打ち上げ場所からもさほど離れていない上に、花火の時間帯は比較的混雑しないのでおすすめです。若干花火の下部が見えない場合もありますが、アトラクションを楽しみながら花火も堪能できますよ。

「八景島シーパラダイス」の中央にある「丘の広場」も花火見物には穴場的な場所。打ち上げ場所からは離れますが、坂の上の高台になるので全体的な眺めは抜群です。行きが上り坂になる分、人があまり多く集まらないので混雑がなく、のんびり花火を眺めることができます。

穴場といいますか、裏ワザのような楽しみ方といえば「夜釣り」をしながらの「花火シンフォニア」見物もありますね。こちらは釣り好きな方限定になってしまうと思いますが、混雑にわずらわされず迫力ある花火をじっくり堪能するには、絶好のロケーションと言えるでしょう。

「八景島シーパラダイス」へは車の他に電車・バスでも便利です。電車の場合は、横浜駅から京浜急行「金沢八景駅」まで約20分。シーサイドラインに乗り換えて「八景島」まで約7分となります。あるいは横浜駅からJR根岸線「新杉田駅」まで約18分。シーサイドラインに乗り換えて「八景島」まで約18分です。

横浜駅からみなとみらい地区の3つのホテル（横浜ロイヤルパークホテル・横浜ベイホテル東急、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル）を経由して「八景島シーパラダイス」まで直通の「京急リムジンバス」も運行されています。往復それぞれ平日1便、土休日は2便の運行ですが、駅の乗り換えなどの混雑も避けられるので便利です。

車でお越しの場合は、首都高速湾岸線「幸浦IC」を下りて国道357線を金沢柴町交差点方面へ約1.5km。または横浜横須賀道路「並木IC」を下り、国道357線を金沢柴町交差点方面へ約2kmとなります。「八景島シーパラダイス」周辺には大型駐車場が5ヶ所ありますが（有料）、観光シーズンや土・日・祝日などは混雑するので、電車やバスなどがおすすめです。

「八景島シーパラダイス」は小さなお子さんからご高齢の方、さらにカップルまで誰もがみんな楽しめる場所ですが、年間通して花火の日程があるのもまた楽しみなスポットですね。水族館やアトラクションをお目当てに訪れる他にも、花火を見に今度は出かけてみませんか?